むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

11月15日 町田 プレイハウス、11月16日 中野 ハンマーヘッド

2019年12月30日 11時42分44秒 | 舞台日記

11月中盤、らいむらいとと弾き語りの舞台が続いた。
お越しくださいました皆さん どうもありがとう。

◎15日 プレイハウス
ここ数年 幾度となくお世話になっているプレイハウス。
我々が町田に出演する際、なぜか雨降りの日が多く。ワイパー揺らしながら左手に見えてくるリス園通り過ぎる時「リスたちも雨に打たれてるのかなぁ」などと思い、いつも車を走らせている気がします。
ですが この日、とてもよいお天気だった。なので。リスと子供たちがぽかぽか陽気の中 楽しそうに戯れているのを想像しながら町田へと向かったのです。


1. 堕落を憐れむ唄
2. 愛の花園
3. 散り際
4. 唇かみしめて
5. 希望の花

ラ・ママ、ルート14、そしてここプレイハウス。多くを伝える事なく 我々のやらんとする音を即座に作っていただける音響さんが心強い。
この日も 安心して音に身を委ねながら舞台に立つ事ができました。ありがとうございます!!
それから、今年 暑かった真夏の横浜シャノアールで撮影をしてくだすったカメラマンさんに 再びこの日素敵な写真を撮っていただきました。ありがとうございます!!
共演の方々も 素晴らしい舞台を繰り広げていました。
我々にとって本年最後のプレイハウス公演だったが、この日もとても充実した1日となった。
来年も、リス園左に眺めながら またちょくちょく町田に向かわせてもらおうと思っています。
今後とも どうぞよろしくお願いします。


◎16日 ハンマーヘッド
明けて16日。夏の終わりに夜の涯のヴァルツさんとご一緒させていただいた中野ハンマーヘッドに、今度は我が相方 最鋭輝と出演してきた。
お店のマスターと最鋭輝 実は古くからの知り合いだそうで、それなら是非!という事で。この日 久し振りにネオフォークナイトを中野の小粋なバーで開催しました。


1. ひとつだけ
2. 愛の亡霊
3. 黒い涙
4. 屋根の上の猫
5. 唇かみしめて
6. 竹田の子守唄
7. 希望の花

らいむらいと立ち上げて間もない頃、今はなき青い部屋でよく演奏していた ひとつだけ、愛の亡霊(この2曲は青い部屋の楽屋でほぼ作り上げた。阿部定をモチーフにした曲)それから 黒い涙、屋根の上の猫。モッキーと出会った頃の事を思い返しながら 心込めて演奏した。
モッキーも この日は出会った頃によく着ていたブルーのベルベット生地のジャケットで、フォーク、シャンソンムード溢れる曲を披露してくれた。
お互い歳を重ね、あの頃の雰囲気の曲とは 多少また違ったものを追いかけるようになったけれど。
ネオフォークナイトという2人にとって思い出深いイベントで こうして昔の曲を演奏するのは、何かとても感慨深いものがありました。


最後はやはりこの曲を と。マークさんにもゲストで出ていただいたネオフォークナイトだから。
2人にとって大切な大切な曲、愛のない世界 と ロージー をCAROで演奏した。
聴いてくだすった皆さん どうもありがとう。


マスターが作ってくれた とてもやさしい味の賄い料理。今回もほっこりいただきました。

らいむらいとやり始めて すぐにモッキーと知り合ったから、モッキーとの付き合いも もうかれこれ16年になるのかな。。そりゃ歳もとるわけだー。
だけど らいむらいとのメンバーは勿論だけど、モッキーもこの16年間 いつも自分の隣にいてくれる とても心強い相棒なのだ。
こうして変わらず、弾き語りの場、CAROとしての活動、バンド同士でのイベント出演と。この先も お互い共にして進んでゆきたいと思ってます。
2月のネオフォークナイトも、今からとても楽しみにしている。

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11月8日 東高円寺 二万電圧、11月11日 渋谷 七面鳥

