むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

7月7日 五反田 ロッキー

2018年07月31日 21時45分22秒 | 舞台日記
7月7日七夕さんは、五反田にてCAROでした。
お集り下さいました皆さまどうもありがとうございます。

この日も朝から京都の母親と「雨、どんな感じ?」と常に連絡取り合っていた。
あちらは七夕どころじゃないですよね。心配でした。
ですが、この日一部と二部の合間くらいでしたか。「なんとか 水、引いてくれそう。。」との連絡。
一先ず心落ち着かせて演奏する事ができた。お騒がせしてすみません。

今回は公言どおりGAROファーストアルバムの全曲再現。
あたしとモッキーの丁度間のドラムセット上にレコード飾って。一部はその10曲をお送りした。

<一部>
1. 一人で行くさ
2. たんぽぽ
3. 二人の世界
4. 何もかも遠くに
5. 花の伝説
6. 暗い部屋
7. 水色の世界
8. 小さな恋
9. 地球はメリー・ゴーランド
10. 人は生れて

B面最後の 人は生れて。
生前マークさんが、我々CAROとの演奏において新たに書き直した詞というのが存在するのだが。
「再現」というコンセプトで進めたかったので、やはりここは当時のオリジナルの方がよいでしょう!という結論の元 この日はレコードどおりの歌詞で唄った。
そして。各々 過去このアルバムを初めて手にし聴き終えた時に受けた思いなども交えながら、丁寧に 心込めて演奏させていただいた。
お聴き下さいました皆さま、一緒に唄って下さいました皆さま どうもありがとうございます。


今回のマスター・コーナー、あたくしの誕生日がもうすぐという事で・・なんと。あたしの今までの音楽遍歴みたいなものを紐解くような形で 色々質問を受ける時間となった。
いや、自分の遍歴なぞ大したものではないのだが。流石マスター!非常に面白可笑しく色添えて皆さんに紹介して下さり、とても嬉しかった。そして。照れました。。

更には二部の 君の誕生日 の前に、7月誕生月であるチーフと共にお祝いしていただき。
嬉しかった。そして。照れました。。
ケーキ、とっても美味しかったです!!モッキーからも、それから会場の皆さんからもとても心こもったお祝いしていただきました。
ありがとうございます


<二部>
1. 蒼いハイウェイ
2. 愛のない世界
3. 木馬
4. 君の誕生日
5. 遠い春
6. 涙はいらない
7. ロージー
8. 鳥のように
9. 風にのって
10. 吟遊詩人
11. 散歩

二部はいつものように定番曲、マークさんからいただいた曲、これからも唱い継いでゆきたい曲を 会場の皆さんと一緒に唄い、大いに楽しんだ。

今回もマスター、チーフ、お客さま、相方のモッキー、それから天国のマークさんトミーさんにたいへんお世話になりました。
次回8月25日はアルバム GARO2 を全曲再現する予定です。A面曲は今まですべて演奏した事あるのですが、B面洋楽カバー曲はすべて初めての試み。(マークさんと何度もご一緒させていただいたBecause、訳詞ではなくビートルズのオリジナルに沿ったものだったので)
なかなかハードル高いとは思いますが、楽しみながら練習します。何卒よろしくお願いいたします。
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7月6日 本八幡 ルート14

2018年07月28日 12時43分59秒 | 舞台日記
7月6日、本八幡にてらいむらいとでした。
お会いした皆さまどうもありがとう。

6月末に大阪で大きな地震が起こり、7月に入ると西日本でとんでもない大雨が続いた。
あたくしの家族 弟夫婦が大阪市内、母親が京都府福知山で暮らしているので。毎日連絡取り合い まさに気が気じゃない日々を過ごした。
この日の夕方 母親からのLINEで「このまま今日明日と降り続いたら、間違いなく家 また浸かってしまうやろね」との事。2013年の台風では 由良川の氾濫により相当大きな被害を受けた地域なのだ。
本番「たいへんです。西の方が。あたしこんな事してる場合なのでしょうか。。」と、つい心配事を打ち明けるようなお喋りしてしまいました。すみません。


