むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

12月2日 札幌 ローランドゴリラ、12月3日 札幌 おはようぐんまちゃんず

2024年02月25日 14時12分01秒 | 舞台日記

昨年12月前半の舞台日記書きます。
このところ寒暖が繰り返される正しく三寒四温といった時期、寒い日は凍てつくような厳しい寒さ続くが まだまだ本格的な寒さ到来していなかった昨年12月の初め あたくし北海道へと弾き語り演奏旅行して参りました。「さぞかし向こうは寒いのだろうな。でももう道路で転ぶまいぞ。」と、4年前の12月初め 札幌でブーツに装着し忘れた滑り止めグッズを確実にスーツケースに忍ばせて。それから(以前は堀野くんに全て任せてしまっていた)飛行機の手配を生まれて初めて今回1人で進めたのだが、いざ搭乗するまでの時間 あたくしはもう気が気ではなかった。どきどきした。


◎12月2日 ローランドゴリラ
何とか無事飛行機に乗り込み、千歳に着いたらば 既に空港にやぶやんが迎えに来てくれていた。11月の終わり「最鋭輝ソロデビュー25周年弾き語りワンマン」新宿LOFT会場で会い その夜あたしのお家に泊まってもらってから然程時間は経っていなかったのだが、今回 北の大地でまた彼と再会できるのが本当に嬉しかった。そして「お嬢に食べて欲しいラーメンがあるんだ」と先ず千歳川ほとりに構えるお店に連れてってもらい、其処で口にした味噌ラーメンが正に絶品だった。



美味しいラーメンでお腹満たされ、それから やぶやんの車で一緒に札幌市内へと向かった。4年振りのローランドゴリラ、どうやらお店いま水漏れが酷いらしく 今回は同じビルのフロアにあるバースペースを会場にするという事だった。以前のローランドゴリラよりも随分と広いスペース。1日前に小樽でワンマン公演終えた山田晃士さんと此処でご一緒できるのが あたしはとても楽しみだった。会場入りして晃士さんとお会いしたらば何とも言えぬ安堵感覚え、先ずはビールで乾杯させていただいた。



1. この世の果て
2. ひとつだけ
3. 愛の亡霊
4. 白い夜
5. 散り際
6. なにもない
7. 赤い青春
8. ママリンゴの唄

本当はこの夜ご一緒するはずだった近藤奏さん。4年前にローランドゴリラで彼女と一緒に演奏をした ママリンゴの唄、ふとこの夜 唄いたくなった。札幌での色んな思い出が頭の中駆け巡り 唄っていて泣けました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。


この夜 多くのお客さまが集まって下さり本当に有り難かった。Paddyさんも応援に駆けつけて下さいました。嬉しかった!それから、4年前 2度におけるローランドゴリラでのイベント主催でお世話になった桃屋すももさんと久し振りにお会いしたら 髪型が自分とほぼ同じになっていて驚いた。実際は金髪部分エクステだそうで、この日「お嬢コス」で登場してくれたのだ。嬉しかった!



山田晃士さん、矢吹×薄野二人旅 お二方の舞台 素晴らしかった!北海道という地で晃士さん やぶやん 武志くんと音楽を共にするといった時間は、自分のこれから活動続けていく上での大きな刺激となりました。最後 ジュリーの サムライ を4人でご一緒させてもらったのも非常に心地よい時間だった。終演後は、用意して下さった素敵なお料理いただきながら 皆でわいわい遅くまでお酒飲み交わしました。札幌1日目。素敵な夜を どうもありがとう。


◎12月3日 おはようぐんまちゃん's
明くる日のお昼過ぎ。「お嬢に食べて欲しいスープカレーあるんだ」と 宿泊先のビジネスホテル前まで やぶやん車で迎えに来てくれて、札幌市内にあるお店に連れてってもらいました。


其処でいただいたスープカレーがまたもや絶品で「北海道まで来た甲斐あった」と思わず唸るほどの美味しさだった。その後「せっかくだからちょっと景色のよい所行こう」と、お店から車を少し走らせた所にある旭山記念公園に連れてってもらいました。


