西の方から、梅雨が明けてきているようです。
岩手の梅雨明けも、もうじきでしょうか・・・
ツバメたちのニュースを書きます、といっておきながら、
ずいぶん時間がたってしまいました😞
今年のツバメの家のツバメたち。
現在は、2回目の子育てが進行中ですが、
1回目のひなたちの、巣立ちのようすからお知らせしたいと思います。
↑ 2020年6月13日の朝。3時40分。
上記の写真の左手前が、ツバメの家なのですが、
街灯に照らされて、まるで深夜のようですね。
でも、早朝であり、かすかに空が明るくなって、
夜明けがもうすぐですよ、といっています。
ツバメの家族でいちばんの早起きは、父さんツバメです。
↑ 父さんツバメは、向かいの人家前の低い電線に止まっています。わかるかな?
こっぽらの建物も、左側に見えます。
父さんツバメが止まっている場所は、お気に入りの見張り場で、
巣の近辺に、こんな場所が10ヶ所ほどあります。
朝の4時を過ぎました・・・
巣にいるひなたちに、親たちが食べものを運んでくる時間です。
これ↓は、ツバメの家を中から見たところ。
↑ 6羽のひなたちがひしめく巣は、天井左手の電灯の傘の上にあります。
父さんツバメがひなにえさをやったのですが、
中に入ってくる母さんツバメを察知して、左手の止まり木に移りました。
飛んできたのは、母さんツバメです。
大騒ぎのひなたち!
巣立ちが間際のひなたちは、羽ばたきをするようになります。
でも、巣は狭いので、だれかが羽ばたくと、ほかの子が羽ばたけなくなってしまいます。
ちょっと憮然とした表情のひなもいますね!
ところが、母さんツバメがやってくると、一変します。
みんな羽ばたきをやめて、整然と、静かになりました。
いちばんお腹がすいているはずの早朝ですが、
今回のこのひなたちは、騒ぐことをしませんでした。
父さん、母さんツバメが、頻繁にえさを運んでくるので、
いつも、満ち足りているようでした。
このときも、一羽だけが口を開けました。
朝4時20分。
父さんツバメが、ひなたちを誘うように飛ぶと、
止まり木に止まりました。
ひなたちは、じ〜っと父さんツバメを見ています↓
父さんツバメは、頭をぐるんと、180度? 回転しました。
羽づくろいの一種でしょうが、おもしろいですね!
フクロウが、ぐるんとやるのはよくありますが・・・
羽づくろいというのは、緊張を解く意味もあるようで、
何か、次に大事なことにかかろうとしているしるしでもあります。
そして、さーっと飛ぶと・・・
なんと、一羽のひなが巣から飛び立ったのです!
父さんツバメの誘いにのって、初めて巣から離れたのです。
そして、父さんが止まっていた枝に止まると、
やったあ、と、羽づくろいを始めました。
ここで初めて、一羽のひなの全身像を、じっくりと見ることができました。
ひならしい特徴を残し、羽毛をふくらませています。
ちなみに、巣立ちの後は、羽毛をふくらませることが少なくなり、
スマートな感じになってきます。
これ↓は、この日から10日後、同じ止まり木に止まったひなを
撮ったものです。
巣を初めて飛び立って、止まった枝↓
ここで、頭をぐるん。父さんツバメと同じ気分を味わったのでしょうか・・・?
母さんツバメも、ひなの巣立ちの気分をじゅうぶんわかっていました。
↑ のぼり旗を立てる竿の横棒は、ツバメが好きな止まり場です。
巣からもう一羽が飛んできました↑
止まっているのが、二羽のひな。
母さんツバメが、外に行こうと誘っています。
すぐにひなの一羽が飛び立ったのですが・・・
巣にいる、元の仲間のところに戻ってしまいました↑
母さんツバメのリードで、二羽の巣立ちびなが、
見たこともない外の世界を体験したのは、
これからおよそ7時間後の、11時半ころでした。
外に飛び出ると、ツバメの家のひさしの上に止まりました。
商店街は、ツバメの新人たちにどのように見えたのでしょう?
母さんツバメに誘われ、ひなが飛び立ちました。
ただ、初飛行のせいか、あまりスタミナがなく・・・
電線に止まりました。
そして、その後・・・・
母さんツバメを追うように、なんと、電線の上を走ったのです!
