むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

2月15日 中野 ハンマーヘッド、2月19日 高円寺 ショーボート、2月20日 五反田 ロッキー

2020年03月20日 13時53分20秒 | 舞台日記

2月中盤。弾き語り、BUCK-TICKカバー、CAROと舞台が続いた。
この時点ではまだ新型コロナウイルス、まだそれほど騒ぎ立てられてはおらず。3日間、わりと呑気に会場へ足を運ばせた記憶あります。
先ずは、お会いした皆さん どうもありがとう。
それから、バレンタインデー関連の素敵な贈り物も どうもありがとう。


◎15日 ハンマーヘッド
昨年秋から、最鋭輝と共に ネオフォークナイト なるイベントを再びやり始めた。
「ネオフォークナイト」
これまで、今はなき新宿JAMの深夜枠で。2人お世話になった歌舞伎町のバーG-arkで。現在もよくお世話になっている下北沢CCOで。それから モッキーがかつて働いた中野坂上以心伝心で。また 賀句さんのお店 歌舞伎町ソウルキッチンで。
皆さんからのお便り(この時代にリクエスト葉書を募っていた!)を元に、昭和のラジオ番組の如く大好きなフォークソング唄いながら講釈垂れながら はたまた昭和の文化面検証しながら、2人好き勝手進めていたイベント。
手書きのフォーク歌集作ったり(歌詞をモッキーが担当、あたしは挿絵を描いた)
「勝手にフォークにしやがれ!」というコーナーでは、ジャパメタバンドMARINOの IMPACT をかぐや姫の赤ちょうちん風に、電気グルーヴの N.O. をプロテストソング風に、仮面ライダーの主題歌をエンケンのカレーライス風に、シューベルトの歌曲 魔王 を友川かずき風絶叫フォークに・・等々アレンジし。皆さんからの無茶なお便りリクエストに応え、我々至極真面目に取り組み演奏した。
今思い出しても その真面目に練り倒したアレンジが何とも可笑しくて。。MARINOのIMPACT。フォーク調にやったら 明らかにインパクト薄れてしもたやん!っていう。
面白かったなぁ。また「勝手にフォークにしやがれ!」やろうかなぁ。


1. 散り際
2. 桜吹雪
3. 青春の日々
4. 白い色は恋人の色
5. 赤い花白い花
6. 不眠症の羊
7. 希望の花

この日は、花を何らかの例えにしてかいた曲を集めて唄おうと思った。それからベッツィ&クリス、赤い鳥の 大好きな花の曲を唄った。


最鋭輝は、この日 東京都中野区ご出身であるイルカの なごり雪 を唄ってくれた。
我々の世代、卒業式シーズンはやはりこの曲っていうイメージがあって。
この曲聴く度 あたしは育った奈良の田舎の風景を思い出すのです。
モッキーの なごり雪 にほろっとしました。


今回も マスターの作ってくれたやさしい味の賄い料理いただきながら、よき時間過ごせました。
最後はCAROで やさしい詩を歌える人になりたい〜散歩 もやりました。
夜の涯のヴァルツさんもいらしてくれて、とても嬉しかった。
中野ハンマーヘッドでのネオフォークナイト、今後も 我々ならではの場にしてゆきたいと思っています。4月 昭和の日も、どうぞよろしくお願いします。


◎19日 Show Boat
ハンマーヘッドの翌週、普段らいむらいとでよくお世話になっている高円寺ショーボートに まさか2度目がこんなに早く巡ってくるとは思わなかったB-TICKで出演してきた。
昨年末のぶっちゃけカバーナイトに向け、本来は一夜限りのユニットとして集った5人なのですが。イベント終了後、打ち上げの席において「なんだかもう1回くらいやりたくない?」と メンバー皆口を揃えており。急遽。このショーボートでのイベントに参加する事と相成った。
あたし個人的には カバーユニットをやるにあたり、BUCK-TICKのアルバム片っ端から聴き直したり、ステージングを参考にしようと ライブ動画漁ったりする日々が 昨年秋口くらいから続いていて。改めてBUCK-TICKの素晴らしさを再確認していたところなので、今回の出演も非常に楽しみだった。


リハーサル終了後 高円寺のとあるバーでお酒ちょっとだけいただき、その後そのまま そこでB-TICKができあがりました。後ろに飾ってあるレコードジャケットがイカす。10代の頃むさぼるように聴いたレコードたち。

1. Jonathan Jet-Coaster
2. ICONOCLASM 
3. スピード
4. 悪の華
5. JUPITER
6. 独壇場Beauty
7. JUST ONE MORE KISS



ぶっちゃけカバーの時の選曲に更に1曲加え、全7曲。今回もとても気持ちよく演奏させてもらった。
イベント終了後、バーに戻り。そこで再びお酒いただきながら メンバーとおつかれさましたのだが。
また、何か機会あらばこの5人でBUCK-TICK演奏したいね。。と 少々名残惜しそうな雰囲気だったので、いつか三たび スネイ寿さん、トンタさん、アヤミトールさん、星野おの彦さんとご一緒できるの、あたくし楽しみにしています。
共演させていただいた Blanket Cherry、時空美月の皆さんの舞台も本当に素敵だった。よき夜になりました。ありがとう。


◎20日 Rocky
ショーボートの明くる20日は、恒例五反田での「CAROとうたおう!」でした。
2月は 我らが師匠マークさんと、トミーさんのお誕生月。


会場の皆さんと一緒に盛大にお祝いパーティーしました。

<一部>
1. 一人で行くさ
2. Maybe tomorrow
3. 地球はメリー・ゴーランド
4. 君の誕生日
5. 一人にしないよ
6. 愛の言葉
7. 個人的メッセージ
8. 旅人が眠る丘
9. ロマンス
10. 吟遊詩人

