栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

日曜のボツ予想~関門橋で代理戦争

2011-01-23 11:52:19 | 血統予想

関門橋Sは4歳の上がり馬、ラフォルジュルネとメイショウカンパクに人気が集まっていますが、ラフォルジュルネはスペシャルウィークにフレンチなGrey SovereignとMill Reefを入れて、細身でブエナビスタのように斬れるだけに本質は直線長いコースがベターという感じは以前からしています
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007103007/

メイショウカンパクはシンザン記念で◎にした馬でその当時から面白いところがある配合だと思っていたんですが、母ダンシングハピネスがNijinsky≒ノーザンアンサー、Halo≒Red God、Flower Bowl≒Determineなどニアリークロスを駆使した相似配合になっているのです
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007101798/
グラスワンダー産駒は父のパワーを狙った配合をすると硬肉になってスピーが劣化してしまいがちで、かといって柔らかスピードを入れると父のパワーがあまり伝わらないので、そこらのさじ加減の難しさがあるように思うんですが、そういうさじ加減的視点でみてもこの母との配合はなかなか面白いものがあるなあ~と思いますね
押さえる競馬が板についてきて、中距離でメリハリをつけて捲れるようになってきた今なら、スペシャルウィークのストライド走法をグラスワンダーのピッチ走法が捲り潰す…というシーンも目に浮かんでくるのですが…

京都7Rはパドックを見てからですが、シャイニーブレーヴを買ってみたいですね~
キングヘイロー×アフリートはDrone≒Sir Ivor≒Venetian Jesterのニアリークロス(ナスキロとTom Fool≒Attica)4・4×4になりますが、残りの1/4の部分、母母ディクターガール(スワンS)はWordenのクロスで、ここに米血がほとんど入らないのもいいです
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007106288/
小回りでも意外に器用に追い込んでくる馬ですが、柔らかなストライドで直線が長いほうが追い込みやすいタイプでしょう
同じ京都外1800mで、上がり1位の33.8の脚で追い込んだあやめ賞2着は評価できます
京都芝は相変わらずインしか伸びませんから、この枠を活かして最内に突っ込めば斬れそうですが、叩き3走目で絞れてくることが前提でしょうね~

大穴は吉田稔のシゲルキリガミネかな? 下りで惰性をつけて引き離して流れ込むしか手がない逃げ馬で、京都外1800mでハナを切ればいつか穴を出しそうな気はしてるんですが…

コメント (3)
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