■『ディープインパクト好配合リスト(2017)』で栗山求が推奨したフィエールマン(牡3歳)が日曜東京5Rの新馬戦(芝1800m)を勝ち上がりました。
◎フィエールマン(牡・母リュヌドール)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015105075/
サンデーサラブレッドクラブで募集価格1億円。母リュヌドールは伊仏でリディアテシオ賞(伊G1・芝2000m)を含めて3つの重賞を勝った。04年のジャパンC(G1)にも出走しており7着。同じ3歳馬だったハーツクライに先着を果たしている。母の父Green Tuneは仏2000ギニー(仏G1・芝1600m)とイスパーン賞(仏G1・芝1850m)の勝ち馬で、Nijinsky+Ocean's Answer(≒Storm Bird)+Mr.Prospectorという配合構成はマジックストーム(ラキシスとサトノアラジンの母)と酷似している。2代母Luth D'Orは極上の異系血統で配合に奥行きを与えている。4分の3姉ルヴォワール(父ハーツクライ)は新馬戦とミモザ賞(3歳500万下・芝2000m)を連勝しているので、血統から受ける印象ほど完成は遅くはないのかもしれない。ただ、初子と2番子は競走馬になれず、3番子ルヴォワールは2連勝のあと一頓挫と、体質的に強い血統とはいえない。そのあたりのリスクを承知の上で一発を狙ってみたい。(栗山)
■土曜東京7R500万下 ダンケシェーン(一口&POG・望田)
■日曜東京12R1000万下 サーブルオール(一口・栗山)
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ダンケシェーンは今日はハナには行かなそうやなとは思ってたんですが、中団でガッチリ押さえ込んでスローを我慢させ、直線は持ったままで先頭に並びかけて、ゴール前で満を持して追い出すと反応なしでアタマ差の辛勝(^ ^;)
差すケイバを教えてしかも際どく勝たせたノリはさすがでしたが、生産者のヘニー村田さんと「やっぱり1600よりは1400かなあ…」「半分ローレゲレイロって感じですねえ…」ってな話をしてました
ゴールドアリュール×クリソプレーズ
ルーラーシップ×サンドミエシュ
エンパイアメーカー×ライツェント
日曜はキャロ民3人についてってノーザンに馬見せてもらいに行ってきましたが、この3頭は私のピック馬でもあり、それぞれいい感じに成長してると思いましたよ(・∀・)
クリソプレーズはさすがの迫力で、「私がケジャンの美味い店予約するので、みんなでコリアCぶっちぎるの見に行きましょう」しかしサマーハ16はこれよりいいという噂も小耳に…
午後はスタリオンにお邪魔し、事務所でお茶まで出していただいてメインレースをみんなで観てました
予想は◎ノボバカラも◎セカンドテーブルも逃げもしないので声も出ませんでしたが、レース前にモンズン三輪が「ノンコはウチパクさんと手が合いそうな気がするなあ…」とつぶやいていたのが印象的で、ゴール前では「ノンコきた!差せ!差せ!あああ…そんなに追ったらこわれちゃう」(^ ^;)
馬房で佇むリアルインパクトを見ながら「トキオリアリティーって頑強で芝ダ兼用で、成長力もあった好スプリンターやったんですけど、逆にいうとそれぐらいの記憶しかないなあ…」という話をしていて、トキオリアリティーもクリソプレーズも好配合で走った馬なんですがチャンピオンでもなければG1馬でもなかった
チャンピオンである必要はないんですよね、一流種牡馬との配合で一流馬を出せれば名繁殖なんです
今日からまだ配合診断と種牡馬辞典に追われる日々ですが、生産者さんのオーダーならばなおのこと、トキオリアリティーやクリソプレーズのような名繁殖をつくるプロセスというのを意識しなければならない、というようなことを考えながら安平を後にしました
夜は血統センターの伊藤さん平出さんと合流し「ふる里」で閉店まで痛飲、ちょっと残ってますがミラグレーンに助けられてこれから仕事にかかります
ダンケシェーンは辛勝でしたが、ひとまずオープン入りとなりましたので良かったです
同世代ダート馬は怪物揃いですからこの仔がどこまで太刀打ちできるか…ゲレイロのような成長力に期待したいなと
そしてヘニー村田さんとかモンズン三輪さんとか、往年のレスラー風味でカッコいいですね(・∀・)
大型の牝馬は難しいですねぇ