ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

秋の伊豆

2018-10-30 08:55:14 | 日常
            

好天に恵まれた一昨日から昨日、秋を味わいに伊豆に行ってきました。

10月28日。道中渋滞もなく順調な走りで、12時前に多賀に到着。いつものようにお蕎麦を食べて、その足で修善寺の「虹の郷」に行くことにしました。

          

虹の郷は人工的なテーマパークですが、期待通りの秋仕様。様々な色合いの紅葉が楽しめます。

            

ロムニー鉄道の機関車が姿を見せました。Dちゃんが幼かった頃は、この機関車に乗ることにもワクワク感があって、楽しかったな~。懐かしい思い出です。

  

道端のススキや秋桜やキバナコスモスなども秋の到来を告げています。

            

意外に雲が多く富士山の姿は雲の上にちょっと見えただけでしたが、澄んだ秋の空気の中の散歩は快適でした。

  

我が家に戻って小休止の後、「かんぽの宿」の温泉~「あきしろ」へ。ニューヨークから帰って以来待ち焦がれていた日本の温泉は、やはり気持ちが良い。心身の緊張がほぐれていきます。

そして「あきしろ」。今回も美味しいお酒を色々楽しみました。雪の茅舎の黒ラベルと白ラベルの違いは、黒ラベルは吟醸酒で山廃仕込み、一方白ラベルは大吟醸でお値段も若干高め、ということだそうです。私はなぜか黒ラベルの方が口にあいました。

  

久し振りにしみじみ日本酒を飲めると張り切って、お料理も頼みすぎましたが、どれも美味しくいただきました。

+++

  

10月29日。我が家の庭も秋景色。柚子が沢山実をつけていました。

          

昨日「あきしろ」から帰る時、タクシーの運転手さんが「明日は富戸の三島神社の秋祭りですよ」と言っていたので、見に行くことにしました。

この日は文句なしの晴れ。富戸の海景色が素晴らしい。遠くに大島も見えます。

          

神社に続く通りや家々にはお祭りの飾りが途切れることなく続き、神社境内から祭囃子が聞こえてきます。境内に入ると人人人。どうやらこの日この地域の学校はお休みのようで、地域一帯がお祭り一色です。

  

舞台では若者とベテランが交じって見事なお囃子を演奏しており、鳥居の外には、子供たちの乗った山車や神輿が出発を待っていました。静岡新聞によるとこの後威勢のよい練り回りがあったようですが、私たちは街の活気を味わっただけで満足し、神社を後にしました。

          

その後は、カインズホームで買い物をし、太田水産でランチ。私は刺身定食と宇佐美で作った地ビール、夫は干物定食を楽しみました。

帰りの道も空いていて順調な走りが続き、3時半頃東京の我が家に帰りつきました。

秋の伊豆を十分に満喫した、気分の良い2日間でした。(三女)
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実りの秋

2018-10-26 16:31:07 | 日常
            

久し振りに、散歩がてら、自由が丘にお昼を食べに出かけました。途中の道の紅葉を少し期待していたのですが、紅葉は花水木くらい。

          

代わりに、花水木の真っ赤な実や、柿の実、かりんの実などが、実りの秋を感じさせてくれました。

            

自由が丘「二八庵」で松茸と秋野菜の天せいろのランチ。香り高い松茸や新蕎麦に、日本の実りの秋をしみじみ実感しました。(三女)

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オペラ「アイーダ」@神奈川県民ホール

2018-10-22 12:54:40 | 日常
            

昨日は、神奈川県民ホールで上演されたオペラ「アイーダ」を次女と見てきました。

「アイーダ」は10月6日にニューヨークでMETオペラの壮大な舞台を見て感動してきたばかり。日本の「アイーダ」はどういう感じかな?と、それはそれで楽しみにしていました。

            

