minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

226今年も大盛況に。

2017年02月28日 | ライブとミュージシャンたち
今年もあっという間に226@江古田Buddyが終了いたしました。豪華なミュージシャン、そしてゲストのおかげで満員御礼。お客様には窮屈な思いをさせてしまって大変申し訳なかったのですが、ご来場くださった皆様に心から感謝いたします。

75歳を迎えた洋輔さんもますますお元気。最高のパフォーマンスでした。昨年と同じメンバーだったのもあり、ほとんどリハーサルもなかったのにばっちり息のあった演奏ができたと思います。

ゲストの佐藤浩市さんは「日本アカデミー賞の授賞式よりも緊張するよ。」と終始おっしゃっていましたが、原田芳雄さんの歌を歌いつないでいく、という思いは強く、すっかりミュージシャンに。打ち上げの席では映画の話、音楽の話に盛り上がりました。素晴らしい役者&歌手に心から感謝です。

山下さんを目標に私もまだまだ現役がんばりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。








楽屋にて。


大隈孝之氏


大隈孝之氏


大隈孝之氏


お宝ショット



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リハーサル三昧

2017年02月21日 | ライブとミュージシャンたち
リハーサルが2日間続けて行われた。2月は26日(自分のバースデイライブ)と28日(原田芳雄イベント)があって、そのリハーサルが結構あるのだ。

226に関しては昔は2、3回リハーサルを行っていたが、この10年以上は1度だけ。そして28日に関してはたいてい3回は行います(ゲストが多いしリハビリを兼ねてw)。

こうやってリハーサルができることはとても幸せなことだと思う。リハーサル大好き。本番のような緊張も心配もいらないし、いろいろと勉強になることが多いのであります。

昨日の228のためのリハーサルではゲストの山崎ハコさんが来てくださり、ヨシオさんの珍しい曲まで含め3曲(曲名は来てのお楽しみ)を練習。ハコさんは大抵ヨシオさんのkeyのまま歌われるのだが、本当はもっと高い声もばっちりでます。





「ハコさん、どうしてヨシオさんと同じ低いキーのまま歌うのですか?」
「いろんな声で歌ったほうが、聞いている人も愉しいでしょう。私自身も低い声から高い声まで出す練習にもなるしね。」

このキーでしか歌えない、という歌手が多い中、インストのことまで気を使ってそちらに合わせて歌を歌おうとするハコさんに驚くばかりでした。さすがです。

フラワートップのみんなとも一年に一度の 再会。リハーサルはあと2回、原田喧太くん、江口洋介さん、佐藤浩市さんと続きます。楽しみ〜。

さらに今日は226のリハーサル。こちらでも初めてゲストに来てくださる佐藤浩市さん。山下洋輔さんはなんと、浩市さんの主演映画「蜜月」で音楽を担当、さらに出演までなさっていたそうです。すごいご縁ですね!





「ジャズのコンサートで俺が歌うなんて・・・ああ、緊張する。」と終始おっしゃっていましたが、歌いだしたら緊張なんてどこへやら??素晴らしい役者魂、もとい、歌手魂です。ジャズとのコラボをぜひ楽しみにしていてください。



もちろん、強力なメンバーの演奏もお楽しみに。226は爆発するぞ〜〜〜!


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Mizuho 2Days 終了。次は・・・

2017年02月05日 | ライブとミュージシャンたち
一昨日に引き続き、昨日は六本木キーストンクラブ東京でMIZUHO Liveでした。寒い中、お越し下さった皆様に心から感謝いたします。

2日目はタイガー大越さんの難しいアレンジにもようやく慣れて、緊張感も解けてとっても楽しいライブになりました。(って、志宏くん、慣れるのが早すぎ。)





またまた志宏&MIZUHO Duoも素晴らしかったなあ。ずっと聴いていたかった。Mizuhoさんは初めてのお店に少し緊張していたそうですが、まったくそんなそぶりも見せずに堂々と歌い上げていました。

いつもMizuhoさんのCDの中からの演奏というと、タイガさんの難しいアレンジ。素敵なサウンドをトレスの編成でどうやって処理するのかが問題になるのですが、今回はそれを補うようなピアノを弾いてくれた志宏くんのおかげでより音楽的になったような気がします。

