こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

無理無理

2016年07月16日 17時04分11秒 | Weblog
例年だと、月末には「宮崎コシヒカリ」がスーパーを中心に販売される。
(自分の店では、もうかなり前から取り扱いは無いが・・・)
そして、この頃になると、28年産の新米価格の交渉が始まってくる。
 
誰でもが生活がかかっている訳なので、1円でも高く買ってもらいたいと思っている。
自分もその気持ちは理解している。
そのために、ブランド化計画も作ったりしている。
 
今回も、産地から、価格交渉のイメージが入ってきた。
昨年よりは高くしてほしいとのこと。

では、聞きたい。
「高く買ってもらうための、努力はしましたか?」
「何かアクションを起こしましたか?」
 
自分はいつも、色々なことについて。
「やってもらいたい」と、言い続けていた。
それに答えてくれていただろうか?
 
何もしていないの産地であるのに、どうして価格を高くする理由が有るのか?
 
今迄なら、何もしてくれていなくても、産地側の意見を聞いていた。
なので、価格についても容認していた。
 
しかし、時代は動いている。
産地の現状も、消費地の現状も変わってきている。 
いつまでも、綺麗ごとばかりを、言ってはいられない。
 
今迄、産地として頑張っていただろうか。
シッカリと行動していただろうか。
 
それらを考慮して、価格交渉に臨むべきだろうと、自分は思う。
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「風さやか」ブランド

2016年07月16日 15時12分08秒 | Weblog
昨日午後、長野県庁と、昨年秋にデビューした、長野県のオリジナル新品種「風さやか」のブランド化についての話をしていた。
 
あちらこちらの産地が失敗してしまった、新品種の計画。
長野県の「風さやか」も、お披露目の時には「業務用米」という、時代錯誤の計画を発表していた。
昨年、自分が「風さやか」を、「業務用米」から「消費者米」に、さらに「差別化米」へとグレードアップしようとしたとき、お披露目の時の、安易な計画に首を絞められて、理想的な計画が作れても、ほとんど実行できないという、最悪の結果に振り回されてしまった。

各産地は、主力品種を守りたいという思いから、新品種を主力品種の下に位置付けてしまう。
新品種が誕生する背景は、色々とある。
でも、全ての新品種は、主力品種を超えられないのだろうか。
超えられないのなら、どうして新品種を誕生させたのだろうか。
もともと必要が無かったのではないだろうか。
 
「新品種の方が、将来性がある」とか、考えないのだろうか。
「産地の活性化のために、新品種を使おう」とかも、思わないのだろうか。
 
新品種は、主力品種に、多かれ少なかれ影響を及ぼす。
だからこそ、新品種をブランド化するのか、業務用米として存在させるかについては、誕生の時に、真剣に考えていなければならない。
 
なのだが、各産地の、新品種のお披露目時の説明は酷い。
「とりあえず発表しておこう」。
「後から修正すれば良い」。
「知名度が上がってから考えればよい」。
「主力品種の失速をカムフラージュするための品種」。
・・・・・・・・etc
 
「「風さやか」をブランド米に」と思っていても、栽培してくれる生産者が、ほとんどいない。
栽培してもらえないのには、必ず理由がある。
 
「業務用米」であるとか。
「あの品種と同程度」とか。
栽培する前から、そんなことを言われてしまうと、生産者も栽培する気持ちにはならない。
栽培をしてみても、「頑張ってみよう」とは思えない。
 
「業務用米」から「消費者米」に。
長野県が、本当にそれを考えているのであれば、大幅な見直しが必要。
修正時間は、10月末まで。
 
まず、「風さやか」の居所を決めなければならない。
栽培基準も決めなければならない。
品質基準も決めなければならない。
合わせて、出荷基準も作らなければならない。
JA流通とするのか。
個人流通を認めるのか。
米袋は一緒なのか。
誰に対して説明するのか。
誰から評価を貰いたいのか。
 
既に7月中旬。
1日でもサボることは出来ない。
来年度への繰り越す余裕はない。
繰り越せば、「風さやか」の寿命は尽きる。
 
昨年の、第1回目のお披露目の時に、もっと真剣に計画していれば、追い込まれはしなかったと思う。
さて、助けられるか、見殺しにしてしまうか。
 
残り数か月で決まる。
 
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う~ん

2016年07月16日 14時29分11秒 | Weblog
頭の中では、実現可能。
やろうと思えば、出来るはず。
 
でも
「出来ないかも」と思ってしまう。
 
なぜなのだろうか?






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対処できるか

2016年07月16日 14時15分06秒 | Weblog
2016年07月12日に「答えられない」という投稿をしてから、JAさがは、相当慌てていたようだ。
何度か、担当からも本所からも電話があった。
しかし、自分のスケジュールを確認していないのか、自分の打ち合わせ時間の長さを忘れているのか。
タイミングの悪い時ばかりに電話をかけてきていた。
だから、いつも無視していた。
 
昨日、またまた打合せ中に電話があった。
らちがあかないので、今度は出た。
すると「夕方会ってほしい」とのこと。
なのでOKして、夕方から会うことにした。
 
この頃のJAさがは、細かくミスを連発。
それらについて、いちいち対応するのは無理。
なぜなら、一見違っているように見えるミスでも、根元は一緒。
なので、根幹から修正をしないと、ミスは繰り返されるだけだからである。

西で起きている乱売問題については、JAさがとしては手の打ちようがないというのが本当のところ。
JAさがが、直接お米を乱売しているのではない。
仕入れた問屋や売り場が、勝手に乱売をしているのだから。
 
ただ、乱売というのは、100%あり得る現実である。
他のトラブルについても、予測は出来ていたはず。
であるなら、予防線、回避、対処については、始めから考えておくのが当然。
ましてや、ブランド産地に成って行きたいというのであれば、なおさらである。
その部分では、明らかに甘すぎていると思う。
 
今回のミスの連発で、JAさがは、どういう対応をしてくるのだろうか。
何も対処できないというのなら、また同じことが繰り返される。
 
繰り返されれば、自分たちは冷めていく。
最後は、どうでも良くなってくる。
 
もう一度、米屋がやる気になるような、対処を考えてもらいたいものだ。
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