1. 八月の濡れた街
2. あ・り・き・た・り
3. 堕落を憐れむ唄
4. 自己嫌悪
5. 泥濘
6. この世の果て
7. 希望の花
8. 不眠症の羊

こういう状況だったため、舞台での事・・うっすらとした記憶しか残っていない。すみません。
しかしここルート14は 音響に関してとても親切に細かいところまで毎回調整していただけるので、非常に安心した気持ちで演奏できたように思います。いつも本当に助かっています。
そんな中で、自己嫌悪の最後に 降り出した 無情の雨。それに続く泥濘で あの人を殺した夜 しとしと雨が。泥濘の中をひとり歩き続けた。と唄った。雨は時として残酷に我々の生活にのしかかってくるものだなぁと噛みしめながら。


明くる日 五反田CAROの舞台での合間見て母親とのやりとりでは「ようやく水が引いてくれそう。よかった。。」との連絡が入り、一先ず胸を撫で下ろす事となった。ご心配おかけしました。

この日。思い返せばあたし自身は何かぼーっとぼんやりした時間の中に居たような気がするが。
久し振りにお会いできたあみ太さん。恐らく7年振りくらいの共演です。その時から あたしの頭の中に強烈なインパクトを与え続けてくれていて、僭越ながら今回あたしも網タイツはいてリスペクトさせていただいた。確か7年前も両者網タイツだった。
それから先日ダイナマイト☆ナオキさんからお伺いしていた小浜田知子さん。「らいむらいとに絶対合うと思う!ぶっとんでるから!」とお聞きしていたので初共演を心待ちにしていた。
そんなお二方の舞台 あたし自身前々から非常に楽しみにしていたし、拝見させていただき 本当に素晴らしい世界でした!!
お二方とも 思わず引き込まれてしまう独自の世界(お喋りも含めて)を自在に展開されるのだが、根底にある実力伴った唄心あってのものなんだろうなぁ。と感じました。


素敵な あみ太さん、小浜田さんと 最後記念撮影させていただいた。
よき夜でした。また、ご一緒させてください!!
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6月27日 東高円寺 U.F.O.クラブ

2018年07月21日 15時36分50秒 | 舞台日記
6月最後の舞台、U.F.O.クラブにてらいむらいとでした。
お会いした皆さまどうもありがとう。

梅雨がまさに明けようとしている蒸し暑い東京の一夜。
久しぶりのここの妖しげな空間を、自分なりに楽しんだ。


前にも何度か言った事あるように思うのですが。八月の濡れた街 という曲、自分にとって本当にとても大好きな曲で。
大袈裟に言ってしまうと、後にも先にもこれ以上の曲をあたしは作れなくって。
かなり個人的な見解でですが。そのくらい愛おしい曲なんです。
なので、今年もこの大好きな 八月の濡れた街 をけだるく唄い始めました。夏本番に向けて。


