『セーラー服と機関銃 卒業』
監督:前田弘二
出演:橋本環奈,長谷川博己,安藤政信,大野拓朗,宇野祥平,古舘寛治,
柄本時生,鶴見辰吾,岡田義徳,榎木孝明,伊武雅刀,武田鉄矢他
前述の『インサイダーズ/内部者たち』とハシゴ。
西宮北口へ向かう途中、車の中で聴いたのは“Best New Music”。
劇場で映画を観ることが増えてからTSUTAYA DISCASで定額本数を消化できず、
DVDだけでなくCDをよく借りるようになったというのは先日書いたとおり。
この日聴いたCDには偶然にも“夢の途中”が入っていました。
本作の主題歌で、その昔、薬師丸ひろ子が歌った曲の来生たかおバージョン。
『セーラー服と機関銃』(1981)の後日譚として書かれた本作の原作。
著者はもちろん赤川次郎。だけど私、赤川次郎は食わず(読まず)嫌いなのです。
時間的にちょうどよかったので観ましたが、こりゃ駄目だ。
原作も決して読む気が起こりません。(^^;
父親代わりだったおじの星嗣夫(榎木孝明)が実はヤクザで、
目高組組長だったことを知った星泉(橋本環奈)。
内部抗争で殺された嗣男の後を一旦は継いだ泉だったが、
高校3年生となった今は組を解散、商店街にカフェをオープンしている。
組の若頭だった土井(武田鉄矢)をはじめ、
組員だった祐次(大野拓朗)、晴雄(宇野祥平)もカフェを手伝う。
平穏な日々を送っていたはずが、町で妙な動きが。
麻薬入りのクッキーが売られていたり、怪しいモデル事務所が人を集めていたり。
どうやら浜口組の仕業らしいとにらむが、
浜口組に乗り込んでみたところ、組長(伊武雅刀)は本当に知らないと言う。
浜口組若頭補佐の月永(長谷川博己)が調べたところ、
ホリウチ都市デザインという会社の社長・安井(安藤政信)が
この町を食い物にしようとしていることがわかる。
泉と月永は手を組み、なんとか安井の行く手を阻もうとするが……。
残念なぐらい、しょぼい。
確かに橋本環奈ちゃんはカワイイですが、子ども子どもしすぎ。
顔は可愛くても背低すぎ、手足も長くないからビミョー。
声を張り上げるとキャンキャン吠えているようにしか聞こえず、
これが薬師丸ひろ子の声ならばなぁと思ってしまうのでした。
橋本環奈に負けじと声を張り上げる安藤政信もうるさい。
力が入りすぎていて嫌になります。
もう少し力を抜いてくれないと、観ているほうがしんどい。
やかましいだけで品なく、展開もつまらん。
最近ヘンな人にしか見えなくなっていた長谷川博己が少しだけ格好良かったけれど、
やっぱり思い出すのは『ラブ&ピース』(2015)。
個人的にはもうずっと『舞妓はレディ』(2014)のときみたいな線でオッケーです。
ヤクザ映画としてもアイドル映画としても中途半端で、
角川映画40周年記念作品にしてはあまりにお粗末。
環奈ちゃんはこの先、どういう路線で生き残っていくのか。がんばれ~。
監督:前田弘二
出演:橋本環奈,長谷川博己,安藤政信,大野拓朗,宇野祥平,古舘寛治,
柄本時生,鶴見辰吾,岡田義徳,榎木孝明,伊武雅刀,武田鉄矢他
前述の『インサイダーズ/内部者たち』とハシゴ。
西宮北口へ向かう途中、車の中で聴いたのは“Best New Music”。
劇場で映画を観ることが増えてからTSUTAYA DISCASで定額本数を消化できず、
DVDだけでなくCDをよく借りるようになったというのは先日書いたとおり。
この日聴いたCDには偶然にも“夢の途中”が入っていました。
本作の主題歌で、その昔、薬師丸ひろ子が歌った曲の来生たかおバージョン。
『セーラー服と機関銃』(1981)の後日譚として書かれた本作の原作。
著者はもちろん赤川次郎。だけど私、赤川次郎は食わず(読まず)嫌いなのです。
時間的にちょうどよかったので観ましたが、こりゃ駄目だ。
原作も決して読む気が起こりません。(^^;
父親代わりだったおじの星嗣夫(榎木孝明)が実はヤクザで、
目高組組長だったことを知った星泉(橋本環奈)。
内部抗争で殺された嗣男の後を一旦は継いだ泉だったが、
高校3年生となった今は組を解散、商店街にカフェをオープンしている。
組の若頭だった土井(武田鉄矢)をはじめ、
組員だった祐次(大野拓朗)、晴雄(宇野祥平)もカフェを手伝う。
平穏な日々を送っていたはずが、町で妙な動きが。
麻薬入りのクッキーが売られていたり、怪しいモデル事務所が人を集めていたり。
どうやら浜口組の仕業らしいとにらむが、
浜口組に乗り込んでみたところ、組長(伊武雅刀)は本当に知らないと言う。
浜口組若頭補佐の月永(長谷川博己)が調べたところ、
ホリウチ都市デザインという会社の社長・安井(安藤政信)が
この町を食い物にしようとしていることがわかる。
泉と月永は手を組み、なんとか安井の行く手を阻もうとするが……。
残念なぐらい、しょぼい。
確かに橋本環奈ちゃんはカワイイですが、子ども子どもしすぎ。
顔は可愛くても背低すぎ、手足も長くないからビミョー。
声を張り上げるとキャンキャン吠えているようにしか聞こえず、
これが薬師丸ひろ子の声ならばなぁと思ってしまうのでした。
橋本環奈に負けじと声を張り上げる安藤政信もうるさい。
力が入りすぎていて嫌になります。
もう少し力を抜いてくれないと、観ているほうがしんどい。
やかましいだけで品なく、展開もつまらん。
最近ヘンな人にしか見えなくなっていた長谷川博己が少しだけ格好良かったけれど、
やっぱり思い出すのは『ラブ&ピース』(2015)。
個人的にはもうずっと『舞妓はレディ』(2014)のときみたいな線でオッケーです。
ヤクザ映画としてもアイドル映画としても中途半端で、
角川映画40周年記念作品にしてはあまりにお粗末。
環奈ちゃんはこの先、どういう路線で生き残っていくのか。がんばれ~。