札幌市内を一望できる 少し高台にある公園。此処から見下ろす街の景色は何とも絶景だった。そして この辺りはまだ雪が結構残っていて流石に肌寒かった。因みに 前日イベントやった人通りの多い街中は もう完全に雪が無くなっていて、今回せっかく持ってきた滑り止めグッズを結局ブーツに装着する事はなかった。気温も4年前と比べると随分あったかいなぁと感じました。



暫くすれば日も陰ってくるというような時間帯の旭山記念公園、とても雰囲気がよくて心満たされた。今回 やぶやんにはもう何から何までお世話になりっぱなしで、いつの日か このご恩返しをさせてもらいたい!とあたくし思っています。本当にありがとう。

それから間もなく 札幌2日目おはようぐんまちゃん's入り時間となり、向かう先 其処は4年前に2度出演したライブハウスXENONと同じビル内にあるバースペースだった。この日の共演は 山田晃士さんに山田祐くん。今回 音響回りを祐くんが全て受け持ってくれる事になっていた。機材関係に詳しい祐くん。リハーサル時 安心して音作りを任せる事ができ、本番 非常に気持ちよく舞台に立てました。

1. 自己嫌悪
2. 不眠症の羊
3. なにもない
4. ファイト!
5. 赤い青春
6. 希望の花
7. 唇かみしめて

北海道出身シンガーの曲、今回の旅でも何か1曲やろうと(4年前の札幌で松山千春、あがた森魚を既にカバーしているので)この日 中島みゆきの ファイト!を唄いました。個人的にここ数年 自分にとって辛い日々が続いていて、そんな中で あたしはこのうたに何度も励まされたんです。 心込めて唄いました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。


この夜も多くのお客さんが集まって下さいました。恐らく自分の曲を(前日も含め)初めて聴くという方 大勢いらしたと思います。終演後 感想を聞かせてくれたり音源を購入していただけるのは、本当に涙出るほど有難い事です。今後また こうしてギター1本背負って旅に出て、知らないひとの前で唄ってみたいなぁという前向きな気持ちを貰いました。


最後 晃士さん祐くんと一緒にジュリーの さよならをいう気もない を演奏した。晃士さんとは 以前からお互いにリスペクトしているジュリーをご一緒させていただく機会多いのだが、この夜も往年のヒット曲を3人で非常に心地よく奏る事できました。そしてオーラス、前日出演者のやぶやん武志くんも舞台に上がり 晃士さんの 花のかんばせ を5人で賑やかにお届けして「白い毒 VI」はお開きとなった。

久し振りに拝見した祐くんの舞台、アコギの表現の仕方がとても見事で 長渕剛好きなだけあって流石だなぁ!と思ったし 彼のハート溢れる唄も胸に凄く響きました。この日の山田晃士さんは、正しく「白い毒」というイベントタイトルに相応しい切れ味抜群の独り舞台で最高だった!尾崎豊のカバーもシビれた!イベント最終日、またしても沢山の刺激をいただく事となりました。
そしてこの夜も 用意して下さった素敵なお料理いただきながら、皆で遅くまでわいわい時間を共にさせてもらった。思えば、都内で晃士さんと共演する際は大抵 晃士さん車でいらっしゃるので ひょっとするとこの北海道という地で初めてお酒ご一緒させていただいたのではないのか?あたくし。男同士お酒飲み交わしながら、2日間 沢山お喋りして沢山笑いました。


札幌でのイベント終え。名残惜しい気持ち堪えつつ12月4日 朝ホテルチェックアウトして新千歳空港に向かい、やぶやん お見送りしてくれるというので其処で落ち合った。それから晃士さん この日あたしより少し遅い便で東京に戻られるという事でしたが早めに空港まで来て下さって。間もなく晃士さん マネージャーの美濃輪さんとも合流し「最後にラーメン食べよう」と 空港の飲食街で味噌ラーメン4人でいただきサッポロクラシックで乾杯した。締めのラーメン&ビール 忘れられない味になりました。



あたくしにとって今回4年振りの北海道遠征。実はこの4年 何度も予定組んでみてはいたのです。しかしコロナ禍で なかなか巧くそれを実現させる事できず。この度バンドではなく弾き語りという形態ではあったが、北の大地でまた精一杯唄えたのは本当に 心から嬉しかった。やぶやんはじめ向こうの音楽仲間、関係者、イベント会場スタッフの方々、それから多くのお客さまに大変お世話になりました。そして晃士さん 美濃輪さんには「白い毒 VI」のお誘い受けた時から、企画宣伝において色々と相談にのっていただき本当に感謝しております。ありがとうございました。また、北海道で皆と一緒にイベントできたら素敵だなぁ!自分のこれからの音楽人生の楽しみにしています。

