にっち・自然に囲まれて

多様な生きものといっしょに生きる雑貨店。

「昭和の気配」の展覧会、つづきです!

2018-08-31 09:53:38 | イベント案内
「昭和の気配 父が遺したものたち」


この展覧会、初日からいろいろな方にお越しいただいて、
大好評です!




↑ 東和町地元の手作り和紙、成島和紙に貼られた、
 マッチラベルの数々・・・
 東京を中心に、いろいろなお店のものがあります。





↑ 遊びましたねえ、男の子たちは夢中でした。
 コマに、けん玉。




↑ ぐい呑、スキットル(携帯ボトル)などなど。
  どれも、格安のお値段にびっくり。
  (なかには、すでに予約済みのものもあります🙇‍♀️)


これは↓ 何かな?



  
↑ 干支のねぷた、です。 かわいい! 
  東京生まれの山本浩さん。
  青森から取り寄せておられたようです。




↑ コレクションをされた、山本浩さんは、1926(大正15)年生まれ。
 お写真もあります。ステキな方です・・・





↑ マッチラベルのなかに、「花巻温泉」もありました!


1950〜1960年代のラベルが多いということですが、
スクラップブックにも、たくさん貼られています。
カフェのお席のほうで、ゆっくりとご覧ください。

戦後の暮らしが垣間見れる雑誌、「太陽」の創刊号からの数冊、
また、毎日グラフの雑誌など貴重な資料も置いてあります。


9月24日(月)までやっていますので、
どうぞお越しくださいね。

ただし、ぐい呑みや諸国民芸品は即売ですので、
気になるかたは、ぜひお早めに!


展覧会「昭和の気配 父の遺したものたち」始まりました!

2018-08-30 09:13:23 | イベント案内
土沢カフェくるみでの展覧会、

昭和の気配 父の遺したものたち」

8月29日より始まりました!













初日は、たくさんの方々でにぎわいました。


レトロなマッチラベルは、ほんとうにたくさんあって、
壁に展示した、成島和紙にぎっしり貼られたもの、
何冊ものスクラップブック、どれも
時を忘れたように、皆さん見入っておられました。


また、改めて店内のようすをご紹介しますが、
和紙で作った、かわいい干支ねぷたにも注目が集まっていますし、

「諸国土産物品などをお手頃価格で」
というコーナーも😀 大人気です♬


ぜひ、ぜひ、いらしてくださいね!

ツバメの学校 ♬ ゆかいです。

2018-08-27 15:58:48 | ツバメの家
ツバメの家のツバメたちは、
今年は、二度巣づくりをしました。


その2回目。
無事に、4羽のひなが巣を飛び立ちました!


最初に1羽が飛び立って、3羽はまだ残っていました。
その翌日、残りの3羽も、2羽、1羽と、時間差はありましたが、
母さんツバメに誘われて飛び出しました。

しかし、毎日夕方になると、みんな巣のあるところに戻ってきます。

こちらは↓ 巣立ってすぐの、ある日の光景です。

前にお話しましたが、
1回目に巣立った若鳥たちも集まってくるのです!




↑ いちばん左側の3羽が、今回巣立ったばかりの3羽。
  その隣の隣が、先に巣立った1羽です。
  その右側が、食べものを与えている親ですね。


残りのツバメは、ツバメの学校でいうと、
学級参観の父兄のようなもの、といったらいいでしょうか。
興味深く、巣立ちびなのようすを見守っています。





↑ 電線のいちばん左側にいた3羽です。
  電線の上でもくっついて、親がやってこないかと、
  真剣に見ています。


飛べるようになったひなたちは、親が飛んでくると、
思わず、自分でも飛び出してしまいます。




↑ 1羽のひなが飛び立ち、2番目のひなも飛び立とうとしています。




↑ 最初に飛んでいった1羽は、親から食べものをもらおうとしています。


空中給餌のようすです!






↑ 左側が親。画面の右端にいるのは、次に飛び立ったひなです。


こうして、巣立ってからも、ツバメの学校は電線の上、
そして、空中で続いているのです。


さて、今は?