2019年12月14日 21時34分15秒 | 舞台日記
11月に入り、前半 らいむらいとの舞台が続いた。
お越し下さいました皆さん どうもありがとう。
8日、11日両日。我々にとって 若干いつもと違ったシチュエーションでのイベントとなった。
というのも 我々くらいの年齢になると、日頃ライブハウスでご一緒させていただく共演者の皆さん 大抵歳下の方々といった場合が多い。
ですがこの両日。恐らくバンドの平均年齢、我々よりも少し上の方々に囲まれてのイベント。貫禄のある音に 多くの刺激をいただく事となりました。


◎8日 二万電圧
我々過去に2度 二万電圧に出演した事がある。最初の出演は二万電圧のオープン記念といったイベントだった。それから何年か後 しゃちょうがバンドを離れる直前くらいにもう1度出させてもらった。
今回 堀野くんと3人での出演という事で 久し振りにここの舞台に立ったが。ライブハウス自体も段々と貫禄のある雰囲気になってきており 感慨深かった。オープン記念の時はぴかぴかだった楽屋やエントランス、舞台やフロアも。このおよそ10年でとてもよい具合に使い込まれてきており。何かそれがとても嬉しくなった。


1. 散り際
2. 自己嫌悪
3. 唇かみしめて
4. 希望の花

我々も、精一杯 結成17年目 いまのらいむらいとの音をお届けしたいなぁ。と思った。

この日の共演バンド やはり音に説得力があり。どのバンドの奏でる音も 胸に響きました。
今年30周年を迎える裏窓。メンバーの方とお話させていただきましたら、GAROの曲もセッションされているとの事。その音源聴かせていただきましたが、GAROへの愛情ひしひしと感じ 涙が出ました。
それからSPEARMENの皆さん。過去にラ・ママのENGINEレーベルから音源発売されているという事で 前々からいつかご一緒させていただきたいと思っていたのです。拝見して ぎらぎらした轟音の中に 何か悲しみや苦悩みたいなものが感じ取られ、心が熱くなりました。楽屋でわいわい昔のラ・ママのお話をさせていただいたのも 嬉しかった。
やさぐれ、 viddekazz2、THE BEAT GENERATIONの皆さんの演奏も 素晴らしかったです。
我々にとって大先輩にあたるバンドが出演する二万電圧。この10年で刻み込まれたライブハウスの貫禄というのは、こうしたバンドが日々出演するというところも大きいのではないか。
我々も、貫禄ある二万電圧に 今後またお世話になりたいなぁと思っています。
よき夜でした。お会いした皆さん、どうもありがとうございました!!


◎11日 七面鳥
続いて11日。渋谷 道玄坂にあるアコースティックバー七面鳥に我々初めて出演してきた。
今年8月に賀句さんのイベントで共演したDevil Dalipop、その時にあたし もう大ファンになり。
その後 Devilさんと連絡のやりとりをさせてもらい、 有り難い事に今回イベント参加のお声をかけていただきました。

初めて訪れる七面鳥。この道玄坂の裏手の雰囲気、あたし大好きで。昔から名曲喫茶ライオンによく足を運んだりしたのです。すぐ近くにロック喫茶B.Y.Gもある。エンケンさんがかつて経営されていたカレー屋さんワルツもこの辺りだったのかなぁ。
七面鳥も 古い雑居ビルの一階にひっそりと佇むといった感じでした。ですが いざ中に入ると 白い壁を基調とした凄く清潔感のある綺麗な空間で 驚いた。そして白い清潔感漂う舞台に真っ黒の我々が立ち。果たして どうらいむらいとを表現するか?いささか不安もあったが。


