大分の土地家屋調査士ブログ

「土地家屋調査士の業務と制度」を中心に、それに広い意味で関連する様々なことについて一人の人間として思うところを書きます。

今週の予定

2014-02-24 06:27:56 | 調査士会

2.24(月) 93条調査報告書の様式改定に関する打ち合わせ

2.25-26(火・水) 日調連制度対策戦略会議   日調連では、制度改革への対応にあたって、現在の役員だけでなく全国の会員の中から各分野に見識の高い会員に「制度対策本部員」になっていただいて、諸課題に対応するようにしています。ところが、日常的な会務運営の中で、この「制度対策本部」を有効に機能させていくのには難しいところもあります。各分野ごとにしっかりとした展開ができるように、制度対策本部員の方々に集まっていただいて、今後の各別の展開を可能にしていきたいと思っています。

2.27(木)大分会常任理事会 今年度事業のまとめの上で来年度の事業計画・予算を中心に協議します。

ここで個人的な報告。

昨日、東京マラソンを走ってきました。練習不足と飲酒過足の上でどうなることか、とっても不安でしたが、東京マラソンのお祭り気分に乗せられてか、何とかゴールまでたどり着くことができました。タイムは、4時間41分50秒。「目標=5時間30分」だったので、上出来です。

Photo スタート前

Photo_2 岡田副会長が応援してくれました

Photo_3 ゴール後。左の人は、サッカー元日本代表の北澤さんです。私とほぼ同じペースでずっと走っていたようですが、最後の7㎞で引き離されちゃいました。

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読んだ本―「資格を取ると貧乏になります」(佐藤留美著:新潮新書)

2014-02-20 08:34:35 | インポート

刺激的なタイトルの本ですよね。書店で見かけてつい買ってしまいました。奥付を見ると「2014年2月20日発行」ですので、出たばかりの本です。

本書で取り扱われている「資格者」は、弁護士、公認会計士、税理士、社会保険労務士です。これらの資格者の「悲惨な現状」が、これでもか、という感じで示されます。

これについては、それぞれの資格者の全体を正しく示しているのわけではないと思いますが、特に「新人」について「そんなこともあるのか」という感じで、私たちの現状と照らし合わせて読んでおくのは、面白いし有意義なことだと思います。

「資格業」が苦境に陥っている原因として、弁護士・公認会計士の場合は、「国策」(の誤り)が指摘されています。制度改革にあたって、そもそも目標設定が正しかったのか? 目標実現へ向けた方法が正しかったのか? それに対する資格者自身の対応はどうだったのか? というようなことを、他山の石として見ておく必要があるでしょう。

もう一つ、税理士に関して言われていたことが興味深く感じられました。「全自動会計クラウドサービス」というものができていて、それを使うと毎月の記帳はあっという間に終了してしまうのだそうです。そういうものができてくると「会計」の仕事はなくなってしまいます。技術的な革新によって越えられてしまうものだけに頼っていたのでは社会的な存在意義を確認することはできない、ということなのでしょう。

また「税務」についても、「そもそも、納税なんて国民や法人が税金を払えばいいだけの話で、それを他人にやってもらうこと自体、余計なコスト」だと考えられるのであり、世界的には少数派のやりかただそうです。

極端な意見だとは思いますが、ある税理士さんは「今まで税理士は国に守られてきただけ。国や地方がやるべきことを、代わりにやってきただけで、専門家でもなんでもない。国が、『システムができましたのでアナタ達が作る税務書類はいりません』と言ってきたら、はいオシマイでしょう」とさえ言っています。言い過ぎだろう、と思う反面、わが身に照らして考えさせられることでもあります。

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今週の予定

2014-02-16 21:25:44 | 調査士会
2.18(火) 全公連(全国公共嘱託登記土地家屋調査士協会連絡協議会)の第2回研修会がある、とのことで日調連の担当者として出席させていただきます。

2.19(水) 来年度、日調連で開催予定の「境界実務講座」(まだ仮称ですが)の準備打ち合せの後、監査会にも出席して執行状況の説明を行います。

2.20-21(木・金) 監査会2日目の後、理事会。今年度事業の集約をしつつ、来年度の事業計画、予算などの協議を行います。

なお、個人的なことですが、23日(日)に走れることとなった東京マラソンのエントリー受付を、理事会終了後に済ませるようにします。

22日(土) 大分会の第3回全体研修会。会務に関する諸報告とともに、「不動産鑑定(価格に関する鑑定)」の基本について、不動産鑑定士さんに講義をしていただきます。これは、相続税の課税対象の拡大を受けて、相続に際して土地の分筆を行う機会が増えることを想定して、分割方法を税理士さんなどとの協議の上で的確に行えるようにしなければならない、というところから求められている課題です。より多くの会員の出席をお願いいたします。

