今年のセントウルSには香港のG1馬グリーンバーディーGreen Birdieがやってくる
http://db.netkeiba.com/horse/ped/000a0118e3/
父Catbirdは5連勝(全て芝1200m戦)でゴールデンスリッパーS(豪の朝日杯)に勝った馬で、父がデインヒル、母父はStar Kingdom系の名種牡馬Marscay、母FittingはHyperionとFair TrialとBee Mac≒Relicのクロスで自身はHyperionとFair TrialとBusanda≒Better Selfだから、母から豪のいかついパワースピードを注入したDanzig系スプリンター=ビービーガルダンやRedoute's Choice→スニッツェルのイメージだ
母Mrs.Squillionaireの全姉Lady Capelは、デインヒル直仔Flying Spurとの間に豪G1チッピングノートンS(芝1600m)のCasino Princeを産んでおり、つまりGreen BirdieとCasino Princeは3/4同血の間柄
http://www.pedigreequery.com/casino+prince3
┌デインヒル
┌Catbird
Green Birdie
│┌ラストタイクーン
└Mrs.Squillionaire
└Kew Gardens
┌デインヒル
┌Flying Spur
Casino Prince
│┌ラストタイクーン
└Lady Capel
└Kew Gardens
Green BirdieとCasino Princeの「1/4の違い」を比較すると、Flying Spurの母のところにSir Ivor(ナスキロ+Tom Fool)とミスプロが入るぶん、Casino Princeのほうが両親のナスキロ柔さが伝わりやすい配合になっていて、ラストタイクーンのマイラー適性が伝わりやすい配合になっているといえるだろう
Green Birdieはナスキロのクロスを持たないし、トライマイベストの母が持つBusanda≒Mr.Busher2×3がCatbirdが持つBusanda≒Better SelfやBee Mac≒Relicと脈絡するので、ようするにLa TroienneやMan o'WarのパワーがONになりやすい配合で、やっぱりビービーガルダン的イメージを継承した配合といえる
クリスフライヤーインターナショナルスプリントの映像をみると、サッと好位のインを取ってそこで我慢し、直線アッサリ抜け出した
血統もレースぶりも、いかにも開幕週の急坂小回り1200m向きだ