NES新聞3月号は南里が担当致します。
この記事を書いている今日は変更前の県立高校倍率発表日。
この時期を書いている今週は学年末テストの結果が次々と返却される日。
この記事を書いている数日後には大学受験の合否が次々と発表される日。
この記事を書いている週末には国立大学2次試験前期試験、英検2次試験がある日。
3月号を書く時期とは
ずっと一緒に頑張ってきた生徒たちの成果と直面するということ。
『ようやくここまで来たか』という気持ちと
『まだできることはないか』という気持ち。
生徒も講師もこのような気持ちで毎日を過ごしていると思っています。
今朝最初に目に入ってきた文字が
『能力ではなく、情熱を争え』 東芝元社長の土光敏夫氏の言葉でした。
誰でもこの時期は不安なものです。
子供も、ご家庭も、講師も。
誰よりもその道に進みたいという強い気持ちをもって毎日を過ごしているのか?
絶対に自分の手に手繰り寄せたいという思いで毎日を過ごしているのか?
今の能力に嘆くのではなく、絶対に自分が目指す道に進むために誰にも負けない追い上げと努力をしているか。
このようなメッセージを今朝の言葉から感じ取りました。
この時期に生徒たちからよく聞く『自信』というキーワード。
今朝本棚に手を伸ばすと田舞徳太郎氏の「生きる」という詩集が目に入りました。
詩集の中にあった言葉が次のこと。
己を信じろうという自分がいる。
しかし実際に己を信じきれない。
信ずるにたる自分を早く見つけたい。
信ずるに足る自分に早くなりたい。
このことは勉強だけのことではなく、
スポーツでも、習い事でも、受験でも何においても本番前に感じる気持ちだと思います。
自信は与えるものではなく、自分で感じるもの。
成し遂げるためにかけた時間と努力は誰よりも自分が分かっているものです。
信ずるに足る自分に1人でも多くなれるように
残りのわずかの時間、自分の道を作る生徒たちの伴走者として
知識面、精神面を支える役割を全うしていきたいと思います。
そして、次の学年を迎える生徒たちには3月を『0学期』として捉え
心構え、あるべき新しい習慣、盤石な基礎を身に着ける学習・生活指導を行っていきます。
2022年度も私南里はすべての英検級と向き合って指導をしてきました。
たくさんの生徒たちが合格し、満面の笑みで自分の成長を喜ぶ姿を見ては嬉しいなぁと感じたものです。
同時に1問分の差で『悔しい』思いをした生徒もいます。
この悔しさも『また勉強』と思いながらも、自分の指導の詰めの甘さを反省する瞬間でもありました。
『目標に真剣に取り組む経験』を通じて
子供たちの学力と精神的な強さを鍛え、
『あたしの自分が楽しみになる』姿を
今もこれからも一緒に作り出す3月。
一部の生徒たちは新しい道に進むため、教室を去り、送り出すこととなりますが、
この春新しい風を教室に吹き込んでくれる新しい新入会生徒、今の生徒たちと一緒に
『真剣になれる場』を教室に作り出していきます。
3月度もどうぞよろしくお願いします。
南里英語教室
小城・三日月教室
南里