むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

6月4日 東高円寺 U.F.O.クラブ、6月10日 駒沢 エムズカンティーナ、6月10日 下北沢 ちょ美ひげ

2023年08月27日 10時50分38秒 | 舞台日記

今年に入って 自分の人生の目標にしていた、そしてとても楽しみにしていた 来月の「らいむらいと 20周年記念リサイタル」が延期になってしまった。不本意ながら、自分の体調不良が理由で。流石に 悔しさと情けなさで押し潰されるような思いだが。とにかくいまは身体整える事に専念しよう。と自分に言い聞かせています。お店、関係者、お客さまに多大なるご迷惑をおかけします事 この場を借りて深くお詫び申し上げます。本当に本当にごめんなさい。
願わくば年内もう1度、もう1度だけ「らいむらいと 20周年記念リサイタル」企画仕直したいと思っており いまお店と日程調整しています。9月5日のチケット払い戻し等のお知らせと合わせ、詳細決まりましたら またこちらでもご報告させていただきます。勝手ばかり言って本当にごめんなさい。

当面の予定 ぽっかりと空いてしまったので、溜まっていた日記 ぽつりぽつりしたためます。


◎6月4日 U.F.O.CLUB
6月最初の舞台は U.F.O.CLUBにて らいむらいとだった。
久し振りのU.F.O.CLUB。らいむらいと結成当初はグラムロックのイベント「LADY STARDUST」によく参加させてもらったりしたし、らいむらいと初めてのワンマンイベントを行ったのもU.F.O.CLUBだった。我々にとって、此処もまたとても思い入れあるライブハウスなのだ。
この日「LADY STARDUST」の主催者であるYASUがDJで参加、何とも懐かしい夜になった。共演のアゲハビスケッツとも 確かこの頃に知り合いました。あれから20年近く経った今でも こうして皆とU.F.O.CLUBで会えるのがとても嬉しい。Paddyさんのマネージャーさんも応援に駆け付けて下さり とても嬉しかった。「LADY STARDUST」懐かしいね、と皆でしみじみ語り合いました。

1. 堕落を憐れむ唄
2. なにもない
3. 自己嫌悪
4. 赤い青春
5. 希望の花
6. この世の果て



神保町 三月の水「シナモンナイト」においての弾き語り仲間であるヨースケくんアキラくんのバンド  ナナハンズ、本八幡Route Fourteenでよくご一緒させていただく 幽霊会社みちづれ、それから 我々にとって盟友バンドである アゲハビスケッツ、DJ YASUと共に 環七と青梅街道交わる場所に存在する独特の空間 U.F.O.CLUBの夜を存分に楽しんだ。お越し下さいました皆さん どうもありがとう。
そうだ。あたし30代を迎えて間もなく ANTIQUE JUANというグラムロックのバンドを辞め、今後は生ギターの音が鳴り渡る 本来好きだったフォークロックやろうと思い立ち。U.F.O.CLUBのイベントに 取り急ぎ弾き語りで参加した事あるんです。思えば、その時の弾き語りが らいむらいとを立ち上げる引き金となったような気がします。やはりU.F.O.CLUBは自分にとって特別な場所なんだろうなぁ。


◎6月10日 M's Cantina、ちょ美ひげ
続いて 駒沢M's Cantinaでの嶋田直樹さんが受け持つラジオ番組「Rock'n Roll Kinema Club」公開収録に ロマンチック飛行船でゲスト出演してきた。灯りちゃんと2人なので わりとリラックスしてこの場に参加する事ができました。今回あたしが選んだ「人間の証明」は「犬神家の一族」に続く角川映画の第2作。テレビCMによる宣伝に莫大なお金をつぎ込み 出版、映画、音楽による相乗効果の所謂メディアミックスは当時 角川商法とも言われ、角川書店は間違いなくひとつの時代のブランドを築き上げた。そんな角川書店が残した功績と共に 皆であの時代の日本映画事情を語り合った。「母さん、僕のあの帽子 どうしたでしょうね」という台詞とジョー山中の主題歌、映画を観ずとも 誰もの記憶に残っていると思います。角川映画って内容はともかくとして、あの時の角川春樹の それまでの日本映画業界に一石を投じるという熱量が凄いのだろうな。また機会あれば、他の角川映画も紹介したい。
灯りちゃんはアメリカのホラー映画「SAW」を取り上げた。あたしも当時DVD借りてお家で鑑賞した事あるのだが 目を覆ってどきどきしながら観たのを憶えている。「SAW」で感じ取った人間の本質という部分を灯りちゃん 熱く語っておりました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。ラジオお聞きになった皆さん どうもありがとう。


最後は お互いの持ち曲である この世の果て、Blue、LOVE ME DOをセッションしました。



終始アットホームな時間となった「Rock'n Roll Kinema Club」公開収録終えた我々、次に下北沢へと場所を移し ちょ美ひげでの「灯り54祭 B型の極み 双子座の夜」の準備に取りかかった。