1. 八月の濡れた街
2. あ・り・き・た・り
3. 泥濘
4. えれじい
5. 堕落を憐れむ唄
6. 希望の花
7. 不眠症の羊



U.F.O.クラブのあたしにとっての魅力というのがあります。
最近のあらゆる娯楽施設においての規制、規則になるべく捕われる事ない 言わば自由な表現空間であるところ。
例えば、最終電車の時間気にせず 騒音苦情気にせず 遅くまで音が溢れかえってる。
例えば、分煙ルール益々厳しくなる中 「何 それ?」くらいにフロア内もうもうと立ち込める白い煙。
現代に生きる人達にとって それを受け入れられなかったり 少し戸惑い感じる場合もあるでしょうけれど。あたしがここに出演する際は、40〜50年前にタイムトリップした感覚を楽しむ事にしている。
雑居ビルの地下に佇む妖しくサイケな空間で 夜な夜なナウな若者が日常を忘れ踊り狂ったゴーゴー喫茶。こんな雰囲気だったのかなぁ・・と、フロアやトイレの真っ赤にペイントされた壁をぼんやり見つめながら 高度経済成長期の昔の東京に思い馳せるのだ。
らいむらいと というバンド立ち上げ その在り方に関して 最新ではなく所謂レトロなものに執着した部分ありますし、いまも尚その拘り持ち続けているのかもしれません。あたしは。
初めて決行したワンマン公演はここU.F.O.クラブにおいてだった。その時にDJ担当してくれたYASUがこの日観に来てくれてとても嬉しかった。

今回のイベントタイトル、「悪い季節」
悪い季節ってどんな季節?と方々から声が聞こえたが。あたしがその言葉聞いて思い及ぶのは ナベプロが仕組んだGS末期の残党メンバーから構成されたロック・パイロットというアイドルバンドの1曲。
以下、安井かずみによるその詞です。U.F.O.クラブの雰囲気にお似合いだと思うのだ。

はたちになるまで殺さないで 
はたちになるまでやさしくして
わるい季節

見知らぬけものをいじめないで
あやしい憧れを消さないで
わるい季節

わからない時に
わかろうとするのは無理

はたちになるまで殺さないで
山も海さえも空に見える
わるい季節

あやしい憧れ追いかけて
甘いざくろを口にした
わるい季節

わからない時に
わかろうとするのは無理
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6月23日 五反田 ロッキー

2018年07月16日 12時32分12秒 | 舞台日記
6月23日、恒例 五反田でのCAROでした。
お集りくださいました皆さまどうもありがとうございます。

今年の東京の梅雨明け 例年よりも早かったですが。この日はまだまだ梅雨真っ只中というような気候だったと思います。
行きの電車でモッキーと偶然同じ車両に乗り合わせ、五反田の駅から2人傘さしてお店へと向かった。
CAROのトレードマークって傘だったりするので「そう、この感じ」と内心嬉しくなったりしました。
過去 2人で巡ったツアー先、必ずと言っていいほど雨だったから。

そしてモッキーの喉、本来の声が戻って来てくれていて。よかった!!この日はチューニング下げずに演奏する事にしました。


<一部>
1. 一人で行くさ
2. ピクニック
3. 水色の世界
4. たんぽぽ
5. 空中ブランコ
6. 個人的メッセージ
7. 涙はいらない
8. 愛のない世界
9. 時の魔法
10. 吟遊詩人

GAROの曲で 雨にお似合いの曲って何だろう。と、今回選んだのがファーストアルバムから「水色の世界」と「小さな恋」
何と言うか、梅雨の時期にお似合い というのではなく。あくまでも 雨 の情景を連想させる曲。
例えば「水色の世界」、雨という単語が出てくるわけではないんですけど。何か霧深い幻想的な景色を想像したりしてしまう。言葉の使い方が高尚ですよね。品があります。
らいむらいと なんて まさに 雨!やみません!挙げ句の果て あのひと殺した夜 しとしと雨が のような使い方してて、ちょっと恥ずかしくなりました。


今回もマスターの、ひとつためになるお話。会場の皆さんと一緒に ん〜・・と考えたり、うなずいたりしながら楽しい時間を過ごしました。

<二部>
1. 蒼いハイウェイ
2. 木馬
3. ロマンス
4. 君の誕生日
5. 小さな恋
6. 忘れていたもの
7. GOOD VIBRATION
8. 鳥のように
9. ロージー
10. 風にのって
11. 散歩
12. 暗い部屋

