おえちゃんの独り言

気ままに書いてみたい

新穂高ロープウェイで雲上の展望台へ(岐阜県高山市)

2019年09月28日 14時43分16秒 | ドライブ
     9月26日(木)晴
  
      台風17号が去って2日目(25日)から、当地では、抜けるような青空が広がる
            とてもさわやかな日々が3日間続きました。
      その真ん中の日(26日)に、深まりゆく秋を求めて、新穂高ロープウェイから
            山々の紅葉を楽しもうと出かけてみました。
    
   
    9時、車で出発。国道41号線を神岡まで進み、神岡からは国道471号線を新穂高温泉に
         向かうはずだったのに道を間違え、途中から引き返す羽目になり、
        新穂高ロープウェイ第2駐車場には、12時少し前にようやく到着しました。

        平日とあって、駐車場はガラ空き、まだ紅葉には早いせいもありました。
       それでも、駐車場から眺めると2階建ての白いゴンドラが、少しばかり紅葉した木々と
           澄み切った青空の中で、美しい姿を見せていました。
     
           

        新穂高ロープウェイは、新穂高温泉駅から鍋平高原駅までを第一ロープウェイ、
        しらかば平駅から山頂西穂高口駅までを第2ロープウェイが運航しています。

           第2駐車場からは、しらかば平駅(標高1308m)へと少し歩き、
            ここから第2ロープウェイで山頂西穂高口駅(標高2156m)まで
                標高差800mをわずか7分で上るのです。

            しらかば平駅から12:45発のゴンドラにのりました。
             2階建て定員120名の大きなゴンドラです。
           ( ゴンドラ料金往復2,800円/人・駐車料金600円を、窓口で支払。)

         しらかば平駅から笠が岳方向の山々が大きく見えます
    


        ゴンドラの窓から眺める山々は、まだ夏山の色ですがとても迫力があり圧倒されました。
          笠ケ岳(標高2898m)
    

頂上が雲に隠れた笠ケ岳と右端は抜戸岳(標高2813m)
    
   
                 下りゴンドラとすれ違い
        

        山頂西穂高口駅の展望台からは、360℃の北アルプス大パノラマが広がっていました。
            気温は10℃、ひんやりとした空気が心地よい

          大木場ノ辻(標高2232m)とその右は錫杖岳(標高2168m)
     

        雲の切れ間から顔を出した槍ヶ岳(標高3180m)の頂
        


          目のまえの西穂高岳は、3年前にここから登山を試みました。
          西穂高岳(標高2909m)
        

        しかし、険しい岩稜を登るのは無理だとわかり、頂上よりずっと手前の「独標」まで登りました。

        右の小さな三角錐が「独標(標高2701m)」、西穂高岳頂上は、左の雲の中
        

        その懐かしい「独標」も今日ははっきりと眺めることができ、その時の苦しかったことを
                思い出していました

        焼岳(標高2455m)と、その後方のうっすらと見えるのは乗鞍岳の一部です
         

        西穂高口駅の外に出ると、「千石園地」となっていて、原生林の樹間を縫う
               散策道が西穂高登山口へと続いています。

        展望台と北アルプス鳥瞰図
         

       ほんの少しばかりの秋色の木々が見えるだけ、高山植物もほとんど見ることができなかった。
       

         ゴゼンタチバナの実
          

         トリカブト
          

       もう一度、展望台へと戻ると、山々は雲に覆われつつあったので、下山することにしました

         14:15のロープウェイで、しらかば平に戻ってきました。
          しらかば平では、シンセサイザーの生演奏が行われていて、
           美しい音色に送られて、駐車場へと戻りました。

         

         帰路の途中、日帰り温泉「ふがくの湯」に立ち寄り、露天風呂に浸りながら
                目の前の山々を眺めてきました。
    

        

    
        
        
         
       
            
  
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第20回”じゃんとこい むぎや 2019”(南砺市城端)

2019年09月16日 15時57分40秒 | ステップ21
       9月14(土)、15日(日)の2日間”城端むぎや祭り”でした。

           どこか素朴で物哀しい歌詞と調べが、
       しっとりと落ち着いた城端の町に流れる「城端むぎや祭」。
        
       毎年、むぎや祭りの1日目はもう一つのイベント”じゃんとこい むぎや”と呼ぶ
           ストリートパフォーマンスが催されます。
           麦屋節などの民謡をアレンジした曲に合わせ、
            創作的な踊りを披露しあうイベントです。

        しかし、この”じゃんとこい むぎや”の開催は、今年で最後となるのです。
       演舞会場も、ストリートのAコースとBコースのみとなり、ちょっと物足りない雰囲気でした。
           
         私たち「あいの風・ステップ21」も2年ぶり16回目の参加でしたが、
         Aコースは14:20から、そして次のBコースは15:15からの2回です。

       これまでの楽しかったこのイベントを思い出しながら、元気に演舞してきました。

  その間に町のあちこちで行われている「むぎや踊り」の街並み踊りを見たかったが、
         時間に余裕がなく、一度も見ることができなかったのが、残念でした。

       私たちの2回目の演舞が終わってからは、他のチームのよさこい演舞を見学していたのです。
        8チームほど見たのですが、華麗な衣装や、勇壮な姿、エネルギッシュな演舞に
               すっかり見とれてしまいました。

