ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

映画「いつだってやめられる」

2018-06-23 13:55:53 | Weblog
            

渋谷「Bunkamuraシネマ」で上映中のイタリア映画「いつだってやめられる」を見てきました。

            

『2009年にギリシャで始まった欧州経済危機はイタリアにも飛び火し、大学の研究費削減により研究員たちは給与をカットされたり解雇されたりした。彼らの中には国外に活路を求める者も多く、「頭脳流出」と呼ばれ社会問題となった。本作は、そうした不遇な研究員たちが、それぞれの才能を思いがけない分野で発揮する・・・。
 
神経生物学者のピエトロ・ズィンニは、生活のため仲間たちと合法ドラッグを製造した結果、逮捕され服役していたが、前科の抹消と引き換えに警察から合法ドラッグ撲滅のための極秘任務を依頼される。才能がありながら、人生のチャンスや転機に巡り合えない仲間たちが再び集結し、・・・頭脳流出組も新メンバーとして加わる。・・・プライドの高さや意見の相違から罵り合うことも少なくないが、次第に友情にも似た奇妙な仲間意識が芽生えていく。次々と予期せぬ事態が起こり、抱腹絶倒の追跡劇が展開する。』(HP「解説」より)

            

大学の研究費削減と研究者の苦境というは、日本でもよく聞く話で、話の前提を身近に感じて見てみようという気になったのですが、さすが、イタリア。策略、暴力、追跡、恋人とのすれ違い、、、と巻き起こるドタバタ劇は、日本の真面目な研究者たちからは想像できないぶっ飛んだものでした。

その一方で、彼らの知力、専門分野への拘り、探求心、そしてある種の不器用さなど、万国共通の研究者のキャラクターが、ストーリーの中で上手く描かれていて、それがコメディーの大事な要素となって笑いを誘っていました。

ヒーローもいないし、ハッピーエンドでもない作品なのに、イタリアらしい明るさがあって、ハラハラしたり笑ったりしながら作品に心を奪われ、見終わった時には、梅雨の晴れ間の渋谷の街に相応しい、スカッとした気分になっていました。(三女)
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雪の後

2016-11-26 22:10:59 | Weblog
           

昨日までは雪に覆われながらも緑の葉をつけていた桑の木が葉を全て落とし、華やかに花を咲かせていた数種類のセージや朝顔が今朝は無惨に枯れ果てていました。季節的には花を付けていた方が不思議ではあるのですが、たった一度の雪がもたらした劇的変化に自然の営みの不思議と厳しさを実感、白州での初めての冬にちょっと気を引き締めています。

          

とは言え雪の後には楽しみも。

それは雪の上の足跡探し。昨日は全く見あたら無かったのですが、今朝は鳥(多分カラス)と2種類の小動物の足跡が残っていました。 ここで見かけたことがある小動物は狸、テン、ハクビシン、野鼠、そして猫^^。形からみて猫の足跡でないことは確かですが、何だったのでしょう。 

          

今朝は更に素敵なものも発見しました。

雪景色というと雪が地面の全てを覆い隠して一面真っ白というイメージですが、今回は雪が降るのが早すぎたため、雪の上には未だ緑の葉が混じった桑の落葉が大量に広がり、その葉の上に昨晩の冷え込みで霜がおりていたのです。

          

葉脈が霜で白く浮き上がり本当に綺麗。

これから寒さがどんどん厳しくなり音をあげることもありそうですが、まだまだ白州の冬ならではの楽しみもありそうです。(四女)
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スペイン旅行(2)バルセロナ(サグラダファミリア)~タラゴナ~バレンシア

2016-03-24 07:17:31 | Weblog
           

3月23日。二日目の今日はバルセロナ市内で主としてサグラダファミリアとモンジュイックという二つの世界遺産の見学をした後、タラゴナの世界遺産ラスファレラス水道橋を見て、一路南へ下りバレンシアに入るという強行軍です。

  

余りにも有名なガウディのサグラダファミリアは、想像どおりの迫力です。尤も1882年から100年かけて完成した東門部分は歴史の重みが感じられて荘厳な感じですが、未完成で今も工事が進められている部分は本来なら更に200年以上かかるとことを20年で仕上げるつもりとかで、ちょっと荘厳さに欠けるものができそうな気も、、、。

東側ファサードのイエス降臨の彫刻は物語がバランス良く、品良く、美しく描かれ見応えがあります。一部楽器奏者を描いた部分には日本人彫刻家も関わっているとのことです。

  

中に入ると、自然をモチーフにした柱や祭壇に様々な光が注いで息を呑むほどの美しさ。やはり一度は訪れるべき場所だと納得しました。

 

バルセロナの魅力に貢献しているのはサグラダファミリアだけではなく、カサ・バトリョ、カサ・ミラ、カタルーニャ音楽堂など、モデルニスモ建築と呼ばれる建物や、道路沿いの街灯までもが、街の個性を作り上げています。

  

モンジュイックの丘にも行きました。ここは1992年のバルセロナ・オリンピックのメイン会場にもなった所で、丘の上までの道沿いに色々なスポーツ施設がありますが、バスはノンストップで頂上へ。頂上は緑豊かな美しい公園になっていえ、地面に幾何学模様のモザイクが施されたりしています。でも何よりの見所は、一望のもとに見下ろすバルセロナの町と海。

  

一通り見学を終えてランチ&自由行動となり、大型マーケットに行って見ました。どこの国も大型マーケットは生き生きと活気があって、本当に楽しい。せっかくなので、ドライフルーツ屋さんでいちじくを買ってみました。

  

ランチもマーケット内のバルで食べることにして、ワインと魚介サラダと烏賊フライを注文。美味しかったし、良い感じの雰囲気。とても満足しました。

  

ランチ後は、タラゴナに移動し、ラスファレラス水道橋見学。見学と言っても遠くから見るだけでなく、水のない橋を渡るという珍しい体験をしました。

  

その後はバレンシア目指して延々260キロの旅。地図上だと海沿いに走る感じですが、実際には海はかなり遠く。バスがハイウェイをひた走る3時間はスペインに纏わるバックミュージックを聞きながら、うつらうつらしているうちに、午後7時バレンシア到着。バレンシアもよく整備された近代的な美しい町という印象です。

街中のレストランで夕食で、メニューのシーザーサラダ、鮭グリル、オレンジプリンの味はまあそれなりでしたが、色々とチープ感が漂っていて、長旅のあとの食事としては、正直ガッカリでした。

でも食事を終えて外に出たら、街の明かりがとても綺麗だったから、まあ良かったかな。(三女)
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月命日の集い@「旭鮨」京王グルメパーク

2015-05-17 17:49:13 | Weblog
           

今日は新宿京王百貨店8階にある「旭鮨」で月命日の集いをしました。参加者は4姉妹と長女夫、三女夫の6名です。

デパートの食堂なので落ち着かないかな?と思ったのですが、予約も受付けてくれて、個室に近い場所に席を確保できました。

まずは蚕豆とジュンサイをつまみに、ビールで乾杯!その後「お任せセット」(=お寿司、茶碗蒸し、お椀のセット)と冷酒(〆張鶴と八海山)を楽しみつつ、ゆっくりおしゃべりをしました。

今日の主な話題は、昨日快勝したレッズの試合のこと、最近次女宅に登場した「みみ」ちゃんのこと、箱根の火山のこと、学生時代の思い出、長女夫のダイエット成功話。ダイエットは、炭水化物を減らすのが一番効果的みたいです。

すっかり真夏の陽気になった東京ですが、みんな元気!私は買ったばかりのガウチョパンツを着て行き、その涼しい着心地を楽しみつつの、いつもと同様、心楽しい月命日の集いでした。(三女)
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初旅(2)(小豆島→高松→今治)

2015-01-06 17:11:05 | Weblog
           

1月5日。今朝も朝から良い天気です。昨日オリーブ公園に行ったので今日の出発はゆっくりの9時。

まずは「寒霞渓」へ。ここは紅葉で有名で、昨年の紅葉の時期には、5分間しか乗らないロープウェーのため2時間待ったそうですが、さすがに今日はガラガラ。展望台の瓦投げの瓦を売る店も閉まっていて、皆は仕方なくの辺の石を拾って柵の遥か向こうにある鉄の輪を通そうとしばらく遊んでいました。ロープウェーで下って行く両サイドは春は桜等の花、秋は紅葉で素晴らしい景色のようです。

次は二十四の瞳の「岬の文教場」。ここは昭和46年まで実際に使われていた学校で木造の可愛い建物です。中に入ると小さな下駄箱があります 部屋は3つあり低学年、中学年、高学年に別れていて それぞれに教科書、絵、書そしてオルガン、ピアノも置いてありました。大石先生はここまで8キロの海辺の道を自転車で通ったのですね。

           

文教場を後に又船に乗り高松へ。次の目的地、今日のハイライト「金比羅宮」へ。今回は階段中程の大門まで私達を含め10名はタクシーを使い、そこから400段近く上り本殿で御祈祷を受けました。他の半分位の皆さんは1番下から780位の階段を上って来ました。上りよりやはり帰りの階段や坂道が足に来ました。中高年の皆さん元気ですね。

あとはひたすら今治のホテルへ。今夜の食事は夫婦別メニュー。同じ素材を違う料理方で作った物や、子持ち昆布と数の子、鍋料理が鯛しゃぶ と河豚鍋、小さなビフテキと鰤ステーキ、 鯛飯と貝飯と言うように、何となく違う料理が出てきました。仲が良いのか食い意地が張っているのか、適当にお互いの料理を分けて色々な物を食べ楽しかったです。最後に出たシャーベットは美味しかったので1人で食べたべました。

明日は天気予報は曇り後雨 さて何時から降りだすのかな?(次女)
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Dちゃんの版画

2014-01-28 17:00:17 | Weblog
           

Dの版画が、クラスで選ばれて、市の展覧会に出品される事になりました。そのお知らせがあった先週の水曜日、本人まさかの号泣。「俺、そういうの嫌なんだよ。選ばれたくなかった。」

その後、先生からも電話があって「D君から聞いたかもしれませんが、作品が選ばれまして、題名を考えようと話ししていたら、途中で帰ってしまいました」と。どないやねん???

何とかDおぼっちゃまのの許可をとって、週末に見に行って来ました。作品の題名は「食べられちゃうかも…」。解説:「ダイオウイカを探しに潜った深い海の底はたくさんのダイオウイカが暮らす楽園でした。食べられちゃうかもしれません。」だそうです。(Y子)

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トルコの旅(3):カッパドキア~イスタンブール

2014-01-26 15:42:43 | Weblog
              

<5日目:カッパドキア観光>

        

朝5時45分にアザーン(お祈りの時間を告げる詠唱)の低く歌うような声が聞こえ始め、部屋の外に出てみるとあたりは未だ真っ暗。坂の下にある町のモスクからのようで、周辺の洞窟ホテルや街灯の僅かな明かりが点る中、地の底から湧きあがるように岩山にろうろうと響き渡る声はとても幻想的で、異教の地に来たことが実感されました。

           

明るくなって朝食のために部屋を出ると気球が岩の間をゆったり動いていました。カッパドキアは気球観光のメッカ(イスラム的!)で、ガイドさんによるとカッパドキアの空からの眺めは絶景とのこと。去年5月の事故を受けてツアーがオプションを中止していたのが、止むを得ないとはいえちょっと残念でした。気球は風が穏やかな夜明け前から出発するのだそうで、我々が見たのはちょうど降りてきているところだったようです。

  

カッパドキアの奇岩地帯(世界複合遺産)は、数億年前にエルジエス山などの噴火によって堆積した火山灰と溶岩層が、長年にわたり風雨に侵食されてできたもの。大規模な奇岩地帯は米国などにもありますが、ここでは未だにその中に人々が住んでいることが驚きです。そういえばホテルの近くに”for sale”の看板が掲げられた洞窟住居がありました。魅力的でしたが、ちょっと崩れかかっていて維持費が大変そうだなので購入を諦めました(^^)。

  

ギョレメ谷の岩山の洞窟には、かつて迫害から逃れて各地から移り住んだキリスト教徒の教会や修道院が数多く造られており、その一部がギョレメ野外博物館(館というより、地帯ですが)として保存されています。それらの内部にはフレスコ画がかなり綺麗に残っており、また、入口に模様がかすかに残っている教会跡もありました。

  