またいつかこのユニットでお目にかかれることを祈ってます。本当にありがとうございました。ミズホさんたちも今頃は無事に札幌に戻れたことでしょう。




さあ、次のライブは2月8日(水)吉祥寺サムタイムです。RIOが参加できませんが、伊藤志宏pとファルコンgの組み合わせで私たちと演奏するのは初めて。どんな科学変化が起きるのでしょう?楽しみで〜す。お待ちしております。


226のチケットのお申し込み、多数ありがとうございました。締め切らせていただきましたが、電話予約はまだBuddyのほうで受け付けております。こちらも定員になり次第終了しますので、どうぞ早めにご連絡くださいませ。(Buddy 03-3985-1152 15時以降)

写真提供/大隈孝之氏 田尾隆二氏 箭原顕氏
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Mizuho 2Days 終了。次は・・・

2017年02月05日 | ライブとミュージシャンたち
一昨日に引き続き、昨日は六本木キーストンクラブ東京でMIZUHO Liveでした。寒い中、お越し下さった皆様に心から感謝いたします。

2日目はタイガー大越さんの難しいアレンジにもようやく慣れて、緊張感も解けてとっても楽しいライブになりました。(って、志宏くん、慣れるのが早すぎ。)





またまた志宏&MIZUHO Duoも素晴らしかったなあ。ずっと聴いていたかった。Mizuhoさんは初めてのお店に少し緊張していたそうですが、まったくそんなそぶりも見せずに堂々と歌い上げていました。

いつもMizuhoさんのCDの中からの演奏というと、タイガさんの難しいアレンジ。素敵なサウンドをトレスの編成でどうやって処理するのかが問題になるのですが、今回はそれを補うようなピアノを弾いてくれた志宏くんのおかげでより音楽的になったような気がします。

またいつかこのユニットでお目にかかれることを祈ってます。本当にありがとうございました。ミズホさんたちも今頃は無事に札幌に戻れたことでしょう。




さあ、次のライブは2月8日(水)吉祥寺サムタイムです。RIOが参加できませんが、伊藤志宏pとファルコンgの組み合わせで私たちと演奏するのは初めて。どんな科学変化が起きるのでしょう?楽しみで〜す。お待ちしております。


226のチケットのお申し込み、多数ありがとうございました。締め切らせていただきましたが、電話予約はまだBuddyのほうで受け付けております。こちらも定員になり次第終了しますので、どうぞ早めにご連絡くださいませ。(Buddy 03-3985-1152 15時以降)

写真提供/大隈孝之氏 田尾隆二氏 箭原顕氏
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Mizuho CD発売記念ライブ

2017年02月04日 | ライブとミュージシャンたち
札幌の歌姫、Mizuhoさんとのライブが昨日、横浜Bar Bar Barで開かれました。

昨年8月にシアトルでレコーディングされたというCDの発売記念ライブ。毎回、ボストンでタイガー大越tpのアレンジと演奏でみごとなCDを作り上げてきていましたが、今回はビルフリーゼルgを迎えたアルバムとのことで、ビルの住むシアトルまで行かれたそうな。いやはや、素晴らしい。

そんなギタートリオの演奏アレンジをこのメンバーでやることに・・・・汗。全く違ったサウンドになりますが、これがまた面白い。念願の伊藤志宏pを交えての演奏が楽しみでもありましたが、Mizuhoちゃんと志宏くんのDUOが圧巻でした。聴いていてパスコアールとエリスレジーナのモントルーのDUOを思い浮かべてしまったw。志宏くんによって触発されていつもと違うMizuhoちゃんが出てきた感じ。

今日も六本木キーストンクラブで行います。



めったにない組み合わせですので、ぜひぜひ聴きにいらしてくださいませ。

トシキ作曲のHarvest SongもMizuhoちゃんが歌詞をつけてくれ、最高のしあがりになっています。

あのときのシングルCDはあと4枚だけ残っていますので、今日のライブに持って行きます。購入されてないかたは、ぜひこちらも!!!

昨日のライブ写真、撮り忘れました(汗)。

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キューバ音楽旅行記23 バテリスタたちの夢の競演

2017年01月06日 | ライブとミュージシャンたち
ようやくキューバ日記も最終回になりました。ここまでよくお付き合いくださりありがとうございます。

怒涛のジャズフェス4日間のうち、あと残り2日間。さあどれを聴きに行こうか、と迷うほどだったのですが、チューチョ・バルデスのコンサートの次に特筆すべき貴重なコンサートが3日目に!

