minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

不思議なことがいっぱい。@ Pisara/TReS in宮古島

2019年11月13日 | 
宮古島2日目。

ランチは伊良部島の「かめ」という蕎麦屋。伊良部そばは沖縄そばよりもラーメンにちかかったです。めちゃくちゃうま〜〜〜い。火曜定休のお店が多いのはなぜかなあ。でもここはやっていて良かった!!





ランチのあとは砂山ビーチへ。
結構観光客が多くて、しかも韓国か中国の人たちが目立ちました。「そんなの関係ね〜。」と泳ぐトシキ。もちろんライブ前とか、彼には関係ないのですw。でも宮古島の住人たちは10月頃からは泳がないそうです(苦笑)。









いよいよ、夜はPisaraでのライブだ〜。

大隈貴之氏撮影





このお店、ヨーロッパやブラジルの居酒屋のような素敵な空間。ただし、大きな看板は見当たらない。前日に伺ったときも、ヤキニク屋の呼び込みのお姉さんに「ここらへんに Pisaraというお店があるはずなんですが・・・・」と尋ねたが「さあ???」と知らなかったが、その店の横の路地を入った2階にあった。

急に観光客が増加したので、島民がゆっくり飲めるお店が少ない、ということで、店主のカジさんは敢えて宣伝していないのだそう。

それでもちゃんと好きな人は飲みに来てゆっくりと味わえるようになっている。カジさんは大西監督とよく似た感じの物静かな、聡明な方でした。もともと新潟でダイビングのインストラクターをやられていたそうな。初めての宮古島で、美味しいランチが食べられるお店やダイビングスポットなどをいろいろと教えていただいた。普段は美人の奥様が隣でエステサロンもやっていらっしゃるそうです。

そして、ライブいよいよ開始。響きが良すぎて自分のいつもの音量で演奏したら大変なことになる、というので極力小さな音で・・・・(誰だ?うそつけ、って言ってるのw)ブラジル音楽を多めに演奏。2セット目が始まる直前にお客様がたくさん詰めかけて、客席がいっぱいになるという嬉しいハプニングも。看板もないし誰も来ないんじゃないか、と心配していたけれど、カジさんが声をかけていてくださったお客様も楽しみにしてきてくださったので、よかったよかったw。



演奏後にお客様たちと一緒に飲み会。ここでたくさんの不思議なご縁が判明していくのであります。

私たちの演奏を楽しみにお土産まで持ってきてくださったご夫婦。旦那様はお医者様。こちらに移住しようと家を建築中。鎌倉と宮古島を行ったり来たりしていますがその奥様は帯を使った創作小物を作るアーティスト。そしてなんと大学時代の友人マリ(FaceBook上での)友人だったことが・・・。(マリとは実際には会っていないのだけど)。12月に開催される彼女の個展には絶対マリと行こうと思います!



宮古島出身の女性アルトサックス奏者のマリナちゃんという子がたまたま里帰りしていて、私のCDなどを昔から聞いてくれていて「前からさちさんのサックスを聴きたかったんですよ。東京じゃなくて宮古島で聴けるなんて!」スケッチオブミャークの音楽にも携わっていたり、さらに宮古島の実家はもともと国仲勝男さんのご実家だったことが・・・。え〜、そんなことあるの〜。

ちょうど満月だったこともあって、RIOが「満月の夕べ」をソロで吹き出したシーンがあったのですが、それも作曲者本人がこのPisaraでこの曲を歌っていて、来月もここにやってくるそうな!!!作曲者がソウルフラワーユニオンの中川敬さんだということも知らずにRIOは演奏したのですがw。

偶然があまりに重なりすぎてびっくりの連続。本当にいろいろな素敵な出会いがありました。一本のライブをやるだけでこんなに話が広がるとは。面白いな〜。

これだから旅はやめられません。楽しい1日があっという間に過ぎていった・・・満月の夜でした。(つづく)

















TReS in 宮古島 ~初上陸~

2019年11月13日 | 
「スケッチ・オフ・ミャーク」映画の大西監督がライブハウスを紹介してくださって、ようやく憧れの宮古島に来ることができました。

沖縄よりさらに2度ほど気温が高い。もうすっかり真夏の格好。夜もほとんどカーディガンなしでいけます。

初日は早朝に那覇を出発し、お昼には宮古島に到着。さっそく島で一番安くて良心的なプレシャスタイムのレンタカーを借りて「張水御嶽」へご挨拶。大西くんから「宮古に到着したら、必ず、張水御嶽でご挨拶してくださいね。」と言われていました。神様が宿る島の古くからのしきたりだそう。張水御嶽の入り口に白いノラネコが寝そべっていて可愛かったです。





宿に荷物をおいて、さっそく舞浜海岸へ。レンタカー屋のおじさんが、「ここは絶対に行ったほうがいいですよ。」と一押しの場所でした。

海の近くになにも売店がなさそうなので、いきなり畑の真ん中にマンゴジュースあります、の看板を見つけて立ち寄ると、おいしそうなマンゴージュースの冷凍パックを購入。それを持っていざビーチへ。





海の青さが半端ない。五島の海も綺麗ですが、どちらかというと青より深い緑色。こちらは白いサンゴとコバルトブルーのグラデーション。ううう、涙がでそうなくらい感動。トシキは気がつけば泳いでいた・・・汗。

6年前に完成したという長い白い大橋を渡ると、まだ開発途中の伊良部島が。牧山展望台から見る絶景。





想像を遥かに超えた美しい宮古島に感動の連続でした。夜は明日の演奏場所、Pisaraにご挨拶してから、東京とシアトルからやってきてくれた友人たちと「郷家」で打ち上げ。かちゃーしーを踊らされるはめに・・汗。

いよいよ、明日はライブです。ドキドキ。(つづく)