素晴らしい快晴のこの日。山下公園にほど近い県民ホール前の歩道には、イチョウが色づき、銀杏の実が落ちて、本格的な秋の空気です。

午後1時15分開場、2時開演。会場は満席でしたが、私たちは前から3列目真ん中から少し右寄りという、オーケストラの演奏も歌手たちの歌声も良く聞こえ、演者の表情や動きも良く見える、最高の席でした。

「アイーダ」は(前にも書きましたが)、ファラオの時代の古代エジプトとエチオピアの戦いの中の物語。エジプト軍の若き警備隊長ラダメスとエチオピエア人奴隷のアイーダの恋、その結果意図せず起こったラダメスのエジプトへの裏切り、ラダメスへの神官たちの審判と、ラダメスを愛するエジプト将軍の娘アムネリスの苦悩、が描かれています。

今回のキャストは、アイーダ:木下美穂子さん、ラダメス:城宏憲さん、アムネリス:サーニャ・アナスタシアさん、アイーダの父アモナズロ:上江隼人さん、神官ランフィズ:斉木健詞さん、エジプト国王:清水那由太さん、他。指揮はイタリア・ヴェローナ出身で東京フィルハーモニー交響楽団指揮者のアンドレア・バッティストーニさん。

歌手は夫々に個性的で声量も豊かで素晴らしかったですが、そんな中でも、オーストリア出身のサーニャ・アナスタシアさんは、見た目も歌声も凄味があって、アイーダの恋敵に相応しい雰囲気が魅力的でした。

また城宏憲さんは、予定されていたラダメス役が体調不良のため代役での出演でしたが、歌も演技も素晴らしく、見た目も美しく、多分本人にとっても、観客にとっても、ラッキーな配役でした。

その他、次女の知人の上江さんは相変わらず堂々としたふるい舞で舞台に安定感を齎しており、次女お気に入りの?清水さんは見た目も歌声も自然体の大きさを感じさせました。

ということで、舞台のスケールや出演者の数は勿論METと比べれば小振りですが、十分に豪華で素晴らしい作品になっていました。

幕が下りた後は「ブラボー」「ブラビー」の掛け声と拍手の嵐。出演者が何度も出てきて嬉しそうに、楽しそうに挨拶をしていました。

私も、日本語字幕の助けもあって筋運びをしっかり理解しながら、音楽自体、最初から最後まで存分に楽しむことができました。

  

終演の5時半。外はもう暗くなっていて、夜空に十三夜月が輝いていました。

そのまま2人で中華街まで歩いて行き、「翠香園」に入店して、「飲茶セット」とウィスキーソーダを注文。食べながら、飲みながら、今見たアイーダのこと、音楽全般のこと、家族や友人たちのこと等々、おしゃべりを楽しみました。

あ~楽しかった!心豊かで寛いだ、とっても素敵なひと時でした。(三女)
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ニューヨーク旅行(7)トップ・オブ・ザ・ロック、ダウンタウン巡り、そして帰国

2018-10-17 17:00:54 | 日常
10月10日。いよいよオーラス。ニューヨーク出発の日です。

飛行機は夕方6時16分発で、余裕をみて2時にはホテルを出発した方が良いというアドバイスを受けて、それまでの間にやり残したことをすべてやることにしました。

  

まずは「Top of the Rocks」に上がることから。

8時半頃に受付に行くと、「今日はzero visibility」と前回と同じコメントを言われましたが、「でも今日午後帰国するので、これが最後のチャンスなの」と言って入場。

67階まで上がってみれば、曇りではあるけれど60%位の視界で、マンハッタンの街は十分に見ることができます。

「もう少しで騙されるところだった~」と二人で言いながら、67階、69階、70階の展望台に上がり、セントラルパークやエンパイア・ステート・ビル、他マンハッタン全景のパノラマを楽しみました。

            

階下の土産物ショップでは、Y子への追加のお土産で地下鉄路線図が描かれたポーチも買うことができました。表に出たら、ビルの前庭にはスケートリンクが完成していました。

「Top of the Rocks」見学が終わってホテルに戻ったのが10時ちょっと過ぎ。未だ時間に十分余裕があったので、サイトツアーバスでダウンタウンに行ってみることにしました。

