大分の土地家屋調査士ブログ

「土地家屋調査士の業務と制度」を中心に、それに広い意味で関連する様々なことについて一人の人間として思うところを書きます。

今週の予定

2014-01-28 08:30:52 | 調査士会

毎週、週の初めに1週間の予定を書くようにしているのですが、遅くなりました。

既に終わったものですが・・・

1.27(月) 大分 表示登記実務協議会  大分地方法務局と調査士会とのあいだの、登記実務に関する実務的な協議です。率直な意見交換ができました。内容については、2.22の全体研修会で報告するようにします。

1.28(火) 国土交通省地籍整備課民間事業者等の測量成果を活用した地籍整備の推進に関する説明会」   国土調査法19条5項の指定及びそれへの補助制度についての説明会で、全国各会からも参加することになっています。土地家屋調査士の業務成果を有効に活用していくための方策の一つとして重点的課題としています。

1.29-30(水・木) 日調連 正副会長会議

1.30(木) 93条調査報告書の様式改定に関する法務省打ち合わせ

1.30-31(木・金) 日調連 筆界特定推進委員会

2.1-3(土‐月) 九州ブロック協議会新人研修会 会長会議。  私自身は2.1のみ出席させていただきます。

 

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読んだ本―「日本人へ  国家と歴史篇」(塩野七生著 文春新書)

2014-01-25 18:32:26 | 本と雑誌

2010年発行の本ですから、少し古い本です。

塩野七生さんは、「ローマ人の物語」の著者として知られる歴史への知識を背景とした作品を多く書く作家です。・・・と偉そうに書きましたが、私は「ローマ人の物語」を読み始めたものの全15巻はおろか、1巻の途中で挫折してしまった人間です。

この本の中で言われているところによれば、「ローマ人の物語」は、「歴史上の知識ではこの程度でも、人間としての知力ならば一人前の日本人が私の読者」である、ということを意識して書いたのだそうです。それを読めない私というのは・・・、と考えさせられてしまいます。

もっとも、あまり言い訳にもならないような言い訳をするなら、私が読み進められない理由の一つには、塩野七生さんの歴史観とか国家観、あるいは人間観に対していささかの違和感があるから、ということもあるのか・・・とも思えるのですが、そういうことはちゃんと読んでから言うべきことですね・・。

さて、そんな感じを持ちつつ、本書の中の次のような意見には共感しました。

「改革が難事なのは、改革でソンする人はすぐにわかるから断固として反対するが、トクする人は、なにせ新しいこととて何がどうトクするのかよくわからず、それゆえ支持も断固としたものになりにくいからである。」

「改革とは何事も、完璧を期している限りは実現しないという性質を持つ。まずは一歩を踏み出す、が、改革したければ忘れてはならない一事である。」

「人間は自分がどこまで やれるかをほんとうはわかっておらず、だからこそ思っていたこと以上をやれたときの喜びは大きい。そしてこの方向に導いていくことこそがリーダーの役割だと、あいも変わらず信じている」

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今週の予定

2014-01-20 11:54:27 | 調査士会
1.20ー21(月、火) 日調連研究所会議

1.21(火) 愛知県土地家屋調査士会研修会 パネルディスカッションの一員として出席します。

1.22(水) 大分会常任理事会

1.24(金) 日調連業務部会議

1.25ー26(土、日) 近畿ブロック新人研修会 最後の一コマでお話しさせていただきます。

年度末~来年度計画策定の時期ということで、会議が立て込みます。

この「会議」というものを行いながら、なかなかうまい具合に共通の認識を得られないことにもどかしい思いを抱くことがよくあります。これは、複数の人間が関わる組織というものにおける「永遠の課題」なのかもしれませんし、日本人の「会議下手」という特性によるのかもしれません。それらの上で、多くの人がある程度大きな組織における組織的活動というものを経ていない調査士に特有な問題があるようにも思えます。

組織的に何かを決めようとするときには、その問題の性格に応じた組織的な意思決定のプロセスをたどります。このことがよくわかっていないと、何でもかんでもみんなで決めなければいけないように考えてしまったり、逆に何でもかんでも一部の人間で決めていいように考えてしまうことになります。「問題の性格に応じた意思決定プロセス」ということを意識化して、具体的な問題に適用して考える必要があります。