羽をはばたかせて、体を浮き上がらせながら、とっとっとっ、と電線を走っていきました。
こうして、二羽のひなは、初めての外の世界を楽しみました。
この日は、お腹がすいたよ、と鳴くと、母さん、父さんが食べものを運んできてくれました。
夕暮れ時になると、いっしょに巣に戻りました。
「飛ぶ」という特権を得ての、自立への初日。
翌朝は、残りの4羽のひなたちも巣立ちすることになるのですが、
ひなたちの輝かしい第一歩は、こちらにも感動の一日となりました。
岩手の梅雨明けも、もうじきでしょうか・・・
ツバメたちのニュースを書きます、といっておきながら、
ずいぶん時間がたってしまいました😞
今年のツバメの家のツバメたち。
現在は、2回目の子育てが進行中ですが、
1回目のひなたちの、巣立ちのようすからお知らせしたいと思います。
↑ 2020年6月13日の朝。3時40分。
上記の写真の左手前が、ツバメの家なのですが、
街灯に照らされて、まるで深夜のようですね。
でも、早朝であり、かすかに空が明るくなって、
夜明けがもうすぐですよ、といっています。
ツバメの家族でいちばんの早起きは、父さんツバメです。
↑ 父さんツバメは、向かいの人家前の低い電線に止まっています。わかるかな?
こっぽらの建物も、左側に見えます。
父さんツバメが止まっている場所は、お気に入りの見張り場で、
巣の近辺に、こんな場所が10ヶ所ほどあります。
朝の4時を過ぎました・・・
巣にいるひなたちに、親たちが食べものを運んでくる時間です。
これ↓は、ツバメの家を中から見たところ。
↑ 6羽のひなたちがひしめく巣は、天井左手の電灯の傘の上にあります。
父さんツバメがひなにえさをやったのですが、
中に入ってくる母さんツバメを察知して、左手の止まり木に移りました。
飛んできたのは、母さんツバメです。
大騒ぎのひなたち!
巣立ちが間際のひなたちは、羽ばたきをするようになります。
でも、巣は狭いので、だれかが羽ばたくと、ほかの子が羽ばたけなくなってしまいます。
ちょっと憮然とした表情のひなもいますね!
ところが、母さんツバメがやってくると、一変します。
みんな羽ばたきをやめて、整然と、静かになりました。
いちばんお腹がすいているはずの早朝ですが、
今回のこのひなたちは、騒ぐことをしませんでした。
父さん、母さんツバメが、頻繁にえさを運んでくるので、
いつも、満ち足りているようでした。
このときも、一羽だけが口を開けました。
朝4時20分。
父さんツバメが、ひなたちを誘うように飛ぶと、
止まり木に止まりました。
ひなたちは、じ〜っと父さんツバメを見ています↓
父さんツバメは、頭をぐるんと、180度? 回転しました。
羽づくろいの一種でしょうが、おもしろいですね!
フクロウが、ぐるんとやるのはよくありますが・・・
羽づくろいというのは、緊張を解く意味もあるようで、
何か、次に大事なことにかかろうとしているしるしでもあります。
そして、さーっと飛ぶと・・・
なんと、一羽のひなが巣から飛び立ったのです!
父さんツバメの誘いにのって、初めて巣から離れたのです。
そして、父さんが止まっていた枝に止まると、
やったあ、と、羽づくろいを始めました。
ここで初めて、一羽のひなの全身像を、じっくりと見ることができました。
ひならしい特徴を残し、羽毛をふくらませています。
ちなみに、巣立ちの後は、羽毛をふくらませることが少なくなり、
スマートな感じになってきます。
これ↓は、この日から10日後、同じ止まり木に止まったひなを
撮ったものです。
巣を初めて飛び立って、止まった枝↓
ここで、頭をぐるん。父さんツバメと同じ気分を味わったのでしょうか・・・?
母さんツバメも、ひなの巣立ちの気分をじゅうぶんわかっていました。
↑ のぼり旗を立てる竿の横棒は、ツバメが好きな止まり場です。
巣からもう一羽が飛んできました↑
止まっているのが、二羽のひな。
母さんツバメが、外に行こうと誘っています。
すぐにひなの一羽が飛び立ったのですが・・・
巣にいる、元の仲間のところに戻ってしまいました↑
母さんツバメのリードで、二羽の巣立ちびなが、
見たこともない外の世界を体験したのは、
これからおよそ7時間後の、11時半ころでした。
外に飛び出ると、ツバメの家のひさしの上に止まりました。
商店街は、ツバメの新人たちにどのように見えたのでしょう?
母さんツバメに誘われ、ひなが飛び立ちました。
ただ、初飛行のせいか、あまりスタミナがなく・・・
電線に止まりました。
そして、その後・・・・
母さんツバメを追うように、なんと、電線の上を走ったのです!
羽をはばたかせて、体を浮き上がらせながら、とっとっとっ、と電線を走っていきました。
こうして、二羽のひなは、初めての外の世界を楽しみました。
この日は、お腹がすいたよ、と鳴くと、母さん、父さんが食べものを運んできてくれました。
夕暮れ時になると、いっしょに巣に戻りました。
「飛ぶ」という特権を得ての、自立への初日。
翌朝は、残りの4羽のひなたちも巣立ちすることになるのですが、
ひなたちの輝かしい第一歩は、こちらにも感動の一日となりました。