4羽とも、親の手助けを借りずに、
目にも止まらぬ速さで、ビュンビュン飛び、
早朝からどこかへ出かけてしまいます。

そうして、夕方には戻ってきますが、
昼間はどこに行っているんでしょう? 
猿ケ石川付近を探してみましたが、見つかりませんでした。


9月には、渡りが始まるでしょうから、
このツバメたちともお別れかなあと思うと
寂しい気もしますが、
それでも、今年は事故もなく、二回とも無事に巣立ちが終わって、
心からほっとしています。


ツバメっていいなあ!
飛べるっていいなあ!







長谷川 誠「辿りつかない峰」の展覧会へぜひ!

2018-08-24 21:19:16 | 東和&土沢ニュース
土沢駅の隣駅、晴山駅前の「晴山倉庫」で、
長谷川 誠「辿りつかない峰」が開催中です!



晴山駅、ってどんなところ?

こんなところです↓





↑ 大きな桜の木の向こうに見える、小さな建物が駅、です!
 これは、晴山倉庫から見た光景です。




↑ ひじょうに気持ちのいい空間に、
 大きな木造の建物「晴山倉庫」があります。


車で行った場合は、空いた草地に止めて、
しみじみと、あそこに見えるのが駅?
と、まわりを見回すことになりますが、
釜石線に乗って、晴山駅で降りると、
歩いて、ここに辿りつけるわけですから、
これまた、なんともいえない稀有な体験です。


盛岡在住の長谷川さんは、盛岡からここに通いながら、
一年近くをかけて、倉庫内の空間に作品を仕上げていったのです。

「どのくらいかかったのか・・・
 ここへ来て、まわりを見て、少し作業して
 満足して帰ったこともありましたし、
 集中して仕上げていったのは、最後の3ヶ月くらいだったかなあ」
 
と、長谷川さん。
ご本人がいらっしゃるときは、いろいろな説明がじかに聞けて幸せです。

ご自身が、いっぺんで気に入ったという、この木造の倉庫。
2013年から2015年にかけては、杉の葉を集め続けて作った、
「森のしずく」という展示でみんなを驚かせました。


さて、今回は?

倉庫の中扉を開けて中に入ると、
照明を落としたなかに、白い世界が!

何だろうと、と目を凝らして見ていくと、
雪原のような、雪庇のような、
とにかく大きいので、うまく撮れません・・・







↑ 遠くに雪山がそびえているように見えます・・・


白いボール紙ほか、身近な素材がいっぱい使われているようで、
でも、身近には決して見ることができない造形です。

きらきら光っているようなつららにも、はっとします。


インスタレーションとは、空間展示とも訳されますが、
もともと、ある場所にものを設置する、インストールが語源のようです。

つまり、アーチストの手によって、この空間にインストールされた
空間全体を含む作品。

白い、白い、巨大な作品を前に、
改めて、「辿りつかない峰」という題を
復唱しながら、作品のまわりを歩きました。


下記は、8月22日の岩手日報で紹介された記事です。






長谷川 誠「辿りつかない峰」新作インスタレーション

2018年8月17日(金)〜28日(火)
11:00〜16:30

晴山倉庫 Fine Arts (JR晴山駅前)




行きた〜い、でも時間が合わない、と嘆いている方に朗報!

会期終了後、しばらくは予約により対応できる日に公開してくださるそうです。
ご案内のポストカードにも、その旨記されていました。
(お問い合わせ  TEL 080-3192-3027)


ぜひ、お時間をつくってお出かけください!














お盆明けらしい、夏の日々です

2018-08-18 10:40:35 | にっち&くるみ:店情報
お盆が明けると・・・
早朝のひんやりとした風。
びっくりしました。
昔からの言い伝え通り、なのですね。

それでも太陽が出ると、
気温は少しずつ上がり、
アブラゼミ、ミンミンゼミに加え、
最近では、ツクツクボウシの声が聞こえてきます。


こちら↓は、にっちにいる、スイッチョさんです♬




↑ スタッフお手製のスイッチョさん。
 夏の帽子のそばにいますが、色といい、表情といい、迫力です。


で、こんなことが↓




↑ その生みの親のスタッフのところにきた、
 ほんもののスイッチョさん。


それにしても、長〜い触角ですね! びっくりです。
カフェくるみに入ってきたので、
いっしょに外の植え込みに行って放したそうです。


世界の雑貨にっちの店内には、
マルチクロスがたくさんそろっています。





↑ 綿100%、また、麻と綿、というのもあって、
 お値段も手頃だし、かなりオススメの品々です。



さらに、ジンバブエのかごも入っています!