その前に昼の11時から海外のアーティストたちとのコラボバンドが次々に出演する野外ステージに行きましたが、これもどのバンド(4バンド聴いたのですが)も素晴らしかった。フィンランドのサックス、コロンビアのボーカルを中心としたもの、単独で来てこちらのバンドとコラボレーションするものが多いようでしたが、どれも念入りなリハーサルをしていないはずなのに・・・素晴らしいアンサンブル。中にはFourやIn a sentimental moodがちゃんと弾けない大御所ベーシストもいましたが(苦笑)。

その中の一つのバンドの動画






そして、夜はドラム好きの私には本当にヨダレ物のライブが「Teatro Nacional」ホールで行われるというので、混雑するだろうから1時間前に到着。するとほとんど誰もいない。???会場と同時に入ってパスを見せると一番前から2列目に座れ、と指示される。あれ〜?こんなに良い席に座っていいのかな?喜んでいると「会えましたね。」と河野さんがやってきた。パーカッショニストだから聴きにくるのも当然ですね。今までのキューバ滞在を楽しいものにしてくださったのはこの河野さんのおかげ。たくさん積もる話やらお礼やらしたかったけれど、次々にミュージシャンたち(出演者)が通るたびに河野さんに挨拶していくので忙しそう。それでもびっくりしたことに、トシキの高校の一つ上の先輩であることが判明。なんて世間は狭いのだろう!!!

話をもどして、気がつけばあっという間に会場はお客様で埋め尽くされていました。会場が暗くなると・・・舞台から足音が聞こえてきた・・・・。

このコンサートはRuy Lopez Nussaというドラマーが主催しているもので、彼が総監督。音楽学校の教師たち、そして卒業生たちで構成されている。オープニングアクトはこの音楽学校の生徒たち(高校生)がみごとなボディパーカッションを披露。



2曲目からはキーボードがファルコン、シタール、トランペットと総監督のRuyのドラムでエルクンバンチェロ。



次はRuyの息子とRamses RodriguezのドラムDuo。ただのバトルではなく、緻密に譜面に書かれたものとソロを交互に行う感じ。

次にギターのエミリオとロドニーバレットdrが出てきて、高校生たちの選抜チーム5名と共演。エミリオはハードロックギターを弾かされていたw。



そして、最後に極め付け、お待ちかねの6人のドラマーとティンパニの饗宴。動画をお楽しみください。キューバNo.1(ロドニー)とNo.2(オリバー・バルデス)が並んで叩いています。Oliverの右隣がRamses Rodriguezですが、彼は翌日のフォンセカpのグループのドラマーでした(エミリオはこのドラマーが一番好きだそう)。



至福の饗宴動画


いやあ、凄すぎました。翌日のロベルト・フォンセカpのグループも素晴らしかったのですが、あまりにこのコンサートが強力すぎて霞んでしまいました(苦笑)。

本当にキューバのバテリスタたち、恐るべし。キューバの音楽学校ではクラシックしか教えないようです。

そして難しい試験を通ったものだけが音楽学校に入れ、さらに成績が優秀でないと卒業できない。そのあとは、合格したものだけが「国家公務員」となって国からお給料をもらえる(ほんのわずからしいけど)。セサル・ロペスクラスになれば、家も国が提供してくれるらしいけれど生活は大変です。(従って海外遠征で稼ぐ)

さらに河野さんから聴いた情報だと、驚いたことにこのキューバジャズフェスは国が主催しているので出演者には一切ギャラが発生しないんだそう。ひえ〜〜〜。

一つだけ変わったことといえば、プログラムや座席に「Blue Note」のロゴを見るようになった(スポンサーがついた?)ことだそうです。もしかすると、少しづつアメリカ資本のシステムが導入されていくのではないかしらん。良い意味でも悪い意味でも。ギリギリの変化する前のキューバが見れただけでも幸せでした。

ありがとう、キューバ。出会った全ての友人、そして素晴らしい音楽家たち。さらにさらにこの旅を企画し、チケットや宿の手配など面倒なことをいろいろと引き受けてくれたトシキ、通訳でいろいろと助けてくれた息子RIOに心から感謝です。
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キューバ音楽旅行記22 TReS@キューバジャズフェス

2017年01月06日 | 
キューバのジャズフェスティバル2日目。朝(11時ころ)から様々な場所で無料のライブが行われていた。

私たちは出番が10時すぎなので、昼間は十分時間がある。「テアトロ・ベルトルト・ブレヒト」という会場でエミリオ(セサル・ロペスのグループでギターを弾いていたマエストロ)のトリオ「 Natural Trio」を聴きに行く。





