2020年に印象に残った12軒

・厚木家
・五丁目ハウス＠中野
・ぱたぱた家＠西国立
・堀川＠自由が丘
・大喜＠仲御徒町
・元＠蓮根
・改＠蔵前
・大公＠南太田
・川の先の上＠上大岡
・あけどや＠市川
・瑞笑＠国分寺
・ふるいち＠羽村

中華そば ふるいち【オススメ】

見出し画像：チャーシュー中華そば 1050円
煮干しや節が軸。その上に厚みのある油脂。
永福町大勝軒系っぽさを少し感じさせつつ一方でそれ系と異質な部分も感じられる。
牛の油脂っぽい独特な甘味。ただし重たくない。自分はこの甘味が気に入った。
吊るし焼きの豚肉。やさしい食感。容易に食いちぎれる。この位のかたさも良き。
メンマもうまい。前述の焼豚にも通ずるのだけれど、切り方が良い、具材の。
麺は多加水の部類なのかな。中太。麺線は緩やかなウェーブ。

煮干系に分類されるものの、煮干しの主張が強めな今風のテイストではなく、
バランス（塩味と甘味の配分）の良さが光る、油脂が存在感を放つ中華そば。
ムタヒロを経て羽村で独立開業された店主。そのバランス感覚に私は惹かれた。
再訪し中華そば以外のメニューを試してみたい。
中華そば ふるいち　住所：羽村市五ノ神

自家製手もみ麺 鈴ノ木＠狭山ヶ丘【通算四回目】

見出し画像：背脂煮干しラーメン（特250g）900円
鈴ノ木の冬の風物詩。約1年ぶりに背脂煮干しラーメンを食べた。
今回は麺の量を特に私が選択したせいでそのせいでスープの印象が…
具体的にはキレが一歩後退したように思えた。
チャーシューも変わったような…　チャーシューの味付け。主張が強くなった。
一方で麺の存在感は増した。
前回が鮮烈だった。それゆえ背脂煮干しラーメンを美化し過ぎたのかも知れぬ。

とは言え、写真の通り麺の醍醐味を堪能した。この麺をおいしく食べさせるための
引き立て役として充分に満足感が得られた。鈴ノ木の麺はしなやかなタイプ。好み。
ところで店内待合室のガラス。外に向けて　the hand crafted twist noodle　と掲示。
土日は1時間以上の待ち時間を要する行列店。
店主と奥様。毎度お二人のおかげで気持ちよく食事ができる。気品のある優良店。
御主人の体調。回復されたそうで何より！

手揉み中華そば中村＠大宮

見出し画像：中華そば 900円

感想。この中村さんの中華そばを食べた人で

嫌いとか苦手とかネガティブな反応を示す人は

いないのではなかろうか

鶏の主張が凄い。鶏出汁＆鶏油の主張が強め。

醤油の選択が良い。

タイプ的にはキレに特化したタイプの醤油ではない。

これはもう好みの範疇と思う。

キレに特化したタイプの醤油が僕は苦手なので

中村さんがこの醤油を選択された事。好感。

とは言え、強い鶏感に負けない醤油感を発揮。

麺は茹でる前に中村さんが手で揉んでいた。

しなやかなタイプではなく

もっちりとしたタイプ。

個人的にはもっとしっかり茹でて頂きたかった。

そうすればよりしなやかさは増す気もする。

あえて意図的にそのような茹で方を選択された

ような気もする、スープの強さを考慮に入れて。

このかたさの麺だからこその強いスープとも言える。

年明けに再訪する予定。次回は塩中華そばが目当て。

RAMEN GOTTSU【限定の味噌】

見出し画像：味噌らーめん 880円
@RAMENGOTTSU によると12月第3週末辺りまでの提供予定

中華鍋でその都度炒める。野菜（モヤシ、ニラ、タマネギ、等）
ニンニクがしっかり！ただしベトコン程ではないけれど
黒胡椒もしっかり！
食べる前の想像では市ヶ谷くるりみたいなのを予想したのだが
ところがどっこい重たくない
なんならシャープ
酒味醂の風味もほんのり
角がない、塩分が過剰ではない。
潰して揉みが施されたような形状の中太麺
この麺がめちゃくちゃ旨くて一体感をもたらしている。
コクがあってありそうでなさそうな味噌らーめん
中華鍋でその都度炒めてくれるとこちらとしては高揚感

チャーシューは燻香
正直なところ私はあまり得意ではないタイプのチャーシュー
身勝手を承知で言わせてもらうと是非とも違うタイプで
チャーシューだけチェンジで今夜また食べに行きたいくらい
その上でこの味噌らーめんを専門店として出して欲しい！
スープを飲み干した。黒胡椒の存在感ととニンニクの食後感。