栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

「週刊競馬通信」にてメルマガ発行しました

2017-03-23 14:05:34 | お知らせ

下記「週刊競馬通信」にて、先ほどメルマガを発行しましたので、よろしければご一読ください

土曜に行われ馬券発売もされるドバイワールドCについて書いています(配信は15時ぐらいになると思います)

週刊競馬通信
http://ktsn.jp/magazineInfo?genre_id=3

執筆者一覧
青木義明【競馬一直線】/須田鷹雄【野次ウマ競馬】/原良馬【競馬あれこれ今と昔、今昔物語】/合田直弘【Horse Racing Fanatic】/佐藤洋一郎【馬馬鹿 馬鹿馬日記】/石川ワタル【競馬お遍路さん】/竹内康光【馬よ草原に向かって嘶け】/笠雄二郎【競馬なんでもデパート】/有吉正徳【馬券オヤジ】/衣斐浩【配合の深淵】/斎藤修【馬と旅と酒の日々】/望田潤【血は水よりも濃し】/斉藤空也【22世紀の競馬を望む】/沢田準【競馬を楽しく】/小島友実【ターフ便り】/中川明美【南関プロムナード】/小久保友香【大中小 馬めぐり】/大恵陽子【競馬・関西発】/豊岡加奈子【ガールズ競馬】

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「2歳勝ち馬評価」先週ぶんを更新&雑感

2017-03-23 10:42:45 | POG

先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」先週ぶんを3頭更新しました

昨日は知人を見舞いに定山渓へ、帰りに豊平峡温泉に立ち寄って名物のカレー食いながら野球観て、札幌に戻って久々に鉄の爪のオバチャンとこ行ってヒイヒイ言わされ、夜はちけぞうさんたちと「鳥源」で美唄焼き鳥(鶏のいろんな部位が交互に刺さってるやつね)
体内の老廃物をビールで全部流出させ、今朝はやや二日酔い気味ですがなかなか好調です(・∀・)

◆シュタルケがガシガシ

日月は中山で堀厩舎を中心に人気馬良血馬の手綱を任されたシュタルケは

ハナレイムーン(牝420キロ)通過順位3-3-3、4人気5着
ヒーズインラブ(牡524キロ)7-7-7、2人気1着
アドヴェントス(牝458キロ)7-3-2、1人気4着
キャンベルジュニア(牡536キロ)3-3-3、1人気1着
ナイルストーリー(牡494キロ)5-4-4、2人気3着

月曜のハイヤーアプシスのように小さな牝馬も持ってきてはいるんですが、とにかくいつ何時でも「イッヒ・ビン・シュタルケ!」という積極策で乗る人で、だから東京でしなやかに斬れるような繊細な牝馬でも中山の3角からガシガシ動かしすぎてしまうところはある

ヒーズインラブ(父ハービンジャー)とキャンベルジュニア(母父Redoute's Choice)、どちらもデインヒルの血を引く大型牡馬なのは象徴的で、デインヒルとかRobertoの影響が強いパワー型に乗せたら、中山の3角から吹かしながら乗ってくるので概ね持ち味を引き出してくれます

そんなシュタルケがキャンベルジュニアに乗っているのだから、吹かしながら追走されたら前は苦しくなるという読みでいくべきやったんやなあ…と直線もがく◎ティーエスネオを見ながら反省(^ ^;)

<シュタルケの昨年の重賞勝ちはマウントロブソンのスプリングSとマジックタイムのダービー卿
どちらも中山でどちらもRoberto持ちなのは偶然ではないでしょう
中山の3角でRobertoを吹かしながら乗るのは上手ですからね>
(3/19のコメント欄より)

RobertoとDanzigといえば、むむむ、もしかしたら…と思って調べてみると、グラスワンダー産駒には2回乗って[1-0-0-1]、どちらもラッフォルツァートですが、京都内1400を好位抜け出しで勝ってました(・∀・)

ついでに母父グラスワンダーも調べてみると、マイネルフロストとマイネルプラヌールに乗って[0-0-2-0]、この3着2回がともに人気薄(9人気と11人気)で複回値1995円と美唄焼き鳥のように美味しい、やっぱり掻き込み親父とは手が合うようです(・∀・)

あと土曜のメイショウベルボンのように、康太が前々走引っかかって失敗→前走慎重に後方で脚をタメて差して好走、こういう馬にテン乗りだとだいたいガツンとかかってしまいます(^ ^;)というわけで先週はシュタルケで下手打ってばかりで反省ばかり…


◆ヴィクトワールピサと「ナスフリート」

<産駒はわりと力馬タイプが多く、ミスタープロスペクターの血を増幅して体質を柔らかくする配合が成功する。ミスプロのクロスはもちろん有効で、コジーン、リヴァーマン、ミルリーフ、フレンチデピュティ、シアトルスルーなどを持つ牝馬と相性◎>
(『パーフェクト種牡馬辞典』ヴィクトワールピサの「血統チェック」より抜粋)

Mr.Prospectorの母Gold DiggerはNasrullahとCount Fleetの組み合わせ(ナスフリート)で、Count Fleetの母母父がThe Tetrarchの直仔Stefan the Greatなので、Nasrullah的な柔らかさを表現するには有力な組み合わせ

Mr.Prospector
│ ┌Nasrullah
│┌○
└Gold Digger
 │┌Count Fleet
 └△

で、上にも書いたように、ヴィクトワールピサの活躍産駒はこのナスフリートのクロスを持つケースが極めて多い

ヴィクトワールピサ産駒で重賞・オープンで連対した馬は7頭いますが、このうちジュエラーを除く6頭、アウトライアーズ(フレンチデピュティ)、アジュールローズ(Riverman)、コウソクストレート(Cozzene)、ジョルジュサンク(Mill Reef)、ナムラシングン(Cozzene、Machiavellian=Coup de Genieの全きょうだいクロス)、パールコード(Fleet Nasrullah)はいずれも母系にナスフリート血脈を持っています(パールコードは3代母Albumもナスフリート)

フレンチデピュティ
│  ┌○┌Count Fleet
│ ┌○└△
│┌○┌Nasrullah
└△┌○
 └△

 ┌Nasrullah
┌○
Riverman
│┌○┌Count Fleet
└△└△

   ┌Nasrullah
  ┌○
 ┌○
┌○
Cozzene
│┌○┌Count Fleet
└△└△

 ┌Nasrullah
┌○
Mill Reef
└△┌Count Fleet
 └△

┌Nasrullah
Fleet Nasrullah
│┌Count Fleet
└△





というわけで、先週の重賞で活躍したヴィクトワールピサ産駒もともにナスフリートのクロスを持っていたわけですが、土曜に好配合と話題になったグローリーハンターも母がMill Reef4×4で自身はMr.Prospector系Machiavellianの3×3ですね

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