にっち・自然に囲まれて

多様な生きものといっしょに生きる雑貨店。

使い心地抜群の「今治のタオル」、新商品入ってます!

2016-06-29 18:34:23 | にっち&くるみ:店情報
タオルにも品格がある・・・と、感じてしまう、
今治タオル

私は、旅館に置いてある、薄手のタオルも
好きなんですが(なにごとも、用途に合わせて、ですよね)
ほどよい厚さ、手触りの心地よさ、からいうと、
今治のタオルは、さすがに年季が入っていると思います。




↑ 定番商品として置いてあるのですが、
これは品薄になっていたので、今回入荷。
オーガニックコットンの、三重ガーゼ。
思わず、ほおずりしたくなるような優しいガーゼコットンです。

ウォッシュタオル、フェイスタオル、バスタオル 
の3種類があります。



↑ こちらは、綿50%、麻50%で、同じく三重。
麻が入っているだけに、しゃきっとした感じで、乾きが早い。
使い込むうちに、柔らかくなっていきます。
同じく、ウォッシュタオル、フェイスタオル、バスタオル 
の3種類です。


さて、タオルマフラー新商品のご紹介!



↑ 人気のタオルマフラーに、こんなすてきな柄物も!
写真以外にも、男性用プレゼントにぴったりのシャープな縞模様など、
まだまだあります。





↑ こんなかわいいだるまさんタオルも、入荷してます。
縁起物として、プレゼントにもいいですね。

ハンカチは、紺地に、赤いだるまのワンポイント!
フェイスタオルは、白地に、青いだるまがずらり、そして赤いだるまのワンポイント!
バスタオルは、紺地に、赤いだるまのワンポイント!

なんだか、愉快で、見るたびに微笑んでしまうのです。
さすが、今治の豊かなバリエーション、

見にきてくださいね!!










ツバメの続き。さえずりにうっとり。そして、ハクビシン・・・

2016-06-29 08:32:54 | ツバメの家
ツバメの報告、続きです。
東南アジアや台湾など、南方からはるばる
日本へ飛んできたツバメは、
子育ての場所を探し、巣づくりをはじめるわけですが、
ふたたび、南方に飛び立つまでに
だいたい二回くらい、子育てするようです。

ちょうど今、このあたりでは、なんてすてきな声! 
というツバメのさえずりが聞かれます。
歌っているのは、雄。
鳥のさえずりは、よくヒーリング・サウンド、
癒しの音楽に使われますね。



↑ ここでも、歌ってました!
看板娘じゃなくて、看板鳥! 

よく通る声! 声もよけりゃ、姿もいい。
しっかり恋人の心をつかんだようです。

というのも、この写真の軒下の壁のところを見てください。
泥が、ぺっとついているところがあるでしょう?
雌が、ここにするわ、と決めてしまったのです。



↑ この写真を撮ったのは、6月25日。
やっぱりこの建物のモルタル壁、けっこう傷んでいるなあ・・・



↑ そして、この写真が、6月28日。
すごい早さで、巣が少しずつ大きくなっていきます。
お椀のようなふくらみができたら、
その中に入って、巣材を組み込んでいきます。



巣材を運んできた、電線に止まっている雌のまわりで、
雄が、さえずりの響きを聞かせているところです。

そういや、私たちだって、心地よい音楽が流れているほうが、
仕事に精が出ますね、たしかに。

そんなわけで、またまたツバメと共に暮す楽しみが増えています。
無事に巣ができて、
無事に子育てができますように。


そして、もうひとつ、初めてのハクビシンとの出会い報告です。
草刈りをしていたときのこと。
斜め前のほうで、ごそごそっという音。

あれ? と思って、鎌をもっていた手を止め、
フリーズしました。

すると、こんな可愛い顔が見え、私のほうに寄ってくるのです。
ついには、膝の前あたりで止まって、
草をくわえて、遊んでいます。



明らかに、こわいもの知らずの、
初めての散歩、って感じでした。

ハクビシン(白鼻心)の言葉通り、
鼻にかけての白い線が、目立ちます。

そのうち、丸くなって寝る体勢に入ったので、
そっと立ち上がって、草刈りをやめて戻ってきました。
頭を上げてこちらを見たけれど、またすぐに寝てしまいました。


果樹園をあらす、家の屋根裏にすみついた、
など、悪い評判が多いようですが、
ハクビシンは、日本で唯一のジャコウネコ科の動物です。

インドネシア、マレーシアなどの東南アジア、
インド、台湾などに棲息する動物ですが、
日本では、固有種か、外来種かで、
学者の意見は分かれています。

外来種と主張する説は、明治期に入ったのだろう、
というのですが、
その時期や、経緯は、はっきりしていません。

外国から入った動物は、アライグマにしろ、
ヌートリアにしろ、ミンクにしろ、マングースにしろ、
持ち込まれた理由、時期が判明していますが、
ハクビシンの場合、それが不明のようです。