エミリオの才能はギターを弾くことだけでなく、曲作りにもある。すべて彼のオリジナルなのだがどの曲もポップで格好いいのだ。これをシンプルなパーカッションと歌うようなベースの3人で奏でる音楽はいつまでも聴いていたい気持ちの音楽だった。でも30分であっという間に終了。

この次に出てきたバンドは若手バンドで、昨夜のテレンスのようにサックスソロにエフェクターをかけまくっていた。めちゃくちゃ上手いサックスだったのにもったいないなあ。やはりこういう音楽は苦手だ。さっさと会場を出ると、出口でエミリオたちとばったり。

エミリオはこのあと、2本、セサルとのギグがあるそう。頑張ってね〜。と超売れっ子ギターリストのエミリオと別れる。「聴きにいけないけど、きみたちも素敵なライブを!」



いったん家に帰ってリハーサルをしてから10時にライブハウスのソーライクエルボへ向かう。すでに入り口に長蛇の列ができていて、そこをすりぬけて行くとWoldoさんがこっちにおいで、とPAのそばのテーブルに案内し「何飲みたい?」と飲み物まで用意してくれた。

1バンド目は結構大所帯でバタドラムを叩くおじいさんがリーダーのグループ。サックスが2人、トランペットと豪華なホーンセクション。だったがKiller Joeをチャチャで演奏したり、だらだらと続くソロ・・・あまり期待した音楽とは違った。バタドラムもほとんど叩かなかった。コンガのソロだけは秀逸だった。



いよいよ私たちの番がきた。もう11時を回っている。でもお客様はほとんど帰らないのでほっとするw。海外からの旅行者が大半だ。マイクはいらない、とアップライトベースにだけPAを使用し、サックスは生音で演奏開始。PAのお兄さんがこのステージ写真を撮ってくれました。ありがたい。






腕の包帯がきになるけれど、まあ、とりあえずリオとトシキが私をかばって演奏してくれたのでなんとか無事終了。お客様もヤンヤの喝采。これでもう少し手が動けば・・・・ないものねだりはよそう(苦笑)。

マネジャーやバーテンダーたちも私たちの演奏を食い入るように聞いていた。終わるとWoldoさんも大喜び。お客様はこのセットが終わると半分以上が帰って行ったけれど、もう一つバンドが出るんだよね〜。深夜までやるというのは本当にすごいなあ。と思っていたら、さきほどエミリオたちの後に演奏していた若手バンドだった。最初の出だしからさきほどのコンサートと全く同じだったので、さっさと帰宅することに・・・。


こうして長い長い1日が終了。もう演奏しなくていいので、残りの4日間、音楽聴きまくるぞ〜〜〜!!!









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キューバ音楽旅行記21 キューバ国際ジャズ祭開幕!

2017年01月05日 | 
32回目となるキューバ国際ジャズフェスティバルは毎年この時期(12月)に4日間、サンティアゴ・デ・クーバとハバナで同時開催される。

様々な会場で午前中から多くの海外アーティストたちも含め、無料コンサートや有料のライブがたくさん。その中でも初日のメインはなんといっても「チューチョ・バルデス」だった。

チューチョはイラケレという伝説のラテンバンドのリーダーでもあり、素晴らしいピアニスト。イラケレにはパキートデリベラsaxやアルトゥ-ロ・サンドバルtpがいて、彼らが亡命したあと、パキートの後釜に座ったサックス奏者がセサル・ロペス。

75歳を過ぎてもまだ現役として活躍しているだけでもすごいが、それを生で聞くことができるなんて!ピアノはどんな感じなんだろう?元気なのかしら?

11月に出会ったロドニーが「たぶん、チューチョのバンドで14日に出演するよ。」と言っていたのは、この大きなコンサートのことだったのだ。

今回の目玉として、NYからクリスチャン・マクブライドbとテレンス・ブランチャードtpがゲストに入る。ひえ〜、Blue Noteでみたら何万もする夢の饗宴だ!



