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信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

我が家の松本弁 「おつよ」

2022-03-19 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「おつよ」

「おつよ」は「味噌汁」の意。

例文1
「み の ねー しる だけ の おつよ」=「実の無い汁だけの味噌汁」
「べんり な いんすたんと の おつよ」=「便利なインスタント味噌汁」
「きょう の おつよ は あじ うすく ねー かい」=「今日の味噌汁は味が薄くないですか」
おつよ は えいごじゃー みそすーぷって ゆう だじ」=「味噌汁は英語ではミソスープと言うのですよ」
「ひやめし に あっためた おつよ を かけ かっこむ」=「冷や飯に温めた味噌汁をかけてかきこむ」
おつよ は みぎ、 ごはん は ひだり に おく もんど」=「味噌汁は右、ご飯は左に置くものです」
おつよ と いやー ごはん。 ごはん と いやー おつよ せ」=「味噌汁と言えばご飯。 ご飯と言えば味噌汁ですよ」

例文2
子  「かあちゃん おれのおつよに むしがにひきもはいってるじー
    だれかにいれるぶんが おれとこにはいったじゃ ねー かい。」
母  「きょうは だしをしっかりとらっとおもって いつものばいのむしをいれたる おおいだわ。
    つべこべ いわなんで たべりゃー いい
    あんまり もんくばかいうだったら たべなんでいい こっちもってこい。」
子  「わかった わかった たべる たべりゃーいいずら。」
母  「たべりゃー いいずらって どういう いいぐさだ。
    べつにたべてもらわんでも かあちゃんは いいだで もうこっちもってこい。」
子  「ごめん。
    もうなんにもいわねー  たべさせておくりや。」

例文1の標準語(?)訳
子  「お母さん、私の味噌汁に煮干が2匹も入っていますよ。
    誰かに入れる分が私の所に入ってしまったのではないですか。」
母  「今日はダシをしっかりとるつもりで何時もの倍の煮干しを入れましたので多いのです。
    つべこべ言わないで食べればいいのです。
    あまり文句ばかり言うのなら食べなくていいですから、こちらへ持ってきなさい。」
子  「分かりました。分かりました。食べればいいのでしょ。」
母  「食べればいいのでしょとは、どういういいぐさですか。
    別に食べてもらわなくてもお母さんはいいのですから、もうこちらへ持ってきなさい。」
 子  「ごめんなさい。
    もう何も言いませんからた食べさせて下さい。」
 


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