持ち込まれたのなら、その場所に多い、という
特徴があるのですが、
ハクビシンは、日本全国にすんでいます。

長野県では、1976年から1995年まで、
天然記念物に指定されていました。

ハクビシンのことは、まだまだ謎がいっぱい。
それにしても、人間だって、動物だって、
赤ちゃんは、やっぱりかわいい!
健やかに育って、と願わずにいられませんでした。









夏です! 夏にぴったりのものがお店にいっぱい!

2016-06-26 14:03:22 | にっち&くるみ:店情報
岩手は、昨年は空梅雨だったと思うのですが、
今年は、しっかり梅雨本番・・・
そんななかでの雨上がりは、
湿度がぐーっと上がって、不快指数が高まります。

そこに、蚊の出番となったら、
ますます、イヤになりますね。

蚊遣りにもいろいろありますが、



↑ こんなのとか、



↑ こんなのとか、
楽しいものが増えました。

天然素材100%、除虫菊から作られた蚊取り線香も置いてあります。
赤ちゃんのいるご家庭でも、安心です。

そして、外出には帽子が欠かせない季節。



そして、もうひとつ。夏場に限ったことではないのですが、
肩にかけたり、背負ったりできるバッグは、
両手が開くので、ひじょうに助かります。



実用的で、カラフルなバッグが揃っています。

これ、コアルーバッグ、というのですが、
コアラ、と、カンガルー、がドッキングした言葉。
ものを入れる箇所がが幾つもあって、収納抜群。
それに、かばんの重さが体の負担にならないよう、考え抜かれた
つくりになっています。





何と、日本の「たすき」と「おんぶひも」がヒントになって
生まれたそうです!



↑ こんなにいろいろ。



上は、帆布でできたもの。
下は、薄手なので軽く、私が使っているのはこのタイプですが、
2、3泊の小さな旅にも使っています。
ふだんは、斜めがけにし、荷物が多くなると背負っています。

暑い夏を迎える季節、いろんな工夫で、軽快に過ごしたいですね!














ツバメの子育ては、どきどき、わくわくの体験です!

2016-06-23 18:05:38 | ツバメの家
今年は、5月12日頃から見守ってきた、ツバメの子育て。
昨日、6月21日、ついに、5羽のひなが巣立ちました!
巣から大きくはみ出していたので、
そろそろだな、とは思っていたのですが・・・



ツバメの家、と名づけた、ここ。
廃屋になっていたところを入手し、
ツバメたちに自由に巣をつくってもらえるようにしたんです。
もちろん、人間も使いますけど、ね。

はたして、ツバメが気に入ってくれるかと
はらはらしてたのですが、
無事、5羽が巣立っていきました。

うれしい!!!

じつは、昨年6月18日のこと。
にっちの店が入っている建物の一階、
「きのこやおいよ」さんの店に、
ツバメの雌が、すーっと入ってきて、
「ワタシ、ここに決めたわ」と、
天井のスポットライトの傘に、
くちばしで泥を、ペッとつけた瞬間に立ち会ってしまったのです。

劇的な瞬間でした!

その後・・・




すべりやすい傘の上に、必死に泥をなすりつけるツバメ。
ときに、泥がすべり落ちてしまうのですが、
繰り返すうちに、このつるつるの傘の上に
しっかりと土台ができたのでした。

雄は、電線の上で恋の歌を唄い、
雌との相性も抜群で、いっしょに巣づくりに励みました。



相手の作業が終わるまで、もう1羽は旋回しながら待ちます。



飛び出した枯れ草などは、つまんで、泥の中にしっかり押し込みます。
すごい職人技!



もってきた草を落とすことも多く、
こうやって、床を歩いて、
拾ったりもします。
ツバメの頭や羽の色は、一見黒く見えますが、
ブルーの色が入っていて、
光に当たると、輝いてほんとにきれい。



店内は、こんな感じでした。
天井、左上に、巣があります。

ツバメの雌が、ペッと泥をつけた日、
きのこやおいよさんに(「きのこやおいよ」は、お店の屋号。
山菜、きのこなど、自然の恵みをふんだんに扱うお店です。)
「ツバメに巣をつくらせてあげてください」
と、頼みこんだのです。

そんなわけで、朝の4時に店の戸を開け、
夕方(6時〜7時)ツバメが戻ってきたら戸を閉める、
というのをやらせてもらったのですが、
早朝の商店街の空気、なかなかいいものでした。



