「重力レンズ」というのは聞いたことがあります。
銀河とか重い星の重力がレンズのように、光を屈折させる現象です。
でもその重力ではなく、プラズマが「虫メガネ」の役割をするなんて、初めてききました。
重い星と軽い星が連れ立ってる連星の話です。
重い星の強い放射と恒星風が軽い星のガスを吹き飛ばしています。
そのガス(プラズマ)が軽い星をモヤモヤと囲んでいます。
地球から見てこのモヤモヤのガスを通して、重い星が見えます。
すると、なんということでしょう!
重い星が拡大されて見えるじゃありませんか。
だから、このモヤモヤガス(プラズマ)が虫メガネってわけです。
この現象はプエルトリコのアレシボ天文台(口径305m)で発見されました。
私はこのアレシボ天文台はもう
「大きいばかりで時代遅れかも」
とちびっと、ちびっとだけ、思っていました。
運営費を当初の5分の1に減らされたり、地震で壊されたり、「ハッブル宇宙望遠鏡があるからもういいよ」と閉鎖されかかったり、世界一の大きさだったのに中国に負けて2番目になったし。
でもやるじゃあん!
お互い古びても頑張ろうね。
運営費が足りん?
交通費と宿泊費出してくれたら、行ってお掃除くらい手伝うわよ 。
♪(*^┰゜)エヘヘッ