先月の10月17日に書きましたが
水曜日の帰り道に藪の奥から声をかけられて、多摩川に住んでいる人のペットのみいちゃんのことで
「昨日さあ!夜10時頃 みいちゃんが亡くなったんだよ。」
と 言ってきました。 11月10日夜10時頃歿す。
えー 昨日亡くなったの?
というと
「見ていってくれる。今持ってくるからね。」
待っていると 段ボールに入って寝ているようなみいちゃんが
タオルを取ってみいちゃんの体全体を見せてくれます。
思わず 手を合わせました。
「昨日の夜9時頃さあ、目を覚まして ああそうだみいちゃんおしっこしてないや
そう思ってみいちゃんにかけてたジャンバーをめくってみたら
おかしいんだよ!体を膠着させたような格好してうなっているようなんだよ。
首の下に手を入れて、頭を撫でてやったら落ち着いてきたみたいだったんだよ。
そして10時頃そのまます~っと体から力が抜けるみたいになって
そのまま亡くなったんだよ。」
と言って涙をふいています。
猫が好きで、みいちゃんが好きで大事に大事にしていたのに具合が悪くなってから約2か月持ってくれたけど
昨日の夜、10時についに亡くなってしまいました。
今日はもう一晩一緒に過ごして、明日午後から埋めてやるんだ。
そう言って空を見ています。
みいちゃんの亡骸は触ってみると骨がごつごつとがりがりに痩せています。
よくこんなになるまで頑張ったなあ
そういうと
「この2か月ほとんど餌を食べてくんなかったからなあ!カリカリのえさは無理だったから
缶詰のえさをやったり、それでも少し舐めるだけなんだよ。最後はミルクだったら少し飲んでくれたんだ。」
懸命の介護をして、最後まで面倒を見て、みいちゃんを看取って安らかにいかしてあげました。
「みいちゃんがいてくれて、本当によかったよ。」
そう言って段ボールの中のみいちゃんをやさしくなでています。
みいちゃんも見てもらって一緒に居られて幸せだったと思うよ。
きっと元気にあっちの世に出かけると思うよ。
そう言ったら
「俺のほうが一緒に居られてよかったよ。」
と 小さな声でぽそっと言ってました。
さっ
悲しんでばかりいないで、元気出して生きていかないとみいちゃんに怒られるよ。
そう言って、背中をたたいて元気出せっとばかりに俺は帰ってきてしまいました。
そのあと、木曜日と土曜日の今日と多摩川に行きましたが彼とは会えていません。