むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

8月3日 新高円寺 カナデミア

2018年08月21日 21時37分14秒 | 舞台日記
8月に入り 畳み掛けるように暑い日が続いた。
8月3日も狂ったように暑い1日でしたが。新高円寺にお集り下さいました皆さんどうもありがとう。
この日もお誕生日のプレゼント沢山いただきました。ありがとうございます!!

MILKYが新たにエンリケさんと組んだアコースティックユニット。かつて知ったる仲間達を呼んで 5年前にオープンしたばかりの新しいライブバーで月に1度イベントを行っているという。
我々らいむらいともこの場に呼んでいただき、感謝しています。
終始 会場内リラックスした空気が流れていて、とても心地よい時間だった。


1. えれじい
2. 泥濘
3. 堕落を憐れむ唄
4. この世の果て
5. 挽歌
6. 希望の花


リラックスした空間の中で、それでも我々はいつもどおりやる!はずだったんだが。
ここ数年間における 舞台上でのぴりぴりした感覚みたいなものが この日は沸き上がってこなかった。
数年間、あたしには。お客さんの顔すら見ず只ひたすら全力で曲を叩き付け、終わると一礼して去ってゆく。というようなパフォーマンスが 与えられたらいむらいとの舞台としての理想だった。
故に演奏中メンバー間においてもどうしようもなくぴりぴりとした空気が流れる。終わって舞台下りてお互いおつかれさまも言わない。終わったら次の事だけを考える。それが理想だった。
しかしこの日の舞台、何故だか唄っていて楽しい気分になりました。らいむらいとの曲において実際楽しい感情というのは皆無のはずなんだけど。
楽しい?いや、それは「今日も 如何なる場にも溶け込む事なく、ひたすら叩き付けて終わらせなきゃ」という使命感みたいなものから解放されたような気持ちなんだと思います。
自分たちの曲を無理なく自然と身を委ねながら演奏した時の充実感。それを得れたのではなかろうか。
だから、逆にエモーショナルな演奏していたような気がします。この日。
このところの猛暑。出先の過剰に利き過ぎた冷房で鼻をやられてしまったあたしは 唄っていて鼻水が止まらなくなってしまい、希望の花 の出だしで「ちょっとたんま」と演奏中断。一旦ずるーっと鼻水吸い込んでから再度演奏し始めたのも、この日においてはOKだった。みっちゃんと堀野くんはOK出してなかったかもしれないが(笑)
MILKYとエンリケさんが作ってくれた とても和やかで・・出演者もお客さんもゆったり楽しめる場が、あたしのぎすぎすした気持ちを楽にしてくれました。
そういえば、舞台下りてメンバーに「おつかれさま」言えたなぁ。。


急遽、やろう。と決まった 最後皆さんとご一緒させていただいたT.REXの曲の演奏も、写真見るとなんだかとても楽しそう。
良き夏の思い出になりました。ありがとうございました!!

あ。珍しくここの日記、スケジュールに追いついた。なので 珍しく宣伝します!
明日です。
8月22日(水)高円寺 Show Boat
「deep into...」
出演:らいむらいと / バラナンブ
開場 19:30 / 開演 20:00
前売り 2,200円+D / 当日 2,500円+D

良き舞台にします。よろしくお願いします!
明日も、舞台下りて おつかれさま 言えるといいなぁ。
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7月17日 渋谷 ラ・ママ

2018年08月13日 16時50分20秒 | 舞台日記
7月17日、La.mamaでらいむらいとだった。
お越し下さいました皆さんどうもありがとう。
この日もお誕生日のプレゼント沢山いただきました。どうもありがとう。

夏休みが始まるか 始まったかくらいの時期、必ず我々La.mamaに出演しているのではないか。
社長が用意してくれた素麺を毎年美味しくいただいているような気がするから。
しゃちょう(←かつてのメンバーの方のしゃちょう)がギター弾いてた頃。名曲喫茶と題し、挽きたてアイス珈琲用意して企画イベントを毎年この時期続けていた事もあった。
そうだ!マークさんにもこの暑い時期 名曲喫茶に出演してもらったんだ。「お嬢のお誕生プレゼントにこの曲あげますからね。歌詞付けてね。」と、舞台上で素晴らしい曲をいただいたんだ!
それから 名曲喫茶の明くる日ミューブラに出演する年があり。例によって入り時間が早いため、La.mamaの楽屋に泊まって(パンツ一丁で)そのままSONGLINESへ向かった事もあった。
昨年だったか。冷酒飲み放題をいい事に 暑いからくいくい飲んでへべれけになりました。。あたし。
7月のLa.mama。自分にとって思い出が沢山あるんです。