<二部>
1. 蒼いハイウェイ
2. 一枚の楽譜
3. 愛のない世界
4. ロージー
5. たんぽぽ
6. 鳥のように
7. 二人は友達
8. 涙はいらない
9. 散歩
10. 暗い部屋

生前マークさんからよく伺っていた トミーさんとの思い出話交えながら、お陰さまで この日もとても和やかで優しい空間となった。
GARO結成前に マークさんトミーさんが Maybe tomorrow をよく一緒に演奏されたというお話。当時 キーが高くて大変だった!でも ハーモニーの心地よさをその頃実感した!とおっしゃってました。
トミーさんが作られた 一人にしないよ にマークさんが感銘を受け、愛の言葉 を産み出したというお話。それから。それから。
ここロッキーで、今もこうしてマークさんトミーさんの思い出話を皆さんと共有させていただけるのは、我々にとって 大変嬉しい事であります。
今後も、沢山の思い出と共に「CAROとうたおう!」続けてゆきたいと思っています。

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2月3日 東高円寺 二万電圧、2月6日 渋谷 ラ・ママ

2020年03月07日 18時02分49秒 | 舞台日記

一連の新型ウイルス騒動、なかなか治まってくれそうにない。
ライブハウスで演奏するのを生業としている我々には いささか複雑な心境ではありますが。
しかし2月も 自分のくらしは、いつもどおりライブハウスとともに始まった。


◎3日 二万電圧
昨年秋、久し振りに出演した二万電圧。
ここの店長とは、10年以上前に 実はライブハウス以外の場所で知り合った。ライブハウス以外の場所で何度もお酒を酌み交わし。あたしは、彼の 勿論音楽に対する情熱も含め その人柄を大好きになった。2010年 新たに東高円寺に二万電圧をオープンさせた時は、本当に。涙出るくらい嬉しかった。
なので、あたしがこの場所で気持ちよく演奏できないわけがないのだ。
今回も ここならではの独特の世界観持った共演者に交じり、非常に気持ちよく演奏させてもらった。


1. 堕落を憐れむ唄
2. 泥濘
3. 不眠症の羊
4. 唇かみしめて
5. 散り際

25分ステージ、我々の楽曲だと4曲が限度だと思っていたが。この日 見事5曲収める事に成功した。
よかった!!何か またひとつ表現の可能性見えたような気がしました。
聴いてくださいました皆さん どうもありがとう。


前回の二万電圧でもご一緒させてもらったSPEARMEN。
いただいた音源、また舞台とは違う魅力に溢れていて とても良かった。心にずしり響きました。


そして、この日は節分だった。
この節分の時期、ちょっと思い出す事がある。20になったばかりの頃、あたしは京都の狭いアパートで一人暮らしする大学生。夜 アルバイトしながら バンド活動ももう始めていた。
親からの少しばかりの仕送りとアルバイト代で、何とか日々生活していたのだが。お金が底をつく事が多く。その頃 計画性持てなかったのでしょう。先々の事まで考えられず、いまを目一杯楽しみ 気がつけば手元にあるお金を使い果たしてしまっていた。
寒い京都の冬、節分近しといった時期。またもやお金が底つきてしまったあたしは「まだちょっとくらい残ってるかも」と、寒さとひもじさでふらふらになりながら銀行のATMへと向かい、案の定残高数円を目の当たりにして一段と沈み込んでいたところ。ふと銀行入り口に「ご自由にお持ち帰り下さい」と置かれた節分豆のパックが 目に入り込んできた。
それから数日間、用もないのに銀行に寄ってはその節分の豆を少しづつ持ち帰り。何日間か、それだけで餓えをしのいだ。
今でも 節分の豆を口にすると、その狭い京都のアパートの部屋を思い出します。
どうでもいいお話ですみません。。


◎6日 La.mama
二万電圧から中2日過ごし6日。昨年末ぶっちゃけカバー以来のラ・ママだった。
お越しくださいました皆さん ありがとう。


1. えれじい
2. どうしようもなくブルース
3. 不眠症の羊
4. 散り際
5. 唇かみしめて



前回二万電圧において 25分で5曲といった流れを組めた事で、本番に対しての捉え方が少し自分の中で変わってきて。この日 漠然と、できるだけ飾らない舞台にしたかった。
登場する際のSEはなし。前回の二万は時間短縮のため敢えてSEカットしたのですが。お化粧は、まぁするけれど・・あたしにいたっては靴を履き替えただけで、あとはお家から着てきた洋服そのままで コートだけ脱いで舞台に上がった。
堀野くんに「例えば、ついさっきまでご飯食べていて、舞台上がる時にはまだ口もぐもぐしていて いざセッティング完了。あ、どうも。くらいの挨拶だけして演奏し始めるのとか。どう?」と聞くと「ちょっと極端過ぎません?」と笑っていたけれど。
そう言えば、前回二万電圧から堀野くんの弾くベースが変わった。新たに購入したフレットレス、本人曰く 前のよりもしっかりと安定した音が出る。との事。
そして らいむらいと10周年の辺りから 必ず最後に演奏していた 希望の花 を前回と今回外し、堀野くんと一緒に作り上げた 散り際、唇かみしめて を心込めて演奏した。
またこの先 このバンド 何らか変化してゆくような気がしています。
それが自分にとって嬉しい。

あたしにとって こうしてこれまで無我夢中で音楽やってきた場所がライブハウス。ひもじい思いした20代の頃から ずっとそう。で、これから先も 我々の居場所はライブハウスだ。
出演するひとも 観にくるひとも 気兼ねなく楽しめる場所に またなるとよいですね。

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