23日(日)は、先にも書いたように「東京マラソン出走」です。最近の走り込み不足から好結果は望むべくもないのですが、せっかくの機会なので、東京の街を楽しみながらなんとかゴールまでたどり着けるようにしたいと思っています。

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「専門家」

2014-02-13 21:43:50 | インポート

私(を含めて調査士会で)は、「土地家屋調査士の境界の専門家としての確立」ということを課題として掲げています。

このような課題を敢えて掲げる、というのは、そのような「確立」がなしきれていないからだ、というふうに思われるかもしれません。それは、半分は当たらないのですが、半分は当てっています。

今の日本の現状において、「境界の専門家」と言いうるのは、土地家屋調査士しかありません。言わば「相対評価」においては、「土地家屋調査士は境界の専門家だ」と言いきれます。

しかし、それに甘んじていてはいけないのだと思います。「相対評価」だけでなく、「絶対評価」としても「境界の専門家」と言い切れるようにしなければならない、という意味において「境界の専門家としての確立」という課題がある、というものとして考えよう、ということです。

そんな状況の中、最近読んだ本に、「専門家」について言われているものが続けてありました。上記の課題を掲げている中にあって、水をさすような感じがしてしまうかもしれませんが、そうではなく「本物を目指そう」という意味でとらえていただければ、と思い、紹介します。

「交渉プロフェッショナル―国際調停の修羅場から」(島田久仁彦著:NHK出版新書)という本の中で、著者がキャリアのスタートを切った頃に父親から言われた言葉だそうです。

「本当の専門家は、したり顔で自分のことを専門家だなどとは言わないものだ。お前が知ったかぶりをしていていも、うわべはニコニコとお前の話を聞いているだろう。一方、偽物の自称・専門家はペラペラと得意げに自説を展開するが、その話は要領を得ず、とても使えるようなものではない。」

ここから、頭を下げて「教えてください、お願いします」と言うことの大切さが説かれています。

確かに、「境界の専門家」に最も近い所にいる私たち土地家屋調査士ではありますが、「偽物の自称・専門家」に陥ってしまう危険性もあります。

昨日、ある境界紛争関係の裁判で提出された土地家屋調査士の「意見書」を読んだのですが、まさに「ペラペラと得意気に自説を展開する」もので、読む人が境界問題やその周辺の問題(登記について、公図について、境界標識について・・・)知らないであろうことをいいことに、出鱈目を並べている、というもので、恥ずかしくなってしまうようなものでした。こんなものが、10の中で1つでもあるようだと、全体の信用を失うことになってしまいます。

勝間和代さんの「専門家はウソをつく」(小学館新書)でも言われていましたが「専門家」と言っても千差万別です。多くの人にとって(特にマイナーな「専門家」の場合)、初めて出会った 「専門家」が、その道の専門家の標準的な姿だと思われてしまいます。

そういうところからも「境界の専門家としての確立」は、心して目指さなければならない課題であるわけです。

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今週の予定

2014-02-10 06:47:02 | 調査士会
2.11(火) 福岡会 境界鑑定専門研修 「境界鑑定書(筆界特定意見書)の作成について」前回に続いて話をさせていただきます。 以前、このテーマに関連して、「文章の書き方」については、あまり参考になる本はない、というようなことを書いたのですが、不勉強でした。とても参考になる本がありました。「理科系の作文技術」(木下是雄著:中公新書)です。帯によれば「新学期大学生に1番読まれる本」だそうで、「累計90万部」も売れているのだそうです。「名文」を書こうとするのではなく、「仕事の文書」をつくる、ということに絞ったもので、 「境界鑑定書(筆界特定意見書)の作成」という絞ったテーマに関するものとしては、とても参考になります。この本を頼りにしつつ、実物の筆界特定書や判決文をも素材にして、話を組み立てたいと(なかなか準備ができずに来てしまったのですが)思っています。

2.13(木) 地籍問題研究会の7月研究会へ向けての打ち合せ。

2.14(金) 日調連業務部会。

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