NES新聞9月号は南里がお届け致します。
行動制限のない3年ぶりの夏休み、お盆休み。このようなフレーズを何度も8月中に耳にしました。
しかし、この夏は多くの生徒たちが感染、濃厚接触などで長期の自宅療養、待機を余儀なくされた期間でもありました。
3年間の中でライブとオンラインを一番併用した夏だったかもしれません。
長期療養、待機期間中でも毎日オンラインで授業を受けて頑張った生徒、ご協力頂いたご家族のみなさんありがとうございました。
また夏期講座中の毎日のご送迎をして頂いた保護者様もありがとうございました。
療養、待機が明け、教室での授業に戻ると、
やはり教室で仲間と一緒に切磋琢磨しながら受講する授業の方が集中できるし、
楽しいとほとんどの生徒が言ってくれています。オンラインは利便性は高いものの、
ライブ空間が作り出す空気感、熱量、一体感がどれだけ生徒たちにとって重要なのかを教えて頂きました。
時間をかけて移動してでもその場でしか感じることができない空間がある。学びがある。気付きがある。
その学ぶ場、成長の場をしっかりと今後も創り出していきたいと思っています。
今年の夏も私達講師が意識してきたことは
・『わかる、できる』を作り出す
・『楽しい、楽しさ』を引き出す
・『ありがとう』をたくさん頂くことができる関係づくり
です。
上記の言葉は塾講師としては当たり前、簡単に生徒達から引き出せるように思えますが、
心から頂く3つの言葉はなかなかそう簡単に引き出すことができません。
だからこそ私達講師は、
『生徒一人ひとりの「今」の状況を正確に捉え、常に今求めていること、困っていること』に
今まで以上に目を向けるように努めてきました。
本来ならば自分の子供の一番変わる姿、成長する姿というものは
『親』が一番見たいものです。
私達講師は、『子どもたちが変わる瞬間、苦しみながらも分かろうと額に汗をかいている姿』を見ることができる特権があります。
この特権を自分の喜びとしてとらえ、生徒と保護者様には結果と生徒たちの明日の自分が楽しみなる姿と一緒にお返しできるような
指導を心がけております。
小学生たちの多くは、『宿題完成講座』『短期復習講座』『算数検定チャレンジコース』を受講して基礎力、思考力を磨きました。
普段の作業的な算数問題とは異なり、『あ~でもない、こ~でもない』と悩みながらも
隣で一緒に学ぶ生徒達と協働しながら一つの答えを求める姿は非常に微笑ましいものです。
小学生は『共育(トモニハグクム)』の場ができております。
またレプトン生においては受験資格がある生徒全員が9月に予定しているJETに挑戦するなど今まで以上に
授業に真剣さが出てきております。講師チェックで列に並んでいる際も、互いに単語を出し合ったり、発音チェックを
し合ったりと自ら時間を有効活用し、『今できること』を作り出している積極性が出始めています。
中学生たちも、5~10分前に来ては自分たちが合格すべきテストに向けて事前チェックを行っています。
特に中学生は、『競育(キソイハグクム)』が機能し始め、環境、仲間が互いに刺激し合い伸びていく場ができてきました。
中3生は自分の成績によって日々変わる座席を楽しみ始め、変化を自分の成長の証しとして感じ始めています。
基礎ができている科目、抜けている科目など様々でしたが、
『そうだったんだぁ』という一瞬の変化を私たちも楽しみながら授業を行ってきました。
8月後半になると学校の定期テストの時期が様々で、模試対策と定期テスト対策を並行してする生徒もいます。
9月上旬に実施される学校、
2学期中間テストがない学校、
2学期中間テストが9教科になる学校、
2学期中間テストが様々な学校行事の間に挟まり勉強計画が難しそうな学校
と様々です。
テスト前だけの勉強で間に合うという気持ちを捨てて、
日々の積み重ねが大きな力になるという『積小為大』の考えをもって努力を積み重ねることが大切です。
高校生たちは、各自向き合うべき課題、目標が異なるものの
『強育(ツヨクハグクム)』が実行されています。大きな目標には多数のタスクをこなすことが求められます。
肉体的にも、精神的にも、学力的にも負荷が大きいですが、この負荷は自分を太く、大きくする機会と捉えて
日々目の前のやるべきことに真剣に取り組んでいます。
夏休み中に修学旅行を経験した高3生もいました。同時にお盆過ぎには体育祭のリーダーとして
学校の活動に奮闘しながらも、教室に来ると自分の未来に向けて眠さと闘いながら勉強している生徒が多数いました。
常に生徒の状況を把握し、各生徒たちにとって機会を最大化できるように進路サポートのプロとして
学習ナビゲートしていきたいと思っています。
来週から2学期がスタートします。
2学期開始早々の実力模試
学園祭、運動会、文化祭、修学旅行
9月のJET試験
9月の保護者2者面談
10月からは1月第3回に向けての英検講座(小学生、中学生対象)
10月英検試験
定期テスト対策
模試対策
と様々な予定、試験が組まれています。
一つひとつの行事には、
目的があり、期待される成果があります。
一つひとつの教室行事、対策の意味を捉えなおし
生徒にとって価値がある指導に最大限集中できるよう努めて参ります。
9月の2者面談の際には改めてご家庭からの新たな要望、共通の目標を設定し
三位一体で取り組んでいく関係づくりを考えております。
ご家庭内でのコミュニケーションをしっかりと取り子どもたちを中心とした
サポート体制を整えていく9月度を作り上げていきます。
まだまだ暑い日々が続きますが、どうぞご自愛ください。
次月もよろしくお願いします。
南里英語教室
小城・三日月教室
南里