田熊みうま会 尾道市因島から発信中

昭和40年度生まれで 田熊小学校・田熊中学校に通った人のブログ

(祝)旧田熊桟橋 復旧

2022年06月27日 | 令和4年因島・田熊・仲間の話題
使用できなくなっていた旧田熊桟橋が復旧しました(旧田熊桟橋 故障中?令和4年4月26日記事)。1週間前にはまだ使用不能でしたが、近所のおじさんに聞くと先週の金曜日に復旧したようです。
今では通商港としては使われることは殆どありませんが、昔からある施設で気になっていたので良かったです。

過去り関連記事はコチラから
春霞の合間、田熊の港(東浜港・西浜港)(平成31年3月21日記事)

寒いですね(田熊桟橋から土生方面を望む)(平成29年1月15日記事)

今日の田熊小学校跡(その5)~明治橋~田熊桟橋へ(平成28年9月4日記事)

田熊桟橋復活(因島モール)(平成27年12月1日記事)

平内島(へな)探検→生名でバーベキュー(平内島編)(平成27年5月4日記事)

田熊港桟橋 かつての玄関口(平成26年10月26日記事)

田熊町景色 空から撮影(YouTube)(平成26年9月28日記事)





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因島・田熊の方言・慣用句(64)「おいい」「おおいい」

2022年06月25日 | 因島・田熊の方言・慣用句
もちろん「多い」のことです。気づかずにそのまま「おいい」「おおいい」連発してる人も「多い」はず。ワープロが普及し始めたころ「おいい」が変換されず、ワープロ辞書のせいにしたした人、手をあげましょう(笑)。

「こりゃ、ご飯が"おいい(おおいい)"のぉ。ちいと減らしてつかぁ」
てな感じで広汎に使われています。

似たようなバージョンでは「遠い」「濃い」「酸い」を「といい」「こいい」「すいい」等があります。

何れの言葉も
島内での常用度★★★★★(備後弁として乱用されています笑)
島外での難解度★☆☆☆☆(聞いた方も頭の中で自動変換してくれます♪)

ではまた次回
インデックスはコチラから

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弁財天社(田熊町東区)

2022年06月19日 | 令和4年因島・田熊・仲間の話題
昨日は弁財天祭でした。新型コロナの影響で夜店や演芸大会は行われず、3年続けて神事のみの開催となりました。画像は今日の弁財天社の様子です。本来は「べんざいてん」ですが、田熊では「べざいてん」の方が通りが良いかもです。
創建時期は不明ですが、神木のモチの木は樹齢500年と伝わります(現在は枯れてしまったため伐採処理が施されています)。

鳥居には安政5年(1858年)と刻まれています。安政の大獄があった年ですね。社殿横の灯篭は自然石で、田熊八幡宮の同様な灯篭は天保11年(1840年)や弘化3年(1846年)、文政6年(1824年)や12年(1829年)建立のものがありますから、弁財天社の灯篭も同時期のものかと思います。
かつてはこの辺りまでが海だったので、田熊の玄関口を見守る神様として厳島から勧請されたようです。それを裏付けるように祭日には手水鉢には海水が注がれるそうです。ただ神紋は「三つ盛り亀甲に花菱」なので、もしかして出雲大社系?とも考えてしまいます。。。
金山新開の造成が文化10年(1819年)、扇新開が造成されたのは文化13年(1822年)なので、この弁財天社創建はそれよりもう少し前かもしれません。東区と中区の間、字下樫平(しもかぜひら)に金剛院が建立されたのが正徳5年(1714年)なので、田熊発展の時系列から推測するとこの時期の創建でしょうか。中世田熊にタイムスリップしたような歴史ロマンですな。

コロナ禍以前の弁財天祭の様子はコチラから(平成31年6月23日記事)。
当社にまつわる伝説も掲載しています。












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因島・田熊の方言・慣用句(63)「みちぶ」

2022年06月12日 | 因島・田熊の方言・慣用句
先月辺りから各町で「みちぶ」が行われています。
「道普請(みちぶしん)」を略したもので、方言というより慣用句ですかね。元々、道路の建設や修理などを指すようですが、次第に意味が拡大して、道や水路、河川等の草刈り・土砂取り・修繕等を行う意味になっています。
※普請(ふしん)・・・普く(あまねく)請う(こう)。広く平等に奉仕(資金・労力・資金の提供)を願う事
田熊では「町内溝掃除」という行事名で呼ばれていますが、「みちぶ」でも通じます。地区によっては溝の掃除は殆ど無くて、草刈りや歩道の清掃がメインになっているところもあります。
略したり短縮したりするのは日本語の特徴でもあるので、全国的に使われていると思っていましたが、どうやらそうでもなさそうなので取り上げてみました。誰か情報をお持ちの方、居ませんか?

「今度の日曜は"みちぶ"じゃのう。ぼちぼち家の前の草刈りでもしとくかのぉ。昔作った安普請じゃけ舗装せんと痛んできょ~るわい」
「安普請」を「やすぶ」と短縮したのは聞いたことがありません。。。

島内での常用度★★★★☆(現役)
島外での難解度★★★☆☆(通じそうな気がする)

ではまた次回
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因島・田熊の方言・慣用句(62)「あずる」

2022年06月04日 | 因島・田熊の方言・慣用句
「あずる」(「あづる」)とは、「てこずる」「難儀する」「困る」みたいな意味ですね。
語源は諸説あって
① あずる=崩岸(あず)+助動詞(る)
崖が崩れて(ずえて)どうしようもない様子。
② あずる=足+擦る
足をジタバタさせている様子
③ あずる=御足(おあし)+擦る
御足は、お金。擦るは、「使いはたす」という意味から
などがあるようです。

「初めてカップ焼きそば作ったときに、お湯と麺を一緒に流してしもうてのう。あれにゃぁ"あずった"で」
そのくらいは可愛いものです♪

「ティショットでバンカー、2打目がまたバンカー、そこから2回打ってようやくグリーンに乗せたら3パット。今日のゴルフは"あずる"のお」
もって練習しましょう♪

世の中もっと「あずる」ことが多いです。。。

島内での常用度★★★★☆(まだ現役)
島外での難解度★★☆☆☆(不思議と通じる笑)

ではまた次回
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