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11月12日 早稲田 リネン、11月18日 高円寺 ショーボート、11月23日 駒沢 エムズカンティーナ

2024年02月18日 12時55分40秒 | 舞台日記

昨年11月後半の舞台日記書きます。
11月11日のくじら号で少し咳き込んでしまっていたのだ、あたくし。だけど本番始まってしまえば何とか唄い切る事できたし、その時は「まぁ直によくなるだろ」くらい悠長に構え 然程咳を気にもしていなかった。そういえばその日 サリーちゃんもシブタくんもあまり体調よくなさそうだったなぁ。しかし いつものくじGIGと同じように皆でお酒飲みながらわちゃわちゃと遅くまで楽しい時間過ごし、最終電車でお家に戻ってから 一応念のため明日のイベント出演に備えて葛根湯飲んでおきました。


◎11月12日 RiNen
一夜明けても咳き込みは止んでくれず。寧ろ酷くなってきているようなので「本番、大丈夫だろうか」と少し不安になりながら、夕方 ギター担ぎ早稲田へと向かった。この日のイベント「フォーク・ニューミュージックの夜」と題され、あたくしは 山﨑怠雅くん伊藤昭彦くんと一緖にGAROカバーユニットとして参加する事になっていた。そういえばユニット名が本番当日まで決まらず仕舞いだった。下呂とかCHAOとかYABO(野暮)とか、色々と候補に上がってはいたのですが。

いざ本番。思いの外 あたくし咳き込む事なく最後まで唄い切る事できた、不思議。GAROの曲においては非常に繊細な唄い回しが重要となるので 若干ナーバスになりながら、本番前は多少お酒控え気味にしたりもしていた。けれど、イベントが開始され フォーク、ニューミュージックに対する共演の皆さんの愛溢れる演奏を拝見しておりますと何とも気分が昂揚してきて・・・結果、我々も とても気持ちよく舞台終える事ができました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。

1. 遠い春
2. 時の魔法
3. たんぽぽ
4. 地球はメリーゴーランド
5. ロマンス
6. 学生街の喫茶店
7. 暗い部屋



怠雅くんも伊藤くんも普段からGAROを凄くリスペクトしている方々です。今回 イベント参加が決まった時から選曲諸々(ユニット名も)どうしましょう?と 3人頻繁に連絡取り合い、本番までの数度に亘るリハーサルも非常に充実した時間だった。リハーサル後お酒飲み交わしながら談笑する時間も とても楽しい時間でした。また、今後この3人でGAROの曲もっと取り上げてみたいなぁ。

そうして結局。イベント出演終えた翌13日 あたくし遂に高熱を発してしまい、直様お医者さんに診てもらったところ インフルエンザ感染と診断されました。「やべー!こりゃ大変!」慌てて くじら号で共演したサリーちゃんシブタくん、RiNenでご一緒した怠雅くん伊藤くんに「インフルエンザでした!うつしちゃってる可能性あるので気をつけて下さい!ごめんなさい!」と連絡したのだが、どうやら お客さん含め幾人かの方がその後インフルエンザに感染してしまったようです。。この度は ご迷惑をお掛けしてしまい、本当に本当に申し訳ございませんでした。。


処方されたタミフル服用し終え、もう大丈夫となった頃に 杉並区某所で打ち上げをしました。体調も戻り 少し肌寒くなってきた頃にいただくおでんと日本酒は格別だった。


◎11月18日 Show Boat
続いて高円寺Show Boatにて らいむらいとだった。毎年恒例COAL TAR MOON主催「VITAGE ROCK NIGHT」への参加。数える事 今回第7回目となるそうで、1回目から参加させていただいてる我々としても「今年も無事開催されてよかった」と 年末この時期 胸を撫で下ろすような気持ちになるんです。2023年も高円寺の老舗ライブハウスで VITAGE ROCK NIGHT 目一杯楽しませてもらった。
このイベントでは、その名の如く毎年ビンテージなカバー曲を我々流にお届けしている。「今年 さて何やろう」と考えた時に「あ。甲斐バンドやってないや」と気付き 今回取り上げる事にしました。あたしは甲斐バンド 1974年デビューから「誘惑」辺りまでが特に好きなのだが。どうせなら。と最初のレコード「らいむらいと」から1曲選ぶ事にした。