この日 GAROファーストから久しぶりの2曲を演奏したので、次回7月はそのファーストアルバムをA面〜B面 曲順どおり全曲演奏するのはどうだろう??と、本番中何となく思い付き。我々 また更なるハードルを上げる事となってしまった。
マークさんのサポートを務めさせていただく以前、モッキーと2人で活動していた頃に 実は1度青い部屋で試みた事があるのです。ファーストの全曲演奏。
あれから マークさん直々にご指導受けた曲、残念ながら伝授していただく事が叶わなかった曲 という形でいま我々の手元に存在するそれらを、もう一度現在のCAROが再現してみるというのはとても意義のある事だとも思いましたし、純粋にとてもわくわくしました。
また8月のロッキーでは、 順追ってGARO2を再現する予定です。
至らぬ演奏面も勿論あるとは思いますが、時々天国のマークさんに「これで・・合ってますでしょうか。ね?」とお声かけながら楽しみながら練習しようと思っています。
何卒よろしくお願いいたします。
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6月18日 池袋 手刀

2018年07月13日 22時23分53秒 | 舞台日記
およそ9年振りにらいむらいと、手刀に出演してきた。
お集りくださいました皆さまどうもありがとう。

2007年〜2009年頃にちょくちょく手刀にはお世話になっていた。
らいむらいと というバンドをどのように表現するか、悩みながら実験を繰り返していた時期だったように思います。この時期。
更にその数年前。バンド結成後 暫くして へどらのめ というガットギターとうただけによるあんぐらアコースティックユニットと出会い。美しく哀しく儚い その研ぎ澄まされた世界観にあたしはとてつもない衝撃を受け、強烈なシンパシーを覚え、そして唄い手二丁目ゴールドさんに憧れを抱いた。
確か、二丁目さんに誘われて最初 我々手刀に出演したと記憶しています。
それから間もなくして二丁目さんが他界し。もしかすると、彼の遺志を受け継ぐような思いが自分の中にあったのかもしれません。
手刀に頻繁に出演した2008年〜2009年。丁度その時期メンバー全員白塗りの顔で舞台に立ちました。
死ね死ね団のメンバーさまのイベントや殺害塩化ビニールのイベントに参加する際、我々も精一杯キワモノとして応じました。


1. ひとつだけ
2. 泥濘
3. 堕落を憐れむ唄
4. この世の果て
5. 不眠症の羊
6. 希望の花



今回久しぶりに手刀の舞台に立ち。キワモノとしてどうやって聴いていただく方 観ていただく方に印象付けようか!試行錯誤しながら無我夢中で唄っていた頃を思い出した。
なんでだろう。懐かしいといった気持ちと同時に、胸を締め付けられるような思いになりました。
2010年明けて少しして、らいむらいとの初めてのアルバム「不眠症の羊」が発売された。
そのアルバムの完成と共に、二丁目さんを追っかけようとしていた自分に一旦区切りを付けようとした気がします。白塗りも止めました。そして手刀への出演も遠のいた。
だけれども。二丁目さんの遺志を受け継ぎたいというあたしの思いは、らいむらいとの音の中で確実に継続されているように感じた。
「この世の果て」も「希望の花」も。彼と出会わなかったら産まれていなかったと思います。
今回手刀に出演し、そんな事を考えさせてもらえました。
嬉しかった。。ありがとうございました。

ご一緒させていただいた想さん、DaISUKEさん。流石 長きに渡りこの世界で活躍されてきたひとたちだから、立ち振る舞い、うたにとても説得力があり 拝見して心震えた。
色んな場所で共演する機会も多いlucyくん参加する卑屑も、相変わらず素晴らしい世界観だった。我々よりもずっと若い年齢のはずなのに 拝見する度に勉強になるし、刺激をいただく。
そうだ。
以前手刀に白塗りして出演していた頃、イベントをとおして知り合った出演者の皆さん 未だ仲良くお付き合いさせていただいてる方も多い。自分にとって手刀は、多くの刺激をもらえる場所、それからプライベートにおいても色々とお付き合いできる方と知り合える場所であるのかもしれません。
また、今後もちょくちょくお世話になろうと思っています。楽しみ。
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