  

10時45分、タイムズスクエアの7番街、47丁目でバスに乗車。大渋滞の中、色とりどりの看板と大勢の人々で賑わう街並みを、時間をかけてペンステーションのある区域まで下り、その区域をぐるりと回ってエンパイアステートビルディングの麓にでて、そこから五番街を南下。14丁目で東に向かいユニオンスクエアからブロードウェイに入ります。

  

グリニッチビレジを眺めながらしばらくいくとブティックやカフェが並ぶお洒落な街並みSohoに入ります。

  

そのまま南に下るうちに右手奥、高いビルの合間ににWTCメモリアルの高い塔見えてきます。

ここと、最南端のバッテリーパークで、大勢の人が下車しましたが、私たちは残り時間が余りないのでそのまま乗車を続け、ウォールストリートなど世界の経済を動かしている金融街を見ながら、チャイナタウンまで乗車を続けました。

何となく金融街はミッドタウンにあるイメージだったのが、ダウンタウン、それもかなり南端にあることに不思議な感じを持ちました。ちなみに、私たちが通った10日、株価が大幅下落して大騒ぎになっていたらしいのですが、その時はそんな雰囲気は感じ取れませんでした。

            

チャイナタウンで下車した私たちは、最初に目に入った中華屋さんでニューヨーク最後のランチ。海老餃子、揚げ餃子、チャーハン、ワンタンスープ。すごく美味しかったのに、ひとつひとつがすごいボリュームで半分も食べられず、(一応)残りはテイクアウトさせてもらいました。

チャイナタウンから地下鉄に乗って、ホテルに戻り、預けてあった荷物を受け取って、タクシーで空港へ。活気があって、多様な顔を持ち、刺激に満ちて、でも意外に人にやさしいニューヨークの街ともいよいよお別れです。

            

厳しいといわれていた出国審査も、私の前の女性、私、妹は、温和な中高年の日本人女性と認定されて?簡易なチェックで審査を通過しました。

ラウンジで出発を待つ間、試しにパソコンを開いてネットに繋げて見たら、一発OK!ホテルより空港の方がWIFIのセキュリティレベルが高いとは!

ビールを片手に久し振りにネット検索などしているうちに出発の時刻となり、ANAに搭乗。

密度の濃い、楽しく充実したニューヨーク滞在の旅はこうして終了しました。さようならニューヨーク!いつか又是非訪れたいです。(体力、気力、知力を維持しておかなくては!)(三女)
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ニューヨーク旅行(6)オペラ「サムソンとデリラ」

2018-10-16 21:01:27 | 日常
10月9日。ニューヨーク滞在最後の夜は、オペラ「サムソンとデリラ」を見るというハイライトが待っています。が、その前に、午前中はお土産購入に奔走。

          

まずは5番街の「ユニクロ」に開店時間の10時と同時に入店。実は夫の甥っ子がニューヨークのユニクロ(どの支店かは不明)で働いていると聞いていたので、もしかしたら会えるかも、との期待もありました。

結果的に甥っ子には会えませんでしたが、ニューヨーク・オリジナルの「アンディ・ウォーホール」デザインの素敵な?派手な?Tシャツを、Y子、Dちゃん、自分用に買えたので、満足でした。

          

その後はMoMAの土産物売り場や大き目のスーパーマーケット、ホテルの売店などを見てまわって、お土産はほぼ揃えることができました。

途中ランチは、「ラ・ボーン・スープ」(58番通り、5-6thアベニュー)で、ビシソワーズとキッシュというボリューミーで普通に美味しい食事をしました。

買ったお土産を含め、帰国のための凡その荷造りを完了後、ニューヨーク最後のディナーとして、リンカーンセンター内にあるイタリアンレストラン「リンカーン・リストランテ」のテラス席で軽い食事をすることにしました。

  

