8月後半の舞台日記書きます。
◎8月15日 Doctor's BAR
昨年8月15日に予定していた「平野カズと遊ぼう!2021」、コロナウイルス感染拡大を考慮して中止となってしまった。それで「仕切り直して今年はなんとかやろうと思っているので、お嬢 是非とも参加お願いします!」と この度カズさんからお話をいただき 勿論喜んでお受けさせてもらった。
2022年終戦記念日、無事「平野カズと遊ぼう!」開催できた事 本当に嬉しく思っています。
このイベント 大勢のミュージシャンがコラボゲストとして集まり かわりばんこにカズさんと2〜3曲セッションしてゆく、賑やかで和やかでとても楽しいイベントなのです。
あたしは、まず 昨年予定していたN.S.P の さようなら を。カズさんが「N.S.P 最近よく聴いてる。お嬢のあの情念の感じで唄ったら、結構ハマるんじゃないかな〜」と選んでくれたのだ。
あと 他の方とのコラボで甲斐バンド取り上げられてないのを事前に知ったので、せっかくですし長谷川さん交えて1曲やりません?という事で バス通り をご一緒させていただいた。
独自のオリジナリティもって長く活動した大好きな2つのグループの73年〜74年のデビュー曲を カズさん長谷川さんと演奏できたの、とても光栄だった。
それから 何年前になるだろう。高円寺Reefで初めてこのイベントに参加させてもらった時にカズさんと演奏したアルフィーの 無言劇 を、最後に再びご一緒させていただいた。コロナでなかなか思うようにイベント開催できないような状況になり。まさか世の中がこんな風になるとは考えもしなかった・・あの時 高円寺で演奏したのを、懐かしみながらやりました。
2022年8月15日。会場の皆さんとわいわいお酒飲みながら とても素敵な時間過ごすことができた。
意外な選曲におおーっ!って驚いたり 思わず一緒に口ずさんだり 様々なコラボ曲聴けて、カズさんがリクエストに応じ次々フォークソング、歌謡曲 披露してくれる時間があって、非常に楽しい夜となりました。お会いした皆さん どうもありがとうございました。
来年も無事開催できますように。。
◎8月19日 Doctor's BAR
「平野カズと遊ぼう!2022」終え、あたくし またすぐに荻窪 Docto's BARへと足を運ばせた。
8月19日 この日はイケダツカサさんと2組での弾き語りイベント。
過去に色んな方から、お嬢とイケダツカサさん 一緒にやるとよいんじゃないかな。何か うたの世界や表現に共通するようなところあるよ。と言ってもらっており。今回初めてご一緒させていただくの、とても楽しみにしていました。
1. 八月の濡れた街
2. この世の果て
3. えれじい
4. 自己嫌悪
5. なにもない
6. 希望の花
7. 唇かみしめて
2組でのイベントだったので、ゆったり7曲演奏させてもらった。
お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。
イケダツカサさんの舞台拝見させていただいたが。ひりひりと、心突き刺すようなうた世界。それに応じギターの音色、奏法もドラマチックに表現されていて 終始息を呑んだ。
しかし聴き終えると、そこはかとなく優しさみたいなのが心に残っている。素晴らしかった。
あたしが理想とする 求めているのって、正しくそういった部分なのかもしれないなぁ。と とてもシンパシー感じました。ご一緒できて本当によかった。素敵な夜になりました。
◎8月20日 440
荻窪Doctor's BARでの弾き語り出演終え 明けた20日土曜日のお昼間、恒例のミューズとブランチにロマンチック飛行船で参加してきた。
あたくしよくここでのMCで言うのだが。「10年前 始まった当初、ほぼ毎月のように参加していたミューズとブランチ。回を重ねる毎に人気イベントとしておっきくなり、最近は1年に1度お声かかるのがほんとに嬉しい」と。でも、こうしてらいむらいとでロマンチック飛行船で(9月は久し振りに弾き語りで)結果 1年に数度色んな形で未だお世話になっているわけだから。もうイベントの醍醐味熟知しまくってるあたしが、今回もこの空間を目一杯満喫する事となりました。
1. サマータイムブルー(らいむらいと)
2. さようならもう一度 迷うならもう二度と
3. 岬めぐり〜南の島に雪が降る(LOVE ME DO)
4. 時計仕掛けのLOVE SUMMER
5. 春の雨
6. 二つの空
7月の大阪ツアーでは、お酒けっこう飲んで舞台でふわふわしてしまったあたくしだったが。この日は お酒飲めない灯りちゃんが何だかふわふわしてた。朝 早かったからかな?
でも、夏っぽい選曲で 我々久し振りのミューブラを思い切り楽しんだ。そして 自分むちゃくちゃ久し振りに半ズボン姿で舞台に立ちました。
足を運んで下さいました皆さん、配信ご覧になった皆さん どうもありがとう。
久し振りにブギーくんとも会えて、近況報告がてら 楽屋で皆と和気藹々談笑したのもとても心地よい時間だった。第135回ミューズとブランチ、大変お世話になりました!!
◎8月21日 M's Cantina
ミューブラ明けた翌21日、今度は「駒沢フォークジャンボリー」に出演してきた。
もう何回目のフォークジャンボリーになるだろう。毎度 本番数日前の土壇場で「今回はこの選曲でいこうと思います。ご確認よろしくお願いします!」と山本直樹くんにLINE送りつけ、こちらの無理聞いてもらってます。いつも本当にありがとう。
そしてあたしの単純な発想力で、フォークジャンボリーと言えば中津川 椛の湖においての全日本フォークジャンボリー。1969年70年71年と 3回開催されたそのイベントに出演したシンガー、グループの曲を2人で演奏しましょう。という目論みでやらせてもらってる。
ですが。例の如く 駆け付け三杯として 蒼い夏(よしだたくろう)、夏まつり(井上陽水)、あの人の手紙(かぐや姫)と 夏らしい定番フォークソングを先ずはお届けしました。
さていよいよ本題であります。今回 赤い花白い花(赤い鳥)、されど私の人生(斉藤哲夫)、生活の柄(高田渡)、遠い世界に(五つの赤い風船)、戦争を知らない子供たち(ジローズ)など・・お酒ちびちびいただきながら注釈挟みながら 心を込めて演奏した。
あと、これまでCAROで幾度となく演奏してきた 四つ葉のクローバー(かまやつひろし)を今回Naoくんと一緒に奏でました。ギター、うたのハモり とても気持ちよかった。流石Naoくんです!!
そうそう、第3回全日本フォークジャンボリーにGAROもかまやつさんも出演されていて。そのおよそ3ヶ月後にシングル「四つ葉のクローバー」(デビュー前のGAROがギター、コーラスでレコーディングに参加してる)発売されたのだから、かまやつさん+GAROによる この曲、中津川で聴けたりしてもよかったのでは。と思ってしまう。
それから最後に、私たちの望むものは(岡林信康)を演奏しました。はっぴいえんどをバックに岡林さんが絶叫するこの曲、フォークジャンボリーでの有名な映像を今まで何度も観ているので。その当時に思い馳せながら我々も絶叫した。なんだか今のこの時代に唄っていて ぐっときました。
8月21日。今回も 駒沢M's Cantinaでとても有意義な時間過ごす事ができた。
最後までお付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。
帰り際 お店の入り口に掲げられたこの看板ぼんやり眺めながら「これであたしの夏も終りか」とぽつり呟き、地元に戻って またひとりお酒いただきました。
それから。フォークジャンボリー終え 少ししてから、マークさんのお墓参りにも行ってきました。
なんだかんだ言って 思い返せば・・今年の夏も、よき夏だった。