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ツバメたちの巣立ち、続きです♬

2018-07-12 14:15:47 | ツバメの家
毎日、不安定な気候が続いていますが、
皆さま、お元気ですか?

商店街の方も、お天気のせいかなあ、とっても静かですよ。

ところで、元気に毎日をおくっているツバメたちの今。


先日は、最初の子の巣立ちのようすをお知らせしましたが、
その後のようす。

今回は、たっぷりと・・・たっぷりすぎるくらいに、たっぷりと
お知らせします





↑ 最初の若鳥が巣立った日の、翌朝のようすです。早朝4時。


6月17日に初めて外に飛び立った、いちばんの年長さん。
翌18日の朝にツバメの家に行くと・・・
上の写真のように、なんと、巣に戻っていました。
左から二番目が、その子だと思います。




↑ 12時40分。お昼時ですが、年長さんは、巣から1.8メートルくらいのところにある
 小さな止まり木にいました。




↑ 母さんツバメがその子の方に飛んでいくと、
 えさがもらえると思ったのか、大きく口を開けました。




↑ ところが驚いたことに、母さんツバメは、壁と年長さんの間の、
 わずかなすき間を、飛び抜けたのです。羽をつぼめています。




↑ そして急降下して、下にある小窓の桟(さん)のところにいきました。




↑ 小窓の棧にとまると、向きをかえて、年長さんに何かいうように鳴きました。




↑ 年長さんは、母さんに近づこうと飛んで、やはり小窓の桟にとまろうとしています。




↑ すると、母さんツバメは、さっと入口に向かって飛びました。
 まるで、次の進路はこっちよ、といっているかのようでした。
 




↑ 年長さんは、あとを追って入口に向かい、
 そこに張っていたひもにとまりました。




↑ 年長さんの上の方で、母さんツバメが見守っています。




↑ 父さんツバメが飛んでくると、母さんツバメは、年長さんが止まっているひもの方に移りました。



両親が、この子の動きを、ほんとうによく見守っていることがわかります。


観察すればするほど、ツバメの親の細やかな配慮に驚きます。
とにかく、子どもたちをようく見ているのです。





↑ 年長さんが飛び立つと、後を追って父さんツバメが飛び立ちました。




↑ 年長さんを最初に見つけたのは、先に外にいた母さんツバメでした!




↑ 年長さんは、ふだんツバメがとまらない斜めのコードのところにとまっていました。




↑ つかず離れず、ツバメの母子。
  この距離は、飛び立つ時に、お互いにじゃまにならない距離なのでしょうか?


この日、巣から飛び立って、外に出たのは、
この年長さんだけでした。

ほかの3羽に比べて、二日間早く、外の世界を経験したのでした♬





その翌日のこと。



年長さんではない、残りのひなのうち二羽が、
巣を飛び出して、電気の傘にとまりました。




↑ その二羽のところに、年長さんが落ち着いた静止飛行であいさつにいきました。
  すでに二日間の外出経験者です。


年長さんは、うれしくって、うれしくってたまらないようです。
なぜ、そうわかるかというと・・・




↑ 弟か妹か、その子の体に乗って、広げたつばさとともに
 体をピタリとつける興奮ぶりだったからです。


年長さんは、午前8時半頃、外に飛び出していきました↓





そして、残りの二羽は、12時半頃に、ツバメの家を飛び出していきました。


飛び出した三羽が、お休みどころとして選んだ場所は、
商店街に張り巡らせた電線でした。




↑ 親ツバメがひんぱんにやってきて、えさを与えていました。
 若鳥たちは口を開かないこともあり、満腹状態であることを示しました。


これから、自分でえさをとっていかないといけないわけですから、
束の間の、親に頼れる時間。ほのぼのタイムなのでした。





↑ 午後5時20分頃、母さんツバメが、入口外側の止まり木で
 振り返って、若鳥たちを呼びました。





↑ 鳴きながら、若鳥がやってきました。





↑ 若鳥が着地する瞬間、父さんツバメがやってきました。





↑ 父さんツバメが着地すると、若鳥はうれしそうに鳴きかけています。




↑ 父さんツバメの方も、うれしそうに鳴きかけています。



こうして、この日も飛び立った三羽は、元の巣に戻ってきました。

最後のひなの巣立ちは、この翌日になります。
長くなったので、次回に!




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