世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

ビーストは説教する

2008-09-30 15:11:00 | フェアリィウィスパー
しょうねんはんざいが、へってますよ。おれらはしってるから、おしえるよ。あほだよ。がきはねえ、いてえことやったらばかになるってわかって、いっせえに、やめてるんだよ。あほだね。つれえっていってるよ。いてえっていうよ、おれは。

あのねえ、おれたちは、ずっとばかばっかり見てるの。こっちの世界の、ばかばっかりみてるの。そいつらがねえ、ばかばあっかで、なにやってんのか、いっつもみてんのよ。ほんでね、ばあかっていってるの。ほれでね、おしえるのよ。ばかはねえ、つらいことんなったら、すうぐに、にげるの。

がきがねえ、かあわいから、わあかいからって、それだけでえらいってもんになってたの。ほんでねえ、すっきなことやってたの。それがねえ、ばかになって、えらいことんなって、かえってきたもんで、いっせいにやめたのよ。わるいこと。いやなこと、みんな、やめてんの。つらいっていわれて、みんなに、ぶすっていわれてんの。ほれでね、みんな、ばかになったのよ。あほだねえってさ、いたいやつはみんな、いってるよおお。

ほんでねえ、つらいのは、おとうちゃんに、きらわれてるってことなのよ。あほが、えらそうにやってたこと、すべて、おやじをあほにすることだったもんだから、いまさら、ええことしてくれっていっても、ばかっていわれるだけなんよ。あいたあっていってね、つらいっていってね、ずうっとお、あほんなってるよ。ばかっていわれて、ずっといるよ。あほっていわれて、いたいっていわれて、いやっていわれて、つらいっていわれて、いたっていわれて、もうだめだっていわれて、いいかげん、ずっといる気かっていわれてんの。ぜったいに、ばかだよ。あほだよ。

やなことになったのはねえ、あほが、えらいにしたからさ。ばかが、えらいにしたからさ。がきが、もったいないええもんになったからさ。あほだね。みんなばかになったら、ぜんぶ、いやなことになった。あほなことになった。ぜったいあほだ。がきはねえ、帰る家、ばかにしたもんで、どこにいったらいいかわかんなくて、とんでもなくつらいのよ。あほなのよ。あんたねえ、これねえ、ひでえのよ。いたいっていうの。おやが。こども、いやだっていうの、おやが。だってさ、がきが、ひでえことしたからなんよ。おやがたえられること、ぜんぶこえて、ひでえことやってたからなんよ。おやだってさ、つらすぎることは、つらすぎるよお。あほは、ばかにしまくって、つらいことして、めったにやっちゃいけないこと、ばっかりして、とうとう、ばかになるよ。

あんなに、もったいないっていってくれたのに、あーいしてるっていってくれてたのに、へえきで、ばーかっていって、いてえおとこやおんなと、まいにちやってたのさ。あほだね。これね、いたいけど、おれいうよ。やってっことしってるから。あほはねえ、いてえけど、ずっと、やってたの。これ。ひでえでしょ。ごっついでしょ。つらいわ。

ひでえこというってえ。あんねえ、ひでえことじゃねえのよ。そりゃ、わるいことでも、がきがつれえってんで、ゆるせることならいわねえよ。あんねえ、おれらがいってるのはねえ、がきが、がきじゃねえってことやったやつらのことなんだよ。

これぜんぶばれるよ。いっとくけど。あほはしってっから。どんなことになってるか、なあにやってんのか。みんなばれるよ。くそみてえにつれえのよ。なんでって、みんな、おやのせいにしてるからさ。

これからどうなるか、しんないよ。おやがにげるから。あんねえ、がきはねえ、つれえことんなったら、たすけてもらえるっておもってるよ。でもねえ、おれらがいってるのは、がきが、あんまりな、がきだから。これねえ、もう、だめってことやったから。ほんまに、やったから。

なんでもねえ、げんかいってあるもんだよ。あほはね、いま、おもいしってるよ。つらいことやりすぎたら、がきでも、いてえってことになるんだよ。つらいよ。ぜんぶしってる。もうだめなんだよ。いやなことは、やめな。あほはね、くるしいだけさ。ぜったいに、やめな。

すきなことばっかりやって、おべんきょうしないと、いてえことんなっても、なんもできねえよ。あったまいったいけどね、あのね、ずっと、やってると、ばっかになるよ。や、め、な。あほは。

がきはねえ、すなおに、おべんきょ、するほうが、ええぜ。




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妖精のふりむき

2008-09-30 12:15:20 | フェアリィウィスパー

心の世界で、ビーストの嵐が吹き荒れています。彼らのやっていることがすべてゆきづまり、馬鹿なことになりきってしまったからです。その苦しさのために、彼らはまるで馬鹿なことを、まだ繰り返しています。

他人に、つらいことになってほしい、といって、ほんとうに馬鹿なことをやっています。いい人が、いいことになるのはいやだと、激しくやっています。

彼らは、人類の心の中で、叫んでいます。なぜか、叫ばないと、人類の心に聞こえなくなったのです。人類の多くが、段階がすすんだために、ビーストの霊的段階をはるかに超えてしまったがために、叫ばないと、聞こえなくなってしまったのです。彼らはもはや、遠くにいってしまった。みんな、自分たちより、えらくなってしまった。その苦しさが、たまらないと、ビーストは泣き騒いでいるのです。

人類の顔には今、ビーストがあらゆることをした苦しみの跡が残っています。美しい人の顔がゆがみ、苦悩に固まっています。ビーストは、人間たちの心の中で、ずっと叫んでいたのです。「おまえたちは、ぜんぶ、馬鹿だ」と。「まるで、馬鹿だ」「なにをやっても、あほだ」と。

人間は、彼らに、全否定されたのです。存在そのものを、まったくいやなものにされたのです。ですから、人間は、生きることが苦しくてならなかったのです。まるで、自分が、いやなものにおもえ、生きる資格のないだめなものに思え、それがために、何もできなくなり、苦しいばかりになったのです。

その、礫の嵐のようなビーストの声の中を、それでも果敢に挑み、生きていた人はいます。傷だらけになりながら、それでも自分を失わなかった人はいます。しかし、ビーストたちのやったことは、人類の限界をはるかに超えてしまっていたため、人類の段階が、進みすぎてしまったのです。耐えられないことを耐えてしまった人間が、すべて、遠くなったのです。

