ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

「上江隼人 on Ensemble Classica Trio」コンサート

2022-11-29 21:40:33 | 日常
        

昨日は次女に誘われて、上江隼人さんのコンサートを久々に聴きに行ってきました。

会場のMUSICASAというコンサートホールは、代々木上原駅改札から5分程歩いて東口に出て、そこから少し坂を下った後、ビックリするほど急な坂を上ったところにあり、徒歩2分という説明にしてはすごいハードなアプローチです。

午後7時からという開演の遅さや、ロケーションの不便さにもかかわらず、会場には沢山のお客が詰めかけ、100席ほどの客席はほぼ満席。さすが人気の上江さん!に加えて、私同様、上質の音楽に生で触れることを渇望していた人が大勢いることが偲ばれました。

今回の出演は、上江さんの他に、イタリアから来た「アンサンブル・クラシカ・トリオ」が、上江さんの歌の伴奏を主体に、自分たちの楽器だけの演奏も交えて、明るいイタリアの空気感を届けてくれました。

※「アンサンブル・クラシカ・トリオ」
『オペラの殿堂ミラノ・スカラ座で28年間、フルートの首席奏者を務めてきたロマーノ・プッチを中心に組まれた、フルート、ギター、マンドリン&クラリネットという珍しい楽器編成の今年結成20年目を迎えるトリオ。イタリアのみならず欧州各地で人気を博し、独自の発想からなる魅惑の音の束のナチュラルなパフォーマンスで多くの人々を魅了している。・・・』(チラシより)

プログラムは、
<第一部> (カンツオーネ)
・IL PADRINO PARTE II 映画「ゴッドファーザー2」より
・O SOLE MIO 私の太陽
・LONDINE AL NIDO 燕は古巣へ
・FUNICULI FUNICULA フニクリフニクラ
・CORE NORATO つれない心(カタリ―)
・MALIA 魅惑
・MARECHIARE マレキアーレ
・OCCHI DI FATA 妖精の瞳
。MUSICA PROIBITA 禁じられた音楽
(休憩)
<第二部>
(映画音楽)
・IL POSTINO 映画「イル・ポスティーノ」より
・NON TI SCORDAR DI ME 映画「勿忘草」より
・IL CLAN DEI SICILIANI 映画「シシリアン」より
・C'ERA UNA VOLTA IN AMERICA 映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」より
(オペラより)
・PRELUDIO AL TERZO ATTO DA CARMEN カルメンより 第三幕《プレリュード》
・CABATINA DI ROSINA DA "IL BARBIERE DI SIVIGLIA"  セビリアの理髪師より《ロジーナのカヴァティーナ》
・LA TRAVIATA "DI PROVENZA IL MAR IL SOUL"  椿姫より 《プロバンスの陸と海》

上江さんの歌声は、深く豊かで、艶と温かみがあって、感動的でした。それだけに、多くの曲目を楽器演奏に任せて、自身が歌う曲目が思ったより少なめなのが残念、というか、正直少々物足りなさを感じました。

それでも、久々に「本物」の芸術に触れて、体の内側に生命力が送り込まれたような感覚を覚えました。

上江隼人さん、アンサンブル・クラシカ・トリオの皆さん、次女さん、楽しく貴重な時間をありがとうございました。次のコンサートも期待してお待ちしています!(三女)
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秋の洗足池公園

2022-11-25 22:28:15 | 日常
        

清々しい秋晴れの今日、3時過ぎに洗足池公園に散歩に行ってきました。

        

子供広場のイチョウの黄葉も、桜山麓の木々にからまる蔦の紅葉も綺麗!

