今年に入って 自分の人生の目標にしていた、そしてとても楽しみにしていた 来月の「らいむらいと 20周年記念リサイタル」が延期になってしまった。不本意ながら、自分の体調不良が理由で。流石に 悔しさと情けなさで押し潰されるような思いだが。とにかくいまは身体整える事に専念しよう。と自分に言い聞かせています。お店、関係者、お客さまに多大なるご迷惑をおかけします事 この場を借りて深くお詫び申し上げます。本当に本当にごめんなさい。
願わくば年内もう1度、もう1度だけ「らいむらいと 20周年記念リサイタル」企画仕直したいと思っており いまお店と日程調整しています。9月5日のチケット払い戻し等のお知らせと合わせ、詳細決まりましたら またこちらでもご報告させていただきます。勝手ばかり言って本当にごめんなさい。
当面の予定 ぽっかりと空いてしまったので、溜まっていた日記 ぽつりぽつりしたためます。
◎6月4日 U.F.O.CLUB
6月最初の舞台は U.F.O.CLUBにて らいむらいとだった。
久し振りのU.F.O.CLUB。らいむらいと結成当初はグラムロックのイベント「LADY STARDUST」によく参加させてもらったりしたし、らいむらいと初めてのワンマンイベントを行ったのもU.F.O.CLUBだった。我々にとって、此処もまたとても思い入れあるライブハウスなのだ。
この日「LADY STARDUST」の主催者であるYASUがDJで参加、何とも懐かしい夜になった。共演のアゲハビスケッツとも 確かこの頃に知り合いました。あれから20年近く経った今でも こうして皆とU.F.O.CLUBで会えるのがとても嬉しい。Paddyさんのマネージャーさんも応援に駆け付けて下さり とても嬉しかった。「LADY STARDUST」懐かしいね、と皆でしみじみ語り合いました。
1. 堕落を憐れむ唄
2. なにもない
3. 自己嫌悪
4. 赤い青春
5. 希望の花
6. この世の果て
神保町 三月の水「シナモンナイト」においての弾き語り仲間であるヨースケくんアキラくんのバンド ナナハンズ、本八幡Route Fourteenでよくご一緒させていただく 幽霊会社みちづれ、それから 我々にとって盟友バンドである アゲハビスケッツ、DJ YASUと共に 環七と青梅街道交わる場所に存在する独特の空間 U.F.O.CLUBの夜を存分に楽しんだ。お越し下さいました皆さん どうもありがとう。
そうだ。あたし30代を迎えて間もなく ANTIQUE JUANというグラムロックのバンドを辞め、今後は生ギターの音が鳴り渡る 本来好きだったフォークロックやろうと思い立ち。U.F.O.CLUBのイベントに 取り急ぎ弾き語りで参加した事あるんです。思えば、その時の弾き語りが らいむらいとを立ち上げる引き金となったような気がします。やはりU.F.O.CLUBは自分にとって特別な場所なんだろうなぁ。
◎6月10日 M's Cantina、ちょ美ひげ
続いて 駒沢M's Cantinaでの嶋田直樹さんが受け持つラジオ番組「Rock'n Roll Kinema Club」公開収録に ロマンチック飛行船でゲスト出演してきた。灯りちゃんと2人なので わりとリラックスしてこの場に参加する事ができました。今回あたしが選んだ「人間の証明」は「犬神家の一族」に続く角川映画の第2作。テレビCMによる宣伝に莫大なお金をつぎ込み 出版、映画、音楽による相乗効果の所謂メディアミックスは当時 角川商法とも言われ、角川書店は間違いなくひとつの時代のブランドを築き上げた。そんな角川書店が残した功績と共に 皆であの時代の日本映画事情を語り合った。「母さん、僕のあの帽子 どうしたでしょうね」という台詞とジョー山中の主題歌、映画を観ずとも 誰もの記憶に残っていると思います。角川映画って内容はともかくとして、あの時の角川春樹の それまでの日本映画業界に一石を投じるという熱量が凄いのだろうな。また機会あれば、他の角川映画も紹介したい。
灯りちゃんはアメリカのホラー映画「SAW」を取り上げた。あたしも当時DVD借りてお家で鑑賞した事あるのだが 目を覆ってどきどきしながら観たのを憶えている。「SAW」で感じ取った人間の本質という部分を灯りちゃん 熱く語っておりました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。ラジオお聞きになった皆さん どうもありがとう。
最後は お互いの持ち曲である この世の果て、Blue、LOVE ME DOをセッションしました。
終始アットホームな時間となった「Rock'n Roll Kinema Club」公開収録終えた我々、次に下北沢へと場所を移し ちょ美ひげでの「灯り54祭 B型の極み 双子座の夜」の準備に取りかかった。
一旦荷物をお店に置かせてもらい。夏を目前に控えた 休日の下北沢の街を3人ぷらぷらと徘徊し、ちょ美ひげ近くのお蕎麦屋さんでいただいたお蕎麦がとても美味しかった。
ちょ美ひげ。以前ここでCAROのワンマンをやらせていただいたり 最鋭輝が出演の際 あたし応援に足を運ばせたりした。今回 久し振りに居心地のよいこのお店でイベントやれる事がとても嬉しかった。エンドウさんも変わらずお元気そうでよかった。
1. かくれんぼ
2. さよならもう一度 迷うならもう二度と
3. 春の雨
4. 挽歌(Alfee)
5. セピア
6. 二つの空
7. 幸せのメロディ(LOVE ME DO)
8. ロマンチック飛行船
9. 未来永劫
途中、青木さんが 灯りちゃんのお誕生日に向けてのメッセージ贈るのに舞台に上がられた。「人ん家のゴミ箱に氷入ったままアイス珈琲のカップ入れるような・・色々と奇行の目立つ灯りだけど、皆さん そんな灯りをこれからもどうかよろしくお願いしますね」という青木さんらしいメッセージがぐっときた。なんだかんだ言って灯りちゃん 青木さんに愛されてるんだなぁ。とても羨ましく思いました。それから、マーヴェもお祝いに駆けつけてくれて 何とも賑やかであったかな時間となった。
最後 灯りちゃん嶋田さんと3人で 梓みちよの 二人でお酒を をセッションして、一旦イベント終了。
その後 ちょ美ひげの粋な計らいでアフターパーティもやらせてもらいました。美味しいお料理とお酒を会場の皆さんと一緒にいただきながら 談笑し、双子座の夜は更けて行くのであった。あまりにそのひとときが楽しいものだから、気付いた時には最終電車逃すような時間になっており。
灯りちゃんと2人 朝まで時間を共にする事になった。翌日くじら号での弾き語りを控えている自分「あーあー、やってしもた」と口にはするものの、こうした時間がまたとても楽しかった。斯くして2023年6月10日 長い1日だったが、とても充実した1日となりました。駒沢と下北沢でお会いした皆さん どうもありがとう。そして、改めて 灯りちゃんお誕生日おめでとう!!