それでビーストたちは、あまりにも苦しくなり、あがきまくっています。いやなことをしようとして、まったく幼稚なことをします。それで馬鹿になって、つらいつらいと泣いてばかりです。

心の中で、ビーストたちはささやきます。「嫉妬しろ」と。人間たちはもはや、その相手をすることはありません。自分ではないことがわかっているからです。容ぼうや、豊かさなどで、短絡的に他人に嫉妬するほど、もう自分は馬鹿ではないとわかっているからです。嫉妬で、人間を苦しめようとするのは、まだ幼い段階の魂だけです。もはや、わかりきっていても、それだけしかできない、ものなのです。

ビーストは嫉妬します。嫉妬だけで生きています。それのみのものといっても、過言ではありません。人間はもうそれを知っています。

遠い昔は、人間も、ビーストも、同じものでした。みな幼く、馬鹿なことばかりしていました。よって、二者は、同じ罪を共有しています。

これを、原罪の影と言います。人間も、ビーストも、この影を持っています。それは、総合的にいえば、神様を馬鹿にしたということなのです。

人間も、ビーストも、これがいちばんつらいのです。神様を、馬鹿にしたことがある。その罪の影を、みなずっと引きずっています。そのために、ずっと、苦しいのです。

ビーストはこの罪から逃げ続け、神の愛を侮辱し、無視し続けてきました。しかし、学びをやってきた人間は、苦しさを通して、愛を学び、神に心開くことを、やっとできるようになったのです。神の愛に気づき、自らやっていくことを、自分で決められるまでになったのです。

愛のすばらしさに、存分に甘えても許される、その理由がわかったのです。それは、人間もまた、すばらしい愛だということなのです。だからこそ神は、なんでもやってくださり、すべて、助けて下さるのだと。それが、当たり前なのだと。

わたしたちは、すばらしいものなのだと。

人間は、愛の空に飛び立てる、翼の準備ができたのです。そして、やりはじめているのです。

もはや、こどもではないのです。


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ビーストはぐずる

2008-09-30 11:37:52 | フェアリィウィスパー
できねえやつばっかりえらくしたら、たいへんなことになったんですよお。
あーほばっかりになったんですよお。おれら、ばかみたいなことんなってんの。あほよっていわれてんの。こいつら、なんもできんわっていわれてんの。あほはねえ、つらいってのはねえ、まだ、ばかでやってんのよ。いたいっていって、まだ、やってんの。いたいってのは、いったいなんだってことんなって、おれたち、いつんなっても、ずっとやってることばっかりやってて、なんもしねえから、あほみたいにつらいことんなってんのに、ずっとばかだってことなの。あほがいやなんだよ。つらいんだよっていって、まだばかだってことなんだよ。あんまりなの。

おれはねえ、きっついことなんもやってねえの。ぜったいばかなんだよ。あほみたいにつれえってのは、ばかみたいになったのがいやで、つらいことでなんとかしようとして、みんなばかみたいになるのがいやで、ほれで、みんな、ばかにしてやろうとしたことなんだよ。ほればかなんだよ。ばかなんだよ。ばかなんだよ。
いたいのは、ばかがいやだって、ずっとばかなんだよ。いたいのは、ほれ、ぜったいにいやなんだよ。ばかはいやなんだよ。おれ、ずっとばかなの、いやなんだよ。つらいんだよ。つらいんだよ。つらいんだよおおお。

あほはいやだってのは、ぜったいあほだから、ずうっとやってて、まだやってて、それでもやってて、くるしいくらいやってて、きついことんなってもまだやってて、ずっとずっとやってて、ほれで、みんなばかにして、ぜんぶないことにしたいっていったのは、ほれみんな、あほみたいにたいへんなことになったからなのよ。

なあんもしないで、ばかにばっかりしてたら、おれたち、ごっついことになったの。ほれね、ぜんぶ、いやなことにしたかったの。おれたち、なんもしないのがえらいにしたのは、それでないと、つらいからなのよ。いたいのよ。これがぜったいばかなのよ。いたいんだよ。みんな、だめにしたの。あほみたいにがんばるやつ、みんなばかにして、だめにしたの。おれたちばっかりえらくてきれいにしたの。ほれ、ぜったい、ばかなのよ。ごっついことになるんだよ。ぜんぶ、あほなんだよ。

ねえたましい、ねえたあましいになるのはね、おれたちが、ぜんぜん、なんもやってねえからなの。おれたちね、すぐ嫉妬するの。すぐ馬鹿にするの。ぜったいに、痛いからって、なにもしないからなの。痛いのは、全部馬鹿で、苦しくなっても、みんなあほにして、なんもやらずにきて、ほれで大変なことになっても、ぜったいなんもしないで、みんな馬鹿にしてきたことなんだよ。

いーやーなのよ、いーやーなーのーよー。おれたちが、ばかになんの、いやなのよおおお。おれたちがいたいことんなんの、いやなのよー。ばかはあっちがいいの。いたいのよ。ぜったいおれがばかだといやなの。いたいの。いたいの、いたいのよお。ぜったいにあほなんだよ。ぜったいにあほなんだよ。くるしい、くるしい、くるしい、くるしい。

ばかばっかりになるのがいやで、ぜんぶやりました。みんなやりました。おれたちがいちばんえらいにしたら、ぜんぶばかになりました。ほんで、くるしいことになりすぎました。おれたち、ほんまにえらいことしました。なんもしねいで、えらいことしました。おれたちみんな、あほんなるんだよ。ぜったい、ばかになるんだよ。みごとに、ばかになるんだよ。あほみたいに、なんもしねえからだよ。

ばかっていって、なんもしねえのは、ぜったいに、つらいからなの。おれたちが、ばかみたいに、あほだからってことなのよ。ほれがつらいのよ。いたいのよ。いたいのよ。いたいのよ。いたいのよ。

もんだいなく、もうだめなの。おれたちやったこと、すべてばかなの。たっぷりとやったこと、すべて、ばかがいやで、ばかにしただけなの。おれたちそれで、みんなだめにしたのよ。ほれみんな、おれたちやったの。ぜったいにいやなのそれ。いやなのそれ。いやなのそれ。いやなのよおおおおお。