        

静かに広がるお池には、スワンボートと手漕ぎボートが一艘づつ浮かんでいました。

        

洗足八幡神社と、その先の池月橋付近の風景。
公園全体に、秋真っ盛りの、美しく穏やかな光景が広がっていました。(三女)



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Y子誕生祝い@浅草「駒形どぜう」

2022-11-24 21:50:10 | 日常
        

昨日は、Y子、Kと私たち夫婦が浅草の「駒形どぜう」に集まって、12月7日が誕生日のY子の、早めの誕生祝いをしました。

6時集合で、私たち夫婦は5時40分頃お店に到着。入り口で名前と人数を言って順番待ちの登録をすると、凡そ1時間待ちといわれました。祝日(勤労感謝の日)とは言え、やや荒れ模様の天気の中、大勢の人が出かけて来ているのにビックリ。

小雨そぼ降る中、店の外で順番が来るのを待つうちに、KもY子も到着。ほぼお店の読み通り6時半ごろ入店できましたが、今回は椅子席ではなく、入れ込みの座敷席。うわ、疲れる!

        

まずはビールで乾杯!「Y子ちゃん、少し先だけど、、、お誕生日おめでとう!」
(ちなみに、誕生日プレゼントは、本人の希望により「なにわ男子」のCDアルバム「1st Love」とダロワイヨのマカロン。)

ビールの後は日本酒(ふり袖)のぬる燗に移行しました。

  

料理は、どぜう鍋、柳川、と上新香、Kはご飯も。ささがき牛蒡とネギをたっぷりいれたどぜう鍋は、期待どおりとても美味しいし、栄養のバランスも完ぺき!

久し振りに食べた柳川鍋も美味しくて、お酒が進みました。

        

デザートは、夫とY子はくずもち、Kと私は抹茶アイス。美味しいお茶と甘味を味わってお腹も気分も満たされて、8時少し前に、満足感いっぱいで店を後に。Y子はタクシーで上野経由で、私たちは最寄駅から地下鉄で、夫々の帰路につきました。あ~美味しかった!楽しかった!

        

家に帰って、一通り猫の世話をし、ゆっくりお風呂に入って、長時間座敷に座って固まってしまった足腰と、雨で冷えた体を温めた後は、テレビの前に陣取ってサッカー・ワールドカップ(日本vsドイツ)を観戦。ワクワクドキドキしながら見ていたら、なんと素晴らしい逆転勝利!やったー!!

・・・というわけで、トータルで満ち足りた、愉快で楽しい一日になりました。(三女)

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ボジョレヌーボー

2022-11-17 21:22:21 | 日常
        

今日はボジョレヌーボーの解禁日。今年茗荷屋さんから届いたのは「シャトー・デ・マラドレ」という初めてのヴィラージュヌーボー。

説明サイトによると、『シャトーはブルイィから南へ15km程離れたサン・ジュリアン村のエスパーニュと呼ばれる小村に位置し、南から南西向きの急勾配の斜面に畑が広がります。・・・高樹齢のブドウ樹で収穫量を制限して生産するため非常に凝縮した長命なボージョレ・ワインを産出します。』とのこと。

飲んだ印象としては、フレッシュさより成熟、重厚を感じるフランスワインらしいワインでした。

        

ワインに合わせて用意した今夜のメニューは、牡蠣とほうれん草のドリア、三種のテリーヌ、プチトマト、オリーブ、レタス・千切りキャベツ・アボカド・胡瓜・セロリのサラダ(伊豆土産のわさびチーズ・ディップと炙りホタルイカをトッピング)。

久々に手作りした本格ホワイトソースを使ったドリアが、我ながら絶品でした!

