にっち・自然に囲まれて

多様な生きものといっしょに生きる雑貨店。

にっち で、古書販売始めました♬

2019-07-28 11:52:35 | にっち&くるみ:店情報
にっちの店を入って、右側。
本棚を置いて、古本の販売を始めました!


本棚はもちろん、おおわくあきらさんに作っていただきました。





中身は、雑多なテーマで、並べ方もひじょうにおおまかです・・・
お許しを。


どうぞ気軽に手にとって、椅子もありますので、
ゆっくりとご覧ください。

ちょっといくつかご紹介。




↑ Horse Follow Closely 人と馬は親友になれる、と心底感じる本です。


ネイティブアメリカン・ホースマンシップ、とあるように、
いっさいの暴力を使わず、語りかけることで調教し、
信頼関係を築いていく、ホースウィスパラーの世界です。

たっぷりの写真があって、何度も何度も見たくなる写真集です。





↑ ターシャ・テューダー手作りの世界「暖炉の火のそばで」


みなさんご存知の、ターシャ・テューダー。
自分が好もしいと思った暮らしぶりが、
過去の時代だったら、そこにさかのぼった暮らしをすればいい。
手作りを基本とするターシャの暮らしは、
私たちの忙しい日々の時間を、しばし止めてくれます。






↑ フォトジャーナリスト、長倉洋海さんの「人間が好き」

アマゾン先住民からの伝言、というサブタイトルがついています。

「祖先からうけついだ森
 そして 経験と知恵があれば
 幸せに生きていけます。
 ここには すべてがあります」

心に染み入る言葉です。






↑ 薬師寺宮大工棟梁だった、西岡常一さんの「木に学べ」


西岡さんの語りが、そのまま本になったもの。
木から世界が、宇宙が見えてくるようです。






↑ フォレスト・カーターの「リトル・トリー」


著者は、チェロキーの血を引く祖父に育てられ、
幼い頃は「リトル・スプラウト」(小さな若芽)、
少し大きくなると「リトル・トリー」(小さな木)という
インディアン・ネームで呼ばれました。
自伝的な要素も含みながら、自然とともに生きる
先住民の暮らしが生き生きと描かれています。





↑ 岩木山の麓で暮らした佐藤初女さんの本「こころ咲かせて」


「森のイスキア」と呼ばれていた佐藤初女さんの暮らした場所。
 一期一会の出会いが、たくさんここで生まれました。
 「心は花と同じ。かたいつぼみが、話をし、おいしいものを食べることで
  やわらかく、花開いていきます」
 その言葉を実践した方です。





↑ アーサー・ビナードさんの詩集「釣り上げては」


アーサー・ビナードさんの、独特のリズムを持つ日本語は、
その目を通して、同じ日本が違って見えてくるような、可笑しさがあります。
そして、根っこにある温かさに触れることができます。

この本のほかに「ここが家だ  ベン・シャーンの第五福竜丸」
ヒロシマを描いた写真絵本「さがしています」
美術絵本というか新しい形の絵本「くうきのかお」
などの本もあります。





↑ 「姉・米原万里」。妹の井上ユリさんが書いたものです。


ロシア語同時通訳者、エッセイストの米原万里さん。
ときどき、あの痛快な文章、また毒舌を聞きたい、
と、切に思います。
2006年に56歳で亡くなったのですから、あまりに早すぎました。

「ヒトのオスは飼わないの?」「終生ヒトのオスは飼わず」
「ガセネッタ&シモネッタ」「打ちのめされるようなすごい本」
 などの著書がある米原万里さん。
これって、女性が書いた文章? と、驚くほど辛辣で、歯に衣着せぬ文章ですが、
どんな家庭で育ったのか、その背景をうかがい知ることができる、
妹さんが書いたエッセイ。
ちなみに、井上ユリさんは作家井上ひさしさんと結婚された方です。


本棚から数冊ご紹介しました。
どうぞお気軽に、にっちで本を見ていってください。









下坂久美子さんの作品展、29日(月)までです!

2019-07-27 18:28:41 | イベント案内
下坂久美子作品展「文様に魅せられて」

29日(月)まで。あとわずかになりました。


27日付の、岩手日日新聞に出ましたので、
紹介させていただきます。





どの作品も販売しておりますので、
どうぞ気軽に試着してみてください。


着やすくて、体になじむ心地よさが特徴です!






下坂久美子作品展「文様に魅せられて」開催中です♬

2019-07-19 14:13:54 | イベント案内
ただいま、にっち 店内では、

下坂久美子さんによる、着物からのリフォーム展、
「文様に魅せられて」を開催中です!