        神明小町(富山市)
       

           

        越中舞人(富山市)
       

        月光◎朝陽(富山市)
       

        蜷川乱舞桜(富山市)
       

       
        夜高舞 緋組(南砺市)
       

       

        艶夜紗ー(射水市)
       

        心羅(富山市)
       

       



       よさこい演舞の終了後、ゲストステージがあり、地元歌手と三味線奏者のミニライブ
       そして、この日のために再結成された地元よさこいチームの演舞がありました。
        ミニライブ
       

        地元よさこいチーム(南砺市)
       
       
       審査結果を待つメンバーたち
       
       

       よさこい審査結果、”じゃんとこい むぎや”最後の大賞は、「蜷川乱舞桜」チームでした。

       大賞受賞式
       

        私たちの控え場所となった体育館に戻るとき、山々が夕日に赤く染まって見えました。
       

        中秋の名月は、まだ現れていませんでしたが、自宅に到着したころには
      まん丸の美しい名月を見ることができ、忘れられない”じゃんとこい むぎや”になりました
       
       
  

                                   
                 
                                   

                                   

       
         
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒部峡谷トロッコ電車

2019年09月09日 13時10分45秒 | 散歩・トレッキング・登山
       9月6日(金)☀

     真夏のような青空が広がった日、12年ぶりに黒部峡谷へ行ってきました。

     朝8:30車で出発、黒部峡谷鉄道宇奈月駅には、9:50頃到着。
     駅前の有料駐車場(1日900円)に車を入れ、10:03のトロッコ電車
     (宇奈月~欅平間、大人1人往復3,960円)に乗り、出発です。

       黒部峡谷鉄道 宇奈月駅
      

      紅葉シーズンには早く、平日のせいもありトロッコ電車は空いていました。

     このトロッコ電車は、ダム工事のために敷設された軌道を峡谷沿いに走ります。
     宇奈月駅から41のトンネルと23の橋を渡り、終点欅平まで1時間20分、
     約20kmの道のりをゆっくりと走るのです。
     速度が遅い分、黒部峡谷の景観をゆっくり味わうことができます。
     なお、トロッコ電車内に流れる観光案内のナレーションは富山県出身の女優「室井 滋」さんです。
        出発前のトロッコ電車
       

           駅を出発してすぐにトンネルをくぐります。
     潜り抜けたところからまず一番に目に入るのは、赤い湖面橋と、水かがみの橋の姿。
       両岸の緑とエメラルドグリーンのダム湖に映る美しい風景は、最高です。
         湖面橋
        

        やがて柳橋駅が近づくと見えてくるのが、新柳河原発電所です。 
          ヨーロッパの古城を想わせる外観はとても素敵です。
         新柳河原発電所
        

      いくつものトンネルを抜けるたびに変わっていく風景、美しい黒部川や、
         両岸に聳える山々、トンネル内はとても涼しくて、快適です。

         

         猿が対岸へ渡れるようにと、つり橋が見えます
         

      黒薙駅を過ぎると、後曳橋を渡り、深い谷に架かるレトロな水路橋見えます。

         後曳橋を過ぎたトロッコ
        

         深い峡谷に架かるレトロな水路橋
        

      笹平駅、出平駅と進んでいきます。出平からは、沿線の山側にコンクリートの
      小さなトンネルが続きますが、冬期歩道なのです。
      冬の間、欅平までこの歩道を使って、作業を行い物資を運んだりします。

        冬期歩道
        

         出平ダム
        

      
      次の猫又駅に近づくと、釣鐘のような「鐘釣山」が見えてきました。
        (撮影失敗で画像がありません)
                 
     このあたりの峡谷は、紅葉の季節には、「錦繍関」と呼ばれるとても美しい紅葉に彩られるのです。
      鐘釣駅で降りれば、河原のいたるところから熱湯が湧き出していて、
       天然の岩を利用して作られた露天風呂に入ることもできます。
       河原で遊ぶ人の姿を、トロッコから眺めました。
         
        鐘釣駅
         


         木屋平ダムも過ぎて、ようやく欅平に到着。

         欅平駅
         

         案内板
         

         標高599mの欅平駅は、吹く風もひんやりと冷たく、
       眼前の、黒部川の激しい流れと峡谷の緑がとても心地よい。
       
       昼食をとった後、まず奥鐘橋を渡り、祖母谷川の渓谷を散策することにしました
         奥鐘橋の下で、黒部川が祖母谷川と合流しているのです。
         
         展望台から眺めた奥鐘橋
         
       
       赤い橋から眺める黒部川の流れはすさまじく、白波を立てて流れる様は絶景です。
         

         