あ~美味しかった!大満足。今年のボジョレヌーボー祝いも大成功\(^o^)/(三女)
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秋の伊豆

2022-11-15 22:32:19 | 日常
        

11月13~14日、約半年振りに伊豆に行ってきました。

11月13日。いつものように10時34分品川発「こだま717号」で熱海まで行き、11時32分発の伊東線に乗り換え11時55分に伊東到着。新幹線も伊東線もほぼ満席で、世の中はすっかり外出解禁ムードです。

伊東到着後は、これまた恒例になった、駅前の「お食事処(自家製麺の店)」でワンタンメンのランチ。最初の一口、二口は感動的な美味しさですが、食べ終わる頃にはちょっと味が濃すぎる感じがしてきました。次回はまた他のランチの店を探してみようかな~。

  

冬支度の荷物が入っているせいか、年をとったせいか、旅行バッグがとても重く感じたので、伊東駅からはバスではなくタクシーで我が家に直行。

久々の我が家の庭はすっかり秋の装いになっていました。たわわに実った柚子の実を、東京の我が家用に20個ほど収穫。

家の空気の入れ替えや荷物の整理をして、しばし休憩後、4時45分にタクシーを呼んで、「リブマックス城ケ崎海岸」へ。これまで2回ほど行った「リブマックス伊東川奈」の系列で、「あきしろ」に近い所と思って初めて行ってみましたが、伊豆高原の先の八幡野まで行った奥の方にあって、ちょっとビックリ。また、気持ちの良い湯質で、清潔感もあるけれど、伊東川奈と同様、フロントから浴場まで行くのに狭い階段を昇ったり下りたりしなければならないのが少々難点でした。どこか近場で良い温泉場ないかな~??。

        

まあそれはともかく、温泉でゆっくり温まって、タクシーで10分ほどで「あきしろ」へ。6時前に着いた時には、8人グループと2人の個人の先客が居て、とても賑わっていました。

ビールで乾杯後、お酒(美酒の設計、夏田冬蔵、一白水成、鳥海山)も一気にオーダー。

   

料理は、なた漬け、鰰寿司、ホタルイカの炙り焼(美味しい!)、、、

        

山芋とんぶり、締めは勿論きりたんぽ鍋。

ゆっくり寛いで味わうお酒や料理は、全て美味しく、いつもと変わらぬ至福のひと時でした。

        

11月14日。6時15分頃、日の出と共に起床。大島の先から真っ赤な朝焼けが見えてきましたが、天気予報では一日曇りで風が冷たい、、、とのこと。

タクシーで大室山に寄って散策してから伊東に行こうという当初の計画をやめて、富戸から電車で伊東に向かうことにして、朝食、掃除を済ませて、10時に我が家を出発。

  

我が家から富戸駅までは急な下り坂で、重い荷物を持って下って行くのはすごく大変だけれど、美しい庭のあるお宅や夏みかん畑、遠くには大島が見えるなど、目に楽しい道でもあります。

  

10時32分富戸発の伊豆急で10時55分に伊東駅へ。オレンジビーチまで散歩して、大好きな海の景色をしばし堪能。そういえば、天気予報は外れて、風もなく暖かく穏やかな天候になっていました。

  

11時半前に伊東駅に戻り「美よし鮨」へ。ビールと地魚握りを注文。最初に出た突き出しは、若布とシラスの酢の物とキャベツと胡瓜の漬物。地魚握りのネタは、メダイ、メカジキ、シイラ、マンボウ、サワラ、ヒラメ、カツオと鯵。どれも期待どおりの美味しさ!

   

冷酒(玉の光)もオーダーしたら、いつものように小アジの干物も出てきて、納得。締めのお吸い物も美味しくて、いつもながら楽しかった旅の締めに相応しい、充実感いっぱいのランチタイムになりました。

食事後は、お土産を少し買って、13時5分発「踊り子8号」に乗車。電車の揺れに身を任せ、気持ちよく居眠りしながら、猫たちの待つ東京の我が家に無事戻ってきました。

特に観光名所に行かなくても、これといった紅葉が見られなくても、海の景色を見るだけで気分が良くて、寛げる。伊豆はやっぱり良いな~。是非また近いうちに行きたいです。(三女)
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皆既月食