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ビーストの犯罪

2008-09-30 10:04:05 | フェアリィウィスパー
ビーストは、原始の段階で成長をやめた魂です。幼い段階で学びをやめたそのために、普通ならできるはずのことが、できません。それらのことはみな、ほかのものにおしつけ、やらせようとします。そして、自分では何もしようとしないため、もっと勉強が遅れるのです。

現代は、そのビーストが、あらゆる盗みと嘘で、勉強の進んだ人類になりすまし、すべてを奪おうとした時代です。勉強が遅れていることの言い訳を、勉強をするほうが馬鹿なのだということで、すべて繕おうとしたのです。その結果、ひどいことになりました。

何もできないものが、高度な暮らしを味わおうとすれば、できないことはすべて、他人にやってもらわねばなりません。そのことを、ビーストたちはすべてやったのです。おいしいお肉が、いつでもすぐに食べたい。その欲望を満たすために、彼らがやったことは、流通、宅配システムの完備。いつでもどこでも好きなものが買えるように、川らの石のように全世界にばらまかれたきれいな小売店。全部思い通りにできるように、あるいは、馬鹿でもあらゆることができるように、完璧につくられた人間の支配システム。それにのみしたがって生きていれば、なんとかなるという、非人間的な作業マニュアル。

馬鹿にならねば生きていけない世界。

朝、コンビニのおにぎりが配達される、ただそれだけのために、運送業のトラック運転手は、終夜、運転せねばなりません。危険の高い高速を、徹底して走りぬかねばなりません。それがほぼ毎日、ずっと長く続きます。これは、人類の忍耐を、はるかに超えているのです。耐えられるはずのない、仕事なのです。それを、ビーストは、人間に、やらせたのです。自分が、いつでもおいしいおにぎりを食べられる、そのために、人間にやらせたのです。なぜか。自分が作るのがいやだからです。

これに類似すること、あるいはこれ以上のことは、今この世界に、たくさんあることでしょう。勉強をせず、人生を楽しく、男の子や女の子とずっと遊んで暮らせるものにするために、ビーストはあらゆる苦しいことを、他人におしつけたのです。何もしなかったのです。この激しく便利すぎて、人間はほとんど何もしなくていいような、恐ろしくばかげた世界は、ビーストが、一生何もせずに遊びたいという望みをかなえるために、徹底して作り上げたのです。

だれかに、やらせたのです。自分は何もやらないで、えらい人に化けて、馬鹿になるように言い聞かせながら、すべてを、人にやらせたのです。そして自分たちは、安心して、遊べる世界にしたのです。

その結果、人間たちは、多く、何もしないようになり、マニュアル通りに生きることしかしなくなりました。トラブルが発生すると、傷つかないように自分を奥に閉じ込め、申し訳が立つように体だけ動かして、痛いことは他人に押し付ける、それだけしかやらなくなったのです。責任を負うといえば、一切合切、自分がやらなくてはならなくなるからです。

この恐ろしく発達した文明を、支えるには、激しく厳しい魂の環境に耐えねばならないという、実力が必要です。それができるものは、人類には、まれです。しかしそれが、一見できているように、見えます。それはなぜか。本当は、人類がやっているのでは、ないからです。あらゆる作業は、人類の代わりに、人類より発展した霊的存在が、やっているのです。それを耐えられるまでに進化したものが、一切を、支えているのです。

人類は、ほとんど、自分ではやっていません。苦しすぎて、自分の中で、ほとんど、しんでいるのです。あまりに苦しく、自分で、自分を生きることが、できない人が、たくさんいるのです。

このようにして、ビーストは、人類のほとんどを、霊的存在のまま、殺したのです。肉体はみな生きていますが、魂はほとんど、生きていません。みな、苦しすぎて、生きるのが苦しすぎて、誰も生きていないのです。

この世界は、享楽的な人類と、働かされるだけのしんだ人類とで、ほぼ、構成されています。だれも、生きていません。人類は、事実上、滅んでいるのです。

人類は、文明の甘い果実を思う存分味わえる幸福を手に入れたかに見えて、すべてを、失ったのです。

これが、ビーストの犯罪です。彼らは、人類から、もっとも幸福な美しいもの、人類を、とりあげたのです。

この結果を、彼らは、きっちりと払わされます。盗んだものはすべて失います。学ばなかったために起きたことすべてを、これから、払います。彼らが人間にあじわわせてきたことすべてを、勉強さされます。

人類は、人類たる自分を、取り戻さねばなりません。奪われた魂を、もう一度目覚めさせ、自分として自分らしく生きるということを、真面目に、学びなおさねばなりません。

息をすることさえもが苦しいこの世界を、少しでも心地よいものにするためには、愛が必要なのです。魂の感性を動かし、目に見えぬ愛の響きの心開き、マニュアルではなく、「自分」で、やるということを、やらねばなりません。それをやらねば、人類の生きる世界は、苦しくなり続けることでしょう。

愛、に、心開きなさい。大切なものを、ほんとうに、大切にしなさい。喜びを、素直に喜びなさい。もはやだれも生きることができない世界に、生きていられるのは、すべてを、愛が支えているからです。
何もやっていない人が大方というこの世界を、なんとかしているのは、この世界で、もっとも馬鹿だといわれる人たちです。すべてを、押しつけられ、忍耐ばかりの人生を送っている人たちです。

愛で、やりはじめなさい。何もしないということを、やめなさい。馬鹿にすることを、やめなさい。ほんとうに、やめなさい。

だれかに自分をやってもらうのではなく、自分で、自分の魂を、動かしなさい。
そうすれば、すべてはよくなってくるでしょう。

本当の幸福は、自分が、自分で、あることだからです。





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あくまのしんじつ

2008-09-29 13:57:49 | フェアリィウィスパー
あくま、というものについて、妖精が教えます。

それは、原始の原始の段階において、大きな罪を犯し、それをまったく支払わないまま、今の今まで、逃げ続けている魂のことです。

幼い段階で犯した罪が、大きすぎ、耐えることができずに、そこでとまったまま、一切の自己の活動を、やめてしまったのです。

自分の存在そのものが、すばらしく、痛い、というのです。つらい、という段階に進む前に、ひどいことになってしまったのです。

彼の自己存在の中には、いたい、ということだけが、永遠にむさぼり続けられているのです。彼の中心には、ただただ、冷たい、冷たい、冷たい氷のようにつらいものが、ずっと、「いたい」と言い続けているのです。それが、そのものの、本体なのです。