また、自分の考えというものがすべて実現しうるわけではない、ということについて、いい意味での「諦め」を持つことも必要になります。一般的な組織においては、その成員は国連常任理事国のような「拒否権」を持つわけではありませんから、自分の意に添わないようなことが進んで行くこともままあります。それを我慢できないのであれば「評論家」の位置にいるべきなのであり、組織的な活動ということから距離を置くようにするべきでしょう。もちろんその上で「どうしても守るべきもの、実現すべきもの」に関する意識を自分自身でしっかりと持つ必要があるのであり、それすらもないのであれば、そもそも組織的活動などを行う必要もないわけですが。

これからしばらく続く「会議」へ向けて、自分自身としても肝に銘じておこうと思うことを書いてみました。

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読んだ本―「知の逆転」(ジェームス・ワトソンほか。吉成真由美インタビュー・編。NHK出版新書)

2014-01-18 14:04:34 | 本と雑誌

「世界の叡智6人が語る 未来への提言」と本書の帯に書いてありましたが、まさにそのような内容のものでした(「10冊分の内容」ともありました)。

ジャレッド・ダイアモンドの「文明の崩壊」、ノーム・チョムスキーの「帝国主義の終わり」、オリバー・サックスの「柔らかな脳」、マービン・ミンスキーの「なぜ福島にロボットを送れなかったか」、トム・レイトンの「サイバー戦線異状あり」、ジェームズ・ワトソンの「人間はロジックより感情に支配される」・・・の6章からなるインタビュー録は、多くの方を知らなかった私にも刺激的なものでした。これを機会に、この中で挙げられている本を読むなど、勉強しなければ、と思わさるものです。

さまざまなことが盛り込まれた本なので、全体について書くことはとてもできません。私たちの仕事や生活に関係が深いように思えたチョムスキーの発言についてだけ少し考えさせられたところを書きます。

冒頭、「資本主義の将来についてどうお考えですか?」という質問に対して、こう答えられています。

「アメリカは資本主義の国、ということになっている。人々はコンピュータを使い、インターネットを使い、飛行機に乗り、薬を飲みます。では人々が使うほとんどすべてのものはどこから来たのかというと、実は、経済の公共部門から出てきたもの、つまりもともと税金によって、政府のプロジェクトとして開発されたものなのです。」

現実がそうなのであり、そしてそれは本質的なことである、とされます。普通に「資本主義」的だとされる民間の取引やそれを示すものとしての「市場」では、社会の全体をとらえきれないからです。

「たとえばあなたが私に車を得るとします。市場システムではあなたと私の双方にとって納得の行くような取引をするわけです。」「しかし実際には他の人にもコストがかかってくるわけです。」「あなたが売った車によって交通渋滞が起こったり、大気汚染が起こったり・・すれば、それは全て他の人のコストになります。一人分はそれほどではないとしても、人口全体で考えるとたいへんなコストになる。これは『外部性』(この場合は『負の外部性』)と呼ばれるもので、普通は注意を払っていない要素です。」「しかし市場世界では、自分たちの利益を最短時間で最大にするという任務を負っているので、外部性を考慮しない。これが市場というものの性質です。」

「市場」のそういう性格を踏まえた上で「社会」としての規制が必要であり、「政府」(国家)の役割が考える必要がある、ということになります。しかし、「国家」というものが「良い面」ばかりでもない現実がある中で、どう考えていくべきか・・・・、さまざまな方向に展開していく発言はとても刺激的で、単純な「市場賛美」を超える「社会の構築」という課題を考えさせられます。

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今週の予定―全国会長会議

2014-01-14 08:22:30 | 調査士会

1.15-16(水・木) 全国会長会議   今年度の事業を総括的に報告し来年度(以降)の事業方針を協議する会議です。

この全国会長会議には、①執行部から全国の会長に報告と方針の提起をする、という側面と②全国の会長の意見を聞いて執行方針決定に役立てる、という二つの側面があります。

これまでの経過を見ていると、①の機能ばかりに重心を置く傾向や、逆に②のうちの「聞く」の面だけで方針化と結ぶつかないような傾向もあったように思えて、反省すべきことだと思っています。

先日の新聞に、映画「清須会議」の監督三谷幸喜さんが、「会議」のことを、「会議とは、相手をどうやって味方に引き込むか、相手に納得してもらうか、という言葉の戦い」だと言っていました。今週の全国会長会議をはじめとした会議が、そのような、緊張感のあるものにできれば、と思います。

余談。昨日の「おおいたシティハーフマラソン」の報告。やはり、練習不足、準備不足は苦しい結果を生みます。これまでのハーフマラソンで最も苦しいヘロヘロのものでした(タイムは2時間2分)。何事につけ、日ごろの積み重ねが必要、ということを肝に銘じておきたいと思います。

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