美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

元ボクサー、肉体の説得力

2022年05月11日 07時21分15秒 | 姿勢&見た目

生田緑地のバラを満喫、島岡美延です。朝方に雨、その後晴れた昨日、バラに残った丸い水滴が宝石のような輝き! 3000株以上が咲く生田緑地ばら苑(22日まで)は入場無料、募金すると花の種をくれました。コロナ対策で飲食は禁止。

自分にとっての幸せ、人生の喜びは何ですか? 映画『生きててよかった(13日公開)』をご紹介します。先日のラジオに脚本も手がけた鈴木太一監督が登場。主演の木幡竜さんは元プロボクサー。単身中国に渡り、ドニー・イェンに認められ、昨年の綾野剛主演のドラマ『アバランチ』で〈最凶の敵〉を演じ、私もこの人だれ?と注目していた俳優。

ドクターストップで引退したボクサー創太。恋人と結婚するも普通の生活になじめず、ファンだと名乗る男から、大金を賭けて戦う地下格闘技の世界に誘われる。闘うことに取り憑かれた男の狂気と愚直なまでの生き様。この人生、喜劇か、悲劇か。

俳優がボディビルで鍛えるのとは違う、ボクサーの筋肉。この肉体が動く説得力、別次元です。

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ウチナー文化満載の映画、復活

2022年05月10日 07時02分32秒 | 姿勢&見た目

正当、じゃなく「正当化」って恐ろしい、島岡美延です。まだ続く、戦争状態の世界。

まもなく5月15日、沖縄本土復帰50年。これは1992年、復帰20年に公開された、架空の島が舞台のドタバタ活劇。映画『パイナップル  ツアーズ デジタルリマスター版(14日公開)』をご紹介します。

沖縄の離島・具良間島(ぐらましま)には、第二次世界大戦でアメリカ軍が落とした不発弾が眠っている。島での三つの話からなるオムニバス。この痛快娯楽映画で劇場公開デビューを果たした当時20代の3人。真喜屋力監督の『麗子おばさん』、中江裕司監督の『春子とヒデヨシ』、當間早志監督の『爆弾小僧』。

1999年、中江監督の『ナビィの恋』が大ヒット、2001年には『ちゅらさん』で沖縄ブーム本格化。92年の本作ですでに「おばあ」役の平良とみさん。『ちゅらさん』と『ちむどんどん』に出演の藤木勇人さんも。音楽は照屋林賢+りんけんバンド。ウチナー語には字幕。

 

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実家に行ける、という平和

2022年05月09日 07時22分33秒 | 日記、その他

昨日は横浜の実家へ、島岡美延です。母の日、そして両親の結婚記念日だった5月8日。最寄り駅からバスに乗ると、お土産や花束、お寿司など持っている人が多く、みんな久しぶりの里帰りかしら、と思う光景。

父が脳出血で倒れて10年以上。介護サービスを利用しながら金婚式を過ぎた両親が二人で暮らせていて、私が小学生から住んだ実家に時々帰ることができる。これって平和で幸せでなんとありがたいこと、とあらためて感じました。

昨夜のNHKスペシャルで取り上げていたのは、ヤングケアラーの困難。本人の大変さはもちろん、家族が拒否して福祉が届きにくい現実もあるのだとか。「母の日」や「父の日」という言葉にも、複雑な思いを抱えているでしょう。

帰る実家、どころか、祖国に帰ることが出来ない人たちがどれほど多いか。ウクライナから避難する人。ロシアに未来はないと脱出する人。

1945年8月以来、戦争がない国の今ある平和。まもなく沖縄本土復帰50周年。同じ平和はある?

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MissとMrs.だけだった時代に

2022年05月08日 07時24分06秒 | 姿勢&見た目

カーネーションが並ぶ平和な母の日、島岡美延です。テレビには軍事パレードの予行演習。明日は大きな節目になるのか。

正当な権利のため、女性は戦います。映画『グロリアス 世界を動かした女たち(13日公開)』をご紹介します。女性解放運動のパイオニア、グロリア・スタイネムと仲間たちの物語。若き日をアリシア・ヴィキャンデル、40代以降をジュリアン・ムーアという贅沢なリレー。

インドに留学したグロリアは、女性の悲惨な経験を聞き、帰国後は雑誌編集部で働くも、ファッションや恋愛コラムばかり担当。高級クラブにバニーガールとして潜入し、女性を商品として売り物にする実態を記事にして暴くなど、女性解放運動活動家の道へ。40代で女性主体の雑誌「Ms.」を創刊。未婚女性Missや既婚女性Mrs.とは違う新しい女性の敬称Ms.は、全米女性に受け入れられていく・・・。

『フリーダ』のジュリー・テイモア監督が描いたアメリカから世界に広がった女性を巡る動き。日本って、何周遅れ?

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辛い過去、そこから一歩ずつ

2022年05月07日 07時32分47秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

雨が降る、日差しが出る、天気も人生も、島岡美延です。ウクライナに本当の青空が広がるのはいつ? 

渡辺裕之さんの訃報は本当にショックでした。3年前、ご出演いただいたラジオでは、俳優は仕事を待つ間が不安、そんな時は身体を動かすとポジティブな思考が沸いてくる、と教えてくれました。鍛えた身体でスリーピース、カッコいい60代に見とれました。

家族との別れ、そこから立ち直るのは簡単じゃない。でも、一歩踏み出そうとする人と人が出会うのもまた素敵。現在公開中の映画『ツユクサ』はそれを奇跡、と教えてくれる物語。平山秀幸監督が先日のラジオに登場。

松重豊さんはこれまでも監督の映画に出ているけど、恋愛する役柄は初めて。長身の松重さんと小林聡美さんと並ぶ姿は『チッチとサリー』のイメージでいきたかった、と監督。あー、懐かしい!