で、卵を産んで、ひなが誕生。
親たちがせっせと運んでくる虫を食べ、
ひなたちは、ぐんぐん成長していったのです。



左が、雌。右が、雄。
だんだんわかるようになりました。

いつまで眺めていても、見飽きない光景でした。

そして・・・



ここまでくると、もう親とかわらない大きさ。
子どもは4羽見えますが、後ろにもう1羽、
小さいのが隠れています。

こうして巣づくりを決意してから、43日後の
7月31日。5羽のうちの3羽が巣から飛び立ちました。
夕方、雌が3羽を連れ戻り、
翌日は、5羽が巣立ったのですが、
またもや、夕方には全員が戻ってきました。

さらに、翌日。
こんどは、ほんとうに旅立ってしまったのです。

台湾、フィリピン、マレー半島などで越冬したツバメたち。
春に、日本を目指して飛んでくるのですが、
なんという、ダイナミックな暮らしでしょう。

昨年は、こんなわくわくの体験をしたので、
今年は、ツバメに自由に出入りしてもらおうと、
トップに書いた、ツバメの家を用意したのでした。

新しいところなので、心配しましたが、
5月半ばに、1羽の雌がやってきて、
突然、昨年の巣に(電球の傘ごと、ここに移してありました)
卵を産んだのです。

すごく警戒していて、人の姿を見ると、
鋭い警戒音を発します。
おそらく、どこかで巣を壊されてしまい、
ここにやってきたのではないか、と思いました。

そこで今年は、そっと遠くから見守ることにしたのです。



↑ こんな感じ。
今年も5羽のひながかえり、
無事に成長しました。

巣立った5羽と、遠くにいるのが、両親です。




ツバメの巧みな飛びかた、巣づくり、愛情深い子育て、
どれをとっても、どんな学校教育よりも、
ほんとうに豊かなことを教えてくれます。



ツバメの巧みな、左官屋さんの腕に負けない技で、
すてきな漆喰(しっくい)の看板を作ってくれたのは、
村尾かずこさん。

裏を見るとわかるのですが、何とこれは、、ざるです。
村尾さんとは、2007年に知り合って、看板をひとつつくってもらったことがありました。

この、ツバメの家の看板、とっても気に入っています。

ツバメって、いいなあ!
















繊細で、身につけるとやさしい気持ちになる、トルコのオヤ

2016-06-22 16:03:21 | にっち&くるみ:店情報
トルコ語の「オヤ」という言葉を聞いたとき、とても親しみを感じたのは、
日本語と近しい響きだったからでしょうか。

オヤとは、レース編み、
と理解するのが、いちばんわかりやすいようですが、
ビーズや、天然石がちりばめられたのも、
オヤ、と呼んでいるようです。




↑これは、ちょっとめずらしい形のスカーフ。
細長くて、真ん中と両端に、すてきな飾りがついています。
それが、ほどよい重りになって、首に巻いたときに、
安定するのです。
エキゾチックな色合いがすてき!
(ちなみに、刺繍のチュニックはインド綿です)




一番左が、トルコのスカーフですが、何ともやさしい色合いで、
こんなスカーフを身にまとうと、
ゆったり、のどかな時間が流れます。
繊細なオヤレースが、さりげなくついています。




↑こちらは、じゃらじゃらオヤネックレスと、オヤブローチ。
華やかな結婚式、その他のパーティの席に、ぴったりです。

花のオヤブローチは、長さ11センチ。
意外と大きいでしょう? 
トルコといえば、チューリップ。
そのチューリップが手編みレースで、みごとな立体ブローチに
なっているんです。
これ、ほんと、お勧め!

オヤピアスは、写真には写っていないけど、
とっても可愛い、ピアスです。




オヤは、こんなふうに長〜い一本のネックレスになったり、
ブレスレットになったり。
もつれそうに見えて、もつれないのが、とってもふしぎ。
軽いので、肩も凝りません。

縫い針で編んだものが、イーネオヤ。
かぎ針で編んだものが、トゥーオヤ。
どれも、立体的であるのが特徴です。

では、最後にもう一度、じゃらじゃらオヤネックレスを!




トルコのオヤ、にっちのお店に、見にきてくださいね!


雑貨店にっち、オープンから2年。店名あれこれ

2016-06-19 07:40:45 | ご挨拶
人生って予想もしないことが起きるものだけど、
花巻市東和町土沢商店街で雑貨店「にっち」を始めて、
はや2年。あっという間の日々でした!

「にっち」ってなあに?