それが大当たり!メインのラビオリは触感も味も素晴らしいし、アミューズのライスコロッケやフォカッチャ、グリッシーニも本格的イタリアンの味。スパークリングワインも勿論美味。最後に美味しいデザートまでしっかり食べてしまいました。

ボーイさんの、「オペラ鑑賞ですか?演目は?では7時半開演ですね」と確認して、時間配分をしてくれる気配り、マナーの良さはさすがです。

          

そして何より、秋の気配が漂う夕暮れに、ジュリアード音楽院から帰る楽器を持った学生さんや、仕事帰りの人々、子供連れの若い夫婦などが、池のある広場で寛いで過ごす様子を眺めながら食事をするひと時は、最高です。

日が暮れて辺りが薄暗くなると、METシアターの明かりが木々を通してこちらの空間に届き、池に明かり反映して光る様子は、何ともいえない美しさでした。

          

さて、オペラですが(上の写真は食事前に取ったMETシアター正面と、シアター内の壁に貼られた過去の出演者たちの写真)。

サン=サーンスの「サムソンとデリラ」は、旧約聖書「士師記」のサムソンの物語に基づく作品だそうで、ヘブライ人の英雄サムソンが敵であるペリシテ人の美女デリラの誘惑に負けて、自らの弱点を教えてしまったために力を奪われ囚われの身となる。タゴンの神殿に引き出されたサムソンを大司祭やペリシテ人が嘲笑い、デリラがこれみよがしに復讐の成就を言いふらすと、サムソンは神殿中央の柱に歩み寄り、「昔の力をお返しください」と祈って、柱をゆすり、神殿を崩壊させ、その場にいたペリシテ人は、サムソンもろとも神殿の下敷きとなり息絶える、というお話。

「敵対、復讐、誘惑、嘲り」が主題のお話は救いがない上に、現代的な舞台演出にも違和感があって、余り好みに合いません。更にオーケストラ席の後方右端の座席で、上にテラスが張り出して舞台の一部が遮られ、旅の疲れとも相まって、舞台に集中することができませんでした。そういうわけで、期待が大きすぎた分ちょっと残念な結果に。

それでも、デリラが歌うアリア「あなたの声に私の心は開く」はさすがに素晴らしく、気が付けば東京に帰ってからもこの歌が頭の中に浮かぶ状態になっています。

ちなみに、以下で歌詞付きの歌を聴くことができます。
⇒ 「あなたの声に私の心は開く」(歌:レジーナ・レズニック)

          

そんなわけで、オペラが終わった11時近過ぎにリンカーンセンター前からバスでホテルの近くの57番通りまで下りてきて、「オペラはよく分かんなかったけれど、ディナータイムは最高だったし、やっぱり良い夜だったわね」などと話しつつ、マンハッタンの最後の夜景を眺めながら、徒歩でホテルに戻りました。(三女)
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ニューヨーク旅行(5)ねこねこさん宅訪問、誕生祝い@ステーキ店「ギャラガーズ」

2018-10-15 15:41:18 | 日常
10月8日。私は今日はプロヴィデンスに住むねこねこさんに会いに行く日です。
 
            

朝8時ペンシルヴェニア駅発、11時プロヴィデンス駅到着のアムトラックを使った長旅で、アムトラックに乗るのは初めてなので、事前にねこねこさんに要領を聞いたり、ペンステーションまで地下鉄で行ってみたりと、結構緊張してこの日を迎えました。

でも事前の準備のおかげか、出発が15分ほど遅れて、出発ホームがなかなか表示されずにヤキモキした以外特に問題はなく、ねこねこさんお勧めの右側窓際席に無事乗車。

景色を見たり、写真を撮ったり、少し居眠りしているうちに3時間が過ぎてプロヴィデンス到着。迎えに来てくれたねこねこさんと感動の再会。タクシーでお宅に向かいました。

  

築80年という住まいは、想像していた通りの可愛さと風格のある素敵な家です。

  

