先週の雑感・京都編～ニアリーDroneな血が大好物なダイワメジャー

先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」先週分を更新しました(2頭)

土曜5Rで新馬勝ちのオツウも取り上げたのでここでは詳しく書きませんが、ハーツクライは母父がトニービンなのでパロクサイド牝系の繁殖と配合すると必殺のHornbeam≒パロクサイドのニアリークロスになるわけですが、しかしパロクサイド牝系でサンデーもトニービンも入らない繁殖となるとこのマックホープの分枝ぐらいしかいないのが実情ですから、そういう意味ではよくぞ実現した配合…といえるのかも

再三指摘したように京都芝Bコースは外伸び優勢で、サクラアルディートやツルマルレオンなどはイン差しせざるをえなかったのが痛恨だったし、最内に突っ込んで抜群の反応で抜け出したサトノプレステージや逃げて突き放したコパノリチャードなどは能力が上だっただけでなく、あそこを通ってもへこたれないパワーもあります

コパノリチャードの母母父はCaerleonですが、母系にCaerleonを持つダイワメジャー産駒はこれまで中央に7頭が出走して4頭が勝ち馬になっており、残る未勝利3頭のうち1頭は道営でフレッシュチャレンジを勝ったコパノワーニングで、もう1頭はデビューから③②②のわがシンジュボシ(母系にCaerleonとStorm Cat)ですから、実はほとんどハズレなしという高確率

Caerleonの母ForeseerはPrincequilloとTurn-toとPharamondとSir Gallahadですから、DroneやVenetian Jester(アフリートの母父)とニアリーで、同じようにダイワメジャーと相性が良いわけです

　┌Princequillo
┌○
Foreseer
│　┌Turn-to
│┌○
└△└△┌Sir Gallahad
　│　└△
　└△　┌Pharamond
　　│┌○
　　└△

　┌Turn-to
┌○┌Princequillo
│└△
Drone┌Pharamond
│　┌○
│┌○┌Bull Dog
││└△
└△

Storm Catの母TerlinguaもDroneとニアリーだということはカレンブラックヒルの配合を説明するときに指摘しましたが、つまりダイワメジャー×Drone、ダイワメジャー×Storm Cat、ダイワメジャー×アフリート、ダイワメジャー×Caerleon、ダイワメジャー×A.P.Indy、ここらが明らかに高確率なのは、全て同じ理由で説明できるわけです