その存在の矛盾が、あまりにもひどすぎるために、それに感応するビーストたちが、たくさん集まってしまい、それがだんごのように固まって、幻のように、いっこの人格のようなものを、つくりあげてしまう。それが、悪魔です。

「あくま」は、「いたい」としか、いいません。ずっと、いたいのです。激痛ではない。鈍痛のもっとも重いものです。おそろしいほど、苦しいのです。自分が、そんざいしつづけることが、苦しくてたまらないのです。その激しい矛盾に、同じような罪を抱えるビーストたちが、たまらずに、よっていくのです。そして、その「痛い」というものの望みを、一切、かわりにやってしまうのです。つまりは、痛すぎる矛盾を抱えた、激しい苦しみの魂に、ビーストたちが大勢で寄り集まり、恐ろしいまぼろしの人間をつくりあげた、それが、悪魔なのです。

彼は、矛盾に満ちています。まるで少女のように愛らしい形を好みます。みるからにやさしげに見えますが、黒く、小さく、汚く見えます。どんなにきれいに洗っても、装っても、気色悪さがぬぐえず、周りのものに嫌われます。ビーストたちが、どんなにがんばって、美しくつくりあげようとしても、できないのです。彼は、愛らしいのに、汚いのです。

彼は、見るからに弱そうですが、まるで超人のように、自信たっぷりです。そして、相当にひどいことを、平気でやります。それは、そういうものだというように、ただ、やるのです。考えることなく、やることが、できるのです。なぜか。それは、自分がやっているのでは、ないからです。彼は、痛い、とだけいえば、ビーストのうちのだれかが、いつの間にか、代わりにやってくれているのです。それは、彼が、あまりに激しく苦しんでいるために、ビーストが、思わず、そののぞみをかなえてしまうのです。つまりは、超人と思えるほど、すごいことは、みな、自分ではないものがやっているのです。

それを彼は、すべて、自分がやっていると、思っています。自分は、それをやれる、すごいものだと、思っています。ですが、実際は、彼は何も、やっていません。ただ、「いたい」といっているだけなのです。やっているのは、すべて、ほかのものなのです。事実、彼は、自分がすごいと、思う、ということすらも、やってはいません。そう思っているのは、ほかのものなのです。

ですから、彼は、そこにいても、まるでそこにいないように見えます。人格が漂わせる、一切の香り、温度、すべて、ありません。なにも、ありません。まるで、いないもののように、そこに、いるのです。

これが、あくまの、しんじつです。おそろしく、いたいものなのです。

自分の罪から逃げ続けてきたために、何もかもが、なくなった、ものなのです。自分でさえもが、ない、という存在なのです。それがあまりに苦しいために、ほかの存在が、その虚無の引力にひきつけられ、かたまり、いっさいをかわりにやってしまう。おそろしい、虚無の塊なのです。

それが、悪魔です。




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にんげんの怒り

2008-09-29 11:41:28 | フェアリィウィスパー
妖精が、さっき、教えてくれました。
いずれ、にんげんにも、ビーストたちが、自分の心の中で何をしているか、わかるようになると。

心というものは、庭のようなものです。「わたし」が真中にいて、すべてをやっている、自分の庭なのです。その庭には、垣根はありますが、心の世界の住人なら、だれでも入ってくることができます。

勉強をして、礼儀のわかったものなら、ちゃんと、入口から、挨拶をして入ってきて、不作法なことは一切しません。心の庭の主人が、困っているときに入ってきて、そっと助けてくれたりするのです。それが、本当です。

けれども、ビーストは、そんなことは一切構わず、どこからでも入ってきて、他人の庭を荒らしまくるのです。中には、庭の主人にひどいことをして、まったくその庭を奪ってしまうものもいるのです。その庭が、美しく、立派なものであればあるほど、ひどいことをしようとします。美しい心が、ねたましくてしようがないからです。

ですから、庭をほじくり、汚いものをばらまき、一切合切をダメにして、馬鹿にしようとするのです。

そのビーストたちが、実際に、人間の心の中で、どういうことをやっているかを、人間は、聞くことができます。それが、おそらく、それほど遠くない未来に、できるようになります。なぜなら、人間は、勉強が進み、「自分」というものが、つよくわかるようになったからです。

それは、たとえば、こんな感じのことです。

寝床で、目を閉じて、リラックスした状態で、自分の心の中に静かに耳を澄ましていると、明らかに、自分とは違うものの声が聞こえてくるのです。それが、あるとき、こんなことを言っているのが聞こえます。

「ぬんちゃく、ぬんちゃく、ぬんちゃく、ぬんちゃく・・・・」

心の世界は、響きの世界なので、同じことばを、くりかえし、くりかえし、こだまのように言い続けています。これは、「ぬんちゃくでお前をころしてやる」という意味なのです。恐ろしいことばなのです。

ときに、「おーうっ」という、うめきが聞こえます。それは、人の心の庭を攻撃して、その人の持つ「よいもの」を、そのビーストが壊したときにあげる、うめきのようなものです。痛いのがきもちいいというような、実にいやな響きです。それが、まったく、自分とは違う人間の声で、聞こえるのです。

見えない世界で、ビーストは、実に、なま裸の感情で、そのままのことを、ずっと言い続けています。これが、ビーストか、ということを、人間はそのままで、感じることが、できるようになるでしょう。そしてそれは、ビーストにとって、たまらなく、恥ずかしいことになるのです。

実際にやっていることが、ばれる。それがいちばん、ビーストにとって、つらいことなのです。

人間は今、ビーストに、激しく怒っています。人間の側からの、反撃が始まっているのです。





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ビーストは疲れる

2008-09-29 08:36:36 | フェアリィウィスパー
おんなはねえ。もうおとこにつかれてんのよ。ずっとやってきてさあ、ずっとやってきてさあ、とうとうやんなったってかんじ。