会場のTeatro Mellaはものすごい人だかりだった。私たちは河野さんから頂いたミュージシャンパスを印籠のように見せてフリーパスで中に入れてもらった。一番音が良さそうなPA宅のすぐ横に陣取った。チケット発売と同時に完売してしまったそうだ。



チューチョがステージに上がるとソロで始まった。美しいサウンドに軽快なキレッキレのリズム。なんと素晴らしいんだろう。「まだ元気なのか?」なんて心配はどこかに吹っ飛んでしまう。端々に出てくるクラシック音楽。ソロの中でチャイコフスキーのピアノコンツエルトまで飛び出す。いや〜、こちらの音楽家たちの根底にはクラシックとラテンの血が流れているんだなあ。


chuchoのソロが圧巻です。(youtubeより)

こちらはトリオで1曲演奏した動画(ガストン・ホージャb)

途中でOMARA(ブエナビスタで一躍有名になった)歌手が2曲歌ったがこれも素晴らしかった。とにかく、1曲ごとにスタンディングオベーションの嵐。


Omaraのベサメムーチョ(ピアノはチューチョではありません)。これはアンコールでも歌って会場も大合唱になった。

たっぷりチューチョの世界に浸って満足していたら、いよいよマクブライドとテレンスが登場。いきなりジャズのセッションに早変わり。スタンダードを2曲だけ演奏したが、私としてはもう少しラテン音楽を聴いていたかったな・・・。

たっぷり2時間ほどのショーを堪能し、会場のお客様もみんな帰っていく。ところが・・・このあとからテレンスのNYから連れてきたグループのライブがあるというのだ。もう深夜11時をまわっているのに!!!

疲れたけれど、会場の半分以上が帰ってしまったので座席を前の方に陣取ってテレンスのバンドを聴くことに。若手の黒人が多かったが、テレンスは終始PCをいじりながらトランペットになにやら音響をかませてエレクトリックなサウンド作り。これが今のNYのジャズの主流なんだろうか?なんだかよくわからないが、マイルスがやっていたことの延長のような気がする。演奏はすごいのだろうが、音がエレクトリックすぎて私には伝わってこない。むむむ。

テレンスのライブ動画

会場も曲の途中でどんどんお客が帰りだす。私たちも3曲くらい聞いてもういいや、って会場をあとにした。チューチョのコンサートだけで十分満足だったなw。

さあ、明日は私たちも出演するんだ。高まる期待感にワクワクドキドキ。(つづく)



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キューバ音楽旅行記20 SINTESIS40周年記念ライブ

2017年01月04日 | 
ソーライクエルボのブッキングマネジャーWoldoさんに、出演を断りに行くつもりだったが痛みがだいぶ弱くなってきて「せっかくキューバジャズフェスに出演できるチャンスをゲットしたのに………」という気持ちも強くなり、RIOが「母ちゃんが演奏できないぶん、俺と父ちゃんでカバーするからやろうよ!」

出演時間の確認をするためにWoldoさんに会いに行き、Woldoさんは「ええ?そんな手で大丈夫か?」とずいぶん心配してくれましたが、「大丈夫。サックスは吹けるんです!」と無理に指を動かして見せた(苦笑)。

私たちの演奏はたったの30分間だけなのでなんとかなるだろう。本当はとっても不安だったけれど、翌日は痛みもまた減って少しだけ練習ができた。ただ、左手の小指を使うと激痛が走る。むかし、洋輔さんの著書で「今日はA(ラ)の音を使わずに演奏する」なんて荒技をやっていたのを思い出す。サックス奏者にしかわからないだろうが、最低音のBとBbが使えないのだ。私たちの演奏はフリージャズとは違うから演奏できる曲が限られてしまうが、みんなに我慢してもらうことになった。コンサートは3日後だ。

明日からキューバのジャズフェスが4日間行われる。町中の会場がジャズのコンサートで溢れる。今年で32回目になるが、今年はアメリカ国交回復第一弾としても注目を集めていた。12月1日からパンアメリカンやユナイテッッド航空が直行便を運行しだしたのもあって、町中が11月に比べて観光客(特にアメリカ人)が多くなり、英語も飛び交うようになっていた。

パーカッションの河野さんの情報で「今日の夜、SINTESISというこちらの人気バンドの40周年記念野外ライブがセントロの教会で無料で行われます。おすすめですからぜひ行ってみては?そのあとに私たちのところに来れますか?明日からのジャズフェスがフリーパスで入れるように手配しておきましたので。」