1. えれじい
2. 泥濘
3. 不眠症の羊
4. 唇かみしめて
5. 散り際
6. 希望の花

いつもどおり、我々らしく気持ちよくやらせていただきました。

Devil Dalipopの舞台は相変わらず素晴らしく。まるで1本の映画を観終えるような時間だった。
事情によりこの日はベースの横山さん不在で、ドラムス平野さんとDevilさんお二方による演奏。まさに個性と個性のぶつかり合いといった感じで 拝見していてどきどきした。
シャンソン姉さん蒻崎今日子さん。今回初めてお会いしたのだが、楽屋で色々とお話させていただき とても和やかな時間をご一緒させてもらった。あ!!シャンソン姉さんは、我々より歳上の方ではありませんでした。ですが、古いシャンソンをとてもムーディに唄われていて 引き込まれました。
それから。この日音響を担当していただいたのが ラ・ママ界隈では我々の先輩にあたるベーシストの曽我さん。実はらいむらいとを初めてちゃんと観るとの事だったのだが、非常によきところでうたにエフェクトかけていただいたりして それが凄く曲にドラマ性を与えてくれて。流石!!と思った。もう何年も前から我々の音響担当してくだすってるような気になりました。
この日も、素敵な共演者 お店の皆さんと共に よき夜を過ごす事ができた。
お会いした皆さん、どうもありがとうございました!!

いまもこうして舞台で先輩方がいきいきと輝き放っているのだから。我々も。もっとやれる。
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10月20日 渋谷 ラ・ママ、10月25日 高田馬場 エリア

2019年12月06日 01時21分46秒 | 舞台日記
◎10月20日 ラ・ママ
ミューズとハロウィンの明くる20日は、ラ・ママにてらいむらいと。
この日、我々過去2回参加させていただいた事のある 逆井オサムさん追悼イベントだった。
お越しくださいました皆さん どうもありがとうございます。

前回の出演が17回忌である2016年。で。今年に入った頃だろうか。主催者である植田さんと「そろそろやりましょうよ」とお話させてもらっていた。
osamu sakasai tribute nightと題されたイベントに 今回集結したのは植田さん率いるLa.mama CocksにCRANKSにHERSHEY's。大好きな方ばかりの中で、我々も参加できた事 とても嬉しく思っています。


1. 散り際
2. 不眠症の羊
3. 熱砂のロリータ
4. 唇かみしめて
5. 希望の花

前回と同じく、我々はRouge唯一のスタジオアルバム「The Best of Rouge」の中から 逆井治作曲による 熱砂のロリータ を演奏しました。
そしてこの日。自分なりのRougeへの思いを 熱砂のロリータ 演奏後 少しお話させてもらった。
初めてRougeの音と映像に触れたのは あたし20歳になるかならないか の頃です。
VIVIDの再発盤レコードで知った 加藤和彦によるオーバープロデュース気味のその「The Best of Rouge」の音は、賛否両論あるかとは思うが あたしにとっては もう衝撃的という他なかった。フォークルから始まった加藤和彦のキャリアだが。フォークル解散後、当時 お洒落最先端であったイギリスのグラムロックに夢中になり 自身もミカバンドで好き放題音の実験を繰り返した。まさにモーレツからビューティフルへ という時代の真っ只中にいた加藤和彦のセンスというのが自分の感性を刺激した。Rougeの演奏する音は だけどミカバンドの小洒落た感じとはちょっと違う。昭和40年代〜50年代頃の 何かじめっとした日本の陰気な夜の都会の雰囲気を妖しげに表現したり、ロックの猥雑さを とことん不良っぽく ちんぴら流に醸し出していたり。どきどきしながら何度も何度もそのレコードに針を落とした。しかしその再発盤レコードには歌詞カードが付属しておらず。どうしても歌詞を知りたくなったあたしは(当時CDプレイヤーまだ所持していなかったのに)その後すぐに東芝の再発盤CDも手に入れた。因にそのCD、ライナーはZIGGYの森重さんが担当されていました。
再発盤のCDを手に入れた頃、東京の音楽館というスタジオの持つレーベルから「The Motion Picture」というRougeのライブ映像がVHSで発売されていて。観たら・・それがまた更に衝撃的だった。
ボーカルはハリボテのアンプからヘッド放り投げて頭だけぴょこんと出して登場するし、上手のひとはガーターベルトにパンツ一枚という出で立ちで腰くねらせながらギター掻き鳴らしてるし、下手ギターは腰まで伸びた長髪にドレス姿、どうみても女性にしか見えない。
裸の男性ダンサーが後ろで徐に踊っていたり、女性と淫らに絡みながら唄う曲あったり、玩具の電話が鳴り 受話器を取ると、そこからメリー・ポピンズが流れたり。何とも言えぬ 妖しくて 人を食ったようなパフォーマンスにシビれた。


