中山11R セントライト記念
◎5.ラヴェルソナタ
○7.ショウナンバーズ
▲2.トーセンラー
△11.フェイトフルウォー
△14.サダムパテック
×1.ベルシャザール
×8.ユニバーサルバンク
注10.ハーキュリーズ
注12.ターゲットマシン
サダムは実績最上位だが中山よりは東京向きで、弥生賞のパフォーマンスでは確勝とはいえず、ここは夏の上がり馬が風穴を開けるとみたい。ハッピートレイルズの牝系はレディジュラー的な小脚と粘りに特長があるので東京芝(勝率13%)より中山芝(勝率22%)に良績。◎の母も中山牝馬S2着など小回りはきく脚質だったし、イトコのキングストレイルなどは中山専用機といっていい馬だった。そこに中山のJC馬ファルブラヴが配された◎も、これまで東京と新潟外しか走っていないが、血統体型走法加速からしてこの舞台でベストパフォを叩き出せるのではないかという期待が高まる。配合もフェアリーブリッジ≒ポッセ3×3などファルブラヴ産駒としては最高レベル。○はデインヒルにドイツのスタミナ血脈を重ねたパワー型の中距離馬で中山向きだし、前走で速い上がりに対応して春とは別馬のような脚でグイグイ伸びた。間違いなく本格化している。◎○で迷うが、結論は両方買いたい(笑)。
阪神11R ローズS
◎8.ホエールキャプチャ
○9.マルセリーナ
△2.キョウワジャンヌ
△6.エリンコート
×1.リヴァーレ
×12.ビッグスマイル
注11.マイネイサベル
注13.メデタシ
エリンコートは母系のナスキロ柔さが出たストライドで外回りの中距離戦が合っているが、そのぶんちょっと動きが緩慢なところがあるだけにスローで上がりが速くなったときがどうか。やはり桜花賞の1,2着が少し抜けているというのが結論で、1800mなら甲乙つけがたいが、母系のナシュワン×タレンティドガールの重厚さのぶん、◎のほうが4歳秋以降の成長力で少し上回るのではないか…と読んでみた。それと○の瞬発力は内回りでも一気にさせる鋭さがあるが、ブラッシンググルームのしなやかさでジワジワ加速する◎の脚質は外回りベターで、ならば本番よりもここで打ってしまおうか…という頭も少しある。
阪神9R 野路菊S
◎7.ダローネガ
○1.ニシノビークイック
▲4.ルリシュブール
△2.ビームライフル
×6.カイルアロマンス
少頭数だが印の回らなかった馬も含め好素材が揃った。◎は新潟2歳では枠順と展開と馬場バイアスと脚質が噛み合わなかったが、それでも先行勢のなかでは唯一掲示板に載ったように素質は1,2着馬に見劣らない。「サンデー×リファール×ハイインロー」だから、ここも哲っちゃんらしい強気な前受けでいいだろう。相手本線はデュランダルの2頭。ともに母系にナスキロ血脈が豊富なエリンコート型配合で距離延長も外回りもプラス。血統通りの奥深いステイヤーの△も捨てきれずボックス的な買い方で。
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セントライトは前2頭が飛ばしたのでレースの上がりはかかっていますが、トーセンラーやサダムパテックが34秒ソコソコの脚で鋭く差してきたのをみると、レースの中身というか3番以降は持久戦ではなく鋭さ勝負になったとみるべきで、となるとこのフェイトフルウォーの快勝をどう解釈すべきか
私は“長めゲシュタルト”と評したように持続力に特長がある馬だとみているのですが、本番までにもうちょっと考えてみます
いずれにしても、これで「ステイゴールド×メジロマックイーン」は中央に6頭が出走して5頭が勝ち馬となり、G1勝ちが2頭、G2勝ちが1頭、オープン特別勝ち(ゴールドシップ)が1頭、残るメジロミドウも2勝をあげており、こうなると唯一未勝利のまま大井へトレードされたタイアップがなぜ走らなかったのか、そっちのほうを考えてみたくなります(^ ^;)
http://db.netkeiba.com/horse/2008105978/
ホエールキャプチャは春はずっと◎を打ち続けてきましたが、テイエムオペラオーのようにBlushing Groom的なしなやかさでストライドを伸ばす馬で、直線長いコースで前受けして徐々に加速して突き放すようなレース運びを理想形と考えていて、今日はスタートが決まったのでその理想形のレースがやっとできました
本番で内回りに替わるのは必ずしもプラスとはいえないだけに、今日のように前受けの形に持ち込めるかどうかが大きなポイントじゃないですかね~
マルセリーナはちょっと余裕残しのぶんと出していって前半少し噛んだぶん、最後は思わぬ失速という感じでしたが、この馬は母系にTudor MinstrelやForliやCourt Martialを通じてFair Trial的な小脚も入るので、内回りでも俊敏器用に差す脚があるほうで、次は怖いなあ~という思いに変わりはないです
こっちはキョウワジャンヌが2着なら3連単まであったんですが、しかし終わってみれば牡牝とも春の既成勢力強し…という結果でした
ダローネガはまだレースを教えながらという先行でしたが、ダンスインザムードをノシノシと差し返す父の毎日王冠をほうふつさせるようなゴール前で、やっぱりこの馬はマイラーじゃなく中距離馬だし、一瞬の速い脚こそないですが前受けで叩き合えば抜かせない「サンデー×Lyphard×ハイインロー」らしい脚質で、まあ父もそうでしたが離して勝つタイプではないでしょうね~
しつこいようですが、私が馬主ならば、サンデー×ホワイトマズルはまず哲っちゃんに乗ってもらいたいなあ…(笑)
さて月曜も競馬があるので、日曜の夜だというのにビールも飲まずにこれからお仕事…
明日は日高大洋の元上司が遊びにくるんで、たぶん札幌競馬場で昼からビール飲んでますが(^ ^;)
ローズS見て望田さんの過去ログを思い出しながら、ドナウブルー本番で買いたいなあと思いました。
明日競馬いっしょにやる先輩は仔馬のときから知ってますよ
私がいたときは、メンデスと並ぶベリファの代表産駒(^ ^;)オースミポイントなんかがいましたね~
オースミポイントが生まれた年は私丸坊主の中学一年生でした(^_^;)
スペシャルウィークの世代って生産牧場も父も違う馬たちがそれぞれめちゃくちゃ強いっていう自分の中では黄金世代でした。
その中でも当時スペシャルウィークが一番好きでずっと応援してました。エルコンドルパサーにもグラスワンダーにも勝てなかったけど、グラスワンダーが勝てなかったエルコンドルパサー、エルコンドルパサーが勝てなかったモンジューにスペシャルウィークがJCで勝ってくれて嬉しかった~と純粋に競馬を見てたころを思いだしてますm(__)m長いな。
いずれにしても次仕切り直しじゃないですか
ユタカオーを挟むことでプリンスリーギフトが強く出すぎてユルユルのダラダラ流れ込みしかできなくなったから…とかで他の馬と一応差別化はできそうですけども……。
難しいな~、奥が深いっすねぇ~