そんな 思い出いっぱい夏のLa.mamaの舞台で、今年もらいむらいとらしく演奏しました。

1. えれじい
2. 泥濘
3. あ・り・き・た・り
4. 八月の濡れた街
5. 堕落を憐れむ唄
6. 希望の花
7. この世の果て


我々、今年 結成15周年という節目の年なんだが。
確か 2003年9月にらいむらいとが初めて人前で演奏したの、知り合いのバンドに誘われて 六本木ライブハウスでのイベント出演においてだった。
その後 お友達のラーメン屋さんの厨房で演奏したり、アコースティックを意識して吉祥寺曼荼羅に出演したり、高円寺のサブカルの聖地 無力無善寺に出演したり。更には渋谷、新宿、池袋、中野と路上ライブを繰り返し。派手な宣伝はせず、地道な活動をあえて選んだ。
La.mamaにらいむらいとが出演したのって2003年の暮れが最初だった。
大掛かりなグラムロックのイベントの、それも昼の部。
当時の若手グラムロックバンドを何組か集め。夜の部の出演者や業界関係の方々、お客さんを審査員として バンドの演奏をジャッジし、その中から夜の部のオープニングアクトを選び出す。言わば勝ち抜き合戦でした。
みっちゃんもあたしも過去に何度もLa.mamaの舞台に立っており 既に若手ではなかったのだが、新しいバンドとして しかも今までやってきたぎんぎらのグラムロックとは明らかに異質となる らいむらいと をここでどう表現するか?自分たちにとって未知なる部分でもあったので、この場に挑んだ。
結果 ぶっちぎりで勝ち抜いてしまい、夜の部のオープニングにも出演する事となったのですが。
それ以降は、御存知のとおり ここに我々お世話になりっぱなしだ。
結局あたしの中で、らいむらいとの始まりって2003年暮れのLa.mamaからという気がします。
グラムロックから頑に距離を置こうとした、まったくもって得体の知れない らいむらいと というバンドが、この日この舞台で多くのひとに認知された事がやはりとっても嬉しかったから!!

2013年、結成10周年記念リサイタルを年末にここでやりました。それからアルバム「希望の花」発売記念リサイタルも2年前の年末にここでやった。
今回15周年という事で、やはり年末。2018年12月20日 同じくここ渋谷La.mamaで記念リサイタルをやらせていただく事となりました。
詳細は追ってまたホームページ等でお知らせします。
そして、昨年末からリハーサルを繰り返し 何度も構築しては壊し 構築しては壊し・・やっと出来上がった新しい「散り際」という曲を15周年記念盤として 年末にENGINEから発売する予定です。
こちらも追って詳細お知らせします。
15年。観に来てくれたり 聴いてくれたり CD買ってくれたお客さん。それからお世話になっているライブハウスの方々、関係者の皆さん、そして幾度もお酒のんで泣いたり笑ったり 楽しい時間を共に過ごした多くの音楽仲間に ありがとう の気持ち込めて。よい15周年記念になるといいなぁ。
何卒よろしくお願いいたします。
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7月14日 町田 プレイハウス

2018年08月11日 20時59分01秒 | 舞台日記
7月14日。ケディくん主催MizTaMa RioTにらいむらいとで参加してきた。
町田でお会いした皆さんどうもありがとう。
お誕生日のプレゼントも沢山いただきました。毎年、ありがとう。

今までにも何度かケディくんのイベントにはお世話になっているのだが。
今回も 現在北海道在住である彼が東京で企画を打ち。こうして大勢の仲間が集まり 場を盛り上げ 皆一丸となってイベントを楽しむというのは、本当に素敵な事だと思ったし。偏にケディくんのその人柄人徳によるところなんだろうなぁ!と改めて感じました。お客さんもあったかかった。
インターネット上で誰もが世界中に音源、動画配信 自由に行える現代を考えると。東京=情報発信基地という在り方はもう崩れ去ってしまっているのでは?と思う。
ケディくんのそのおおらかな人柄というのは、青森育ち北海道在住、釣りが生き甲斐という北の地における日々の生活から形成されているものなのだ と勝手に思ってる。勿論東京で暮らし出会った仲間(あたしもその内のひとりだと思われる)も、彼の人間形成において重要な部分でしょうけれど。だからこうして皆 笑顔で彼の元に集まるわけだから!
ふと思ったのです。
いまみたいなコンピューター社会になるずっとずっと前から 断固として北海道を離れずそこから音楽を発信し続けた松山千春。あたし千春のその人柄、音楽 大好きなんですが。
ケディくんの舞台拝見していて。「こんな夏の土曜の夜に、ライブハウスなんかに集まってくれてありがとう・・君ら、どうせ非リア充だろ??」といった発言がとてもよかった。
なんか、こういう事 千春も舞台で言いそうだなぁ。と、この日密かにケディくんと千春をダブらせて観ていたのだ。あたしは。
北海道を拠点としている音楽家の 何ともひとをくったようなあっけらかんとした発言って、決して嫌味にならず 寧ろさまになる。


この日、我々も会場の非リア充のお客さんに向けて せめて夏らしい曲を・・という事で久し振りのサマータイムブルー挟み全6曲お届けした。

1. 八月の濡れた街
2. サマータイムブルー
3. この世の果て
4. 愛の花園
5. 不眠症の羊
6. 希望の花


堀野くんがブログで丁寧に綴ってくれていたけれど。
まさに。過去に作って いまどうしても唄う気になれない。という曲があたしの中に幾らか存在する。
作った時の気持ちや感覚を手繰り寄せながら唄おうと すればするほど、益々その曲の事嫌いになっていってしまうのだ。
今回、ならばいっそ他人の曲を自分なりに解釈するかの如くまっさらな気持ちでサマータイムブルーを演奏してみるのはどうか?と、事前に入ったスタジオで この1曲の再アレンジのためにとんでもない時間を費やした。
結果、自分的には面白かった。「何ぬかしてんだ??これ作ったやつは!!」くらい言ってやりたい気持ちにもなったが、無理矢理唄う感覚は免れた。いや、結局は気持ちよく唄えたのかも。
リスナーとしての自分に置き換えてみます。
例えば、長渕剛のその時代時代の唄い方に対し「え??なに??昔の方がよかったのに。」というような気持ちになる時、あります。やっぱり。
しかし松山千春はね。唄い方変わらない、いつの時代も。そんな千春の唄声聴いて自分自身とても安心する事も、あります。やっぱり。
作り手としての自分。聴き手としての自分。どちらも同じ自分なんだけど。
つくづくおれって勝手だなって思いました。ごめんなさい。だけど、音楽ってやっぱり面白い。
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