久し振りに べに を入念にひき直し、この日。自分もハリボテのアンプから登場して、ガーターベルトにパンツ一丁や女物のドレスを衣装にして、裸の男性ダンサー(奈良の中学や高校時代の同級生)踊らせて。20代の頃 Rougeの真似事のようなバンドやっていた事を白状した。
そしてその後、いざ 唇かみしめて という我々の曲を演奏しようとしたら。今までこういう事まずなかったんだけれど ギターの音が出ない。スタッフの方が飛んで来てくれて足元がちゃがちゃいじってもらったら 出るようにはなったのだけど。
植田さんが「この日 心霊現象オンパレード」とおっしゃっていたように、もしかしてオサムさんのいたずらだったのかなぁ。。と 後からぼんやり考えたりしました。

HERSHEY'sの 海の見える丘に立って も CRANKSの ニューヨーク・ベイビー も。最高だった。
La.mama Cocks演奏による ラブ・イン・フローラ。舞台で一緒になってうたえて幸せでした。
自分がバンド始めた頃 夢中になって聴いた音楽というのは いまも身体に染み付いていて。そして いまも何かしらの影響受けながら こうして音楽続けているんだろうなぁ。と この日改めて思いました。
参加できてよかった。とても素敵な夜でした。どうもありがとうございました!!


観に来てくれた灯りちゃんと、この日も最後に2人でラーメンいただきました。


◎10月25日 エリア
10月最後の舞台は、エリアにてらいむらいとだった。
足を運んで下さいました皆さん どうもありがとう。

この日は、朝から大雨でした。
ギター背中に担ぎ 左肩からエフェクターボードぶら下げ。右手でキャリーバッグ引きずり 左手で傘をさす。ちんどん屋みたいな状態で向かったエリア。到着してケースからギターを取り出すと、案の定 水がケース内まで入り込んでいて ギターは物凄い湿気を帯びていた。
ギターって木でできてるから やはり乾燥してないと鳴ってくれない。この日 なるべく風通しのよい場所探し、クロスで何度も何度もギター拭いてあげて。本番までに少しでも乾燥させるよう気を使った。


それで。ギター乾かしている間 堀野くんと近くの中華料理屋さんで食事してきた。
高田馬場と言えば手塚治虫先生ゆかりの地。何やら先生 生前この店の出前をよく利用していたそうで、いまも多くの常連客で賑わう 昭和の趣残るとても素敵なお店でした。
エリアはリハ終わり 本番までに結構な時間ができてしまうので、こうして優雅に食事しに行けたりして よい。普段お互いあまり触れないような事 ゆっくり話できて 有意義な時間だった。
そうこう時間過ごしている間に ギターもいくらか湿気取れてくれて。本番 いつものように心地よく演奏する事ができた。


1. 散り際
2. 堕落を憐れむ唄
3. 唇かみしめて
4. 希望の花

この日 今年最後のエリア出演となったが、また来年もちょくちょくお世話になりたいと思っている。
若いビジュアルに拘る多くのバンドが集うここエリアに 我々が出演するというのは、何か・・自然と挑むような姿勢になり、それが自分的には心地よい。そして 何らかの刺激をいつもいただいて帰る。
来年も 精一杯。挑みながら らいむらいと続けようと思っています。
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