家の中も古い建物の雰囲気を壊さずにしっかりした新しい木造りの家具が入っていて、とても趣味の良い居心地よさそうな空間になっています。

広いリビングの床には猫用おもちゃが転がっていて、4匹の猫たちがどこでも自由に過ごせる仕様です。猫たちは、テーブルの上にのったり、ママにすりすりしたりと、甘え放題。

            

部屋を一渡り見せてもらって、ランチ。前から話を聞いていたコーンビーフのポトフ。日本のコーンビーフとは全く違ったどっしりした肉ですが、脂がなくてとっても美味。シャンペンと赤ワインと共に楽しみました。

  

食後はねこねこさんの家の周辺を小一時間散歩。色づいた木々と調和のとれた家々が並ぶとても美しい街並みです。

            

入口に可愛い動物の置物が並ぶお土産屋さんを覗くと、店内には政治的風刺や人の癖を笑う、いかにもこの町らしいウィットに富んだ文が書かれたTシャツなど、面白い商品が色々並んでいました。

          

家に戻ってラズベリーパイとコーヒーで一休みした後、ねこねこさんのご主人の車でプロヴィデンス町全体を案内してもらいました。

こじんまりしたカフェやレストラン、小売店、立派な中学校、高校、大学のある落ち着いた町で、本当に暮らしやすそう。

高台にある緑一杯の公園からプロヴィデンスのダウンタウンを眺めた後、駅まで送ってもらい、4時間半ほどの滞在は終了。短い時間ながら、ねこねこさんの素敵な暮らし振りが垣間見られて、楽しく有意義なひと時でした。

            

午後3時43分のアムトラックで7時過ぎニューヨークに到着。

8日は四女の誕生日なので、夜は52番通りのノヴォテルホテル内にあるステーキ店「ギャラガーズ」で誕生祝いをすることにしました。

店内に入って、壁に飾られたベーブルースやモハメドアリ、その他店を訪れた沢山の有名人たちの写真や肖像画を見て、ここは以前ニューヨーク滞在中の四女を母や子供たちと一緒に訪れた時に、案内してもらったことのある店だと気づきました。

  

すごく混んでいましたが、30分ほど待った後、席に案内され、陽気なボーイさんの声掛けを楽しみながら、四女はフィレミニヨン、私はボーン・イン・ニューヨーク・サーロイン、そして二人用にシーザーサラダ、マッシュポテト、ほうれん草のマッシュを注文。

          

地ビールで乾杯!「お誕生日、おめでとう!」

私はその後ウィスキーソーダも追加して、勢いよく食べ、飲み、ボリューム感いっぱいのステーキをまさかの完食!肉の美味しさと、十分なアルコールと、店内に満ちたエネルギーの影響で、体中に元気が漲った気分でホテルに戻りました。

            

ホテルの室内では、ねこねこさんご夫妻が四女の誕生祝いにプレゼントしてくれた地元の、オバマ前大統領も来たことのあるケーキ屋さんの小さなケーキで、もう一度お祝いをしました。ピンクのデコレーションが乗った可愛いチョコレートケーキは、甘すぎて二人とも完食はできませんでしたが、気持ちは嬉しくいただきました。

こうして、昼間私は友人を訪問し、四女はマンハッタンでコロンバスデイのパレードを見たり、思い出をたどる街歩きをするなど、思い思いの時間を過ごした後、夜は二人でガツンとした食事をして、記念すべき四女の誕生日を終えました。(三女)
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ニューヨーク旅行(4)ジャズ・ブランチ・クルーズ

2018-10-15 12:44:54 | 日常
10月7日。
午前中は「Top of the Rocks」(ロックフェラーセンターの展望台)に上ってマンハッタンの景色を眺める予定でしたが、曇りで眺望が効かないというので断念。10日朝の予約を入れて、マンハッタンの街を少し散歩することにしました。

          

菊の花壇が美しいロックフェラーセンタービル正面からスタート。ビル前の広場はスケートリンク設営の準備をしていました。

          