一旦荷物をお店に置かせてもらい。夏を目前に控えた 休日の下北沢の街を3人ぷらぷらと徘徊し、ちょ美ひげ近くのお蕎麦屋さんでいただいたお蕎麦がとても美味しかった。

ちょ美ひげ。以前ここでCAROのワンマンをやらせていただいたり 最鋭輝が出演の際 あたし応援に足を運ばせたりした。今回 久し振りに居心地のよいこのお店でイベントやれる事がとても嬉しかった。エンドウさんも変わらずお元気そうでよかった。

1. かくれんぼ
2. さよならもう一度 迷うならもう二度と
3. 春の雨
4. 挽歌(Alfee)
5. セピア
6. 二つの空
7. 幸せのメロディ(LOVE ME DO)
8. ロマンチック飛行船
9. 未来永劫


途中、青木さんが 灯りちゃんのお誕生日に向けてのメッセージ贈るのに舞台に上がられた。「人ん家のゴミ箱に氷入ったままアイス珈琲のカップ入れるような・・色々と奇行の目立つ灯りだけど、皆さん そんな灯りをこれからもどうかよろしくお願いしますね」という青木さんらしいメッセージがぐっときた。なんだかんだ言って灯りちゃん 青木さんに愛されてるんだなぁ。とても羨ましく思いました。それから、マーヴェもお祝いに駆けつけてくれて 何とも賑やかであったかな時間となった。

最後 灯りちゃん嶋田さんと3人で 梓みちよの 二人でお酒を をセッションして、一旦イベント終了。


その後 ちょ美ひげの粋な計らいでアフターパーティもやらせてもらいました。美味しいお料理とお酒を会場の皆さんと一緒にいただきながら 談笑し、双子座の夜は更けて行くのであった。あまりにそのひとときが楽しいものだから、気付いた時には最終電車逃すような時間になっており。


灯りちゃんと2人 朝まで時間を共にする事になった。翌日くじら号での弾き語りを控えている自分「あーあー、やってしもた」と口にはするものの、こうした時間がまたとても楽しかった。斯くして2023年6月10日 長い1日だったが、とても充実した1日となりました。駒沢と下北沢でお会いした皆さん どうもありがとう。そして、改めて 灯りちゃんお誕生日おめでとう!!

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5月11日 池袋 手刀、5月14日 下北沢 CCO、5月19日 駒沢 エムズカンティーナ

2023年08月05日 23時21分03秒 | 舞台日記

5月後半の舞台日記書きます。
5月。青春の日々 渾身の気持ちを込めて唄いたい。もう そこに尽きると言ってよいのではないのか?あたくしの音楽人生。今年もまた こうして精一杯唄える事ができてよかった。ごく個人的な思い詰め込みながら作り上げたこの曲、有り難い事に 共感して下さる方多くいらっしゃるようです。メンバーである堀野くんも「青春の日々 に関しては相当の神経を使う。自分にとっても特別な曲」と、泣けるような事言ってくれる。らいむらいと 20周年記念リサイタルへのゲスト参加が決まった伊藤くんも、かつて「すげえいい曲だよ」と言いながらこの曲 とても大切に弾いてくれた。

◎5月11日 手刀
20歳の頃に初めて立ち上げたビジュアルパンク?ビジュアルメタル? とにかく派手だったそのバンド 仮に今も存続していたとしたらば、間違いなく出演しているであろう池袋 音処・手刀。その頃に追い求めていた音楽性とはがらり違う雰囲気のバンドではあるが。今年結成20年目の らいむらいととして手刀の舞台に立てる事 非常に嬉しく思っています。青春の日々 この夜心込めて演奏しました。お付き合い下さいました皆さん ありがとう。

1. えれじい
2. なにもない
3. 自己嫌悪
4. 赤い青春
5. 青春の日々
6. 希望の花



そして あたしの大好きなバンド カラビンカ、luinの皆と手刀の夜を共にできた事が凄く嬉しかった。楽屋においても 終始和やかで和気藹々と楽しい時間過ごさせていただきました。どうもありがとう。

20歳の頃 大阪で美歪くん、HIMEくんらと一緒にやっていたバンドがよく出演した 今はなき心斎橋BAHAMA、寝屋川VINTAGE BAR、西九条YANTA鹿鳴館・・そうしたライブハウスの幻影が 至る所見え隠れするここ手刀。当時そこで活躍されていた方々が現在出演するライブハウスだから当然の事であろうし、お店自体 あの時代のライブハウスの空気を今も尚意識している といった印象を受けます。自分にとって気の引き締まる気持ちにさせてくれる手刀。5月「とろりんぽ」に参加できてよかった。