なんと素晴らしい!!!ありがたい提案にさっそくSINTESISのライブ会場へ1時間前に到着。予想どうりの人、人、人。ものすごい人気バンドなんだな。

40年も続くってすごいことだ。ヨルバ系のリズムを使った歌(コーラス)のグループでジャンルで言えばロックになるらしい。一曲目が始まった途端、鳥肌ものだった。そして、入れ替わり立ち替りゲストが入りながらどんどんとステージが進行していく。どの曲も素晴らしいのだ。わ〜、これはCDを買って帰らねば。感動していると、一曲だけサックスが登場した。あれれ?とよく見ればセサル・ロペスだった。さすが超売れっ子、セサル。でもPAがサックスの音をほとんど拾えずに、生音で演奏しているようだったのがちと残念だったが、SINTESISという素晴らしいグループのライブが聴けたことは本当にラッキーだった。



このあと、河野さんのいるコイーバホテルへ行くと、ミュージシャンパスを3枚、ちゃんと用意してくださっていた。

ああ、明日からジャズフェスが始まる。楽しみだあああああ。




Sintesisはyoutubeにたくさんあるようです。これもその中の一つ。ぜひごらんください。













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キューバ音楽旅行記19 キューバの医療制度

2017年01月04日 | 
ハバナに戻ってあと1週間、というところで転んで手首を痛めてしまったドジな私。前夜、痛くて眠れず、朝から移民局へVISAの申請に行き(1ヶ月以上の滞在は延長ビザが必要になる)、昼過ぎに宿のおじさんに病院の場所を教えてもらいトシキと行ってみることにした。

幸い、ハバナ大学のすぐ裏手に大きな病院があった。ただ、大きすぎて入り口や受付がどこにあるのかわからない。RIOがいないので、言葉がうまく伝わらず、約1時間ほど病院の敷地内をたらい回しに・・・汗。「仕方ないわね・・・」と言いながら女医さんが紙になにやら書いてくれた。それを持っていろんな人を訪ねて行くと・・・ようやく見つけ出した入り口(特に受付などない)でインターン(?)の青年がこのメモをみるとすぐに「着いておいで」と言って医師のいる部屋をノック。少しだけ待ってから入るように指示される。

医師が診察してくれたあと、また同じ青年が「こっちだよ。」とレントゲン室の前まで案内してくれる。診察中もずっとそばにいて、何から何まで面倒見てくれるなんて親切なシステムだな〜。順番待ちの人達もいるのにこんなにスムーズに診てもらえるなんて。旅行者だから特別扱いなのかもしれない。レントゲン室で自分の順番を待つ間も頭から血を流しているおじさん、生きているのがやっと、というおばあさん、などが次々にレントゲン室に入っては目の前を通り過ぎていく。ああ、私の手なんか軽いほうだ、こんなんでここにいてもいいのかしらん?と申し訳ない気持ちに。

レントゲンの結果、親指付け根あたりにひびが入っていることがわかった。そのままギブスを作って包帯で固定。「あの、指先だけは使えるように巻いてください。」とお願いしてみる。先生方は苦笑していた。



そのまま、診察してくれた医師がわら半紙のきれっぱしのような紙にちゃっちゃっと何やら書き込み私に渡してくれた。「安静にしていれば15日くらいで治ると思うよ。痛み止めの薬を帰りに薬局へ寄ってもらって行きなさい。いつ帰国?来週月曜?では日曜にもう一度きてください。」

そしてサポートの青年は出口まで見送ってくれ、この先の通りに薬局があるから、と親切に教えてくれたのでした。あれ?料金を払う所がなかった。そっか、医療はこちらは無料なんだ・・・・なんてありがたいシステムなんだろう。怪我のおかげで、こんなキューバ医療の一端を垣間見ることができたのは幸運だったかもしれない。ゲバラがもともと医学生だったからこういう素晴らしいシステムができあがったのだ。

痛み止めの処方された薬は一瓶(20錠)で40円くらいだった。

「リオ、すごく親切でイケメンのお医者さんだったのよ〜。」と戻って写真を見せると「え?どれが?このヒヨコ豆の方???」



ありがたい医師になんてことを!と思ったけれどもうこの先生の顔がヒヨコ豆にしか見えなくなってしまった(汗)。


ギブスで固定したおかげで少し痛みが治まった。でもサックスは吹けるかなあ・・・・・。やはり無理っぽいので夜になったらソーライクエルボに挨拶に行くことになっていたが、やはり出演できなくなりました。と謝りに行くしかないか。(つづく)






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