その後、セント・パトリック大聖堂を見学。日曜礼拝の最中でしたが、観光客も入ることができて、美しいステンドグラスの窓を見たり、ミサや神父様の説教を聞くことができました。

            

5番街を57番通りまで上がって東に折れ、パークアベニューとレキシントンアベニューの間にある四女の元勤務先のビルを確認し、記念撮影。

  

散歩した区域(ミッドタウン)には、トランプタワーやIBMもあり、高級ブランド店が並び、車が常に渋滞し、道路で時々蒸気が噴出しと、マンハッタンの中心部らしい躍動感と喧騒に満ちています。

  

再び西に向かって5番街からセントラルパークに入りました。今日のセントラルパークは、マラソンランナーがいっぱいだった昨日と違って静か。リスもスズメも安心したように寛いでいるように見えました。

6thアベニューから南に下って、53番通りにある私たちのホテルにいったん戻って休憩。

今日のハイライトはジャズ・ブランチ・クルーズ。12時半にハドソン川の船乗り場から乗船するので、11時15分にエージェントが迎えにくることになっていましたが、11時半過ぎても現れず、エージェントに何度も電話を入れたりして、ヤキモキしました。

結局11時45分を過ぎた頃に姿を表した運転手は、「道は混んでいるし、ポリスに迂回を命じられたりして、すごく遅くなった、いつもは早めに来て待っているのに」と怒涛の愚痴というか言い訳。それでも何とか乗船受付時間ぎりぎりに船着き場に到着し、無事乗船。結果オーライとなりました。

          

船内のダイニングホールの各テーブルには、あらかじめオレンジジュースと飲み放題のシャンペンが用意されています。着席直後に出航。

食事はバイキング方式。ターキーや飲茶やベーコンや果物など、好きな食べ物をとってきて、ジャズの生演奏(途中からポピュラーのCD)を聞き、繰り広げられるハドソン川の風景を眺めながらの食事は何とも楽しく、心が浮き立ちます。

  

食事が終わったころに船は自由の女神に最接近します。私たちも早めに甲板に上がって、マンハッタンの街や自由の女神の写真をたくさん撮りました。

            

そうこうするうちに、室内では再びジャズの生演奏が始まり、やがてCDのロックミュージックに変わって、シャンパンに酔った人たちが陽気に踊り始めました。ダンスが大好きな私もじっとしていられなくて、踊りの輪に加わって、愉快なひと時を過ごしました。

          

その後、8日が誕生日の四女を含む誕生日が近い人たちの名前が読み上げられて、「ハッピーバスデイ」の演奏と歌と拍手。乗客全員のハッピーな気分を乗せたまま船は元の船着き場に戻りました。なんともお洒落で楽しい船旅!休暇気分を十分エンジョイしました。

          

下船後、私たちは、ハイラインという鉄道跡の?高架道路を歩いて、チェルシー市場へ。

          

私の周辺の人たちもお勧めで、ネット情報でもすごく魅力的に紹介されていた市場でしたが、シャンペンを飲み過ぎたせいか、休日で人が余りにも多かったせいか、旧ナビスコ工場を改装した大きな建物の中に作られたマーケットは暗くて、余り居心地が良くありません。

最初夕食はマーケット内のイートインスペースで食べるつもりでしたが、やめて、ロブスターとクラムチャウダーをテイクアウトしてホテルで食べることにしました。

            

市場近くの地下鉄駅手前のカフェで、冷たいコーラを飲んで一息ついた後、地下鉄Eラインでホテル最寄り駅7thアベニュー(53番通り)まで行き、近くのパン屋さんでパンとサラダ、ホテル内でビールを購入。一昨日のワイナリー見学で買ったワインReisling(ホワイトハウスの晩餐会でもでたそうです)と共に、ホテル室内で豪華な晩餐会となりました。

今日も盛りだくさん、内容充実の一日でした。(三女)
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ニューヨーク旅行(3)オペラ「アイーダ」鑑賞

