みなさまこんにちは
NES新聞6月号はわたくし川口が担当させていただきます。
早いものでGWも終わり、
このままいけばあっという間に夏を迎えそうですね。
そして来月からいよいよ中高生は期末試験が始まります。
今回のNES新聞では、日頃学生たちを見ながら、
私が気づいたこと、勉強する上で大事だと思うことをメインに書かせていただきます。
<机に向かう以前に自分の生活リズムを見直してみよう>
「勉強する」と聞いた時、みなさまはどのようなイメージを持たれるでしょうか。
「机に座って勉強をする」という姿が浮かびませんか。
もちろん私も最初はそのように思っていたのですが、最近はそれ以前にもっと大事にしなければならないことがあることに気づいたのです。
それは「規則正しい生活を心がけること。」です。
要は「運動、食事、睡眠 を大事にする。」
ということです。
私自身のことで申しますと、ちょうど2年前ほどからでしょうか。
「仕事がもっとできるようになりたい。」と思い立ち、
書道やパソコン、その他仕事に関するさまざまな勉強を始めました。
それからは睡眠時間を削ったりして勉強するなど、体に無理をさせてしまいました。
結果として睡眠不足などで逆にストレスがたまり、うまく頭が働かないことが多々ありました。
良かれと思ってやったことが裏目に勉強や仕事が非効率してしまったのです。
そこで甘いものを控えてなるべく良質なタンパク質を中心とした食事に切り替えたり、
今までより早く寝ることを心がけるようにしました。
結果として日中に眠くなることなど最近は全くなく、逆に頭がよく働いて、
以前にも増して仕事や勉強がはかどるようになりました。
<中学生・高校生の生徒様へ>
先に述べたことからも「勉強する」という以前に、
・お菓子の食べ過ぎやジュースの飲み過ぎなどで、食生活などが乱れていないだろうか。
・スマホの時間が多すぎて、勉強時間が奪われていないだろうか。
など、普段の生活を見直してみるといいと思います。
(ご家庭でそれについて話し合いをするのも良いと思います。)
ライフスタイルが整うことで、(私のように)普段の生活でもよく頭が働き、
「もっと勉強を頑張ってみよう」という意欲も湧いてくるはずです。
まもなく定期試験ですが、何より
「余裕を持って勉強をしていく」
と言うことを心がけてほしいと何より思っております。
特に新中1の生徒様にとっては初めての定期テストとなりますが、
とにかく勉強量がとても多いです。
テスト直前に勉強を始めると、ついつい睡眠時間を削ってまで知識を詰め込みがちになり、
結果としてとても非効率な勉強になってしまいます。
本番前でもあわてずにいられるように、日頃からコツコツと勉強をしていくことを心がけていただきたいと思います。
<あらゆることを勉強にする(小学生の生徒様へ)>
先週土曜日は、福岡市科学館で開催された「アインシュタイン展」に妻と子供を連れて行ってきました。
アインシュタインは20世紀の物理学者で、相対性理論やブラックホールの理論で有名な人です。
(人類史上、もっとも天才な人だと考える人もいます。)
妻や子供も、もちろんアインシュタインについては事前に何の予備知識もありませんでしたが、
館内にある多数のパネルや相対性理論やブラックホールについての展示品を見たことで、
以前にも増して数学や物理に興味を持ってくれたようでした。
僕が小学生たちに言いたいのは
「わからなくてもいいからとにかく背伸びして様々なことに触れてみよう。」
ということです。
今はわからなくても、ずっと後になって(例えば高校の物理の授業の時などに)
「そういえばこの数式ってアインシュタイン展で見たことあるな。もっと掘り下げて勉強してみよう」
などと思わぬところから科学に興味を持つかもしれないのです。
(その意味では机に座っているだけが勉強ではないのです。)
今年も教室では夏期講座として「理科実験」を予定しています。
普段できないような実験に、毎年とても盛り上がりますので、
今年もたくさんの参加者をお待ちしております。
コロナ禍やウクライナ事情などが世界中で相次ぎ、混沌の時代となりました。
しかしそのような先が見えない時代だからこそ、子供たちには勉強していく力を養って欲しいと考えるのです。
勉強して様々な知識や技術を身につけることによってどんな時代でも生きていける力をつけることが出来ると思うからです。
これからもよろしくお願いいたします。
南里英語教室 小城三日月教室
川口 健