古墳:探訪

全国の前方後円墳を中心に訊ね歩いています。

大分県豊後大野市・坊ノ原古墳

2020-09-26 05:26:03 | Weblog
大分県豊後大野市大野町桑原字羽部534、標高約250mの桑原地区を見下ろす丘陵上にあります。




「ひょうたん塚古墳」と呼ばれることもあります。

全長45m、 後円部径?m・高さ5m、 前方部先端幅40m・高さ2m  の柄鏡形前方後円墳です。







(前方部)




(後円部)










昭和51年に測量調査が行われています。
後円部の一部に段築らしい平坦面が、墳丘北側には墳端テラスと推定される地形が確認されています。

後円部墳頂には盗掘らしい窪みがあります。


前方部には箱型石棺の一部とみられる板石3枚が置かれています。




墳丘には円礫による葺石が施されていたようです。
埴輪の出土はありません。
遺物などの出土品については不明です。

古墳時代前期・4世紀ころの築造と推定されています。

昭和51年3月30日、大分県の史跡に指定されています。

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1 コメント

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Unknown (じこま)
2020-10-17 09:08:51
 毎週土曜日を楽しみにしています。ただ、ここ数週間新しい記事の更新がなく、心配しております。体調不良などなければいいのですが・・・。

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