2018-10-15 03:27:31 | 日常
10月6日。この旅行のハイライトのひとつ、オペラ「アイーダ」のマチネ鑑賞の日です。

            

オペラが始まるのが午後1時なので、午前中を有意義に過ごそうと、8時頃にセントラルパークを目指して出発。途中アッパーイーストサイドの街並みを味わいながら30分ほど散歩して、その後公園に入りました。

            

土曜日の早朝のセントラルパークで、広くて静かな緑の空間をのんびり味わって過ごすという心積もりだったのですが、パーク内は市民マラソン大会の真っ最中。大勢のランナーに囲まれたり、追い抜かれたり、ランナーの間を横切ったりしながら歩くことになりました。それはそれで、面白い体験ではありましたが、ちょっと想定外でした。

  

その後は、リスを眺めたり、ジョン・レノンを偲ぶイマジン・モザイクの写真を写したりして、一応納得。小雨が降り始めたセントラルパークを後にして、ダゴタハウスを観ながら、一旦ホテルに戻りました。

            

小休止の後、オペラ用にドレスアップしてから、「Il Gatto Pardo」という、高級そうなホテルに併設されたレストランにランチを食べに行きました。

          

四女は待望のベリーが沢山添えられたパンケーキを、私はアスパラガスとチーズのオムレツとサラダを、ソーダ水と一緒に楽しみました。

ギターの生演奏があって、すごく良い雰囲気で、料理も美味しくて、オペラの時間に間に合うように、バタバタと食べてバタバタと出なければならないのが残念でした。

          

お店を出てタクシーを拾ってリンカーンセンターへ。12時20分ごろ到着した時には、大勢の観客が列を作ってMETシアターに入場開始していました。今回の座席は3階の一列目正面。舞台が良く見えて、最高の席です。

オペラはヴェルディ―の「アイーダ」。お話はエジプトとエチオピアの戦争の中で芽生えた、エジプトの王子と戦争に負けて奴隷になったエチオピアの女性との恋愛悲劇。

私の隣の席の大のオペラファンのおばあ様によれば、アイーダ役のアンナ・ネトレブコという歌手は今ベストなソプラノ歌手だということでした。この人だけでなくどの歌手も超一流で、実に気持ちよく聞かせます。有名な「エジプト賛歌」の合唱は強く胸に響きました。

また歌だけでなく、数百人の歌手やダンサーが作る舞台の華やかさが圧巻でした。(途中本物の馬が出演して、落ち着かない様子だったので、舞台で暴れたらどうするのだろうと心配になりました。)

隣のおばあ様は、歌が一曲一曲終わるたびに「ブラボー」「ブラバー」「ブラビー」と掛け声を掛けて、何とも嬉しく楽しそう。本当にオペラ好きだということが伝わってきます。それも含め、舞台の素晴らしさと、客席の興奮と熱気が融合して、私もハッピーな気分に包まれました。

ちなみに、この日の舞台は「METライブビューイング」用に撮影されていて、来月には日本でも公開されるそうです。

            

オペラが終わってホテルに戻り、平服に着替えて、四女が嘗てニューヨークで暮らしていた時によく行ったというハンバーガー屋「JG Melon」へ。

           

ハンバーグとチリビーンズとフライドポテトをビールと共に食べました。四女の懐かしい思い出話を聞きながら食べた本場のハンバーグは、とても美味しかったです。

            

その後、四女がもと住んでいたマンションまで案内してもらいました。

今回のニューヨーク旅行の大切な目的「オペラを観る」と「思い出をたどる」の二つを実現して、実に充実した一日でした。(三女)
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誕生会@浅草「ささのや」

2018-10-14 10:27:45 | 日常
ニューヨーク旅行報告の途中ではありますが。

          