◎5月14日 BAR?CCO
続いて 久し振りに下北沢CCOにて弾き語り出演だった。Giragira Akiraくんからのお誘いだったのだが、最近 色んな形で彼から声かけていただき あたくし度々お世話になっている。今回はサリーちゃんとのユニット ラブレターボーイズも出演するとの事で、間違いなく賑やかな夜になる事わかっていたし、このイベントへの参加 前々からとても楽しみにしていた。



1. 自己嫌悪
2. なにもない
3. 赤い青春
4. 青春の日々
5. 希望の花
6. 唇かみしめて


この夜も、渾身の思い込めて 青春の日々 唄いました。お付き合い下さいました皆さん ありがとう。

Giragira Akiraくんが企画する場、自分が過去によくご一緒させていただいたり 久し振りにお会いするといった方々との共演が多い。この日も La.mamaやミューブラ等でよくご一緒させていただくMASAさん夏樹さんのユニット、それから久し振りにお会いする外丸健児さん+以前 大矢侑史さんとのユニットや弾き語りでご一緒させていただいた馬場將介さんのユニット まるまさ との共演だった。流石 Giragira Akiraくん主催イベントです。オープニングにおける本人弾き語りに始まり 続く共演の皆さん 舞台上で醸し出す世界観たるやどれも素晴らしく、拝見していて ずしりと心に響いた。そして最後 ラブレターボーイズ、予想していたとおりエナジーに満ち溢れていて素晴らしかった。何とも清々しい気持ちでイベント終了となりました。

改めて思うのだが。あたしは自分流の唄世界を 不器用なりに頑に今まで表現し続けてきた。そして、ライブハウスやライブバーで知り合った沢山の共演者から「お嬢、また一緒にやりましょう!」と声かけてもらい、こうして 皆とまた素敵な時間を共有する。それが、あたしには本当に嬉しい事なのだ。何の取り柄もない自分が 唯一 精一杯表現できる音楽。音楽を通じて知り合った仲間は、自分にとってかけがえのない財産だと思っています。5月最後の弾き語り参加、よき夜になりました。


◎5月19日 M's Cantina
5月最後の舞台は、駒沢M's Cantinaにて フォーク酒場「なおき」だった。
このイベント 自分が普段お家で聴いているレコードをキャリーケースぱんぱんになるまで詰め込んで駒沢へと出向き。「さぁ、本日 どのレコードから聴きましょう」と山本直樹くんと2人 缶ビールをチェイサーにして電気ブランちびりちびりとやりながら盤に針を落とし、会場の皆さんと その溝を振動させる音にじっくり耳を傾けるといった 何とも素晴らしいイベントなのです。

今回は、過去 自分を奮い立たせてくれた曲を。と 友部正人の 一本道、中島みゆきの ファイト!などをかけたはず。なにせ電気ブランとビールを交互に飲み続けているから 途中いい具合に酔っぱらってきて、いつもこのイベントは記憶が途中で消えてしまっている。。
そうだ。チューリップの 大好きな「無限軌道」というアルバムの中から たえちゃん かけました。福岡に伝わる春歌を壮大にロックアレンジした曲なのだけれど、初めて聴いた時 とても衝撃受けました。このアルバム 他にも悲しみを表現した曲多く、言葉と旋律が胸にぐさり突き刺さる。チューリップ=ヒットしたシングル盤だけで捉えると 何か優等生バンドというイメージ付き纏ってしまうが、アルバムとおして聴くと 結構反骨精神なんかも見えてくるんです。
それから、GAROの 吟遊詩人 もかけました。この曲聴いた時も衝撃だった。ロックアレンジと繊細な生ギターの音色が同じ曲の中で共存し、途中 変拍子なんかも入ってきて 所謂組曲になっている。それから GARO特有であるCSN&Y等に影響受けている部分と、日本人ならではの琴線に触れるメロディが絶妙に交じり合って、未だ自分にとって憧れの1曲なのであります。阿久悠による詞も、またよい。
それから 拓郎は聴かないと!という事で、大好きなアルバム「伽草子」の中から 制服 をかけました。残念ながら昨年音楽活動引退された拓郎さんだが、最後のアルバム「ah-面白かった」に付属していた 制作メイキング映像の中で 拓郎さん「シャウトできないシンガーってぼくは認めたくない。ぼくもそれできなくなったら もう限界なんじゃないかな」 と仰っていた。というわけで「伽草子」のレコードに針を落とし、拓郎の1番かっこよかった頃のシャウトを聴き 皆で惚れ惚れしました。


フォーク酒場「なおき」今回もとてもよき時間過ごせました。いつも付き合ってくれるNaoくん どうもありがとう。駒沢にお集り下さいました皆さん どうもありがとう。好き勝手レコードかけてお酒飲むイベント、いつも企画して下さるM's Cantinaにも深く感謝いたします。ありがとうございます。


次回、真夏の フォーク酒場「なおき」も 何卒よろしくお願いいたします。
明くる日 ミューブラ出演で朝早いので、あまりに飲み過ぎないよう・・気をつけます。

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