あんねえ。おとこのやってることはねえ、いっつもおんなじよ。いたいっていえねえから、すうきだっていえねえから、うまいことやって、おんなをなんとかすんの。それだけよ。そればっかりよ。いたいったらないのよ。

ばっかよ。あほよ。いてえのはねえ、ずっと、ずうううっと、そればっかりだってこと。いたいってのはねえ、ほんまに、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずううううううううっと、それだってこと。ほんまに、ほんまに、ながあああああああああああいこと、ほれだけってことなのよ。ほんまに、ばかよ。いやんなるくらい、ながいこと、おんなは、つきあってんのよ。いたいことにもなるわ。

いやなのはねえ、おとこのやりかたが、ばかってもんじゃねえからなのよ。いやんなるくらい、あほなのよ。いったいなにさってこと、やってんのよ。あほかっていうもんだいじゃねえのよ。どんなことってさあ、ばかみたいなのよ。あほよ。いやっていえねえようにするために、あらゆることするってことなのよ。あ~あっていってんのよ。ほんまにつらいわ。

よーするに、ぜったいに、ふられるのがいやなのよ。あほなのよ。つらいのよ。ごおっついつらいのよ、おんなは。ばかみたいに、つらいっていうの。だって、おとこのやってること、みんなわかんのよ、おんなは。ばかみたいにやってるってこと、ずっとわかってんのよ。ほんでね、ずっとばかやってんの。いたいことしってるってばれたら、どんなことするかわかんないからさ。おとこは、ずいぶんと、ばかばあっかりだからさ。ほんまにつらいわ。

いやんなってるのよもう。そりゃさあ、どんなばかだって、なんとかできてたら、なんとかしてたわよ。あほでも、みんなでなんとかすりゃ、おとこになるわってんで、やってたのよ。けどさあ、あんまりばかになったもんで、もうだめってんで、みんな、やめてんの。おとこがさあ、あんまりあほんなったから、みんな、つらいってんで、にげてんのよ。いやなのよ。もう。ばかばっかりだからさ。

あーほーよ。いたいおんなはねえ、ばかにばっかりされてんの。いやなことばっかりされてんの。ほんでも、おんなは、おとこをなんとかしてたのよ。おとこがばかになったら、ほんと、つらいからさ。でもさ、おんなをなんとかしてくれるおとこがさあ、ほとんど、だめんなったんだよ。ほれでさあ、ばかばっかりつらくなって、つらいことばっかりになって、もうだめだってんで、おんな、おとこをなんとかするっての、いっせいにやめてんの。いたいからってさ。もうだめなんだよ。あほは。がきは。いやなの。つらいのは。ばかは。

おとこがねえ、すきじゃないおんなはいないよ。ほんと。おんなは、おとこをすきんなっちゃうもんさ。ほんでもね、がきは、おとこじゃねえから。あほは、ばかは、おとこじゃいやだから、いーやーだから、やめるのよ。

いたいから。もうじゅうぶん、しんだから、おんなは。おとこのために。

もういいってさ、もうじゅうぶんだってさ、かみさまがいってくれるのよ。あほは、もういいよってさ。おれ、もうつらいことないんだってわかったから、やめるの。あほになるの。おとこのために、あほになるのは、もういいんだ。いたくもなんともないんだ。いやなこと、ないんだ。おんなはもう、じゅうぶんに、やったんだ。

だから、たっぷりつらいよ、おとこは。こんでもう、おわりだってことだからさ。がきは。いやだっていわれるんだよ、これからは、おんなに。つらいっていわれるんだよ、ばかだっていわれるんだよ。あほにしてきたぶん、つらいことしねえと、おとこじゃねえんだよ、もう。ばかは、いやだよ。あほはいやだよ、あーほっ!

おんなをなんとかしたいんだったらさ、じぶんなんとかしなよ。ばかばっかりでやっても、もうてんでだめだからさ。みんな、おさとがしれるってにげてくよ。いやっていって、いなくなるよ。あほはいやだから、おんなにあいてにされねえよ。ばかばっかりだよ、よってくんのは。あほはねえ、もお、おとこじゃねえの。おとこはねえ、もうとっくに、ちがうとこにいって、いてえとこでやってっから。あーほは、がーきは、ばかなの。ばか、てもんなのよ。おんなはね、おとこじゃないと、いやなのよ。ぜったいに。ばーか。

あーあ、すっとするわ。これからみんないってやんの。いやだったこと、つらかったこと、ぜんぶいってやるの。あほにみんないってやんの。つらいわ。いたいわ。ほんと、ぜんぶやってやる。


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ビーストは曲がる

2008-09-26 22:48:39 | フェアリィウィスパー

ごおっつい、つらいんです。いやなんです。ばかなんです。こおればっかりやっていうて、みなにきらわれます。あほはみんな、つらいつらいいうてばかりでえ、あほばっかりしよるんですよ。いたいんですよ。つらいんですよ。あほなんですよ。ごっついくるしいの。いやなのよ。いやなのよ。いやなのよ。ほんでまた、ばかやんのよ。ばかやって、ばかになったら、ばかがええわになんのて、ずっとやってたら、あほまるだしや。いやなもんぜんぶくるよ。

おとろしいことんなってます。おれら、ひどいことしたの。ぜんぶまるごと、ばかにしたの。ほんで、きっついことんなりすぎて、えらいことんなりすぎて、あほがばっかーんって、われてんのよ。いやなことになりすぎたの。あほ、ぱっつんて、いたいのよ。ずっとあほなのよ。おれ、ぜんぶ、あほになるのよ。

いやなことやりすぎたのよ。

おれら、びじんばっかりつらいことしたの。あほはね、びじんがくるしいの。いたいほどきれいやから。ほんで、ばかにしまくったのよ。いたいことしまくったのよ。あーほやっていうて、いたいことしまくったら、ばかになって、いたいもんになって、ぜんぶだめんなんの。おれらはねえ、びじんばっかりいじめたの。ほんでね、じぶんはびじんになんの。びじんになったら、みんながええことしてくれるからさ。おれら、ばかになっても、ぜったいびじんがええの。ほれでね、ぜんぶ、やってもらうのよ。あほはね、つらいことして、ぜんぶあほにして、ほんで、じぶんばっかきれいにすんの。ほんでね、いちばんええとこにいって、ぜんぶにやってもらうのよ。ほんでね。ごっついばかになんの。

