夜な夜なシネマ

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『トゥモローランド』

2015年06月27日 | 映画(た行)
『トゥモローランド』(原題:Tommorowland)
監督:ブラッド・バード
出演:ジョージ・クルーニー,ブリット・ロバートソン,ヒュー・ローリー,ラフィー・キャシディ,
   トーマス・ロビンソン,ティム・マッグロウ,キャスリン・ハーン,キーガン=マイケル・キー他

TOHOシネマズなんば別館で『極道大戦争』を観たあと、本館へ移動して。
早々にムビチケを買っていたのに何週も観そびれて、
このままではヤバイと思っていたら、やっと字幕版がちょうどいい時間にあり。

ジョージ・クルーニーのみが大写しとなるオープニング。
彼はカメラに向かって話しているらしく、
脇からはそのカメラを回しているとおぼしき若い女性の声。
掴みバッチリのわくわくするスタートです。

1964年のニューヨーク万博。
11歳の発明少年フランクは、自作の発明品を携えて会場へ到着。
個人用の飛行装置である発明品“ジェットパック”で僕は必ず優勝する。
そう確信して発明コンテストの受付へと向かったフランクだが、
審査員のニックスから鋭い突っ込みを受けて敢えなく退散。

しょんぼりするフランクに話しかけてきたのが美少女アテナ。
彼女はフランクにピンバッジを渡すと、こっそりついてくるようにと言う。
ニックスやアテナたちのあとをつけてみると、
ウォルト・ディズニーが出展したパビリオン“イッツ・ア・スモール・ワールド”の中へ。
ある地点で急停車し、ピンバッジが光を受けるとともに、
極秘の文明都市“トゥモローランド”への扉が開かれる。

トゥモローランドで不法侵入者として追われたフランクは、咄嗟にジェットパックを装着。
見事に機能したジェットパックのおかげで、科学者として認められる。

そして現在。
フロリダ州ケープ・カナベラルに暮らす女子高生ケイシー。
父親はNASAに勤め、ケイシーは幼い頃から宇宙に憧れを抱いている。
ロケット発射台の解体を阻止しようとNASAに忍び込んだところを警察に捕まえられ、
翌日解放されたケイシーは、返却された手荷物の中に見知らぬピンバッジを発見。
それに触れた瞬間、目の前に不思議な光景が広がる。
怒り心頭で迎えに来た父親にピンバッジを見せるが、父親が触っても何も起こらない。
ピンバッジの謎を解こうと調査を始めたところ、少女アテナが現れて……。

夢いっぱいのとてもいい話で、トゥモローランドの映像にわくわくします。
今はなき宝塚ファミリーランドのアトラクションを思い出したりもして。

惜しむらくは話がややこしい点。
あの少年フランクが何十年も経ってジョージ・クルーニー演じるオッサンになり、
ケイシーと力を合わせて地球を救う、という話であるわけですが、
どうやったら救えるかというところがむずかしくて。
そこに至るまではめっちゃ楽しく観ていたのですが、
ややこしさに頭がついていかず、一瞬寝ました。(^^;
ま、そこがちゃんと理解しづらかったとはいえ、それでも十分に面白い。

「考えるよりも諦めるほうが簡単だから」。
そうして考えるのを知らず知らずのうちにやめてしまったことは多いはず。
夢を決して諦めない。その気持ちが大事だと今さらながら思います。

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