近所の独り暮らしの女性が
「最近トイレで倒れたの、すぐ気がついたのだけど。病院で一過性のものだって言われた」
まだ後期高齢者になってない彼女、その後はいつものようにお元気そうにお買い物やお散歩もしてらっしゃるのでちょっと安心。
ところがその彼女
「近所の○○さんから、もう人を車に乗せない、運転に自信がないから、と言われたの。困ったわ。老人ホーム入るしかないのかしら」
と恨めしげに言う。
まるで○○さんの不親切のせいで老人ホームに入らなくちゃならなくなった、と聞こえなくも無い。
けれども歩いて3分くらいの所に娘さんが住んでいらっしゃるのです。
ご主人が単身赴任なので、娘さんも独り暮らしです。
「近くにあんな立派な娘さんがいらっしゃるじゃないですか? 何かの時は娘さんにお電話なさって病院に連れて行ってもらったらいかがですか?」
「夜電話したって起きないわよ。昼間だってなかなか電話に出ないこともあるし」
「それは娘さんと良く話し合って。人を頼る前にまず娘さんに頼ったほうが、、」
この言葉、厳しかったと後で激しく後悔。 ┐(-。ー;)┌
もっと柔らかい表現にすべきでした。
そうだ!確か市役所で、ボタンを押したら近くの人に電話連絡がいくペンダントを貸してくれる仕組みがあったような、、、、。
市役所に電話で聞いてみました。
「はい、緊急通報装置ですね。ボタン押したら登録している人に電話がかかるようになってるペンダントがあります。こちらの窓口で申請するようになってます」
良かった!
早速、本人にお知らせしました。
「娘ともいろいろ今後のことを相談したところなの」
「それは良かったですねえ!」
最近、独り暮らしの方が増えてきました。
暮らしをサポートする制度がいろいろあるようです。
困ったら役所に相談するのも良いと思います。
館山市の高齢者支援。日常生活用具の給付・貸与のページ
↓
https://www.city.tateyama.chiba.jp/kourei/page100006.html