        大きな岩礁がせりだし、怖ささも覚える「人喰岩」の下をくぐり
             ゆっくりと、峡谷の遊歩道を歩きました。

         人喰岩
         

       途中たった1本だけ、僅かに紅葉しているナナカマドを見つけました。
         ナナカマド
                

       それ以外は、山々の木々は、まったく紅葉の気配さえ感じられません。
         緑濃い峡谷
                

         激流に架かる倒木
         

       黒部峡谷の紅葉は、例年、10月下旬から11月上旬が見ごろなのです。

          約20分ほどで、「名剣温泉」に到着。
         

      ここから先、秘湯「祖母谷温泉」へと続くのですが立ち入り禁止の看板があり、
           ここで戻ることにしました。
          

        祖母谷川上流方向に、北アルプス白馬岳や唐松岳の手前の山々が望めます
                

       一旦欅平へ戻り、今度は下流方向の「猿飛狭」コースを歩きました。

       「猿飛狭」とは、黒部川の本流と支流が合流する地点。
       国の特別名勝・天然記念物に指定されていて、切り立った岸壁が両岸に聳え
      川幅が極端に狭い場所で、そのため猿が飛び越えたと伝えられ「猿飛」という名が付いた。

       しかし、展望台がある場所までは遊歩道が崩れているようで、立ち入ることができず
             少し離れた場所から、眺めてきました。
         激流が岩にぶつかり、しぶきをあげながら流れる眺めは圧巻でした。

         猿飛狭
          

          

            再び欅平に戻り、河原展望台で休憩。
          黒部川本流の河原まで降りることができ、足湯もあります

         河原で遊ぶ青年たち
          

         足湯と奥鐘橋
               

       予約して買った帰りの切符を2本先のトロッコに変更していただき、16:00に宇奈月へと帰り、
           自宅へは、18:00少し前に到着しました。

       夏山登山が立山のみで終わったこの夏も、黒部峡谷のダイナミックな
       自然を堪能したことで、満足できたように思ってます。

       

       
       
        
       
            


      

      


     
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガーデンカフェ「のらカフェ」(魚津市)

2019年09月02日 13時46分23秒 | 季節の花
       8月31日(土) ☀

        2週間前のひざの怪我も治り始めたので、久しぶりに出かけました
     
        本来なら、山歩きなどをしている季節なのに、それはまだ無理なので、
            オープンガーデンを訪ねることにしたのです。

         魚津市の”花の森・天神山ガーデン”の近くの「のらカフェ」です。

        現在は閉館中の「天神山温泉・宝泉閣」の向かい、小さな看板に
            したがって進んでいくと、小高い丘の上に
            野原のようなガーデンが広がっていました。

       

            
        ひっそりとしているので、そっと眺めていると、オーナーが出てこられ小さな建物に誘ってくれました。
           そこが「のらカフェ」だったのです。

         カフェの入り口
       

         ウッドデッキのある赤いお住まい
       

       狭い建物の中には、小さなテーブルと椅子が2脚、アイスコーヒーを
       注文し外のガーデンを眺めていると、オーナーはガーデンの四季や
       様々な花のフォトブックを見せて下さいました。
       目の前にそびえる山々を背景に、美しい花たちが咲きそろっています。

        コーヒーをいただきながら、開設から今年で3年目のガーデンのお話を聞きました。

       オーナーご夫妻は、神奈川県から6年前に移り住んで来られ、このガーデンを作り始めたのです。

      まず、草や木が生い茂るこの場所を、業者に依頼して整地してもらったが、
       土の中は、大きな石がごろごろしていて、ガーデンを作れる土地ではなかったのです。
      そこで、トラック22台分の山砂を入れ、花壇を作り、長野県白馬村より
        花壇の縁に使う石をトラック2台分購入、ご主人が一人で数か月をかけて
              積み上げていかれたのです。
       奥様は、花壇に花の種を撒き育てたり、苗木や苗を植えたりと、徐々にガーデンが
              作られていったとのことです。

           かわいい寄せ植えの数々が庭のあちこちに
       

       

       

       

       

           花壇の縁の石積みが素敵です
       

       
           
         赤い実はクランベリーです   
       

       

          魚津市の花カノコユリが土手にシーズン中たくさん咲きました
       

          土手の中でひときわ美しい白い彼岸花
          

         ガーデンに立つと、目の前には、僧ケ岳を中心に、美しい山々の姿が見えます。
          この日は、僧ケ岳の姿はあいにく雲の中でしたが、深い緑色の山々と
        通り抜ける風に揺れる花々の中で、ゆっくり静かな時間を過ごすことができました

        カフェには、奥様のハンドメイドの小物や、クッキーなども販売されていました。
        

       気さくで明るいご夫妻のお話は、とても楽しく、今は花の少ない時期ですが
          季節によって変化する庭をまた見てみたいと思いました。
                
                           


         「のらカフェ」
            魚津市小川寺6081
            営業時間:10:00~16:00
            定休日 : 火、水曜日

      

      

      

      
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする