大分単身赴任日誌

前期高齢者の考えたことを、単身赴任状況だからこそ言えるものとして言ってみます。

訃報 ; 松岡直武前日調連会長

2013-01-24 06:27:53 | 調査士会
松岡直武前日調連会長が亡くなられた、との報を受けました。

突然のことで、ただ驚くばかりなのですが、生前の故人の業績に敬意を表するとともに、御冥福をお祈りいたします。

松岡前会長には、昨年夏に大分会の全体研修会においでいただきました。皆様の記憶に新しいところだと思います。3期6年務めた日調連会長の職を離れ、自由な立場で、しかし誰よりも土地家屋調査士の未来を考える視線で、さまざまな領域にわたるお話をしていただいたことが、つい昨日のことのように思われます。

私の個人的なこととして言うと、私が日調連の理事を務めた当時の会長が松岡先生でした。正直に言って、私は松岡会長の方針に反対意見を言うことが多い末端理事でしたが、私としても、松岡会長がとっている方針について、異論を唱えることがあるとしても、その趣旨や理由は十分に理解しうるものであると思っていました。これは、松岡会長の側からも同様のことが言えたのではないか、と(勝手に)思っています。

方針の違い、考え方の違いなどがあったとしても、松岡会長が、格段に優れた指導者であったことは間違いのないことです。それだけに、日調連の会長職を離れた後、もう少し、自由な立場からさまざまな問題に関するお話を伺い、未来の土地家屋調査士像を作り上げる若い世代の営みにお力を貸していただきたかった、と思えて、無念でなりません。

あらためまして、謹んでお悔やみ申し上げます。