そして◎がいなくなった

2009-03-21 22:17:02 | 血統予想
昨年はスマイルジャックとフローテーション、一昨年がフライングアップルとマイネルシーガル。2年続けて前残りとノリの最内強襲で決まった。土曜のフラワーやアクアマリンを見る限り、今年も外差しは大きくは狙いにくい状況だ

アンライバルドは日本屈指の重厚なスタミナ牝系の出だが、今のところは母のFair Trial的な前向きさと俊敏さばかりが表出していて、ようするにネオユニ+Fair Trialのイメージだ。だから現状中山1800mが忙しいということはないだろうが、前に馬を置いて折り合いたいだけにこの枠は微妙
フィフスペトルは脚をタメてイン差しなら1800mでも斬れるかもしれないが、あの体型走法は明らかにマイラー。スプリングSは例年淀みのないラップになるので、中距離馬のスタミナ>マイラーのスピードという結果になりやすい(昨年なんてダービーと菊の2着馬同士で決まった)
リクエストソングは母系のマイラーっぽさ力馬っぽさが強くて中山1800mで非常に買いやすい脚質なのだが、前に書いたようにこの牝系は重賞に手が届かないオープン大将のイメージが強い。そのイメージを払拭できるだけの仕掛けのある配合とも思えない
サイオンはフサイチリシャールの全弟で、兄よりは体型に伸びがあって動きも柔らかいが俊敏さでは劣る。パンとすれば芝でも狙えると思っていたし、フィフスを降ろされた皇成が怒りのイン差し…というシーンもあるかとあたためていたのだが、この枠ではその絵も描きにくくなった

そして◎を打つ馬がいなくなった

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