![我が家の松本弁 「へら」](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/f9/61fb12cca30b73f2b5b07a0d883efd35.jpg)
「へら」は「舌」の意。
例文1
「へら が いてー。 どれ へら だして みろ」=「舌が痛い。 どれ舌を出してみなさい」
「この すてーき へら の うえ で とろける じ」=「このステーキは舌の上で蕩けますよ」
「たべてる とき に へら かんで ち が でて きちまった」=「食べている時に舌を噛んで血が出てきてしまいました」
「こりゃー からい たべもん だいね。 へら が ぴりぴり する じ」=「これは辛い食べ物ですね。 舌がピリピリしますよ」
「おちてくる ゆき を へら で うけ て たべる。 ちいせー ころ よく やった なー」=「落ちてくる雪を舌で受けてたべる。 小さい頃良くやりましたよ」
例文2の標準語(?)訳
子供 「お父さん、舌を噛んでしまいました。」
父親 「どれ 見せてご覧。
この程度であれば大丈夫です。
しばらく痛いかもしれないが我慢しておきなさい。」