昨日の続き。
しんぐるま(新車)のボランティア解説員としては、この機械遺産認定についても、見学者に説明する必要がある。
07/10/02から、総計15回の記事で、解説のプロトタイプを示した。その第一回分の中で、次のしゃべりを追加しようと思う。
「日本機械学会が、機械遺産を認定していることをご存知ですか?
現在までに機械遺産として認定されたものは37あって、その中に、飛行機のYS11、マツダのロータリーエンジン、ホンダのCVCCエンジンなどに混じって、驚くなかれ、この、しんぐるまも入っているのです。
つまり機械工学の歴史という観点から、この木製機械装置、しんぐるまが、遺産として重要、と認められた、ということです。機械遺産認定が、原則産業革命以後を対象としているにもかかわらず、です。実際、37のうち、34件は金属製品です。他の2件は文書で、木製機械の認定はここだけです。
全国に目を向けると、無策・放置のために、江戸時代から連綿と続いてきた、高度の技術力でつくりあげられた木製機械装置が、今どんどん消えています。
それはあまりにも惜しい。惜しすぎる!
幸いにも、ここは、有形民俗文化財に指定され、保存すべく多くの努力が払われてきました。今回の機械遺産認定で今後さらに注目度が増すと思われます。
そのへんも心に留めていただいて、観察してください。」
しんぐるま(新車)のボランティア解説員としては、この機械遺産認定についても、見学者に説明する必要がある。
07/10/02から、総計15回の記事で、解説のプロトタイプを示した。その第一回分の中で、次のしゃべりを追加しようと思う。
「日本機械学会が、機械遺産を認定していることをご存知ですか?
現在までに機械遺産として認定されたものは37あって、その中に、飛行機のYS11、マツダのロータリーエンジン、ホンダのCVCCエンジンなどに混じって、驚くなかれ、この、しんぐるまも入っているのです。
つまり機械工学の歴史という観点から、この木製機械装置、しんぐるまが、遺産として重要、と認められた、ということです。機械遺産認定が、原則産業革命以後を対象としているにもかかわらず、です。実際、37のうち、34件は金属製品です。他の2件は文書で、木製機械の認定はここだけです。
全国に目を向けると、無策・放置のために、江戸時代から連綿と続いてきた、高度の技術力でつくりあげられた木製機械装置が、今どんどん消えています。
それはあまりにも惜しい。惜しすぎる!
幸いにも、ここは、有形民俗文化財に指定され、保存すべく多くの努力が払われてきました。今回の機械遺産認定で今後さらに注目度が増すと思われます。
そのへんも心に留めていただいて、観察してください。」