ダービー卿CT回顧～ノーザンテースト×ファンシミンには、名ドラマーの４つ打ちのような安心感がある

中山11R ダービー卿CT
◎10.ダイワファルコン
○3.ドナウブルー
▲14.ダノンヨーヨー
△7.ホーカーテンペスト
△12.ファイアーフロート
×1.ガルボ
注6.スマイルジャック
注9.リアルインパクト
フルゲートなのに逃げ馬らしき存在がファイアーフロートしかいない。ドナウブルーは揉まれ弱いのでこの枠なら逃げてしまう手はあるのだが、久々にコンビを組む祐一がそこまで思い切れるかどうか。スタートそのものが一番速いのはたぶん◎で、ベストは1800mだと思っているが、ポンと出て番手から前受けしてしまえば、57.5キロも他との比較では不利ではないし、ジャングルポケット×ダイワメジャー牝系の地力と充実度で抑え込めるのではないか。ダイワマッジョーレは母のナスキロ柔さが出た体質だから、いつも書くように中山より東京がベターだ。

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これで最近のダイワファルコンはG2～G3では③②①②と安定感抜群で、ここへきて脂が乗ってきたのは父と母母のHyperionがONになってきたからで、だから今はもっとダイワメジャー的に、来るなら来い的に乗ってしまっていいと思うんですが、北宏が岡部さんから譲り受けた教科書には「4角は持ったままで回って、直線で満を持して追い出しましょう」と書いてあるのです

ダイワマッジョーレは母のナスキロ柔さがONになっているので中山1600mより東京1800mで買いたい馬やと書いてきたしそれは今でもそう思っているのですが、外伸びも届く馬場で57.3-35.3のHペース、ストライドロスのない大外一気が間に合いました

トウケイヘイローはくるみ賞で◎にしたときから配合はほめてきた馬で、前走武庫川も◎でしたがその予想コメントを再録

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字面は1400m[3.1.1.2]1600m[0.0.0.3]も、朝日杯4着もシンザン4着も外を回るロスがあってのもので、1600mが長いということは全くないですよ

父ゴールドヘイローがサンデー×ミスプロ×Buckpasser、自身はCaerleon牝系とMill Reefを通じるナスキロラトロのクロス、そして母母ハイネスポートがノーザンテースト×ファンシミンでHyperion4・5×4でここが1/4異系

冷蔵庫を開けるとサンデーとSeeking the Goldとミルジョージとノーザンテーストとファンシミンがあったので、テキスト105ページ「ゼンノロブロイでオープン馬をつくろう」のアニメイトバイオやルルーシュのレシピを参考に、似たような食材で似たような手順でつくってみたらうまいことオープン級のマイラーができあがり、シマントガワ先生からお褒めの言葉をいただきました…という教科書的好配合です(下記エントリ「ゴールドヘイローのお手軽必勝配合形」も参照)

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そしてシンザン記念で○にしたときの回顧から
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トウケイヘイローもモエレフルールも中山マイルのHペースの上がり12秒戦で好走し、その頑張りを買われて1人気になったものの今度はスローの上がり11秒戦になってズッコケたというパターンは同じで、ゴールドヘイローはそういう呼吸で取捨したい種牡馬といえます
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行きたがったところで無理に引っ張らず、ファイアーフロートに競っていってHペースで上がりのかかる競馬にしたのが功を奏したというべきで、このところ松岡に以前の強気が戻ってきたのは嬉しいかぎりですが、私はファイアーがスローで逃げて上がり11.5-11.7の世界を想定していたので、そういうレースでダイワマッジョーレを1人気に祭り上げるのは違うんじゃないかと思ってたし、トウケイヘイローを穴人気にするのも違うんじゃないかとも思ってました(^ ^;)

GEO ONLIEが80円セールをやってたので適当に7枚借りて、週末は予想しながら懐かしいホワイトスネイクの「Come an' Get It」と「Saints & Sinners」を聴いてたんですが、ドラムはコージー・パウエルもいいんですけど、やっぱり私はイアン・ペイスが好きですね～

ふつうの4つ打ちを刻んでるだけでもとにかくタイトかつ重厚で、これはまさに血統表のボトムでHaloやミスプロをガッチリ支えるHyperion、母母がノーザンテースト×ファンシミンみたいな安定感安心感があるよなあ…と

Don't Break My Heart Again♪と口ずさみながら、そんなことを思ってました

ゴールドヘイローのお手軽必勝配合形
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/ca58501f11aa5748dfec6d17a143caa0