昨日は私の誕生日で、Y子一家が浅草の「ささのや」で誕生祝いをしてくれました。

「ささのや」は去年も私の誕生会をした場所ですが、墨田川沿いの店で川床の席があり、川と対岸の風景を眺めながら一杯やるという趣向です。

去年同様天気はイマイチでしたが、外側にビニールカーテンが掛かっているので、寒さの問題はなく、風情を楽しむことができました。

            

まずはビールで乾杯!韓国風の突き出しも充実しています。

          

その後、去年も食べて気に入ったもんじゃサラダ、いぶりかっこ・クリームチーズ、おでん、肉詰めオリーブのフライを注文。ビールの後の飲み物は、熱燗だったりウィスキーソーダだったりと様々です。

            

締めは博多風もつ煮込み、そしてその出汁に入れたラーメン。これがすごく美味しい!Dちゃんも大のお気に入りです。

Dちゃんといえば、最近は時々友達と秋葉原に遊びに行ったりしているとのこと。段々親離れ、自立してきているんですね。順調な成長、結構なことです。

            

久し振りに日本の居酒屋風料理をお腹いっぱい食べて、満足感に満たされて10時前に帰宅しました。

ちなみに皆さんからのプレゼントは上等なお酒ばかり。どんだけ飲ん兵衛認定されてるんだ~?!(三女)
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ニューヨーク旅行(2)ワイナリー巡り

2018-10-13 22:44:33 | 日常
10月5日。今日はニューヨーク州アップステート(北部)ハドソンバレー地区にあるワイナリー巡りです。

            

朝9時にHISのガイドさんがホテルでピックアップしてくれて、ハドソン川を見ながらフリーウェイをどんどん北上。今日も良い天気。北上するに従って木々が色づいてきて秋を感じます。

          

途中でハドソン川を渡って11時に最初のワイナリー「ブラザーフッド」に到着。ちょっとしたぶどう棚もあり、緑がいっぱい広がる気持ちの良い空間です。

テイスティングは、スパークリングワイン、白ワイン、赤ワインなど、15種類の中から、好みのものを5種類試せる仕組み。いかにもワイン好きそうなソムリエの女性の説明が的確で、好みのワインを選ぶのにとても役立ちました。

四女と別々に選んで交換しあったので、都合10種類のワインを試飲。その中から気に入ったワインを私と四女夫々がお土産に各1本と、二人が滞在中にホテルで飲む予定の1本購入しました。

  

次のワイナリーは、「ブラザーフッド」の少し北にある「ベンマールワイナリー」です。ここは広いぶどう畑があって、自分の畑のぶどうで作ったワインが金賞、銀賞を受賞した実績があるそうです。店内に可愛く大人しい猫がいました。

ここでは、1人6種類のワインを試飲できるので、結局2人で白6、赤6の合計12種類を味わい、酔いが回って次第に違いが分からなくなり、最後は「どれも美味しい!」となってしまいました。

  

ほろ良い気分で車に乗って1時間ほど居眠りしている間にハドソン川のニューヨーク側にある古城レストラン「キャッスルホテル」に到着。ここは日本人がオーナーで、ハドソン川の見える店内で、日本人シェフが作るフレンチとイタリアンが融合した創作料理を楽しめます。

メニューは、前菜:四女がチーズ、フルーツの盛り合わせ、私がケールどっさりの季節野菜サラダ。メインは四女が鶏の赤ワイン煮、私が鴨のコンフィ。スパークリングワインとの相性も良く、美味しくいただけました。

          

その後お買い物タイムで「ストーンバーンズ」という農園にちょっと寄りましたが、特に買いたいものがなく、紅葉が深まった美しい風景を2人で眺めて過ごしました。

これで今回のツアーのコースは全て終了。又々私が居眠りしている間、ガイドさんがすごい渋滞の中、忍耐強く運転を続けて、午後6時前にホテル到着。

少し休憩して、昼間しっかり飲みしっかり食べたので夕食は軽く済ませようと意見が一致し、ホテル近くのお寿司屋でお寿司少々をつまんでこの日のイベントを終えました。(三女)
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