南アフリカ共和国の北隣にある、ジンバブエ。
イララ、と呼ばれるパーム椰子を編み込んで作ったかご。




↑ 模様の美しさにほれぼれします!


にっち、カフェくるみとも営業していますので(火曜定休)、
どうぞいらしてくださいね♬



カフェくるみでは、美味しいバニラジェラートに、
自家製のブラックベリーソースをかけてお出ししています。

チョコミント、ココナッツジェラートなどもありますので、
ぜひ、味わってみてください!



おなじみの、各種アイスもなかに加え、
本日(8月18日)から始まった新メニューなのです!








ツバメたちの巣立ち、続きです♬

2018-08-12 15:45:29 | ツバメの家
ツバメのニュースのその後。
すっかり遅くなってしまいました。



前回お伝えした、ツバメの巣立ち
1羽が先に飛び立って、
翌日、2羽目と3羽目が飛び立って、
というところまででした。


飛び立っても、夕方には親が若鳥たちを巣に戻し、
「まだ、足りないよう〜」という、
元気いっぱいの子たちに、
食べものを運んでいました。

さて、最後の4羽目は??

当時の、次の日にもどってみますね。

この日も朝、1羽目は、さっさと自分で飛び出していきました。
2羽目、3羽目は、親が何度か誘いにきて、やっと外に出ました。

外というのは・・・電線の上です。



そこで、父さんツバメが↓「ここにいなさい」という感じで、
動かずに、陣どっています。




↑ 長く同じところにいるときのツバメって、
 羽づくろいがふだんとは違って、おもしろいんです。


ツバメのダンス・・・腰を振って、フラダンスみたい。




↑ ねっ? 右に、左にと、ゆっくり丹念にやっています。




↑ えさが欲しい、という若鳥のために、母さんツバメ(右上)が飛んできました。




↑ 口を開けた若鳥に、食べものをやっています。


巣立ったといっても、まだまだ、自分で食べものを捕るのは難しいようです。


さて、最後の1羽が、まだ巣に残っています。
母さんツバメが、迎えに行きました!






↑ 母さんツバメの誘いで、やっと最後の1羽が、いっしょに飛び出してきました。
 手前が、ひなです!





↑ 2羽がくっついていて、わかりにくいと思うんですが、
  手前が、ひな。奥が母さんツバメです。




↑ 飛んでいく方向がちがっています。



ひなは、高度を下げて路面近くを飛んで、
向かいの家の壁にそって、上昇していきました。

母さんツバメは、高度を落とさず、ゆっくりと、
そのひなの行方を見守っていました。




↑ 急上昇するひな、つまり4番目の若鳥と、それを追う母さんツバメ。




↑ 初飛行で、やっと兄さんたちのところにきました!
 4番目の子の隣に、母さんツバメ(右端)が止まりました。


 みんながやってきて、一家が勢ぞろい!


巣立ちというのは、劇的な変化、というより、
ふだんの行動の延長線上にあるようです。


この4番目の子も、すぐに母さんツバメの方を向いて、
「おなか、すいた〜!」と要求。
それに答えて、母さんツバメは飛び立っていきました↓






巣にいたころに比べて大きく違うのは、世界が広がったこと。
活動範囲は広がりましたが、それを飛ぶスピードが補ってくれます。




↑ 電線上で、6〜9メートルの感覚で止まっている、若鳥たち。
 親も、次はどの子にあげたらいいか、すぐにわかるようです。




↑ もらっていますねえ😁


さて、4羽が巣立った後も、毎日夕方になると、巣のあるねぐらに戻っていました。

その暮らしが変わったのは、親たちが次の巣づくりを始めてからです。
4羽はここに戻ってこなくなりました。


そして、現在は・・・

次の巣に、こんな子たちが暮らしています↓




↑ 隠れていますが、全部で4羽のひながいます。





↑ 母さんツバメがせっせと食べものをやっています。


中の全体がどうなっているかというと・・・

最初の巣は、部屋の奥にあったのですが、
今回は、入り口近くの電灯の傘の上に巣をつくりました。




↑ 手前の枝の上にいるのは、父さんツバメ。
 ここで、いつも巣のようすを見守っています。


外に、ツバメの影が映っているのがわかりますか?