また地下都市も多くあり、今回見学したカイマルクは最大のもの。地下深くありの巣のように掘り巡らされた地下都市は地下8階まであり、教会や食堂、食料貯蔵庫、ワイン製造所、家畜の飼育場、換気口まで備え、一時は5000人ほどが暮らしていたとのこと。未だ全てが発掘されたわけではなく、現在は地下4階まで見学ができるようになっています。

通路は非常に狭く、時にはかなり屈まなければ通れないほど天井の低い所もあり、事前に閉所恐怖症の人や心臓に問題のある人達は見学を避けたほうが良いと言われ、3人ほどが見学を見合わせていました。

命の危険があれば、人々はこの様な極限の生活をも選択し享受できるのかと、そのバイタリティと精神性には驚くばかりです。

        

<6日目:カッパドキア→ネヴシェヒル→カイセリ⇒イスタンブール>

朝起きてコーランの声につられて外に出ると、真っ暗な世界が白い濃霧に包まれていました。霜もおり、プールには厚い氷も張っていて昨日の晴天が嘘のよう。これが昨日だったらカッパドキアの奇観が何も見えなかっただろうから、「悪天候が移動日の今日でラッキー!」と喜んでいたのですが・・・。

        

ネヴシェヒル空港から12時発のイスタンブール行きの飛行機に乗る予定だったのですが、朝からの濃霧でイスタンブールから来て折り返す予定の便が来られずに、食べるものも何も無い田舎の飛行場でただただ待ちぼうけ。

結局、予定の飛行機がネヴシェヒルに降りられず、バスで1時間半ほどの距離にある、大きいカイセル空港に着いたとの知らせが来たのが4時間以上経ってから。一度預けた荷物を受け取ってバスに乗せ、濃霧の中をバスで移動。また荷物検査などを受け直してイスタンブールに向けて発つことができたのは、予定から遅れること7時間、19時のことでした。

        

その結果食事のプランが大幅に狂ってしまい、朝食後の長い空腹の後に、機内食のサンドイッチ、ランチ用のケバブで作られたサンドイッチ、夕食の海鮮料理という(添乗員さんの嗜虐的表現の)食べ放題状態に。誰のせいでもないけれど、くたびれた~。

午後イスタンブールに着いてからグランドバザールなどを楽しむ予定もつぶれてしまったし・・・結局「ラッキー!」とはいきませんでした。(四女)
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「モネ展」と「博物館に初もうで」

2014-01-02 20:51:27 | Weblog
           

気持ちの良い快晴のお正月。夫と今日はどこに行こうかと相談した結果、上野国立西洋美術館の「モネ展」と東京国立博物館の「博物館に初もうで」というお正月特別展のハシゴをしようということになりました。

モネ展(「モネ、風景をみる眼」)は、モネとマネ、ピサロ、セザンヌ、ピカソ、ルノワール、シニャックなど、私達にとって馴染みの深い画家たちの、主として風景絵が、約100点展示されていて、かなり充実した内容になっていますが、余りにも見慣れた感じもあり、またすごく混んでいたこともあって、かなりサ~ッと流して見て終わりにしてしまいました。

           

国立博物館の「博物館に初もうで」の方は、サイトを見ると「毎年恒例」ということですが、私は初体験。正面の門に素晴らしく立派な門松が立っていて、「初もうで」に来る客を迎える気迫が感じられて新鮮でした。

           

展示は「午年」にちなんで馬の置物や装飾品、馬が描かれた掛け軸や屏風、馬具などと、お正月に相応しい松竹梅、鶴亀、富士山、宝船など、素晴らしい美術品が並んでいて、とても見応えがありました。

           

上野駅を降り立った時には大勢の親子連れが押し寄せているので、ビックリしましたが、半分位?は動物園が目的だったみたいで、青空が大きく広がった上野公園はそんなに人出もなくて、ゆったりと気持ちよく散策することができました。(この後、カメラの電池切れで写真を撮れなかったのが残念!)(三女)
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映画「塀の中のジュリアス・シーザー」