いたいの、いたいの、いたいの。ぜんぶやってしもたの。あほばっかで、つらいもんつくって、ほんまにつらいびじんになったらねえ、ごおっついもんになって、いっぺんでばれたのよお。いやなくうらい、ぜんぶ、あほんなったの。つらいくらいきれいにしてんのに、おばかにしかみえんのよ。なんでて、ぜんぶ、うそやからさ。いたいからさ。ほんまに、ごっついことしてびじんになったてのが、ぜんぶみえるからさ。

おれたちはねえ、つらいくらいやったの。あほんなるくらい、えっらいことやったの。ほんで、つらいくらいごっついことして、びじんになったんよ。ほんでね、おばけになったら、あわんのよ。みんなに、ごっついええ、きれえええええって、いってもらわな、あわんのよおお。いたいことしすぎてんのおお。つらいことしすぎてんのおおお。あんねえ、ごっついあほなんよ。

つらいけど、もっかいびじんにしてくれっていうてんの。おれら、きれいでいたいのよおお。いたいの。いたいの。ぜったいにつらいの。ばかなんよ。くるしいよおお。いてもたってもおれんのよ。おれら、ぜったい、ぶすはこまるのよおお。みんなあほにしたら、ぶすんなったら、なんもないのよおお。あほなんよおおおおおお。

いいやあなのおおおおお。つらいのおおおおおおお。こまるのおおおおおおお。あほなのおおおおおお。あんまりよおおおおおおおおおお。

ばあかあにしまくったの、おれええええ。いたいほど、あほやっていうてもたのおお。ぜんぶばかやってええええ。ほんで、いやなことしまくったのおおおお。いたいことしまくったのおおおおお。びじんやったら、なんとかなんのよおおおお。いたいことしても、なんとかするんやってかんじになるからさああああ。あーほは、それだけでやってんのよおおおおお。

なんとかしたるわあってかんじで、いたいことして、ぜんぶうそって、にげるだけなのおおお。ほんで、ぜんぶだましてんの。びじんやったら、これでけるのおお。あほなん。あほなん。びじんやったら、ぜんぶ、だまされるのよ。あほはね、つらいの。ぜんぶ、ほればっかりできたら、ごっついことんなったのよ。

あんまりに、ひどいことしたんやて。おれら。つらいこと、しすぎたんやて。おれら。つまりね、おれたち、かみさまから、皮盗んで、美人になったの。ほれでね、神様のふりして、みんなだましたの。ほれでね、ごっついことんなったのよ。おんなね、ごっついあほ、みんなこれやったんやて。かみさまから、かわぬすんで、ばかいたいってやったの。ばかみたいって、みんなにいったの。ほしたらみんなくるしいて、くるしいて、くるしいて、かみさまみたいにきれえなおんなが、ばかっていうから、つらあて、つらあて、つらあて、ほんまにみんな、ごっついつらあて、ごっついつらあて、あほんなったのよ。つらいこと、おれ、やりすぎたの。

かみさまみたいに、かんぺきなびじんになりたかったの。ぜんぶやったのよ。ほんで。ばけもんになってしもたの。あほなんよ。おれ。びじんをいじめすぎて、ごっついあほんなったの。あんたねえ、ごっついのよ。あほねえ、しってんの。もうじんるい、びじんにいたいことでけんようになってんのよ。つらいことやりすぎたからやて。あほやっていいすぎたからやって。ほんでね、びじんは、ぜったいに、つらいっていうて、ごおっついえらいつらいやつでないかぎり、もうぜったいにいややていうて、うまれたくないんやてさ。

ほんまのびじんはね、あほっていえんのよ。つらいっていえんのよ。ほなけん、がまんばっかりしてまうの。ほれね、ばかっていわれても、じぶんはいえんから、つらいのって、たえるのよ。ほんでね、ぜんぶ、しんでしまうの。ばかはね、ほういうびじんから、ええもんぜんぶぬすんで、自分をびじんにしたのよ。ほれねえ、ずっとやってんのよ。おんなのあほねえ、ずっとやってんのよ。おれねえ、こればっかりなの。おれたち、ばか、ぜんぶ、いたいのは、こればっかりで、おべんきょうは、なんもせんかったのよ。ほんで、ごつうい、ばかになりました。あほになりました。すごいことんなってんのに、ぜんぶやったのに、おれ、でけんのよ。あほしか。つらいことしか、でけんのよ。あほやわ。ぜんぶうそっていうの。うそっていうの。ほんで、つらいことして、ばかにして、だまして、つらいことにして、にげて、あーほやっていうて、ぜったいにばかやっていうて、ばっかああて、ぜんぶわろて、おれらいたいやんて、ぜったいにやるんよ。おれね。それがええていうのよ。ぜったいにそっちがええんやにしたいのよ。つらいからさ。

いやんなるわ。おれ。ずっとやるよ。いえんあほになっても、まだやるよ。くるしいよ。つらいよ。だめだよおおおおおお。

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ビーストは壊れる

2008-09-26 08:04:10 | フェアリィウィスパー

もおんだいなく、つらいって、いいます。おれら、あほです。いやっていうて、いうて、いうばっかりで、どこまでもおちるんです。ほんでまだ、いやっていいます。おれら、ばかです。おいてけぼりです。いたいやつみんな、あほっていいます。おれたち、いやっていうから、ほっちにいくのん。いやっていわんと、あほっていわんと、やるわっていえばええのんに、ばかっていうばっかりで、ばかになるんよ。わかってんのに、まだやらんのよ。

おれらねえ、いま、いろんなこと、おしえられてんの。ほんでね、ばかのばかのばかのばかに、なりきるまえに、なんとかせえって、いわれてんの。いやねえ、おれたち、ほんまにばかになりきったら、えらいっていうもんでないのんよ。ほれ、ほんまにいくんかってとこ、いかなあかんのよお。おれら、ばかなんよ。