と、かならず聞かれます。
店をやることになって、まず考えたのが名前。
これは意外と早く、にっち Niche と、決めちゃったのです。

建築用語では、壁のへこみなど(おしゃれな飾り棚に使用)を指し、
経済用語では、大企業が参入しない小さな分野、隙間産業を指すようですが、
じつは、もともとは生物用語で、
生態的地位(ニッチェ、とも)のことなんです。

わかりやすくいうと、それぞれの生きものに合った暮らしの場所、のこと。



石垣の隙間に、スミレがかわいく咲いていることがありますが、
これが、にっち。



石の割れ目に生えてきた植物(これはカタバミ、フランスギク)、これも、にっち。

生きていくのにたいへんそう、と思うようなところでも、
どっこい、そこに根を生やして、
心地よく生きていけるものがあるんです。

地方のさびれた商店街(と、みんなはいう)、
しかも、通りに面していない店で、建物の中。
かなりの悪条件、といわれた場所ですが、
そんな場所でも、お客様にとって心地よい場所になればいいな、
店をやる私たちにとっても、楽しい場所になればいいな、
と思って、にっちと命名しました。



リスにとっては、樹上の暮らしがにっち。



ときに、こんなふうに、手足を伸ばして、
のんびりと、くつろぐことがあります。
にっちをやってきて2年。
このリスみたいに、ようやく、
ほっとひと息の時間がもてたところ。

で、試行錯誤で、ブログを始めることにしました。
どうぞよろしくお願いします!

ぜひ、にっちの店にきてください!

土沢商店街、岩手銀行前の、こっぽら土澤の中にあります。

雑貨の話は、これからいっぱいしていきますね!




にっちは、土沢商店街、岩手銀行前です!

2016-06-19 07:32:35 | にっち&くるみ:アクセス
◎まず、大づかみの位置として

土沢商店街は、花巻と遠野の間にあります。





にっちが入っている建物、こっぽら土澤の外観です。




にっちは、現在商店街に面した、向かって右手にあります。

にっち 営業時間 午前11時〜午後5時 (木・金・土・日・月曜日営業)
    定休日 火・水曜日
    TEL 080-4516-4643



土沢カフェ くるみ  営業時間 午前10時〜午後5時
           定休日  火・水曜日
           TEL 080-3334-3003




◎車でお越しの場合

新幹線の新花巻駅がどこか、これを探すのがポイント。
新幹線と交差する駅前の道が、286号線です。
これを、遠野方面へただただまっすぐ走ると、
そのまま土沢商店街に入ります。
釜石鉄道の線路を右に見ながら、ほぼ並行して走ります。

※東和インターを利用した場合

釜石自動車道は、花巻、釜石を結ぶ高速道ですが、
花巻、東和、宮守、そして遠野ICも開通し、
未完成とはいえ、ひじょうに便利になりました。

東和インターを降りたら、すぐに東和温泉があります。
左にこんもりとした緑(温泉の庭、東和ビオガーデンです)、
そして病院を過ぎて、まっすぐ。

右角がセブンイレブンの信号を越えて、さらにまっすぐ。
次の信号を右に曲がると、土沢商店街どまんなか、です。


◎駐車場のこと(全て無料!

にっちが入っている、こっぽら土澤の建物前にも
短時間なら、数台止められますが、
商店街の駐車場に止めておくと、安心です。

P1 アイリス駐車場
トイレもある駐車場。商店街をゆっくり楽しむのに便利です。

P2 東和町支所の駐車場
広い駐車場で、東和町にご用のある方は誰でも利用できます。

P3 ドキドキパーキング
商店街のまんなかにある駐車場。

P4 上町商店街駐車場
にっちには近い駐車場ですが、ちょっとせまいので
満杯のときは、P1,P2,P3 をご利用ください。

こっぽら土澤前、岩手銀行さんのご好意で、
営業時間外の、土、日の駐車場利用をさせていただいていますが、
通常日の営業時間は、銀行にご用のある方以外は、
止めないでくださいね。


◎釜石線でお越しの場合

釜石線「土沢駅」が、最寄り駅です。
新幹線を利用の方は、新花巻駅で釜石線に乗り換えます。
新花巻駅の次が、小山田駅。その次が土沢駅です。
のどかな、景色抜群の小さな旅。
降りたくない気持ちになりますが、そこはまた別の旅にして
にっちを目指すには、土沢駅で降ります。

上の地図の通り、
駅の向かい側の道に渡り、
散歩を楽しみながら来てください。
にっちまで、土沢駅から歩いて5分もかかりません。

路地歩きが楽しい、土沢の町です。
商店街だけでなく、裏町散策も楽しんでくださいね!