2013-03-04 21:27:22 | Weblog
             

映画「塀の中のジュリアス・シーザー」を見てきました。

『イタリア、ローマ郊外にあるレビッビア刑務所。ここでは囚人たちによる演劇実習が定期的に行われている。 毎年様々な演目を囚人たちが演じて、所内劇場で一般の観客相手にお披露目するのだ。 指導している演出家ファビオ・カヴァッリが今年の演目を、シェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」と発表した。 早速、俳優のオーディションが始まり、ブルータスが、シーザーが、キャシアスが…配役が次々と決まっていく。 演じるのは重警備棟の囚人たち。本公演に向けて所内の様々な場所で稽古が始まる…。』 (HP「イントロダクション」より)

シェークスピア劇「ジュリアス・シーザー」の登場人物を囚人たちが演じるという設定ですが、その囚人役を映画の中で演じるキャスト自体が‘本物の’囚人という、2重3重の重なり合いが、この映画の人物たちに不思議な陰影を与えています。

刑務所内での日々の練習という形で進められるシーザー暗殺までのストーリー展開の間、画面はほとんどモノクロで、ブルータスを始めとする暗殺者の心の葛藤と、役者=囚人達の葛藤が重なって、そのシリアスさが重くリアルに伝わってきます。

それが、映画の導入部と最終部分では、一転カラー映像となり、劇のフィナーレの弾けるような喜びと感動が画面いっぱいに広がります。その光景は、再び鉄格子の中に戻っていく囚人達にも、‘芸術’との関わりが掛け替えの無い何かを齎したことを信じられる力に満ちていて、生きていくことのせつなさを上回る勇気を、観ている私達に感じさせてくれます。

それにしても、イタリア人キャストたちが夫々に個性豊かで魅力的なこと!深刻であってもどこかカラッとした明るさがあるのは、国民性ですかね。その国民性と、エンドロールで、数人の囚人たちが、演劇実習を経て立ち直っていることを知らせるキャスト紹介が流れていたこともあって、爽やかで一種陽気な気分が後味として残りました。

この映画は「銀座テアトルシネマ」で3月8日まで上映中。時間があったら是非見ることをお薦めします。(三女)

===

別件のご報告:
チャイチャイが、今日夕方戻って来ました。薄汚れてノラ猫然としていますが、痩せたりやつれた様子はありません。ニャンニャカ大騒ぎしてご飯を食べて、目下洋服箪笥の上で爆睡中。今までどこに行っていたの?まったくお騒がせ猫なんだから~。ま、とにかくホッとしました。

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大根ビフォア・アフター、ピアノリサイタル@東京カテドラル

2011-12-13 19:59:34 | Weblog
                
        小学校の校庭で育てた大根       葉っぱのふりかけ、大根サラダ、煮物

Dたちが、小学校の校庭で育てた大根を収穫したそうです。葉が立派!さっそく、大根サラダと煮物と葉っぱのふりかけを作りました。(Y子)

* * *

               
          東京カテドラル入り口のクリスマス・イルミネーション

フランス滞在中に教会内のコンサートの魅力に目覚めた(?)私たち夫婦は、昨日、及川浩治のクリスマス・ピアノコンサートを聴きに東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂に行って来ました。目白にあるこの教会は、明治32年に創設されましたが、当初の木造ゴチック式聖堂は東京大空襲で消失。その後昭和39年に丹下健三氏の設計で再建。上空から見下ろすと十字架の形をしているというユニークさで有名なようです。

私達の第一の期待・興味は、聖堂そのものが楽器として果たす音響効果でしたが、期待に違わず思い切り高い天井の効果で、聖堂内いっぱいに音が広がり、最後列に近い私たちの席でも十分にその音色を楽しむことができました。前半は弾くほうにも聴くほうにも硬さが残っているせいか、若干情緒に欠ける感がありましたが、後半は演奏者・聴衆・建物が一体となって、クリスマス・コンサートに相応しい温かな空間になりました。

演奏前や休憩時間に何度も流れる「飲食お断り」「録音禁止」「写真撮影禁止(聖堂内は全て)」「携帯はオフに」「椅子の前の台はお祈りのためのものなので足を乗せないように」などのご注意には辟易しましたが、それでも良い音楽を生で聴くと気持ちが豊かになることを実感。夫も「これからも良い演奏会を見つけて聴きに行こう」と言っていました。

東京カテドラルには立派なパイプオルガンもあります。機会があったら是非この教会でオルガン演奏を聴いてみたいと思います。(三女)

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