それぞれが訳あって辿り着いた海辺の町で、素敵な風が吹く。足元で見つけるツユクサで草笛を吹けるようになったら、何かが始まるのです。

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給食にクジラの竜田揚げ、あった?

2022年05月06日 07時34分16秒 | 姿勢&見た目

子どもより若者が多かった鎌倉、島岡美延です。コロナ前以来か、小町通りが歩きにくいほどの混雑ぶりだった、こどもの日。各地の賑わい、観光客が使う金額も多いといいのですが。

41年連続で減少している子どもの数。少子高齢化、の言葉はずっとあるけど対策は進まないまま、令和。生徒数がとても多かった1980年代の中学校が舞台の物語をどうぞ。映画『劇場版 おいしい給食 卒業(13日公開)』をご紹介します。

2019年のドラマ、20年劇場版、21年シーズン2ときて、ついに中学3年生、最後の給食をテーマに、給食をこよなく愛する甘利田先生(市原隼人)と、生徒・神野(佐藤大志)の、どちらが給食を「おいしく食べるか」バトル。受験も気になるけど、給食の「改革」はもっと重大!? 栄養を重視、味は二の次にしていいのか、何のために給食はあるのか。

クジラの竜田揚げがメニューにあった時代。机をグループごとに向かい合わせにしてワイワイ食べる光景。アツいコメディに、なんだかしみじみ。

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瞬間、瞬間に、生きる。

2022年05月05日 07時21分18秒 | 日記、その他

よく晴れそうなこどもの日、島岡美延です。雛人形あり、鯉のぼりなし、の我が家、「こどもの日」ってなぜ「男の子の日」?と思ったことも。

先日、生田緑地に出かけました。緑の中で歩きたいし、久しぶりに岡本太郎の世界に浸りたくて。川崎市岡本太郎美術館では『第25回 岡本太郎現代芸術賞展(~15日)』を開催中。常設展示室では岡本太郎デザインの椅子に自由に座れます。現代アートの作家たちの尋常ならぬ情熱に驚きつつ、太郎さんの凄みを再認識。

今や縄文時代はブームですが、「縄文の美」を発見したのは岡本太郎。そして、太陽の塔が誕生しました。ショップで思わず買ったのが「瞬間、瞬間に、生きる。」の言葉のグッズ。ウクライナでは翌朝、目覚められるか、と生き抜く人々。

日本民家園では昔の暮らし体験のイベントも。コロナで出来なかった時期もありました。枡形山展望台からはスカイツリー、横浜の向こうの千葉まで見えました。坂道、階段、よく歩いた! やはり外出し、深呼吸してこそのGW。

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「意見広告」を読みながら想う

2022年05月04日 07時22分32秒 | 日記、その他

夏日予想のみどりの日、島岡美延です。昨日は森で野鳥の声三昧の幸せ。

平和に過ごせた憲法記念日の朝刊に今年も全面「意見広告」。「私たちは非戦を選ぶ。」の見出しの2022年。日本国憲法施行75年、核使用を示唆するロシアと「核共有」と言い出す人々。

芸人・松元ヒロさんは『憲法くん』で、憲法前文と九条を暗唱します。私もラジオで前文のごく一部を朗読しました。

「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」

「いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」という表現があり、最後は「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」の一文。この憲法、古くなっていますか?

 

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今、子どもたちの教科書は

2022年05月03日 07時23分24秒 | 姿勢&見た目

すがすがしい空気の憲法記念日の朝、島岡美延です。昨日は帰宅直後に激しい雨、虹が出た地域も。

「憲法記念日らしい」作品にぜひご注目を。映画『教育と愛国(13日公開)』をご紹介します。2017年に大阪・毎日放送(MBS)で放送された『映像’17教育と愛国~教科書でいま何が起きているのか~』はギャラクシー賞テレビ部門大賞を受賞、その後も大きな話題に。最新取材を加え、ついに映画化。「教育と政治」の関係がここまでとは・・・、誰も無関係ではありません。

歴史の記述によって倒産に追い込まれた大手教科書出版社の元編集者や保守系政治家が薦める教科書の執筆者へのインタビュー。慰安婦問題など加害の歴史を教える教師や大学教授へのバッシング、日本学術会議任命拒否問題なども。

20年以上、教育現場を取材してきた斉加尚代監督の危機感を伝える、井浦新の語り。子どもの教科書と接点がない大人にこそ知ってほしい。

 

 

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今は花の多い鎌倉だけど

2022年05月02日 07時37分02秒 | 日記、その他

GW中の平日の月曜日、島岡美延です。そもそも「大型連休」とは無縁の人たちは大勢いて、ゴミの収集も宅配のトラックもやってきます。2年前はエッセンシャルワーカー、医療従事者に、私たちはひたすら「感謝」と言っていたけれど。

ツツジ、フジ、そろそろバラ、各地の花の名所がにぎわうGW。明日からは晴れる日も多くなりそう。公園の花壇もいいですが、お寺の手入れの行き届いた花が好きです。季節ごとに素敵な表情を見せてくれる鎌倉、今年は一段と盛り上がっているはず。

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、だんだん辛くなってきました。気に入らないと「首をはねよ」と命じる鎌倉殿(源頼朝)。これから、手柄を立てた弟・義経を追い詰めていきます。

破壊行為をやめようとせず、自分の論理のみを正当化するロシア大統領とだぶってしまう。疑心暗鬼からなりふり構わず突き進み、周りが止めようとしても・・・。ウクライナに美しい景色が戻るまであとどれだけの命が犠牲になってしまうのでしょう。

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