にっち・自然に囲まれて

多様な生きものといっしょに生きる雑貨店。

今年のツバメたち

2020-07-31 16:13:45 | ツバメの家
西の方から、梅雨が明けてきているようです。
岩手の梅雨明けも、もうじきでしょうか・・・

ツバメたちのニュースを書きます、といっておきながら、
ずいぶん時間がたってしまいました😞


今年のツバメの家のツバメたち。
現在は、2回目の子育てが進行中ですが、
1回目のひなたちの、巣立ちのようすからお知らせしたいと思います。




↑ 2020年6月13日の朝。3時40分。

上記の写真の左手前が、ツバメの家なのですが、
街灯に照らされて、まるで深夜のようですね。
でも、早朝であり、かすかに空が明るくなって、
夜明けがもうすぐですよ、といっています。

ツバメの家族でいちばんの早起きは、父さんツバメです。




↑ 父さんツバメは、向かいの人家前の低い電線に止まっています。わかるかな?


こっぽらの建物も、左側に見えます。

父さんツバメが止まっている場所は、お気に入りの見張り場で、
巣の近辺に、こんな場所が10ヶ所ほどあります。


朝の4時を過ぎました・・・
巣にいるひなたちに、親たちが食べものを運んでくる時間です。

これ↓は、ツバメの家を中から見たところ。




↑ 6羽のひなたちがひしめく巣は、天井左手の電灯の傘の上にあります。


父さんツバメがひなにえさをやったのですが、
中に入ってくる母さんツバメを察知して、左手の止まり木に移りました。
飛んできたのは、母さんツバメです。


大騒ぎのひなたち!




巣立ちが間際のひなたちは、羽ばたきをするようになります。
でも、巣は狭いので、だれかが羽ばたくと、ほかの子が羽ばたけなくなってしまいます。
ちょっと憮然とした表情のひなもいますね!





ところが、母さんツバメがやってくると、一変します。
みんな羽ばたきをやめて、整然と、静かになりました。

いちばんお腹がすいているはずの早朝ですが、
今回のこのひなたちは、騒ぐことをしませんでした。
父さん、母さんツバメが、頻繁にえさを運んでくるので、
いつも、満ち足りているようでした。

このときも、一羽だけが口を開けました。


朝4時20分。
父さんツバメが、ひなたちを誘うように飛ぶと、
止まり木に止まりました。






ひなたちは、じ〜っと父さんツバメを見ています↓





父さんツバメは、頭をぐるんと、180度? 回転しました。
羽づくろいの一種でしょうが、おもしろいですね!
フクロウが、ぐるんとやるのはよくありますが・・・




羽づくろいというのは、緊張を解く意味もあるようで、
何か、次に大事なことにかかろうとしているしるしでもあります。

そして、さーっと飛ぶと・・・




なんと、一羽のひなが巣から飛び立ったのです!

父さんツバメの誘いにのって、初めて巣から離れたのです。
そして、父さんが止まっていた枝に止まると、
やったあ、と、羽づくろいを始めました。




ここで初めて、一羽のひなの全身像を、じっくりと見ることができました。





ひならしい特徴を残し、羽毛をふくらませています。
ちなみに、巣立ちの後は、羽毛をふくらませることが少なくなり、
スマートな感じになってきます。

これ↓は、この日から10日後、同じ止まり木に止まったひなを
撮ったものです。





巣を初めて飛び立って、止まった枝↓
ここで、頭をぐるん。父さんツバメと同じ気分を味わったのでしょうか・・・?





母さんツバメも、ひなの巣立ちの気分をじゅうぶんわかっていました。




↑ のぼり旗を立てる竿の横棒は、ツバメが好きな止まり場です。





巣からもう一羽が飛んできました↑
止まっているのが、二羽のひな。
母さんツバメが、外に行こうと誘っています。




すぐにひなの一羽が飛び立ったのですが・・・








巣にいる、元の仲間のところに戻ってしまいました↑


母さんツバメのリードで、二羽の巣立ちびなが、
見たこともない外の世界を体験したのは、
これからおよそ7時間後の、11時半ころでした。


外に飛び出ると、ツバメの家のひさしの上に止まりました。
商店街は、ツバメの新人たちにどのように見えたのでしょう?