にっち の店内に入ってすぐ目の前に、
ずらりと、下坂さんの作品約30点を並べています。

すぐに手にとって、試着してもらえるように、
ハンガースタンドにかけています。

着物地の文様を楽しみながら、
ぜひ、着心地のよさを体験してみてください。




↑ さらりと体になじんでしまう、優しい色合いの長めのチュニック。
  体型をうまくカバーしてくれるところがいいです!






下坂久美子さんの作品展、ぜひ、ご覧ください。


ほかにも、人気のセネガルのバスケットなどもあります。
なかなか梅雨明けせず、蒸し暑い日が続いていますが、
体調に気をつけて、ゆるゆると過ごしましょう!

ブッドレアが咲く、夏になりました♬

2019-07-14 17:59:18 | 東和&土沢ニュース
今年も、ついにブッドレアが咲き誇る季節になりました!




↑ 本日撮影の、ブッドレアの花。ヒョウモンチョウが来ています。


ブッドレアの花は、下の方から少しずつ咲いていきます。
小さな花がいっぱいに集まった花穂。
初々しい時期のものは、こんなふうに↑先がとがっています。


そして、先の方まで花が咲くと・・・




↑ こんな感じに。もったり、ふくよか・・・

そこにいたのは、アゲハ。ストローを伸ばしているので、
蜜を吸った花からストローを抜いて、
次の小花を見つけているのでしょうか。


そのアゲハ。こんどはすぐ近くの草むらで、何かを探しています・・・


姿勢を立てているようで、
自分が探しているにおいのものを、確かめているよう・・・





探しものは?




↑ カラタチでした。おなか側から見たアゲハ。


アゲハは、卵を産むための食草を探していたのでした。




と、こんなシーン↑ を見たのは初めて!

産んだ卵を落としてしまいました。


こんどは、こちらに、と決めたようです。





おなかの部分を丸めています。





そうして・・・

小さな卵が見えますか?





太陽が出ると、ブッドレアにはたくさんのチョウが集まってきます。

ブッドレアが「チョウの木」と呼ばれる理由がよくわかります。


カラタチは、ここへ引っ越してきてすぐに植えたのですが、
(種から育てた小さな苗を植えました)
それが、チョウの幼虫に葉が食べられても、生き残って、
こうして、チョウを育て、そして自分も成長していけるようになったとは、
ほんとうにうれしい!

カラタチのトゲは、短剣のような鋭さで、
触ると痛いのですが、チョウを育ててくれると思うと、
がまん、がまん。


「カフェくるみ」の前のブッドレアも、それはもう、
驚くほどの大きさになりましたよ!
日除けにもバッチリ。
ぜひ、見にきてくださいね♬





「チェコの香りいっぱい」展、始まりました!

2019-07-03 07:59:20 | イベント案内
カフェくるみでの「チェコの香りいっぱい」展、始まりました♬


チェコ共和国、ハンガリーなど、東欧に親しみを感じる方は
多いのではないでしょうか。

カフェくるみでは、チェコの国民が愛するマリオネット(あやつり人形)を
たくさん壁に並べてみました。
26体、あります。
以前から、雑貨屋にっち の方に少し置いていましたが、
マリオネットの歴史を知れば知るほど、関心が湧いてきて、
もっともっと見たくなったのです。



↑ 白雪姫と七人の小人、のマリオネット。
 そして、奥の壁にあるのは、もぐらのクルテクと森の仲間たちの雑貨類です。


白雪姫のお話は、もともとドイツの民話だといわれています。
ヨーロッパで生まれたお話が、世界中に知られるようになったのは、
ディズニーの映画から。

すてきな歌が流れますが、私は七人の小人(dwarf)たちが
鉱山掘りの穴の中でのハードな仕事を終えて帰るシーンが
心に残っています。そのときの歌のメロディーが印象深いんですね。

「ハイホー」 
夕方5時になると、リーダーのドクが大きな声で叫びます。
「さ、おうちに帰る時間だ!」
「ハイホー、ハイホー」とみんなで歌いながら帰っていくんです。

マリオネットを見ていると、頭のなかにこのメロディーが流れてきます。

そして、

チェコといえば、もぐらのクルテク!

も、忘れてはなりません。



↑「もぐらとずぼん」は、名作だと思います。




↑ クルテクと、森の仲間たち。
 いちばんの仲良しは、ねずみくんです。


ぬいぐるみだけでなく、小ぶりのキーホルダー、マグネット、
バースデーカード、ノート、マグカップ、ペンシルケースなどなど
クルテクと森の仲間たちのグッズを置いていますので、
気に入ったら、ご購入ください。


木と布で作られた、素朴なマリオネットの人形。
ぜひ、ご覧くださいね!