2022-11-09 11:44:18 | 日常
  

巷には素晴らしい写真が溢れていますが、私も一応、、、
撮ったぞー(^^)v

何時も使っているデジカメでは取れず、仕舞い込んでいたちょっと上の機種を引っ張り出したら電池切れ。
慌てて充電し、使い方を思い出しているうちに月食が進み・・・
何とか間に合って撮れました。

暗くなった夜空に星がきれいにまたたいていました。(四女)
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車山と八島湿原(クスコ会2022秋)

2022-11-02 16:55:20 | 日常
      

昨年秋に続き、10月26日~28日にクスコ会を開催しました。親の介護のために来られない女性一人を除いて今回は総勢8名が参加。(クスコ会:2011年にペルーを旅行した仲間達との山歩きと会食を目的とした集まり)

<26日>
クスコ会に便乗した男性陣によるゴルフデイ。最近はこれが目的化している人もいて・・まあいいか。

早朝に東京から来た男性3人と、朝が弱いために夫婦で前泊した義妹の夫Sさんの4人がゴルフに参加。私と義妹は午前中に買い出しをし、他の二人の女性は2時半頃に東京からやってきました。

  

<27日>
メンバーの様々な体調を考慮して今年も山歩きは回避。ビーナスライン沿いの「車山山頂(リフトで往復)→八島湿原」という殆ど歩く必要のないコースにしました。

駐車場から2本のリフトを乗り継いで上がった車山山頂には、遠方からでも目印になる大きな白い気象レーダーと、それに隣接して本当に小さな車山神社が鎮座。

神社の四隅には10月2日に建て替えられたばかりの真新しい御柱がしっかりと聳えていました。諏訪大社御柱祭の年の秋に、各地区の神社で御柱の建て替えが行われるとのこと。

そう言えば、先日姉達夫婦が来訪した際に、その日役目を終えた引き綱?を「蔦の湯」に展示しているところに出くわしたことが思い出されます。

          
      

前日の快晴ほどではないものの天気は高曇りでまあまあ。車山山頂からは360℃眺望が開け、富士山、八ヶ岳、南・中央・北アルプスなど息を飲むほどの絶景が広がります。ただ二日前の降雪が僅かに残る10月末の山頂はさすがに寒く、神社にお参りし、眺望を軽く楽しんで、早々にリフトで下山しました。

      

車山からはビーナスラインを先に進んで八島湿原に。
八島湿原は12000年前に誕生した標高1630メートル、広さ43.2ヘクタールの湿原で、国の天然記念物に指定されています。

      
      

霧ケ峰エリアのなだらかな山容に囲まれて静かに広がる湿原は、時間の流れが止まったような不思議な空間です。今は「マユミ」と「ツルウメモドキ」が可愛い実をつけている以外はススキと枯野が一面に広がっているだけですが、パンフレットを見ると、四季折々咲く草花で湿原は季節によっていろいろな表情を見せるようです。

湿原の周回は勿論のこと、八島湿原からは車山との往復などトレッキングコースが幾つもあるのですが、今回はメンバーの体力/脚力に合わせて木道を少しだけ歩いて雰囲気を味わってきました。

周回コース上には諏訪神社下社の奥宮である旧御射山(もとみさやま)神社が、その近くには江戸初期まで下社の狩猟神事「御射山祭り」が行われていた旧御射山遺跡があって、私にとって旧御射山は一度は行ってみたい場所でした。今回はそこまで足を延ばせなかったけれど、八島湿原そのものの魅力もわかったので、いずれ再訪してみたいと思っています。

ペルーに行き、皆で山歩きを楽しむようになって11年。リフトで頂上まで行ける車山山頂からの眺望や、木道を歩いて楽しめる八島湿原の予想を超えた素晴らしさに出会い、以前は健脚を誇っていた我がグループもそろそろ“家族向け”コースで十分なのではないかという声がちらほら出始めています。コロナでのブランクがあったにせよ、やっぱり高齢化には逆らえない?(^^; (四女)
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