母さんツバメに誘われ、ひなが飛び立ちました。
ただ、初飛行のせいか、あまりスタミナがなく・・・





電線に止まりました。





そして、その後・・・・




母さんツバメを追うように、なんと、電線の上を走ったのです!
羽をはばたかせて、体を浮き上がらせながら、とっとっとっ、と電線を走っていきました。





こうして、二羽のひなは、初めての外の世界を楽しみました。
この日は、お腹がすいたよ、と鳴くと、母さん、父さんが食べものを運んできてくれました。

夕暮れ時になると、いっしょに巣に戻りました。

「飛ぶ」という特権を得ての、自立への初日。
翌朝は、残りの4羽のひなたちも巣立ちすることになるのですが、
ひなたちの輝かしい第一歩は、こちらにも感動の一日となりました。









24日(金)、こっぽらにどうぞ!

2020-07-22 18:07:16 | イベント案内
いろんなイベントが中止になってしまった昨今ですが、
こっぽら土澤では、小さな催し、
「夏の感謝祭」を開くことにしました。

7月24日(金)です。





にっち では、雑貨その他、いろんなプレゼントを用意して、
お客さまに、選んでいただけるようにしています。

カフェくるみでは、熊本名物「いきなり団子」が、通常の半額!
お持ち帰りもOKです。
この機会に、いろんな味をお試しください!

自然解凍して、夏は冷たいままでいただいても美味しいですよ♫


どうぞ、土沢商店街の岩手銀行前、
こっぽらまで、お出かけくださいね!!




ブルキナ・バスケット、入荷しました!

2020-07-10 08:33:24 | にっち&くるみ:店情報
ブルキナ・バスケットって?

と思われる方もおられるでしょう。

ブルキナは略称で、正確にはブルキナファソ。
西アフリカにある国の名前です。


ブルキナ(モシ語で、高潔な人、の意味)、ファソ(ジュラ語で、祖国の意味)という
二つの言語を合わせた国名で、長くフランスの植民地だったこともあり、
公用語はフランス語だそうです。

日本は、このブルキナファソから、ごまを輸入しているとか。
国内のごまはほとんどが輸入にたよっており、
その半量は、ブルキナファソとナイジェリアからの輸入だそうです。
日本のごまは、アフリカから来ていたんですねえ・・・

と、話はそれてしまいましたが、そのブルキナファソは、
写真のような↓手編みのカゴで知られています!





イネ科の水草(日本でいう、イグサのようなもの)を、
ひとつひとつ手編みで丁寧に仕上げたもの。

取っ手部分は、山羊皮です。しなやか、太くて持ちやすい!

多少のささくれや、形や大きさにばらつきはありますが、
なにせ、作っている人がひとりひとり違うのですから、これも個性的で味わい深い!


凹みや、ゆがみは、霧吹きで水を吹きかけてから、
(あるいは、大胆にカゴをぬらしてから)
手で形を整え、それから天日に干すと、きれいになります。

というわけで、西アフリカのブルキナファソからやってきた
手編みのブルキナ・バスケット。

ぜひ、にっちにて、ご覧くださいね!
かなり、買いやすいお値段になっています。


ルーツのパン屋さん、7月13日(月)にっち へ!

2020-07-07 16:32:57 | にっち&くるみ:店情報
毎月、第二月曜日は、自家製酵母で作ったおいしい
ルーツのパン屋さんのパンが、にっちで買えますよ!

ふだんは午前11時から開けているにっちですが、
この日は、準備のため、10時半頃から開けています。

予約いただけるのが、いちばん。
予約なしだと、売り切れたらおしまい・・・😭
午後のご来店で、「今日は、ルーツさんのパンでは?」といわれると、
ごめんなさ〜い、と平身低頭。

今月は、定番商品が中心です。
パンのメニューは、こちらをご覧ください↓

ルーツの美味しいパンたち


予約は、下記にお電話を!
090-5765-6050


7月10日(金)までにご連絡いただけるとうれしいです。

もちろん、カフェくるみでも、予約を受け付けています!


ところで、このところツバメニュースを書こう、書こうと、
毎日思っているのですが、じつは写真を撮りすぎてしまい、
その整理に、予想外に時間がかかってしまっています。

整理できてないのに、もう翌朝は4時頃には
ツバメたちに会いに出かけるのですから、たまるわ、たまるわ。
嬉しい悲鳴です。

というわけで、もうじき、ツバメたちのニュースを
お知らせできると思います😞