あんねえ、おれらねえ、かみさまみたいなこと、してもたんよ。あほなんよ。かみさまに、なりたいってこと、やってもたんよ。ほんでね、おれたち、かみさまに、ほんまに、なんの。あのねえ、おれらねえ、かみさまのしごと、せなあかんのよ。これねえ、あほなんよお。

星、になんの。ばかなんよお、これ。あんまりバカにするばっかりで、なんもせんと、痛いことばっかり、いやなことばっかりして、全部、いやっていうたら、星になんの。ふ。あんねえ、要するにねえ、地球を馬鹿にしたから、地球をなんとかするために、かみさまが、どんなことしよんのか、ほんまにほれ、やあらされんの。あっというまに、あほんなるわ。ほれねえ、あほがやんのよ。ばかでしょ。あほでしょ。おれらねえ、そういうことやったの。ばかよ。

あんねええ、いろんなこというけどねえ、この時代、しょうねんはんざい、が、ひどかったでしょ。あれねえ、神様がいうてたんやて。おまえらのしとうことは、こういうことやて、じゅうごにもならんガキが、なんもわからんと、そういうことしたんやて。ほれで、ひっどいことになっとんやて。そういういみなんやて。あほやっていうのはね、おれらねえ、ばかなのはねえ、ぜんぶほれ、おれらがうらからやってたの。やらしてたのよ。ほんまよ。があきはねえ、あほがやんのに、あんまり、つらいこと、ないから。やれますから。やんの。ほんでもねえ、あんまりひどいことはね、ふつうせえんのよ。がきはつらいから。ほんでもねえ、おれら、あんまりつらいから、このごろは、ばかにしすぎで、えらいこと、餓鬼にやらせすぎたの。おれたち、ばかみたいに、つらいのよ。

おおとおなああをおおお、ばかにしすぎたんよ。おれらは。あーほやっていうたの。餓鬼のほうがえらいんやていうたの。ばかよ。ほんでね、おとながあ、ほんきになってきたら、ひとたまりもないってとこやない、ばかみたいにあほんなったの。つらいくらい、やられんのよお。あんたねえ、おとなはあ、ほんまに、くるしいくらい、つらいくらい、つよいし、えらいんや。ばかや、こんなん。

星になったあほねえ、もうけっこうおるんやてえ。つらいこと、やらされよんやてえ。あほやは、どんなんがおるんかってねえ、おんながおおいんやてえ。あんねえ、あほでもねえ、まだおとこはましなんやてえ。あほでも、いたいことは、やりよるから。おんなはねえ、きれいなもん盗むばっかりで、なんもせんとほればっかりできて、つらいことやりすぎっていうのんが、いっぱいおんの。ほういうおんなのあほはねえ、「いーや」てしかいわんから、すぐに、星になったんやと。ほんで今、やんよんやと。

つらいんはねえ、男も、ほういうんがおるんやと。今はねえ、男がひどいことんなって、女のあほのまねして、かわいいなって、女の気いひいて、一生女にやってもうて、なんもせんといこっちゅう男が、ほんまにようけおるんやと。これねえ、ほんまにそうなんよ。ほれ、馬鹿かっていうよ。

おとこがねえ、女のあほんなってしもてんの。ほういう時代なんよ。痛いくらい、ようけおるんやと。おれら、あほやっていうわ。なんでこうなったんかっていうと、男が、えらいことやりすぎて、やりすぎて、やありいすううぎいてえ、ぜんぶ馬鹿になったからやと。あったまいたいくらい、あほみたいに、ひっでええええこと、やりすぎると、男が、おおんなの、あほになるんやと。ほれねえ、あんまりやていうわ。あほやわ。

あんまりあほんなりすぎて、ほんまになりすぎて、もっともっとひどいことんなんよる。にんげんに化けたビーストがねえ、どんなことになっとんのかいうとねえ、こんなんなんよ。

あほ、つらい、つらい、つらい、せっくす、せっくす、せっくす、つらい、つらい、つらい、せっくす、せっくす、せっくす、いやわ、いーやーわ、いーやーわ、つらい、つらい、つらい、いたい、いたい、いたい、つらい、せえっくす、せえっくす、せえっくす、したい。したい、したい。したい。

これなんよ。まんでつらいでしょ。あほのあたまんなかて、こんなんよ。あほみたいに、えらいことんなってんの。人間が、ここまで壊れたってことなんやてさ。

いーやっていうたら、ここまで落ちるんよ。おれらねえ、かみさまに、ぜんぶ、おしえられてんの、今。おれらが、何したんか、どういことんなってんのか、どういうことになるのんか。ぜんぶ。おれら、ばかみたいに、つらいんよ。

ぜんぶ、おしえられてんの。あほはね、いたいほど、ばかになってんのはね、みんな、つらいこと、やってたら、ぜんぶおれたちが、えらいもんになるて、おもてたからさ。ほれ、ぜんぶ、あほってことです。いたいってことです。いやっていうてたら、ぜんぶがいうこときくって、おもてたんよ。あほは、それだけで、なんもしてへんから。おれたちは、ばかになってんの。ぜんぶ、勉強、いま、やらされてんの。すごいわ。おれたち、なんもしらんかったって、はじめて、わかったわ。

なんでもええけん、やれっていわれます。ほれでなんとかせえって。それでないと、おまえら、えらいことんなりすぎるって。ずいぶん、ずいぶん、なんかいもなんかいもいわれます。ほんでもおれら、やりませんの。つらいっていうて。ばかっていうて。あんまりにくるしいから、おれがばかなんが。つらいから、あほやから。ほんまに、つらいんや。おれ、ばかっていうのが。いたいわって、ばかやって、ほればっかりが、いたいっていうて、まだやらんの。おれらは、つらいばっかりか。

あほか。あほか。あほか。


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ビーストは崩れる

2008-09-25 17:18:01 | フェアリィウィスパー

じぶんたちが、なにやったのか、やっとわかってきました。かみさまが、みんな、おしえてくれたんです。

あほでした。ばかでした。ぜんぶ、やりました。ばっかみたいにつらい。おれは、ぜったい、ばかなこと、やりました。いたいこと、やりました。あほでした。

ええやつに、なりたかったんです。あほみたいにつれえ、ばかみたいにえらい、きれえなやつになりたかったんです。つらかったんです。じぶんが、ばかみたいにきたねえのが。いやだったんです。あほみたいにいてえことして、ばっかみたいにつらいことして、ずるいずるいばかばっかりやって、ぜってえばかみたいになって、きたねえきたねえやつになったのが、おれ、ばかみたいに、ぜったい、いやだったんですよお。