中には入りませんが、
最初に巣立った子どもたちです。

毎日のように近くを飛んでいます。



こんどのひなたちも、全員無事に巣立ちますように!

長いツバメニュースでしたが、おつきあいくださって、ありがとうございました🙂












にっち、くるみ、お盆でも営業しています♬

2018-08-12 08:09:21 | にっち&くるみ:店情報
昼間は気温が上がりますが、風の吹き抜ける日は、
冷房がなくとも過ごせる日もあります。
お盆休み。各地から帰省された方もおられることでしょう。

にっち、カフェくるみは、ともに従来通りの営業となります。


つまり、14日(火)は定休日なのでお休みしますが、
それ以外の日々は、すべて営業です。






どうぞ、お立ち寄りくださいね!


カフェくるみでは、現在「中藤毅彦写真展  STREET RAMBLER」
を開催中!







萬鉄五郎美術館では、写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き」を開催中ですが、
岩合光昭さん、中藤毅彦さん、ともに、
「アサヒカメラ」など写真誌では、おなじみの方ですね!

写真に関心のある方なら、どちらも必見です!


ぜひ、ゆっくりとご覧ください♬




「中藤毅彦写真展」カフェくるみで始まりました!

2018-08-08 07:51:45 | イベント案内
Street Rambler


Rambler・・・彷徨(さまよ)い歩く・・・

町を彷徨い、そこに溶け込み、景色、もの、人を撮り続けてきた
中藤毅彦(なかふじ たけひこ)さん。

一貫した姿勢で、モノクロ撮影を続けておられます。

縁あって、カフェくるみで写真展を開催できることになりました。
そのご縁に感謝!




↑ 思わず、時空が飛んで、写真の世界に入り込んでしまいます。 
  左は、モスクワ。右は、サンクトペテルスブルグです。





↑ ポストカードに使った写真は、ニューヨークです。







改めて、白黒写真に魅せられました。

やっぱりいい、ほんとうにいいです!

8月6日(月)、7日(火)土沢七夕まつりです

2018-08-06 16:48:41 | イベント案内
8月6日(月)、7日(火)の二日間は、
東和町土沢の七夕まつりです。



午後3時から始まり、午後9時まで、歩行者天国になります。
お時間がありましたら、ぜひおいでください!




七夕といえば、出会い、再会、という言葉を
どうしても思い出してしまいます。

人と人はふしぎな縁で出会い、
ともに時を過ごし、そして、また思いがけないことで
別離を体験します。


にっち とも縁がある「おいものせなか」
新田コージさんが、今年3月に逝去されたことは
いまだに信じられない気持ちでいっぱいです。

奥さまの新田史実子さんから、
新田コージさんの新潟での作品展のパンフレットをいただきました。






花巻の「おいものせなか」のお店に行ったとき、
史実子さんが上京されたなど、お留守のとき、
コージさんとお話することがありました。
時折口から出てくる「ぶんちゃんが・・・」という響きに、
ああ、ぶんちゃん(史実子さん)は、
愛されているんだなあ、としみじみ感じたものです。

作品展は、東京で画廊をやっておられた平井勝正さんの企画で
実現したそうです。

そのパンフレットにある文章が、心に染み入ってくるようで、
ここでそのままご紹介しますね。









会場である「新潟絵屋」さんのホームページもご覧ください。


おいものせなかへ行くと、緑いっぱいの植え込みで作業をしていたり、
車に荷物を積み込んでいたりする新田コージさんが、
いまもそこに、飄々と現れるような気がしてなりません。


七夕の日に、花巻で「おいものせなか」を築き上げてきた、
新田コージさん、史実子さん、お二人のことを思い起こしてしまいました。