グリーンバーディーGreen Birdieの血統

2010-09-08 10:19:49 | 血統予想

今年のセントウルSには香港のG1馬グリーンバーディーGreen Birdieがやってくる
http://db.netkeiba.com/horse/ped/000a0118e3/

父Catbirdは5連勝(全て芝1200m戦)でゴールデンスリッパーS(豪の朝日杯)に勝った馬で、父がデインヒル、母父はStar Kingdom系の名種牡馬Marscay、母FittingはHyperionとFair TrialとBee Mac≒Relicのクロスで自身はHyperionとFair TrialとBusanda≒Better Selfだから、母から豪のいかついパワースピードを注入したDanzig系スプリンター=ビービーガルダンやRedoute's Choice→スニッツェルのイメージだ

母Mrs.Squillionaireの全姉Lady Capelは、デインヒル直仔Flying Spurとの間に豪G1チッピングノートンS(芝1600m)のCasino Princeを産んでおり、つまりGreen BirdieとCasino Princeは3/4同血の間柄
http://www.pedigreequery.com/casino+prince3

 ┌デインヒル
┌Catbird
Green Birdie
│┌ラストタイクーン
└Mrs.Squillionaire
 └Kew Gardens

 ┌デインヒル
┌Flying Spur
Casino Prince
│┌ラストタイクーン
└Lady Capel
 └Kew Gardens

Green BirdieとCasino Princeの「1/4の違い」を比較すると、Flying Spurの母のところにSir Ivor(ナスキロ+Tom Fool)とミスプロが入るぶん、Casino Princeのほうが両親のナスキロ柔さが伝わりやすい配合になっていて、ラストタイクーンのマイラー適性が伝わりやすい配合になっているといえるだろう

Green Birdieはナスキロのクロスを持たないし、トライマイベストの母が持つBusanda≒Mr.Busher2×3がCatbirdが持つBusanda≒Better SelfやBee Mac≒Relicと脈絡するので、ようするにLa TroienneやMan o'WarのパワーがONになりやすい配合で、やっぱりビービーガルダン的イメージを継承した配合といえる

クリスフライヤーインターナショナルスプリントの映像をみると、サッと好位のインを取ってそこで我慢し、直線アッサリ抜け出した

血統もレースぶりも、いかにも開幕週の急坂小回り1200m向きだ


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