にっち・自然に囲まれて

多様な生きものといっしょに生きる雑貨店。

東家一太郎さん、テレビ出演のご案内♬

2019-09-22 16:19:39 | イベント案内
台風17号の行方が気になります。
15号で受けた関東地方の被害、停電はじめ、まだまだ回復していないのに、
心配です・・・


ところで、本日は、東家一太郎さんのNHKテレビ出演のご案内です。


2019年9月29日(日)  NHK Eテレ
NHK浪曲特選・夏  14:25〜16:25



番組の案内には、下記のように書かれていました。

若手からベテランまで、東西を代表する浪曲師たちの熱演をお楽しみいただきます。
四郎若「勧進帳」 一太郎「オオカミ王ロボ」 孝太郎「赤馬の殿様」 はる乃「真柄のお秀」 小ゆき「銀河英雄伝」。
企画コーナーでは「男と女・色恋絵巻き」と題し4人の若手浪曲師たちが、浪曲の中の男女の名場面を楽しくご紹介します。


東家一太郎さん、美さん、お二人の浪曲「オオカミ王ロボ」は、
この中にあっても、異色です。
日本の語り芸の魅力を伝えようとする、若い浪曲師たちの姿に、
ワクワクします。


ぜひ、ご覧くださいね。
お出かけのときは、録画をお忘れなく!








そして、今年の秋の東和町での口演会は、下記になります。










今年の会場は、東和町の土沢からも近い、セブンイレブン前の、
福祉センターの和室になります。
足の便のよいところなので、ぜひお出かけくださいね!


ご予約、お待ちしています。


テレビで見て、そして、生でもお二人に会って、
じかにお話してくださいね!






ツバメにさようなら、そして、読書の秋。

2019-09-13 09:04:55 | つぶやき
「今年の夏は暑かった」
が、合言葉になってしまった日々が続きました。
しかし、涼しい風が吹くようになりましたね。


そんななか、ぼーっとしてしまって、
ブログが2週間以上も空いてしまったことに、
いまさらながら驚いています。


猛暑、そして台風。
日本の夏の定番ですが、そんななかで来年は
東京オリンピックが開かれるのですね!(◎_◎;)


春から夏の終わりまで、半年近く
身近で楽しんできたツバメたち。
最後は、ツバメの学校を見ながら、
また来年会おうね! と、お別れしました。




↑ 最後は、町中の電線の上で、こんなツバメの学校が見られました。


巣立ったひなたちは、すぐに自分たちで十分に虫をとることが
できるわけではないので、親にもらっています。




↑ 父さんツバメが、えさを運んできてました。


別の家族のツバメのひなたちも集まっているのでしょうか・・・
若いツバメが集まった、まさにツバメの学校は、
数えてみると、13羽いました。





さて、ツバメも去って、秋になりました。
秋といえば、読書の秋。
この言葉、なんだか懐かしい響きがありますが、
少しだけ、にっちの古本からのご紹介です。




↑ 「愉快な百姓 藤三郎の農業日記」 佐藤藤三郎


私にとって、佐藤藤三郎さんは特別な人です。
一度もお会いしたことはないのですが、昔から知っているような気がして・・・
なぜなら、「山びこ学校」(無着成恭著)に出てくる子どものおひとりだから。

「山びこ学校」は、繰り返し読んだ本でした。
その学校は、山形県山元村(現在の上山市)にありました。
中学の教師、無着成恭さんの教え子たちの生活記録をまとめた文集です。
どの子も率直に、家のこと、学校のこと、考えることを綴っています。
その後、子どもたちはどんな大人になったんだろう、
と思っていたら、藤三郎さんのご本が何冊かあることを知りました。

生活の中での関心の広さ、爽やかな語り口、
改めて、農は暮らしの基本であると感じる、
内容豊かな本です。






↑ 「チャーリーとの旅」 ジョン・スタインベック


文豪、スタインベックが、愛犬チャーリーとともに、アメリカ再発見の旅に出たのは、
1960年のこと。キャンピングカーを自ら運転して、各地の人々に出会い、
アメリカの本質に触れていきます。
チャーリーが、なんともいえない無二のパートナーなんです。
犬好きには、たまらない本です。






↑ 「犬の言葉」 日高敏隆


動物行動学者の日高敏隆さんのエッセイ集です。
日本に、エソロジー(行動生物学)を最初に紹介した方としても
知られます。
さまざまな昆虫、そして動物について、軽妙な語り口で綴られるエッセイは、
私たちの意識、世界を広げてくれます。






↑ 「評伝 イサム・ノグチ」ドーレ・アシュトン著 笹谷純雄訳


アメリカ、ロサンゼルス生まれの、彫刻家、画家、舞台芸術家のイサム・ノグチ。
父が日本人、母がアメリカ人、1904年生まれですから、戦争にも翻弄され、
84歳で亡くなるまで、持って生まれた感性を生かし、幅広い世界で活躍しました。
その集大成ともいえる本で、写真もたっぷり入っています。







↑ OAK TREE オークの木の自然誌 
 リチャード・レウィントン絵、デイヴィッド・ストリーター文 池田清彦訳



大判で、精密な絵がたくさん入った楽しめる図鑑です。
オークは、ヨーロッパの冷温帯の広葉樹林を象徴する樹木。
落葉するナラのことですが、ドングリができて、日本でもおなじみです。
カシも同じ仲間ですが、こちらは常緑です。


多くの昆虫や鳥たち、そして動物が、このオークの元に集まります。
ヨーロッパの文学に登場する、オークのすべてが、
美しい絵とともにわかってきます。






↑ 「キッチンの窓から」 スーザン・ヒル文、アンジェラ・パレット絵、ウィルヘルム菊江訳



イギリスで生まれた本ですが、カントリーライフが、
なんともいえない、のどかで素敵な絵で描かれています。

いろんなレシピがのっていて、作ってみたくなるものばかり。
ひと手間、ふた手間かかる、カントリーライフは、
そのゆったり流れる時間そのものが、宝だと実感します。



やっと秋を実感できるようになった、今日このごろ。
ぜひ、にっちの古本コーナーへどうぞ!