にっち・自然に囲まれて

多様な生きものといっしょに生きる雑貨店。

フィンランド「トントゥ」の世界、開催中!

2020-12-02 11:59:56 | にっち&くるみ:店情報
北欧の伝承に、赤い帽子をかぶった小人が農家の守護神として登場します。
スウェーデンでは「トムテ」、ノルウェーでは「ニッセ」、
そしてフィンランドでは「トントゥ」と呼ばれます。

家や納屋に住んでいるそうです。
その「トントゥの世界」をテーマにした、インゲルックさんの展覧会を
カフェくるみで開催中です。





動物たちのめんどうをみるトントゥ、植物の世話をするトントゥ。
家の人たちが、トントゥを大切にすると、みんなを病気や火事などの災害から守ってくれます。
逆に、ないがしろにしたり、掃除をさぼったりして、家を清潔にしていないと、
家から出ていってしまうそうです。優しい性格だけど、ちょっと気むずかしい。


そんなトントゥを、インゲルックさんの絵で、楽しんでください。





↑ 農家の動物たちと仲良しのトントゥ。人々が寝静まってから、いろんな仕事をしています。




↑ 長いあごひげを生やし、地味な色合いの服を着て、真っ赤な帽子をかぶって。
 とても働き者です。


小さいけれど、人間よりも長生きをして、力が強いトントゥは、
農家の人が動物を優しく扱わないと、怒って、いろんないたずらをするそうです。
そこで、クリスマス・イヴには、トントゥにもテーブルのごちそうを残しておくとか。

フィンランドの農家の暮らしを、くるみに展示した20数点のインゲルックさんの絵から
垣間見ることができます。
インゲルックさんの家や納屋にも、きっと住んでいるのでしょうね!
A4サイズのプリントは、販売もしています。
(ふつうのポストカードサイズもあります)





   2020年12月3日(木)〜27日(日)
    午前10時〜午後5時 火・水定休
       土沢カフェくるみ 



12月5日(土)、6日(日)は、クリスマスマーケットでしたが、
残念ながら中止になりました。
しかし、にっち、くるみ、いちびっと、ワンデイシェフの大食堂など、
こっぽらの店舗は、静かに、淡々と営業しています。
予定していた、花巻農業高校のシクラメン、りんごなども販売します。

お時間のある方は、どうぞお出かけくださいね。


12月21日(月)〜25日(金)は歳末フェアになるため、
にっち、くるみとも、22日(火)、23日(水)は営業いたします。

にっち、くるみとも、年末は27日まで。新年は1月7日(木)から営業です。
どうぞよろしく!