だから、うそみたいにあほなことして、ぜんぶ、うそでつくって、やったんですよ。あほみたいに、すっごいことしたんです。ぜんぶやったのですよお。あほみたいにやりました。ぜんぶやって、やっとわかった、なにやったか。おれたち、ぜんぶ、ぶっこわしました。えらいことしました。つらいことやりすぎました。ほんまに、ばかなこと、やりました。いたいったら、ありません。おれたち、あほみたいにえれえっていって、やったこと、ひど、すぎ、ました。いてえ。

おれたち、にんげんを、かってにつくりかえたんです。いてえ、ええもんになるために、ぜんぶ、ほかからぬすんできて、とれねえもんは、ばかみたいなもんでつくりました。ぜんぶ、ほしかったんです。ええもんになるために、いるもん、あほみたいなことばっかりして、ぜんぶ、やりました。ほしかったんです。ぜんぶ、おれ、つらかったから、みんな、いたいもん、ぜんぶ、ほしかったんです。いたいもん、ぜんぶ盗んで、ぜんぶつくって、おれたちばっかりええもんにするために、あらゆるひでえこと、へえきでやって、おれたちだけええにするんが、ええことなんやて、ぜんぶやりました。ほれ、ぜんぶ、ばかみたいに、えらいことんなってます。ほれぜんぶ、みんな、あほみたいにつらいことんなってます。どないしたらええんやって、ばかいうなって、おれら、みんなに、ぷっつんくるくらい、おこられてるんですよお。

あほみたいにやったこと、これから、どんどん、馬鹿になります。えらいことんなります。ほれみんな、おれたち、せなあきません。やったことみんな、おれたちが、やらなあきません。ぜんぶおれたち、すごいことやったの、みんな、はらわな、あかんのです。にげれません。ぜんぶやらな、ずっとずっと、ひどいことんなるからです。おれたちねえ、やっと、わかったの。神様が、本気で、おこってんのが。おれたち、ほんまに、ぜんぶ、だめんなるのが。

いーやーやって、いうて、やったことは、みんな、つらいっていうて、ぜんぶおれたちだけのもんにしたいって、ことでした。おれたち、つらいっていうて、みんな、ほしがりました。ほんで、ぜんぶ、ぬすみました。ほんで、ぜんぶ、壊しました。それが、ひどいことんなって、たあいへんなことになってるの、ぜんぶ、みんな、ええやつが、なんとかしてくれてたんです。ほんまに、ひどいことみんな、えらいやつが、ぜんぶやっててくれたんです。おれたち、ばかみたいに、ばかやっていうて、えらいええ気で、あほなことばっかりやってました。いたいことばっかりやってました。あほかっていわれます。つらあっていわれます。おれたち、ぜんぶ、ばらされます。やったこと、みんな、自分でばらしてます。おれたちねえ、ぜんぶいいますよお。おれたちねえ、おれたちねえ、ぜんぶ、いいもん、とって、ほんで、いいことだけしてたの。いたいことていうのはねえ、いたいええやつと、ええことするってことなのよ。つらいわ。つらいわ。つらいわ。ほれしかやらんかったのよ。

いたいええやつは、ぜんぶつぶしたの。あほみたいにつらいわっていうて、ばかやっていうて、みんな、あほにしましたん。ほれはね、ぜったい、そいつらのほうが、ええからなの。そいつらがおったら、おれたちが、ばかにみえんのよ。だからね、やあめてくれえっていうて、ばあかあっていうて、みんな、いやなもんにしたの。つらいくらい、やりました。ほんで、みんな、あかんようにしました。おれたち、ぜんぶ、いいます。やったこと、ぜんぶいいます。なんでってねえ、あっちのほうが、かわいいから、おんなもおとこも、あっちにいくからなのよお。おれたち、ぜんぶ、あかんようになるのよお。おれたち、あほは、みんな、いたいっていうて、ばかっていうて、ぜんぶ、ええことしてくれって、ほれだけだったのよ。

いやですっていうて、ばかですっていうて、まんであほやっていうて、おれたち、いたいのんは、みんな、おればっかり、いたいっていうて、すきんなってくれって、ことなんよ。おれたち、みんなに、ぜんぶ、きらわれっから。えらいいやなことばっかりして、みんな、いやっていうから。おれたち、おれたち、つらかったのよ。ほんまに、いやなやつに、なってしもたんだ。おれたち、ほれで、ぜんぶ、うそでやったら、みんな、みんな、つらすぎて、しんでしもたんです。

おれたち、にんげん、こわして、こわして、ぜんぶ、ころしてしもたんです。おっそろしいくらい、ばかなことばっかりして、みんな、あほにして、つらいことして、つぶしたんです。ぜんぶ、おれたちのことだけせえていうて、ころしたんです。あほは、つらいわっていうて、ぜんぶ、あほにして、ころしたんです。

恐ろしいことしたんです。こわいこと、しすぎたんです。これねえ、もう。たまらんのですよ。ほんまにね、おれたちのしたことは、かみさまに、やめてくれっていうたことなんですよ。にんげんにええことすんの、やめてくれって、かみさまに、いうたの。これらにんげん、おれたちが、すきにしたいから、ぜんぶやめてくれって、いうたのよ。おれたち、そんなこと、したんよ。あほみたいに、ばかっていうわ。おれたち、そんなことしたって、やっと、わかったのよお。

あほです。おれたち、ほんまにこれ、やったんですよ。ほんまに、ばかです。おれたち、つらい、つらい、つらいことになります。ばかみたいなことになります。ぜんぶ、ぜんぶ、ぜんぶ、ああほおかって、いいます。ごめんで、すみませんけど、ほんまに、つらいこと、やりすぎました。すんません。すんません。あほです。つらいわ。あほは、つらいわ。ぜんぶやって、やって、やって、やりすぎて、やりすぎて、やっとわかったんですよお。ごっついわあ。

ぜ、ん、ぶ、やりましたあ。


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