水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

夜想曲集(6)

2020-07-30 09:54:03 | 夜想曲集
You and me in a gondola, she comes to the window. All her favourite numbers. We do not need to do it for long, the evenings are still kinda chilly. Just three or four songs, that is what I have in mind. I will see you are well compensated. What do you say?
ゴンドラにいる君と私で、窓辺のあれのために、あれの好きな歌を何曲かやる。夕方はまだ寒いから、長くなくていい。せいぜい三曲か四曲かな。君には十分な礼をするつもりだ。どうかね。

ガードナー氏の頼みの内容。なかなか魅力的な話ではないですか。快諾し、すぐに歌の内容をつめた。


コロナ。世界の大感染国に比べようもないほど、小規模ではあるが、いよいよ感染の急拡大が始まるのでしょうか?
不気味ですね~。いやですね~。

夜想曲集(5)

2020-07-23 19:31:02 | 夜想曲集
There is something I want to put to you, friend. Let me tell you what is on my mind and you can turn me down if that is what you want.
君にひとつ聞いてもらいたいことがあるんだがな。ぶしつけは承知で話すから、もし意に染まなかったら遠慮なく嫌と言ってくれ。

ミュージシャンのヤネクが、著名な歌手ガードナーに話しかけることに成功し、その奥さんとみられる夫人とも会話を交わしすことができた。奥さんは、プラダの店に行くと言って離れたのち、ガードナーがヤネクにかけた言葉。

ゴンドラ上から、奥さんにセレナーデを歌って聞かせたい、というものであった。わくわくするほどロマンチックな話だが、話はちょっとひねくれる。

それはそうと、本日のコロナ感染者数は336だそうだ。全国的に数値は上昇していて、いよいよ第二波の到来を思わせる。ゴーツーなんてら、も絵に描いたモチになりそうな気配。ヤレヤレ!

夜想曲集(4)

2020-07-16 09:53:45 | 夜想曲集
4Mr. Gardner said to me: 'This is Lindy, my wife.'
Mrs. Gardner flashed me a smile that was kind of forced, then said to her husband: 'So who7s this? You've made yourself a friend.'
わしの女房、リンディだ、とガードナーが言った。ガードナー夫人は私ににっこりとーやや無理をしてー笑いかけてから、 夫に、で、どなた? お友達ができたのね、と言った。

やや年配の、典型的な、アメリカ夫人が、自分たちに近づいてきた。それは、ガードナー夫人であったのだ。

これで主要な役者がそろい、「老歌手」という話が始まる。


コロナ騒ぎはいよいよ第二幕の幕開けでしょうか?
はやいとこ決着がつかないかな、と思うし、僕はなんとか、感染から逃れたいし。人間って、勝手なものですね~。

夜想曲集(3)

2020-07-09 09:53:17 | 夜想曲集
all in one big rush. He listened with a grave expression, nodding every few seconds like he was my doctor. I kept talking and al he said every now and then was: 'Is that so?'
一気にまくしたてた。 ガードナーは患者の訴えを聞く主治医のような重々しい表情で聞いていた。しゃべるのは一方的に私で、ガードナーはときおりうなずいて、「ほう」とか「なるほど」という相槌を返した。

思い入れのある有名人を目の前にし、我を忘れて話しかけてしまった状況。


わたしにも同様の経験はありますが、緊張してしまって、何もはなすことができませんでした。囲碁の有名高段者でした。


コロナ騒ぎはどうなるのでしょうか?世界全体がひっくり返るようなことになりそうです。この国はその中どのように生き延びていくのでしょうか。

夜想曲集(2)

2020-07-02 16:54:56 | 夜想曲集
Then our set was over. I hurried out of the tent without saying anything to the others, made my way to Tony Gardner's table, then had a moment's panic not knowing how to start the conversation.
その時間のプログラムが終わり、私は仲間に声もかけずにテントから飛び出すと、トニーガードナーのテーブルに向かった。背後に立ったが、そこからどう声をかけてよいかわからず、一瞬パニックになった。

私は、仲間内でジプシーと呼ばれる、外国人(イタリア人ではない)ではないギタリストで、いくつかのバンドに助っ人として雇われる立場で、生計をたてている。私の母は大変なトニーガードナーファンだったのだが、演奏中、そのガードナーを見つけてしまったのだ。通常なら、どのような有名人を見かけても落ち着いていららるのだが、今回ばかりは、気持ちが飛んでしまって、わけもわからず、駆け寄ってしまった。
というようないきさつののち、上の文がでてくる。

さて、どのような展開になるのでしょうか。