1. この世の果て
2. 散り際
3. 不眠症の羊
4. あの頃(甲斐バンド)
5. 赤い青春
6. 希望の花

前日にタミフルすべて服用し終え 熱もすっかり下がったので、この日とにかく舞台に上がったのだが。喋るとまだとんでもない鼻声なんです。だけど、唄うと余り違和感ない声が出た。寧ろ その鼻にかかった声が粘りっこい濁音表現するのによく馴染んでくれたような気がして これはこれでありだなと思った。あの頃 も心込めてお届けしました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。




丁度バンド結成15周年の時に「散り際」というシングル盤を制作したのだが。そのジャケットが露骨に甲斐バンドをオマージュするものだった。20周年リサイタル控えている我々が今回 甲斐バンド・ファーストLP「らいむらいと」から あの頃 演奏した事で、何か更なる次への段階に進めるような気がした。それからお互い甲斐バンド好きで、以前 それに関する意見交換させてもらった事のある外丸さんにもこの日 我々の演奏を聴いていただけて嬉しかった。

最後のセッション曲も「こうなったら いっそ甲斐バンドやらせてもらおう」という事で、COAL TAL MOONの皆さんの演奏に合わせ 大好きなセカンドLP「英雄と悪漢」から ポップコーンをほおばって 唄わせていただきました。むちゃくちゃ気持ちよかった!!

そしてオーラスは、今回もやはり 悪魔を憐れむ歌。もはや これやらないと無事に年を越せないくらいの気持ちにあたしなってます。「VINTAGE ROCK NIGHT」2023年も開催されて本当によかった。COAL TAL MOONのLed Zeppelinメドレーとても素晴らしかったし、共演の即興詩人の ホテル・カリフォルニア も最高だった。YoshiroさんのエレキギターによるT.Rex弾き語りも 例年のアコギとはまた違った味がありとてもよかった。それから、今回素敵な写真をカメラマンの森島興一さんに撮っていただきました。2023年11月18日 お会いした皆さん どうもありがとうございました。
高円寺の老舗ライブハウスShow Boatで、60〜70年代VINTAGE ROCKに身を委ねるひととき。2024年第8回目の開催も 今からとても楽しみにしている。

◎11月23日 M's Cantina
11月最後の舞台は 駒沢M‘s Cantinaにて「フォーク酒場なおき」だった。昨年10月8日に谷村新司ことチンペイさんが旅立たれ、その訃報を知った時にNaoくんから「追悼 電気ブランの会やりませんか?」と連絡があった。無論あたし二つ返事で「お別れ会やりましょう」とお返事し、この度急遽、谷村新司 アリス特集を組む事となったのだ。駒沢にお集まり下さいました皆さん どうもありがとう。

我々の世代だと 小学校高学年〜中学生の頃 MBSヤングタウンというラジオ番組を聴くのが夜毎寝る間際の楽しみであり、特に金曜日の谷村新司 ばんばひろふみによるパーソナリティがあたしは大好きだった。チンペイさんの知性溢れる語り口調、そして引っ切りなしに連発する下ネタが10代の自分にはとても刺激的でした。チンペイの話に笑いながら殆ど頷くだけのばんばんとの絶妙なコンビネーションも最高だった。そんなチンペイさんの語り口調「レコードでも楽しめますよ」と アリスのライブ盤におけるお喋りのコーナーを会場の皆さんと聴いたり、谷村新司 さだまさしジョイントコンサート実況録音盤における御二方のトーク、それから 雨宿りと 昴 を掛け合わせた(このライブ盤だけでしか聴けない)雨昴 を流して 会場の皆さんとほっこりしたりしました。勿論 チンペイさんが残したアリス、ソロ名義の数々の名曲も、時間の許す限り堪能いたしました。泣けた。
それからNaoくんと2人で 帰らざる日々、冬の稲妻、チャンピオン、明日への讃歌 というアリス至極の名曲を心込めて生演奏もした。改めてチンペイさんの偉大さ噛み締める夜となりました。


