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都議会のヤジ

あまりにアホ臭くて書いてしまう、都議会セクハラ野次事件。

いまだにこんなことってあるんですね。しかも議会で。一般企業だったらまず処分されるでしょう。この問題、色々な問題が内在しているかと。

一番レベルの低いこと
「人の話は静かに聞きましょう」って、いの一番に習いませんでしたかね。ヤジの品性がどうこうじゃなくて、人が話している間にヤジを飛ばすなってことです。前々からなぜ許されているのか疑問でした。声の大きい人が勝手なタイミングで、勝手に発言しているのと変わりません。平等性を欠いてます。何のために答弁の順や段取りを決めているのでしょーか。

の、次
発言内容。この手の問題の持つデリケートな部分をまったく理解していないこと。今までデリケート過ぎて表立ってこなかったのだから、より慎重になっても良さそうなものなのに。

さらに、
ヤジを飛ばした議員を特定せず、うやむやに終わらせようとする自民党。男性社会のかばい合いが透けて見えます。品性がないのは罪じゃありませんが、あの発言は都の男女共同参画基本条例違反でしょう。すり替えてはいけません。
きちんとしないと、例えば学校で、生徒が先生に「まだ結婚しないの~」なんてことを言ったり、職場で「早く結婚したら?」なんてことを言っても、咎められないことになります。

やっぱ難しいよね、なこと。
ヤジを飛ばされた議員も、その場で苦笑いなんてしてないで、答弁を中断して追及すりゃよかったのに。マイクもあることだし^^;「今発言した方、起立して今と同じことを言ってください」とでも言っていたらすっきりしたであろうに。ついでに名前と選挙区と会派まで聞いておけば・・・。
と、書くのは簡単だけど、実際は難しいだろうなあ・・・。
これからは品性下劣であっけにとられるような、アホらしいヤジが飛んできたときの対応法、というのも準備しておくしかない?

+勝手な想像。
もしあの発言を彼女ではなく、例えばよく居るおっさんな議員がしていたら、まずもってあのヤジはなかったはず(どうやったって産めないから当然だが)。わりと若い女性(しかもTVにも出ていたような)だったから、ついつい「そういう貴女はどうなの?」という個人的な興味が湧いてしまったんじゃないかと。仲良くなりたい子を、ついからかってしまうコドモのような心理。
それにしても、未婚の若い男性議員だったら「まずは結婚」くらい言われたかな?

そうしてみると、ヤジも飛ばしたくなる相手とそうじゃない相手がありそうで奥が深い。

猫の今の興味は・・・声紋分析ででてくる日本音響研究所の所長が代替わりしていた!(前署長の鈴木松美氏の隠れファンでもあった猫)現所長は松美氏の息子さんなんだとか。
もうひとつ、名乗り出た議員の他にもヤジを飛ばした議員が出てくるかどうか。
時間が経つと余計に出にくいと思うけど・・・。
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