今回は谷村新司特集という事で いつものようにあがた森魚は流さず、電気ブランではなくビールとハイボールで献杯しました。お互い関西で生まれ育ったNaoくんと一緒に この夜ゆっくりと谷村新司さんを偲ぶ事できて本当によかった。

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11月1日 荻窪 トップビートクラブ、11月5日 新宿 アジト1224、11月11日 大久保 くじら号

2024年02月12日 13時38分21秒 | 舞台日記

昨年11月前半の舞台日記書きます。
あたくし昨年夏の終わりに声帯を傷付けてしまい、9月〜10月と毎週 地元のカラオケ屋さんで灯りちゃんに発声練習付き合ってもらう事となった。その時間 自分にとって非常に有意義なものであったし、人生相談に乗ってもらったりもして本当に有り難かった。そして、ギターの練習も沢山しました。2人カラオケ屋さんに入りギター抱えると やはりフォークソング談義に行き着く。灯りちゃんの人生において一番影響を受けた音楽というのが村下孝蔵だそうだ。あたしは当時 ヒット曲をテレビで観ていたくらいで然程影響は受けなかったのだけれど、いまYouTubeなどで改めて村下孝蔵の弾き語り拝見すると「とてもギター上手だったんだなぁ」と驚かされる。それで、自分の発声練習の傍ら 村下孝蔵のギターテクニックを2人で研究したりもしたのだ。「踊り子 出来る限り本人と同じ奏法でやってみよう!」と 毎週に亘り猛練習をしました。そうこうしてるうちに灯りちゃん どうやらフィンガリングに目覚めたようで、現在も熱心にスリーフィンガー練習しており めきめき上達しています。暫くすると なんと!アコギも新調していた。9〜10月 のんびりこのような時間を持てたというのは自分にとってとてもとても嬉しい事だった。ほんとうに。灯りちゃんには頭上がらぬ思いです。


◎11月1日 The Top Beat Club
11月最初の舞台は 荻窪The Top Beat Clubにてロマンチック飛行船だった。



1. 幸せのメロディ(LOVE ME DO)
2. 挽歌(Alfee)
3. セピア
4. 僕等のダイアリー(H2O)
5. ロマンチック飛行船
6. 踊り子(村下孝蔵)
7. 未来永劫

前述した 踊り子 猛練習の成果を見せるが如く この夜2人ギターに電気通さずサウンドホール近くにマイクを立て、潔くギターの箱鳴りの音を客席に届ける事 試みた。The Top Beat Clubのような天井の高い広々とした空間でこれをやったのは正解だったのかも。とても心地よく演奏できたような気がします。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。
それから 前回8月のロマンチック飛行船の舞台で(マギー&ケイに対抗すべく)予定していた 挽歌、僕等のダイアリー。結局その日あたし全く声が出ず 急遽他の曲に差し替えた悔しい思いあったので、今回 目一杯声張り上げてそれらの曲ハモりました。声が出るってこんなにも気持ちのよいもんなんだ。。気持ちよ過ぎて舞台ではしゃいでしまってごめんなさい。

共演のhironoさん SEKAIくん 初めてご一緒させていただいたビートりょうくんとも、楽屋でわいわい賑やかな時間共にさせていただいた。皆さんの舞台、それぞれまた熱の籠った素晴らしいものだった。それからこの日 青木さん、みっちゃんが応援に駆け付けてくれました。嬉しかった。お陰さまで The Top Beat Club「Ruby Wednesday」よき1日となりました。


地元に戻り、駅前の中華料理屋さんで「踊り子、がんばったな」と灯りちゃんと打ち上げをしました。「じゃあ ぼちぼち歩いて帰るか」と 随分夜も更けた頃にお店を出たら 気温がずんと下がっており。「なにこれ。寒っ!」と2人 思わず内股になりながら声を漏らした。10月、30度近くまで上がる真夏日もあったので余計そう感じたのだと思います。11月1日。冬はもうすぐそこまでやって来ていた。


◎11月5日 Azzitto1224
続いて、新宿UNDERGROUND Azzitto1224にて弾き語りだった。
有り難い事にここ数年、あたくし 弾き語りのオファーも頻繁にいただくようになり、可能な限りそのオファーお受けしようと思っていて。今回 久し振りにMUREさんからお誘いがあり 勿論参加させてもらう事にした。此処Azzitto1224も、スモーキン・ブギという店名の頃から長くお世話になっているライブハウスです。かつて知ったる新宿2丁目 この場所に足を運ばせるのが とても嬉しかった。

1. 自己嫌悪
2. なにもない
3. 不眠症の羊
4. 散り際
5. 赤い青春
6. 希望の花

本番 とてもリラックスして演奏したように思います。この頃になると 声帯ほぼ今迄どおりストレス感じる事なく扱えるようになっていたのではないか? 声帯傷めてしまって以来、初めてこの夜 希望の花 唄ったのだ。ドスのきいた声 なんとか出てくれてよかった。


「お嬢とお嬢達」という、なんとも意味深なタイトルが付けられたこの夜のイベント。umililikaさん しょうじゆかりさんの演奏、唄声 両者共に揺るぎない力強さが存在し、拝見していて心震わされた。そんなお嬢達の素晴らしい舞台の後、"お嬢"と名乗るおじさんの演奏に付き合わされてしまった皆さん ほんとうにすみません。そしてありがとうございました。
MUREさん曰く「このイベント シリーズ化したい」との事なので、次回またどのようなお嬢さん方とご一緒させていただけるのか。あたしは今からそれをとても楽しみにしている。


◎11月11日 くじら号
続いて、くじら号にて恒例「くじGIG」弾き語り出演だった。
2020年3月1日 お店の開店日にあたくし参加させてもらった。それからすぐ一連のコロナ騒動に巻き込まれ、やむを得ず暫く営業ができなくなってしまい。2020年6月 お店再開してからは、ほぼ毎月のように 此処で弾き語りをやらせてもらっています。烏滸がましい言い方をすれば、お店の歴史と共に自分の思い出も常に存在する場というような気がするのだ 此処くじら号は。

1. 訣別
2. なにもない
3. 不眠症の羊
4. Don't Cry My Love(長渕剛)
5. 赤い青春
6. 希望の花

そんな3年半に亘る数々の「くじGIG」の思い出噛みしめながら、この日も心込めて大久保の地下室でギター掻き鳴らし唄わせてもらった。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。


事前にサリーちゃんと「最後に剛の曲 何やろう?」と連絡取り合ったところ「あ。 巡恋歌 まだやってなかったかも!」と話がまとまった。なもので 中学生の時に購入したTOMBO剛モデルのハーモニカホルダー引っ張り出し、剛と同じTOMBO MAJOR BOYのハーモニカ装着させて 意気揚々と 巡恋歌 やる事になりました。そうだ、この日 自分の舞台で最後 希望の花 演奏中にギターの弦切れてしまった。そういえば「君はギターの弦を切ったことがあるか」という剛の著書を そのハーモニカホルダー買った当時 熱心に読み耽っていたのをふと思い出し、少し可笑しくなりました。それから JEEP もやりました。この月もサリーちゃん、シブタヒロユキくんと共に剛の曲熱唱できて嬉しかった。


この日の「くじGIG」共演はシブタヒロユキくん。彼の人生において一番影響受けた音楽は JUN SKY WALKER(S) だというの、一昨年シブタくんのバースデーイベントに参加した際にお聞きしていたので、この日「やっぱりやるしかないやろ」と 声がなくなるまで ご一緒させてもらった。
10代の頃 夢中になった音楽=灯りちゃんにとっては村下孝蔵、シブタくんにとってはジュンスカ。今も変わらず大好きだ!と言えるのは 本当に素敵な事だと思います。自分にとっては何なんだろう・・やはり長渕剛になるのかな。サリーちゃんは何だろう? 今度聞いてみよう。
くじら号って 開演前 本番中 或いは終演後、このような話を包み隠さずに出来てしまう不思議な空間。だからあたしも 此処ではお酒飲みながら毎回ついつい色んな事お喋りしてしまう。2023年11月の「くじGIG」もよき夜となりました。お会いした皆さん どうもありがとう。

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